数学雑学に通じた方なら馴染みであろう「フェルマーの最終定理」に紐付けられた、3000文字程の掌編です。近年の漫画・アニメーションの影響も感じられますが、作者の数学・数学者に対する憧憬・畏敬の念が感じられる作品です。読後ちょっとだけ数学への感心が高まると思います。オススメです。