第10話 僕と八ヶ岳さんの出会い
八ヶ岳さんは良い人だ。でも、何考えてるかは分からない。高校に入り、一人暮らしを父親から言われ、一人暮らしになった。
始めはいろいろな必要な物とかを買い物をして、ある日、暦ちゃんがアイスを食べてる時に僕がぶつかって、暦ちゃんのアイスが僕の服に付いてしまい、八ヶ岳さんが「すみません。すぐにクリーニング出さないと!?」と言って、出会ったのが、初対面だ。
「いいよ。明日から、学校だから、アイスくらいすぐに洗濯すれば、落ちるから!」
と言って、八ヶ岳さんは、
「いえ、ちゃんとクリーニングに出しますので!」
と言い、クリーニングに出してもらった。
そして、お互いに自己紹介をしたのが、始まりだった。家が近所なのと同級生なのが分かり、暦ちゃんがその時、泣き出しそうだったので、コンビニがすぐ横にあり、暦ちゃんにお菓子を買って、あげて、機嫌を直した。
「本当に御免なさい。雨塚君。」
と言って、礼儀正しいのが八ヶ岳さんだった。
別に恋愛感情とかそんなのはあまり、気にしてない普通の近所付き合いだったが、連絡先を交換して、八ヶ岳さんに安い日用品や料理に必要な材料等の買い物等を聞いて、徐々に仲良くなった。
そして、学校に行く時にバッタリ暦ちゃんと一緒に行く八ヶ岳さんと登校時間が合って、同じクラス飯塚とも道中で会い、三人で行くようになってから、待ち合わせして、一緒に行くようになった。
自然に一緒に登校するようになった。八ヶ岳さんはメガネかけてるけど、なかなかの美人だし、性格もしっかりしている。けれど、普段はあまり前に出るタイプではなく、誰とでも仲良くなれるタイプの人だ。
そういうのもあり、僕は登校時間に八ヶ岳さんと飯塚との三人で登校するようにいつの間にかなって、仲良し三人組ができあがった。今は一人暮らしで、バイトして生活するのが精一杯だ。
そして、2年生になっても変わらなかった。
とにかく、この関係を今は壊したくない。今は、自然に八ヶ岳さんと飯塚の三人で学校に行くのがとても良い日常だ。
そんな感じの流れの今の僕と八ヶ岳さんの関係だ。
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