説明回【簡単テラ・レギオンズ年表】

キャラたちに簡単なテラ・レギオンズ内での年表を説明させるだけです。登場キャラは麻葉と光冴のみ。家でやってます。

地の文なしでやりますがよければどうぞ。

―――――――――――――――――――――――

「自分の部屋に呼び出して、どうした兄貴?」


「麻葉が【アトランティス】に行ったことで、デメリットが発生したことに気づいた。そこでだ。簡単にそのデメリットを埋めるための講座をしようと思ってな」


「えーーやる必要あるか?」


「【アトランティス】の話を聞いてたが、お前は地上にいると受けられるはずのムービーシーンや年表説明をスキップしてる!それを埋めるためにこれは必要な事なんだ!」


「大体兄貴のせいじゃん……」


「責任を感じてるからこうしてるんだ。いいから聞け。

 【テラ・レギオンズ年表】をお前に教えてやる」


「世界観説明かよ……」


「まず!この世界は恐らくだが【一回滅びている】。滅びた年代は不明」


「あー、よくある滅びた文明があるって設定な」


「そうだ。その痕跡は【古より目覚めしエナジー】とか、各所遺跡などで見ることができる」


「へー、そういうところでもイベントとかあったんだな」


「ああ、お前が【アトランティス】を見つけたことで。そこの住人は、もしかしたら古代文明の生き残りなんじゃないかって説が俺の中で浮上してる」


「え?そうなのか?」


「根拠はないけどな。どういう経緯があったか知らないし、今のところ、情報の断片しか見つかってない。ゴジュモスが古代文明滅ぼした説ってのもあるし」


「はーー」


「その後に新しく発展した人類が今の人類。

 色々戦争とか歴史を作り上げていったところ、大変な事件があった。

 【宇宙人が月に住み着いたんだ】」


「宇宙人……?」


「そう、その宇宙人【アストルム】は人類と交渉を望んだ。

 そして、同時に10M級宇宙虫【クマズン】が襲来し、人類と宇宙人に襲いかかって来た」


「大分カオスだな……」


「だな。当時の人類はてんてこ舞いだったらしい。なんせレギオンⅠもまだない時代だったし、宇宙戦をするノウハウも全くなかったからな。

 クマズンの脅威は一時的にアストルムの協力でしのいだが、その後の交渉役や更なる宇宙戦に備えるために、人類は1つになった。

 これが【連邦歴0年】。

 地球の意志を決定する連邦制に地球全体が変わる。新しい歴史の始まりだ」


「人類がまとまって西暦から変わったってことか」


「そうだ。そこからまず【レギオンⅠの開発】【アストルムとの交渉】に着手し、色々歴史の流れが動いてく。

 アストルムとの交渉も、ひと段落し、月の一部を譲渡しつつ技術提供を受けられるようになる。

 それにより、レギオンⅠは【連邦歴3年】に完成。【連邦歴5年】には実践投入が完了した」


「おお、順調だな」


「って思ってた矢先の【連邦歴8年】。地球の地層から昔、地上を支配していたという【地底人】たちがロボットに乗って襲い掛かって来る」


「はぁ!?」


「ロボットを開発するために、鉱物資源を掘り出したせいで復活してしまったらしい。

 連邦はその対処にも追われ、てんてこ舞い。

 パイロットたちでは手が足りずに様々なモノたちに手を貸してくれと、依頼をし始める」


「それがプレイヤーってことか?」


「そう、【連邦歴10年】。

 そうした地球の混乱を解決するためプレイヤーたちは、連邦に手を貸したり、とある研究所に手を貸したり、ランキングでバトルしたり様々なことをするっていうのが【テラ・レギオンズ】っていうゲームなわけだ」


「プレイヤーってそういう存在だったんだな」


「そういうことだ。ここで話したことはおおざっぱな内容だが、これが一連の流れだ。頭の片隅に入れておけ」


「わかった。まぁ役に立つか分からないけどな」


「ストーリーラインが分かればちょっとは没入感も高まるだろ」


「ハイハイ。覚えてますよ」


「よろしい。では解散!」


「おつかれっしたー」

―――――――――――――――――――――――

テラ「簡単に年表をまとめると

【古代文明滅ぶ】:いつ滅びたか不明

↓1万年と2000年後ぐらい(適当)

【新人類たちが時代を積み重ねる】:3000年程度(西暦的な歴史)

【宇宙人と宇宙虫襲来】:連邦歴0年

【宇宙人との交渉終了、レギオンⅠ開発スタート】:連邦歴1年

【レギオンⅠ完成~実践投入完了】:連邦歴3~5年

【地底人襲来】:連邦歴8年

【プレイヤーたちがスタートする】連邦歴10年

という感じだね」

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