ベジタブルハードボイルド

タイトルに惹かれて読んでみたら、野菜バーではなく、ナス専門バー。初っ端から漂う、面白い空気に目を奪われました。

目線を少し下に滑らせると、ピーマンにきゅうり、オクラにゴーヤ。
どんな物語が展開するのかとワクワクします。

そのワクワクを胸に、主人公である「ぼく」と共に、全く訳がわからないまま読み進めると、その世界観に段々と飲まれ始めました。

読み終わる頃にはきっと推しができていると思います。
サクッと読めて楽しめる素敵な作品です!