一歩を踏み出すのって、めちゃくちゃ精神的ハードルが高いですよねぇ。
自分も割と「できない・しない理由を並べてチャレンジから逃げ、自己防衛するタイプ」なので、割とその思考パターンは理解できます。
ただ、それでも「一歩だけ踏み出した先の世界」というのは、めちゃくちゃ違って見えるのですよね。
それこそ、100年分の差がある一歩となる可能性すらある。
ベルセルクのガッツは「何十年も修行して達人になるのを待ってから戦場に出るつもりか」と言いました。
これは、不慣れでも、未熟でも、とにかく前に進んで経験せよという教えです。
筆者様、並びにこのレビューを読んでいる皆様、100年後の世界でお待ちしております。
この作品が、あなた自身がレビューを書く一歩目となる布石となれば幸いです。
「私にレビューは、100年早い」と謙遜しながら、
レビューについて語る軽妙洒脱なエッセイです。
調べたところ、
英語のreviewには「批評」という意味のほかに、
「再調査、再検討、復習、練習、
回顧、反省、概観、展望」などなど、
さまざまなニュアンスの意味があり、
とりわけ「練習」という意味に瞠目しました。
そうなのです。
つまりレビューとは、
本来、自分が感じたことを、
練習のように率直に素直に書くものなのでしょう。
もし拙いレビューを送ったとしても、
多くの心優しいカクヨムの作家さんは、
受け入れてくれるのではないかと思うのです。
いろいろ書きましたが、
本作が、これからレビューを書こうかなと、
逡巡している人の背中を押すものになったらと願います。
とりあえず、ご覧あれ。
そして、
レビューを書いてみませんか?