カッパの育て方教えます。〈3DKから始まるぼくと美沙さんと新しい毎日〉

キャラクター図鑑

キャラクター図鑑

山之内家

山之内 信吾（しんご）

27歳・会社員。姉と3DKのペット可マンションで同居中。

ツッコミと世話焼きが板についてきた“カッピーの保護者”。

本来は慎重派だったが、前にドラゴンと生活していた為、現実との倫理観はややズレ始めている。カッピーと暮らすうちに観察力と正義感が養われている。

カッピーを自分の子供のように大事に育てる。

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山之内 美沙（みさ）

29歳・自由業。ノリと勢いと全てを包み込む優しさで周りを温かくする。

前回、ドラゴンの卵を拾ってきた張本人で、すべての発端。今回もカッピーを連れて帰ってきたことで新たな物語をスタートさせる。

信吾以上にカッピーへの愛が止まらず、お母さんのような存在になる。最近少しずつ涙脆くなってきた。

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カッピー（カッパの子ども）

美沙が川辺から連れて帰ったことで突然家族になった。どうやら群れが冬眠中の中、誤ってはぐれてしまったらしい。群れが冬眠から目を覚ますまでの間、山之内家の家族になる。

性格は大人しく、人懐っこい。好奇心旺盛でちょっとドジ、信吾や美沙に甘える仕草が可愛らしく、守ってあげたくなる存在。

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山之内 茂夫（しげお）

信吾と美沙の父。町の動物病院の院長。

無口で寡黙な職人気質。だが動物にはめちゃくちゃ優しい。

カッピーのことを孫のように可愛がる。何かカッパには特別な思い出があるようで…。

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山之内 優子（ゆうこ）

信吾と美沙の母。茂夫の妻。

茂夫と喧嘩の末、家出状態だったが、ようやく帰ってきて、茂夫の動物病院を手伝っている。

人見知りはするが、カッピーにキュウリと間違えてズッキーニをあげてしまう天然。

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赤荻家

赤荻 泰司（あかおぎ たいじ）

マンションのオーナー兼大家さん。見た目はちょっとコワモテの熟年の壮年男性。

ドラゴン（真竜）を見守る守護者でもある。

カッパを連れて帰ってきた山之内姉弟に呆れながらも、DIYが趣味で、屋上にカッピーのための特製プールの作成、マンション内での引っ越しまで手配してくれる神。

一見無愛想だが、動物と子どもには弱い。

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赤荻 翡翠（あかおぎ ひすい）

泰司の妻。姉さん女房であり、守護者全体を統括する責任者でもある。裏ボスのような存在感を持つ。

カッピーには特に警戒することも無く普通に接してくれる優しいマダムでもある。

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高橋家

高橋 雅（たかはし みやび）

シングルマザーで元キャリアのエンジニア。

赤荻さんの計らいで引っ越してきた信吾達の隣の部屋に住む。

明るく親切な性格で、困っている人を放っておけないタイプ。仕事と子育てを両立するため工夫を重ねており、周囲にとって頼りがいのある存在。息子の成長を支える強さと優しさを持つ。

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高橋 正人（たかはし まさと）

8歳。わんぱくで好奇心旺盛。カッピーとはすぐに親友になり、冒険心あふれる行動で信吾たちをハラハラさせることも。

「カッピーのことは誰にも話さない」ことを信吾と男同士で約束し、その秘密を守る責任感を持ち始める。

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周囲の人々

小林 拓也（こばやし たくや）

地元の新聞記者。気が弱くて優しい男性。人を貶してる記事には嫌悪感を持っている。

本来の仕事は地域の人々の暮らしを伝えることだと考えており、温かみのある記事を書くことを大切にしている。正義感と誠実さから信吾達の良き協力者になる。

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森田 光（もりた ひかる）

自然保護活動家で環境保護団体のトップ。熱血で行動派、川や生き物を守る使命感が強い。

周囲からは「情熱的だけど真っ直ぐで信頼できる人」と慕われている。純粋に自然と生き物を愛し、誠実な行動で信吾たちと協力し、カッピーや環境を守ろうとする。

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伊東 勇（いとう いさむ）

カッパに詳しい人。桜小路さんの紹介で出会う。

親しみやすい人物で、初対面から距離を感じさせない柔らかい人柄。自分のことを“いさむん”と呼んで欲しいという少し変わった一面もある。

カッピーの飼育や生態について、専門的な知識を分かりやすく伝えてくれる頼れる存在で、ユーモアもあり場を和ませる。

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高城 進（たかじょう すすむ）

地元の地方議員。父親が有力国会議員。

強引な政策推進で知られ、資金稼ぎの為に川辺を埋め立てる計画を立てている。

表向きは地元経済の発展を口にするが、その裏には私利私欲や権力拡大の思惑がある。信吾達にとっては大きな壁となる存在。

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桜小路家

桜小路（さくらこうじ）さん

かつて外交関係や芸術支援に携わっていたとも言われる、品格あふれるマダム。

西洋のお城のような大きな屋敷に住んでいたが、ルネの為に現在は豪華な別邸に住んでいる。

生物愛に溢れ、信吾と美沙の為に様々な支援をしてくれる頼もしい存在。

カッピーのことも“可愛らしい子ね”と受け入れる器の広さを持つ。物事を見極める目は確かで、好奇心よりも信頼を重んじるタイプ。

ときどき、自宅の庭園の池や噴水をカッピーの為に開放してくれる。

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ルネ

ふわふわの白い被毛と、やさしく微笑んでいるような表情が印象的な大型犬。犬種はサモエド。

桜小路家にふさわしい気品をもちながら、誰にでも分け隔てなく接する穏やかな性格。

カッピーに対しては落ち着いた対応をとっているが、カッピーがルネを怖がってしまい、さびしい仕草をみせる。

おっとりした優しさと、お兄さんのような包容力で、カッピーの良き遊び仲間になれるように夢見ている。

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