第3話 「谷を塞ぐ石、社畜の段取り」

 朝霧が、畑と森の境目を曖昧にしていた。

 灰麦領の北の境界に伸びる細い谷――地図上の名前はない。人々はただ「喉」と呼ぶ。敵が通れば一列にならざるを得ない、狭い喉元だ。


「ここを“仕事場”にします」


 僕は地面に広げた簡易地図板の上で、三つの丸を描いた。

 第一班:落石、第二班:橋焼き、第三班:退路・救護。

 丸から矢印が伸びる。開始条件、撤退合図、バックアップの順に。


「もう一度だけ確認します。合図は笛二回が撤退、三回が救護要請。

 第二班は火の扱いに集中。“燃やす勇気”より“消す勇気”。風が変わったら即中断して退く。

 第三班は**“予定外”が仕事**。合図がなくても異変が見えたら動く。全員、生きて戻る」


 村人と見張り兵、合わせて三十人弱。

 トマス、ピア、レオンは第一班に付き、グレイス配下の騎士から二人を第二班に回した。


「参謀殿、火薬は?」とグレイス。


「使いません。落石は**“落とす前までが仕事の九割”**です。支え木の角度、くさび、ロープ。準備で勝ちを作る」


 僕は会社で覚えた「段取り」の手触りを、木と石に移し替えていく。

 ロープの結びはひとつに固定しない。必ず二重化して、どちらか片方が切れても動くようにする。

 合図役は一人にしない。声は疲れる。笛の順番をローテーションにして**“誰かが倒れても回る”**ように。


 ピアが手を挙げた。「もし、敵の先頭が盾で頭上を守っていたら?」


「いい質問です。“人は上を見ながら足元を見ない”。小石の転がる音で焦らせて、足場を崩します。落石の第一波はあえて小さく。第二波で骨を折る」


 トマスは拳を握った。レオンは祈祷書を閉じ、静かに頷く。

 彼らの視線に、昨日の“会議の効き目”が残っているのを感じた。


「よし、仕事開始だ」


          ◇


 午前のうちに、谷の両側の斜面に人を散らした。

 第一班は枯木と丸太で石を“棚”に組む。支え木は楔で踏ん張らせ、要となる一本には赤い布。そこが切れば全部が落ちる“トリガー”だ。

 ロープは谷の上部へ回し、引けばくさびが抜ける仕組み。

 指は木屑で荒れ、掌はロープの毛羽で焼けた。だが、顔はなぜか明るい。


「参謀さん、これでいい?」と村の老大工が支え木を蹴ってみせる。


「最高です。**“目測は経験、検証は他人の目”**です。あなたの感覚と、僕の図の両方で確かめられるなら、揺れは少ない」


 第二班は谷の南端の古い橋に油壺を運んだ。

 川幅は短いが、水量はある。橋を焼けば渡渉は難しい。

 ただし、風が変われば火は森へ跳ねる。**“失敗の影響を最小にする”**ため、濡れ布と砂を樽に詰めて待機。火勢を上げるものと下げるものを、最初からセットで置く。


「火は怖い。でも、段取りがあれば怖くなくなる」とレオンが火口を撫でた。


「怖いままでいい。“怖さを忘れるのが一番危ない”」

 僕は笑って、彼の肩を軽く叩いた。


          ◇


 昼過ぎ、見張りの少年が駆け込んできた。

「来る! 森の向こう、旗が見えた!」


 空気が引き締まる。

 グレイスが短弓を背に、谷の上の岩に上がった。灰色のマントが風に揺れる。


「想定より早いな、参謀殿」


「ええ。**“予定は現実に合わせて更新するもの”**です。第一班、位置につけ。第二班は火種に火を入れず、油の蓋は開け。第三班、救護の担架を谷の出口に」


 笛一回。

 音は短い。だが、谷に散った小さな点が、一斉に“線”になったのが見えた。


 木々の隙間から、敵の列が現れる。

 ぼろ布の旗、粗末な革鎧、槍。数は――ざっと百五十。先頭は盾持ち、中央に太鼓、後方に弓がちらつく。


「盗賊というより、寄せ集めだな」とグレイスが吐き捨てる。「だが、数は数だ」


 太鼓が鳴る。ドン、ドン、ドン。

 足並みが揃う。谷の口に、列が呑み込まれていく。


「第一波、いける?」

 僕はロープ係のトマスに目で合図した。彼の手が汗で濡れ、でも震えていないのが見える。


 笛二回。撤退合図ではない。事前に取り決めた「第一波開始」の合図だ。

 トマスがロープを引いた。くさびが抜け、支え木がわずかにずれる。

 コロ、コロコロ――ガラ。

 小石から始まった音は、やがて手のひら大の石を巻き込み、谷の側面を滑った。

 敵の先頭が盾を頭上に掲げる。列が止まる。**“止まる”**は僕らの味方だ。


「第二波、用意。……まだ我慢」


 先頭が足元の小石に気を取られ、列の中ほどが押し寄せる。密度が上がり、**“人は近づきすぎると動けない”**状態になる。

 太鼓が焦ったように速くなる。合図役が混乱している。


「今」


 トマスが渾身の力でロープを引き、くさびが折れた。

 棚ごと抱えた石が、雨のように落ちた。

 ゴウ、と空気が押し出され、悲鳴が谷にぶつかって跳ね返る。


 盾の上に石。盾と盾の隙間に石。

 ドミノが倒れるように、列のバランスが崩れていく。

 僕の喉は乾いたが、指は次の矢印へ動く。


「第二班、橋に火。……風は?」


 ピアが旗印を見て、短く頷く。「南から一定。今なら燃える」


 レオンが祈りを唱え、火口に火を移し、油壺の口へ。炎が低く伸び、橋の古い梁に舌を這わせる。

 **メキ……メキ……と乾いた木の悲鳴。

 第二班は“火の背中”**を見て、砂樽と濡れ布を持って距離を取る。燃やし過ぎない。森を守る。


「第三班、担架前進。岩影を使って。……狙いは?」

 僕の問いに、グレイスが弓を構える。「太鼓だ」

 ヒュッ。 一矢が太鼓の皮を破り、音が途切れる。

 たった一瞬の静寂。列は方向を失い、**“決めていた動き”**が消える。


 僕は深く息を吸った。

 第一フェーズ、**“減速”は成功。

 第二フェーズ、“分散”**に移る。


「第一班、右の斜面に“音”。石を二つ、間を空けて落として。敵の“耳”を右へ向ける」


 ピアが小石を投げ、茂みがカサリと鳴る。

 敵の視線が右にずれた瞬間、左の斜面で二人が姿を見せ、すぐ消える。

 敵はそちらに数人を割いた。分散が始まる。


「参謀殿、後方から弓隊が前進する!」

 騎士の叫び。確かに、後方の弓持ちが列の外へ膨らむ。橋が燃え上がる前に射線を確保したいのだろう。


「遮蔽を増やします。第三班、**“目に見える障害物”**を追加。丸太を転がして、矢の通り道に置いて」


 太い丸太が、ゴロンと転がり、谷底の視線を遮った。

 弓が放たれる。ヒュン、ヒュン、コッ。丸太に矢が突き刺さる。


 橋が火に包まれ、**バキン!**と梁が折れる音がした。

 燃える橋の破片が落ち、白い煙が川に立つ。

 水飛沫が上がり、敵の前進が完全に止まった。


「撤退合図、二回!」


 ピッ、ピッ。

 僕の指が笛を掴み、風を切る。

 第一班は姿を見せずにロープを切り離し、“道具の置き去り”を最初から諦めていた。戻れることが利益。道具は犠牲。

 第二班は火の監視を続けつつ、火勢を絞る。

 第三班は担架を抱えて、谷の出口の“白線”まで下がる。白線は石灰で描いた“撤退ライン”。**“目に見える線”**が人を守る。


 僕らは計画通り、一歩ずつ喉から離れた。


          ◇


 戦場の音が遠のいたところで、初めて膝の震えに気づいた。

 緊張は仕事が終わった後に来る。会社でも同じだった。


「参謀殿、見事だ」


 グレイスが短く言った。

 彼女の瞳の色は冷たいが、声は熱を帯びていた。


「ありがとう。ただ……戻って数えるまでは油断しない。“勝利の定義は、現場ではなく報告書で確定する”」


 彼女が口角を上げた。「お前の言葉は、妙に腹に落ちる」


 僕たちはギルドへ戻りながら、被害と成果を洗い出した。

 味方負傷三、軽傷。死者なし。

 敵は橋の崩落で前進不能、谷での死傷多数。撤退の兆候あり。


 数字は冷たい。だが、冷たい数字が、命の温度を確かめる。


          ◇


 ギルドに着くと、ノエルが駆け寄ってきて、僕の腕を掴んだ。


「ユーマさん! 無事……よかった、よかった……!」


 胸の奥が、じわっと温かくなった。

 僕は彼女に報告書の表紙を渡し、檀上で簡単なブリーフィングを行う。

 「何が予定通りで、何が予定外だったか」を短く。「次回に向けて、どこを直すか」を三点だけ。

 会議は短く、明確に。“長い会議は、現場の時間を食う”。


 ノエルが頷いてメモを取る横顔を見ながら、僕は自分の指の震えが収まっていくのを感じた。


 そのときだ。

 扉が開き、泥にまみれた斥候が転がり込んだ。


「灰麦様! 敵の後衛に……野伏じゃない、“角付(つのつき)”だ!」


 室内の空気が硬くなった。

 角付(つのつき)――角のある兜を被り、角を合図に動く、雇われの戦闘集団。

 ただの流れ者とは違う。段取りがある敵だ。


 グレイスの視線が僕に向く。

 僕は地図板を引き寄せ、次の矢印を描き始めた。

 勝った直後こそ、次の失敗の入口だ。**“油断の罠”**を会議室に入れない。


「想定の更新をします。第二ラウンドです」


          ◇


 夕刻。会議室にはグレイス、ギルドの古参、騎士の副官、ノエル、そして僕たち四人。

 扉は閉じ、窓は半分だけ開けた。音の出入りを制御する。

 地図には、新しい青い線が増える。川の流れ、丘の稜線、風向の変化。


「角付は、**“音”で動きます」

 僕は炭で角笛の絵を描いた。「太鼓を失った彼らは、角笛で指示を回す。

 強みは合図の速さ。弱みは、音は届かない場所には届かないこと。“丘の陰”“川の轟音”“風上”**が、私たちの味方です」


 古参のひとりが唸る。「だが、奴らは訓練されている。谷のように簡単には嵌らん」


「だから、“仕組みで削る”。正面は戦いません。三つの小さな罠で、足を奪う」


 図を示す。

 罠①:鳴き石(音)――川音の強い場所に石を吊るして、風で鳴らす。**“誤合図”**を紛れ込ませ、列内の同期を崩す。

 罠②:忍び橋(視)――夜明け前、浅瀬に細い板橋を伏せる。角付は“橋は焼けた”と思っている。視界の端で“別の渡り場”が見えれば、優先して殺到する。狭いところで潰す。

 罠③:臭い袋(嗅)――獣脂と薬草を混ぜた袋を割ると、鼻を刺す匂いが広がる。合図役の周りで割る。人は嗅覚の不快で集中を崩す。


「音・視・嗅。三つの感覚で“段取り”を壊す。**“段取りで勝つ敵には、段取りを壊す罠”**です」


 グレイスが腕を組む。「いい。だが、これを回すには、誰が“鍵”だ?」


 僕は三人を見る。

 トマス――力と持久。罠②の“押し返す要”。

 ピア――正確な手先。罠①の鳴き石の調整、罠③の袋投擲。

 レオン――祈りと落ち着き。退路の合図と負傷者の引き上げ。


「そして、僕は**“誤合図の設計者”になります。“合図が錯綜するときの人の動き”**は会社で嫌になるほど見てきた」


 ノエルが思わず笑う。「会議あるある……」


「笑えない冗談です。でも、使えます」


 グレイスは一拍置いて頷いた。「任せる。……参謀殿、権限も拡張しよう。角付相手に、命令が遅れれば死ぬ。お前の判断で兵を動かせ」


 胸の奥が熱くなる。

 責任と権限が、ようやく揃った。


「それからもう一つ」

 グレイスが机の下から黒い封書を出した。封蝋は銀、紋章は角。

「昼過ぎ、敵から使者が来た。“降れ”だと」


 僕は封を割って文を走り読みし、短く笑った。


「テンプレートの恫喝ですね。“降れば村は守る、逆らえば子どもも許さない”。**“決める材料に感情を混ぜろ”**という陳腐な作戦です」


 古参が苦々しく唸る。「連中は昔からそうだ」


「なら、“感情の戻り先”を用意しましょう。広場に避難完了の白旗を集めて掲げる。**“守る対象が見える”**と、人は前に出られる」


 ノエルが目を丸くして頷いた。「すぐ準備する」


 会議は短く締めた。

 “会議は実行の邪魔をしない”。これも社畜時代の骨に刻まれた規律だ。


          ◇


 夜明け前。空は墨と灰の境い目。息が白い。

 僕らは川べりにいた。罠①の鳴き石は、ピアが指先で糸の張りを微調整している。

 彼女の横顔は昨日より静かで、少しだけ逞しい。


「ピア、張りすぎると**“風が歌わない”。弱すぎると“音が濁る”**」


「うん、ちょうど“心配になるくらい”で止める」


「それ、絶妙」


 トマスは浅瀬に伏せた板橋の上で膝を曲げ伸ばし、バランスを確かめる。

 レオンは小さな袋を胸元に三つ。臭い袋。“必要な瞬間まで開けない”。


 遠くで角笛が鳴った。夜の端が震える。

 ドオ――。低い音。合図。列の動く気配。

 川霧が流れ、視界を切り分ける。


「持ち場」


 声は小さく、矢印は太い。

 僕は鳴き石の紐を軽く弾き、風の向きを確かめた。今日の敵は“音”。

 その音を、別の音に飲ませる。


 川音が一瞬強まり、ピアの鳴き石がコ、コロンと鳴く。

 角笛の短い合図が重なり、列がわずかにばらけた。“同期が崩れる最初の瞬間”。


「今じゃない。……今」


 コロン、コ。

 石の節回しは簡単な旋律になり、角笛の合図の“間”を埋める。

 人は音が近いほうへ動く。“近さの錯覚”。前の列がわずかに左へずれ、後ろが右へ溢れる。


 その右――浅瀬の先に伏せた板橋。

 作った“最短ルート”は、最短の棺。


 角付の数人が鼻を鳴らし、板橋の影へ殺到した。

 トマスが立つ。

 彼は板橋の中ほどで踏み込み、梃子の支点を蹴った。

 板が浮き、ズシャと水が跳ね、殺到した角付の足元が沈む。

 狭い、浅い、滑る。人が密集すれば、味方同士が互いの邪魔になる。


「臭い袋!」


 レオンが合図役の角付の近くで袋を割った。

 ツン、と鼻を刺す。ただの不快。だが、人は不快で判断が鈍る。笛の音が揺れた。


 ピアの矢が、笛の紐に刺さる。

 笛は水に落ち、音は途切れた。


 その一拍の空白。

 僕は笛を口に当て、短い二連音を鳴らした。

 **“彼らの合図に似ているが、違う”**節回し。

 誤合図。


 列の一部が退き、別の一部が進む。

 誰も“正解”を知らない一秒間が、戦を割る。


「退路、開け!」


 僕は自分たちの退路側の丸太をひとつ転がし、味方の逃げ道を広くする。

 “前に出るには、下がれる道が要る”。人は退ける時、前に出られる。


 角付の先頭がこちらへ殺到した。

 トマスが一歩前に出、盾ではなく足を狙って板を蹴る。

 男の膝が水に沈み、体重が後ろに流れて、後続がぶつかる。

 ピアの矢がその隙に盾の握りを打つ。

 “殺すより、握らせない”。


 怒号。水飛沫。角笛の新しい節。

 二度、三度。

 彼らも学ぶ。誤合図に騙され続けるほど甘くない。


 川の上手から風が変わった。鳴き石の音が濁る。

 予定外だ。けれど、予定外は常に来る。


「鳴き石、停止!」

 ピアが素早く紐を絡め、石の音を止める。“誤った武器はすぐに捨てる”。


「撤退合図、二回!」


 ピッ、ピッ。

 僕らは浅瀬から下がり、白線まで戻る。

 角付は追ってこない。彼らは追撃より再編を優先した。

 段取りがある敵。だからこそ、こちらも段取りで離脱する。


          ◇


 昼過ぎ、角付は川辺から姿を消した。

 橋は燃え落ち、谷は石で塞がり、森は無傷。

 村の白旗は風に揺れ、子どもたちの目は泣き腫らし、そして光っていた。


 ギルドの広場に戻ると、グレイスが皆の前に立った。

 「今日、死者は出なかった。これは参謀の段取りと、皆の足の賢さのおかげだ」


 拍手は大きくない。でも、確かな音だった。

 ノエルが泣き笑いで僕にパンを押し付け、トマスは両手でそれを割って皆に配った。

 レオンは静かに祈り、ピアは矢を一本一本拭いた。

 日常が戻ってくるときの音が、街角に満ちる。


 僕は報告書に手を伸ばす。

 「成功要因」「リスク」「改善」。箇条書きは短く、矢印は少なめに。

 書いていると、ステータス板が淡く光った。


――――――――――

《戦術設計:分散》Lv1:敵集団の同期を崩す策の成功率が上がる。

《撤退判断》Lv1:味方の士気を保ったまま退くタイミングが見える。

――――――――――


 僕は思わず笑ってしまった。

 社畜ゲーマーのスキルツリーは、たぶん誰が見ても地味だ。

 でも、地味な枝が、命の重さを支える幹になる。


 ……そのとき、広場の端で角笛が一度だけ鳴った。

 皆が振り向く。

 笛を吹いたのは敵ではない。よろけながら走ってきた伝令だった。


「灰麦様! 西の街道に黒の旗! 角付とは別だ、**“黒角侯(こっかくこう)”の本隊が動いた!」


 グレイスの顔から血の気が引いた。

 黒角侯――角付を雇っている背後の貴族。本隊。

 段取りと数。二つ揃った敵。


 視線が僕に集まる。

 ノエルの指先が、僕の袖を無意識に掴んだ。


 僕は地図板を広げ、新しいページをめくる。

 谷と橋のページから、街道と陣地のページへ。

 矢印を一本引き、止め、もう一本を横に走らせる。


「――次の仕事です」


 喉は乾いている。でも、声は震えなかった。

 **“守るための段取り”**は、まだ尽きていない。


(つづく)

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