もし転生しても熊に生まれ変わるのだけは嫌です!

猫ララ

第1話  環境にやさしいエネルギー政策

太陽光発電が環境に優しいというのは本当なのだろうか?

我々人間にとって電気というエネルギーはとても大切なものだと思う。

電気がないとエアコンもテレビも冷蔵庫も、いろいろな家電製品が使えなくなる。

電気自動車も走る事は出来ない。

夏は毎年各地で最高気温が上がりエアコンがないと多くの人達が熱中症になるだろう。

冬はもちろん寒い。エアコンは必要だろう。

インターネットの普及でSNSは電気があって使えるのだからありがたいものだ。


そして、人間は言葉を話すことができる生き物だ。電話を使えば世界中にいる人達と会話ができる。言語で繋がりを持つことができる。

だが同じ生き物でも言葉を話すことができない動物たちはどうなのだろうか。


猿はお互いに仲間とコミュニケーションが取れているのだろうか?

カラスは仲間同士で、コミュニケーションが取れているのだろうか?

猫はなわばりを争うのだろうか?


それでは熊はどうなのだろうか?

熊がこのごろ人里に降りてきては、農作物や人の食料を荒らす。

挙句の果てには人間を襲うようになった。

もし私が転生して熊に生まれ変わってしまったら大変だ!

なぜなら現在人間と熊との間に深い溝ができているように見えるからだ。


人間以外の生物がもし突然進化をして、彼らが独自の言語を手に入れて、言葉を話す事ができるようになったら世界はどうなってしまうのだろうか。

世界中の動物たちがネットワークで繋がる事ができるようになったら、どうなるのだろうか。

例えば超能力で知られているテレパシーなどが使えるようになったら、きっと人間達は自分たちが、現在置かれている状況に対しての不満を抗議してくるだろう。


私はつい最近千葉県鴨川市にメガソーラー発電の工事が始まった事をテレビのニュースで知った。

大量の森林伐採は地球と生物に悪い影響を与えるのではないのか!

斜面に伐採された木々が放置されていた事が問題になっていた。

いつも、メディアは物事が大きな問題に発展してから報道をする。

しかし、この問題はとても深刻な状態にあると私は思う。


そして、隣り合う市町村に住んでいる人たちはどんな思いを抱くのだろうか?

もし、台風などの災害でソーラーパネルの部品が散乱したら周囲にある田畑はどうなってしまうのか?


そして、昔は大きな木々からたくさんの木の実が取れて、動物達は食料に困ることは無かったのではないかと私は思う。

食べる物が無くなった動物たちはどこを彷徨うのだろうか?

私は猿が自動車のワイパーやサイドミラーに、いたずらをしているニュースを見た。

私には動物たちが今、地球上で起きている環境破壊を人間に抗議しているように見えてしまう。

何故なら彼らは人間のように言葉を話す事が出来ないからだ!


それでは熊はどうなのだろうか?

私は千葉県に熊が出没するという話を聞いた事が無いのだが、あまりにも環境破壊が酷いと熊達も黙っていないだろう。

現在、熊による被害がニュースで話題になっている。

熊は自分達の住処を無くした事や木の実などの食料を無くした事を人間に伝えたいのかもしれない。


そして、県や市町村は地図で見てみると線が引かれて分かれているのだが、河川や海、空気などは世界中と繋がっているのだから環境問題は他人ごとでは済まされないだろう。

川や海で釣りをしている人、漁師さんはどう感じているのだろうか。

米や野菜を育てている農家さんは心配しないのだろうか。


近頃、線状降水帯による災害がテレビで大きく取り上げられている。いつどこで災害が起きても他人事のように思えない。


動物達も、同じ思いをしているのだと私は思う。

木々が育つには長い時間が必要だ。動物たちの住処と食料はこれからどうなってしまうのだろうか。

これから人類はどんな困難に見舞われるのだろうか。


人間は言葉でコミュニケーションを取ることが出来る。しかし、言葉を話す事ができない動物たちは人間と、どうやってコミュニケーションを取るのだろうか。

これから先気温の上昇が酷くなると、人間も動物も生きていく事が困難になるだろう。

もし、人間と動物達が言葉を交わす事が出来たなら、世界はきっと今より良い方向へ変わって行けると私は思う。

地球に住んでいるのは人間だけではないのだから。


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