第1話・鬼哭の雨


――終わりかけの梅雨に、最後の雨が降るよりも前。久々に訪れた束の間の晴れ間。


 長い霖雨に繰り返し打たれた若葉は、濃い緑に色を変えて。葉の先に溜まる雫は静かに膨らんで、音もなく地に落ち細い枝を揺らした。鬱蒼とした緑の広がる山間の地に、小さな畑と小屋がひとつ。道端に置かれた古い道祖神の前を通る行商人が、膝を着き両手を合わせ、畑仕事をする若者に軽く頭を下げ通り過ぎていく。


 畑仕事をする若者は、鍬を振るう手を止め行商人を視線で見送った。挨拶を返そうにも、足の速い彼はもうとっくに小屋の前を通り過ぎてしまっている。如月燈矢きさらぎとうや深緋こきひの瞳を細めて、うなじの辺りで括った長い橙色の髪の先を小さく引いた。


「とーや! またボーっとしてはんの?」


 足元辺りで響く明るい声に、燈矢は鍬を胸に引き寄せ体を反る。ちょうど燈矢が耕し終えた畝の上にしゃがみ込んでいる山吹色の着物を着た少女は、片手に食べかけの握り飯を持って、既に通りの向こうへ姿を消した行商人の姿を追うように額に手を翳して首を伸ばしていた。


「りん、尻尾と耳。あとそのおにぎりどこから盗ってきたの」

「へぁ? とーやしか見てへんし別にええやろ。あとおにぎりは盗ったんとちゃうで。もろたんや」


 少女――りんは指先についた米粒を小さな舌を出して舐めとりながら、着物からはみ出している金色の尻尾をゆさゆさと振る。肩までの長さの黒髪の上にも、尻尾と同じ毛並みの三角の耳がピンと立ってヒョコヒョコと揺れていた。


「もらったって、誰から」

「いなり先輩」


 りんは最後の一口を口内に収めてから、道祖神の隣に立つ稲荷を指さした。普段は閉じているはずの格子状の扉は大胆に開いていて、供え物を置く皿の上が空になっている。


「……盗っただろ」

「盗ってへんて。いなり先輩とはずーっと昔から仲良しやあ言うてるやろ」


 小さな舌を「べっ」と出して、しゃがんだ姿勢から伸びあがったりんは、ぴょんぴょんと軽く跳ねながら畑の中を飛び回った。我ながら上手く作った畝が無残に踏み荒らされていく様に青ざめた燈矢だったが、りんの無邪気な様子を見てフッと眉尻を下げて笑う。


「とーや! なんの野菜植えんの? うちとうもろこしがいい!」

「りんって肉食じゃないの?」

「肉しか食わん狐なんて古い古い。時代は雑食やあて」

「……ふーん」


 本人が言うのだから、まあそうなのだろう。


(人間に化けたりしてるから、体質も普通とは違うのかもしれないし)


 燈矢は自身の思考に向けてウンとひとつ頷き、鍬を持ち直して再び畝を作り始める。


 ザクッ、ザクッ。柔らかな土を鉄の刃が突き刺すたびに、豊かな香りが鼻腔を擽る。冬の間眠っていた生命が呼吸を始め、積もった枯葉は栄養となり、大地の一部になる。フワッと吹き抜ける風が優しく頬を撫で、燈矢の長い髪を緩やかに揺らした。


「相変わらずここはのんびりしてんなあ。下は偉い物騒やで」

「りん、また下に降りたの?」

「せや、うちの日課やもんね。顔のこわあいお侍さんがえらい増えてきよったで。毎日のように殺しが起きてる言うて、みーんなピリピリしよってな」

「……殺しって、人が人を?」

「せやで。町での話やし、まさか獣に食われたなんて話やないわ」

「だよね」


 ハハッと軽く笑って、燈矢は顔を伏せた。蝶々を追いかけて跳び回っていたりんはふと足を止め、黙々と鍬を振る燈矢をジッと見つめて首を傾げる。顔の輪郭を隠すように垂れ下がる長い前髪が燈矢の表情を隠していた。りんは傾けた首の角度を深めていきつつ、遂にはその場にしゃがみ込む。


「とーや」

「ん?」


 ザクッ、ザク。単調に繰り返される鍬の音。りんは尻尾でパタパタと土を叩きながら、金色の大きな目を瞬いた。


「また夜に出かけはんの?」


 単調な鍬の音が止まる。燈矢は鍬の刃が盛り上げた土をジィと見つめ、短く息を吐いてから空を仰いだ。長く降り続いた雨に洗われた澄んだ青に目を細めて、深く吸い込んだ息を鼻を通して体から抜く――今夜はきっと、雨は降らない。


 空を仰いだことで流れた髪が露にする燈矢の横顔。村の人間の中では類を見ない、日焼けをしない白い肌。長い睫毛も、憂いを含んだ上品な顔立ちも、何ひとつこの場所の雰囲気に馴染んでいない。


 りんは自身の中に湧いた感覚を認めるのが悔しくして、キュッと小さな唇を噛んだ。


「どこで盗み見してるの。夜はちゃんと寝床に帰りなって言ってるのに」


 空から目を離した燈矢は、眉尻を下げてまるで困ったような顔で笑う――りんのよく知る燈矢の笑顔。りんは噛んでいた唇を解いて立ち上がり、腰に手を当てて薄い胸を張った。


「うちはもう立派な大人狐やからな。妙齢の女子に化けて町歩いてるとなあ、男の人に声けかられるんやで。お姉さんえらい美人さんやなあ言うて」

「へぇ」

「絶対信じてへんやろ!? なんやねんその気ぃのない返事は!」


 ムッと顔を顰めたりんは土を蹴って駆け出し、燈矢の傍で跳び上がって彼の背中に張り付いた。不意打ちを食らった燈矢はグンッと背中を反って「ふぐぉっ」と潰れた悲鳴を上げた後、両足を踏ん張ってなんとか体勢を立て直す。


 背中ではしゃぐりんを苦笑しながら眺めた燈矢は、片手で鍬を拾い上げて畑から小道へと引き上げた。


 足跡だらけの畑に、澄んだ陽光が注ぐ。開けられたままの祠の扉は風に揺れて、キィキィと高い音を立てた。



 群青が囲む夜、燈矢は菅笠の緒を締め出かける支度を整える。農民の衣は脱いで、灰青の着物と袴を身に着けた姿は若侍そのものだった。髷を結う代わりに高い位置で結んだ髪が零れないよう笠の内にキチッと収め、腰に刀を差し、小屋を出る。


 農村の夜は深く、静かだ。獣の動く音さえ、風に紛れて消えてしまう。

 燈矢は風の中にりんの気配を探しかけて、やめた。お転婆な風でまとわりついてくる割に、まだ幼い彼女は年相応に臆病なことを知っている。燈矢が出かけていくところを目にしたところで、追ってこようとはしないだろう。


 燈矢は緩みそうになる口元を引き締めて、菅笠の影から澄んだ星空を仰いだ。


 乾いた風の音が伝える、ザラついた気配。晴れた夜に感じる気は燈矢の神経を逆なでし、気配を研ぎ澄ませていく。細く吐いた息が、冷たく空気を裂いた。燈矢は小屋の前の小道を進み、扉が開いたままになっていた稲荷の横を抜ける。行く手は、人の手の届かない鬱蒼とした森の中。


 木々の間に立った燈矢は、指を開いた掌を地面に翳す。微かに開いた唇の隙間から零す呪詞。掌が青白く鬼火のように光って、地面に複雑な紋様が現れた。掌から移る鬼火は紋様の軌跡をなぞって、地下から沸き立つように差す光が燈矢の体を包む。伏せていた瞼を静かに持ち上げた燈矢は、呪詞を止めてハッと強く息を吐いた。


 フワッ、と。生温く柔いつむじ風が吹いて、燈矢の姿が幻のように消える。


 人の踏み入った跡は散らされた落ち葉によって掻き消されるだろう。瞼を開いて、少しずつ馴染んでくる現実の感覚に息をつく。最初に入り込んできた感覚は聴覚。天気に乱されない川面の涼やかな潺潺たる音が耳朶に触れる。


 瞼を下して、聴覚に意識を集中する。静かに、何ものにも干渉されることのないような響きが、底の方から少しずつ返され、変化していく。コポッ、と、川底で弾ける水泡の音。小さな異物はやがて徐々に膨れ上がり、ゴボゴボと溺れる音に変わっていった。


 鴨川にかかる四条大橋は深い闇に沈み、人通りはない。川面にぼんやり浮かぶ月明り。ぽつりぽつりと灯る灯篭の明かりが頼りなく揺れて、鬼火のように宙に浮いて見えた。夕立も乾ききらぬ宵だというのに、川面に白い霧が這い上がった。蒸し返す夜気の中、そこだけ底冷えが忍び寄る。提灯の赤が乳白の膜に沈み、遠く東山の稜線が幻のように揺れた。視界を覆い、周囲を囲みながら肌に触れるその霧は、ゾッとする冷たさを帯びていた。


 一帯を濃い霧が覆い尽くすと、川底から聞こえていた水泡の音が鈍く、大きく立ち始めた。月明りの浮いていた水面を呑み込み大きく揺らして、まるで意志を持つような波が脈打ち暴れる。燈矢は腰の刀を抜き、両手に構えた。濃い霧のせいで視覚はまるで役に立たない。全身の神経を張りつめて、肌にビリビリと伝わる殺気を探る。


――来る。


 脳の天辺で弾ける波動に、燈矢は伏せていた目をカッと大きく見開いた。深緋色の瞳が炎を宿したように燃える。その不思議な色に引き寄せられるように、濃い霧の向こうからガァと牙を剥く異形の顔が迫ってきた。


 燈矢はフッと目を細めて体の力を抜き、刀を顔の横に持ち直す。切っ先は真っすぐ正面。ちょうど、牙を剥いて大口を開けた相手の喉の一点を突く構え。


 鋭くフッと息を吐き、燈矢は刀を喉深くに突き立て自身は柄を離して沈み込む。突っ込んできた勢いのまま、刀身をまるごと呑み込んだ《鬼》は、燈矢の背後でピタリと動きを止めた。この「突き」は燈矢が最も得意とする剣技の型。


 動きを止めた鬼はやがて短いうめき声に似た悲鳴を零して、ブルブルと大きく震えだす。燈矢は低く沈み込ませていた体を起こし、振り返って鬼の姿を見た。ボコボコと膨れ上がった皮膚。伸び放題の頭髪が覆う頭には2本の角が生え、獣のような手足には鋭く発達した爪が生えている。全身焼けただれたと見まごうほどの赤い肌。正面に回り込めば溶けたような顔面と白い眼球も拝めただろうが、別に死に顔が見たいわけではないと想像に留めた。


 《鬼》は人の成れの果てとも聞く。けれども人と鬼との境が曖昧になったのはここ数年のことで、昔はもっと明確に違いがあったのだと伝え聞いている。決して交わるのはずない種族が互いを知り、交わりを持った時、共生に至れなければ淘汰が始まる。その自然の摂理はジワジワと互いを追い詰め、燈矢のような鬼斬りの一族を生んだ。


「……いわば、尻ぬぐいだ。それでも誰かがやらなければいけない」


――人を守るために。古より継がれてきた家の使命。燈矢は自身に言い聞かせるように独り言を呟いた。背後で内側から爆ぜるように、肉体を散らす巨体。バラバラと飛び散る皮膚や肉片は空中で緋色の砂へと形を変えて、骨は地面に落ちると共に溶けて消える。常の流れを取り戻した川面は凪いで、いくつもの禍々しい一部を呑み込んで尚、平然と流れた。


 立ち込めていた霧が、周囲の湿った空気に呑まれるように晴れていく。顔面に降りかかる冷たい粒子を目を閉じ浴びて、再び瞼を開いた時、鼻をつく臭いがあった。


「……っ……」


 燈矢は小さく息を呑み、臭いのもとを凝視する――人だ。肩から脇腹に掛けて一直線に刻まれた刀傷。裂けた着物の内側に赤い断面を覗かせ深い傷を晒している。流れ出た血は瓦の小石を赤黒く染めて広がり、ピクリとも動かない手足とひどく白い手足はもう彼の魂がここにないことを告げていた。


 不意に、燈矢の脳裡に昼間りんから聞いた話が閃く――毎日のように、殺しが起きている。400年続いた天下の幕府の権威に陰りが見え始め、覆そうとする勢力がいること。それは遠く江戸ではなくこの京で少しずつ戦の火種が燃え始めていること。農村に伝わってくる程度の知識しかない燈矢にとって、人間同士の争いはどこか別の世界のことのように思えた。


 それでも、人の命が尽きる瞬間を見ると、胸が詰まる。燈矢は喉元を塞いでくる息の塊をゆっくり吐き出して、倒れた死体に向けて合掌した。次いで、神経を研ぎ澄ませて周囲の気配を探る。下手人の姿は近くになく、周囲は再び元の闇に包まれていた。シンと一瞬の静寂が落ちた後、近づいてくる足音が聞こえる。燈矢は面倒に巻き込まれてはまずいと、掌をボゥと光らせ姿を消した。現実の音が曖昧になり、消えていく一瞬。キィンと細く針を通すような、鋭い音が聴覚を刺した。燈矢は不意打ちに痛みに耳を塞いで顔を顰める。


 凪いだ水面を穿つ水滴のような。均整な波紋を広げる余韻を残して、消える音。


鬼哭きこく……」


 零れた音は、曖昧に混ざった空間のはざま微かに響いて、搔き消えた。



 霧が晴れた鴨川沿い。暗闇の中から姿を現した男は、菅笠の影から眼光を光らせキュッと唇を引き結ぶ。


「――ぎん

「は」


 背後に控えた気配に向けて呼びかけると、従者の男――銀は短く返事を返して音もなく姿を消した。瞬きをひとつした後で、前方へと向ける視線。名前の通り夜闇にボゥと映える長い銀髪の後ろ頭を揺らした銀は、肩越しに主人を振り返り、細い顎を引いて頷いた。


 頷きを返して草履の足を進めた先。河原に俯せに伏した死体の横に立ち、東雲旭しののめあさひはフゥと固い吐息を吐く。薄青の着物に紺の袴姿。菅笠の影に隠れる顔立ちは精悍でありながら切れ長の瞳は涼し気な印象を受ける。役者だといっても通用しそうな面立ちに緊張を走らせ、無惨な死体を感情の見えない瞳で見下ろした。


 銀は主人に場所を譲るように場所を開けつつ、ジリジリと移動して旭の背後に立った。青みがかった黒目をキョロキョロと不安定に揺らした後、ホゥと密かに安堵の息を吐く。


「……銀」

「ふぁっンぐ、は、はいっ!」


 旭の声にビシッと背筋を伸ばして挙動不審な声を上げる銀に、旭は堪えきれなくなったようにフッと噴き出す。銀は真雪色の肌をサァと赤らめ。つり目気味の青黒眼を伏せて体を小さく縮こまらせた。歳の頃は15,16歳の少年剣士。平均よりも高い身長と異様な髪と眼の色のせいで近づき難い印象を与えるが、ひとたび感情を覗かせるとその印象は脆く崩れ去る。


「お前は腕が立つし勘もいいのに、本当に怖がりだな」

「面目ございません……」


 銀は髪と同じ色の眉をハの字に下げて詫びつつ、ブルッと頭を強く左右に振った。先を三つ編みに結った銀の長い髪が背中の中央で落ち着いたところで、銀はフンッと気合を吐いて倒れた死体を改める。


 赤黒い血を滲ませる死体の傷口から濃い紅色の煙が体を這うように漏れ出て、砂利を染める血だまりの中にじわり溶けて消えた――瞬間、旭のこめかみ辺りに鋭い音の刃が突き刺さる。キィンと高く、鋭い音。なんだ? と意識を向ける間に、針を刺すように襲った痛みは数秒もかからぬ内に消え失せた。


「もう一体、いたようです」


 銀の声に旭はこめかみに添えていた手を退けて、見つめてるく銀の青黒眼を見返す。旭はグッと息を詰めて、菅笠の影の中で黒目を動かした。


「いた、ということは既に尽きたか」

「はい」

「死体がないな」

「死体を残さぬ鬼斬り……如月の手のものかと」


 銀の青眼が、月光を反射するようにヌラッと冷たく光った。旭は真っすぐ射てくる銀の視線に寒気を覚えつつ、奥歯をギリッと強くかみ合わせる。


「如月、か……絶えたのではないのか」


 金茶色の瞳には、憎悪の炎が揺れた。銀は軽く頭を伏せて、旭の言葉を待つ。


 旭は晴天の夜空に鼻先を向け、闇色を群青に溶かす銀色の月を見上げた。


「一族のお触れは、絶対だ。その前提には、如月の不在は不可欠であるはず」

「力の強い弱い、罪の有無に寄らず、鬼であれば皆殺しにすべし」

「――ああ。極端だが、進む道がひとつきりというのは、今の俺にはありがたい」


 一族のお触れが出たのは2日前。父亡き後、旭は新たに家を継いだばかりだった。


 一族の長を務めるものからは、もとの長である「如月」は絶えたと聞かされている。鬼斬り一族の長でありながら、鬼との「共生」を主張する裏切り者の名前――。 


「……で、あれば、いかがいたしますか?」


 銀は問いながら青黒眼を持ち上げる。旭は月から視線を逸らし、切れ長の瞳を伏せながら零した。


「一族のお触れに反し、邪魔だてをするなら斬るしかあるまいよ――たとえそれが、亡霊であろうとな」


 表情を見せない横顔。零れた言葉の冷たい響きに、銀は密かに口角を持ち上げる。

 一度伏せた後は、実直な彼の内側をそのまま示すように揺るがない瞳が覗いた。


「導けるか、銀」


 霊的な勘の弱い旭は、従者である銀にその辺りの感覚を頼っている。銀は睫毛を伏せて細く息を吐き、スンッと小さく鼻を鳴らした。


「……微かに。少々、調べる時間をいただけますか」

「構わない」


 じんわりと蒸す湿気が、肌の上をじっとり這いまわる。息が詰まるほどの空気をスゥと吸い込んで、旭は菅笠に手を添え深く傾けた。


 砂利を鳴らし、死体に背を向け歩き出す旭の背に、銀も従う。死体をそのまま残してくのは、鬼になり果てた人を、せめて人として死なせてやるためだと、先代より伝え聞いていた。


 弔うのは、手を下した己ではない。旭は吐き出しかけた溜息を喉奥へ押し込めて、浮かぶ月を静かに睨んだ。


《第1話/END》

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