第5話 瞬殺の不死者さん、飛ぶ
203:転生したゲーマー
みんな助けてえええええええええ!
王城の全騎士と兵士に追われてるんやが!
追われてるんやが!!
204:名無しのゲーマー
wwwww
205:名無しのゲーマー
何があったwwww
206:名無しのゲーマー
草
207:名無しのゲーマー
一応聞くけど、イッチがやらかしたわけじゃないよな?
ワイ的には7割くらいイッチのせいだと予想
208:名無しのゲーマー
>>207
あり得るなwww
イッチならやりかねんwww
209:名無しのゲーマー
>>207
ワイは9割イッチのせいだと思ってるで
あの計画でミスることの方がムズいやろ
210:転生したゲーマー
みんなワイのことをなんだと思ってるんや!?
ワイは別に何もしてないからな!?
というか実際計画は玉座の間に行くまでは完璧だったで
——例の転生者が王族騙して王女様奪ってたことを除けば
211:名無しのゲーマー
は?
212:名無しのゲーマー
草
213:名無しのゲーマー
あかん、例の転生者にめちゃくちゃムカついてきた
214:名無しのゲーマー
何しとんじゃ転生者ゴラァ!!
215:名無しのゲーマー
殺っちゃう?
もう例の転生者探し出して殺っちゃおうぜ?
216:名無しのゲーマー
何してくれてんの、いやマジで
イッチブチギレてないんか?
217:名無しのゲーマー
それな
ワイなら世界の果てまで追い掛けて飛び蹴り食らわせる
218:転生したゲーマー
>>216
もちろんキレとるで
今なら人生で初めての殺人を犯せるレベル
219:名無しのゲーマー
wwww
イッチ想像以上にブチギレてて草
220:名無しのゲーマー
まぁただでさえあの生きる害悪みたいな奴の尻拭いしてやってるのに、置き土産のせいで計画を頓挫させられたら……うん、ワイでも殺したくなるわ
221:名無しのゲーマー
ついでにイッチの命の危機やしな
因みに今はどんな感じ?
222:転生したゲーマー
全然逃走中やで
このスキル、心の中で『書き込み』って唱えた後に考えたことを勝手に打ち込んでくれやっべバレたあっ、おいコラ騎士のくせに剣投げるなよ!?
223:名無しのゲーマー
ガチっぽそうやな
224:名無しのゲーマー
騎士のくせに騎士道消え失せてて草
225:名無しのゲーマー
流石神からもらったスキル
無駄に高性能やな
226:名無しのゲーマー
すまん、気付くの遅れた
この前イッチに惚れしたガチ勢や
227:名無しのゲーマー
おおっ!
PvP5位のイッチガチ恋ニキか!
228:名無しのゲーマー
頼むイッチを助けてやってくれ!
なんかもうイッチが可哀想なんや!
229:名無しのゲーマー
>>228
もちろんやで
ワイの知識の全てでイッチを救ったる
230:名無しのゲーマー
頼もしすぎるwww
231:名無しのゲーマー
イッチ並みに男前やないかwwww
232:名無しのゲーマー
男前同士のカップルか……中々悪くないな
233:転生したゲーマー
別にカップルになるつもりはないけど……ありがとうガチ勢ニキ!
234:名無しのゲーマー
任せてくれイッチ
早速やけど、イッチはヘルパスがけしかけた騎士たちに追い掛けられてるんやろ?
それにヘルパスはブチギレてて会話での解決は不可能とか?
235:転生したゲーマー
>>234
ガチ勢凄すぎるやろ
全部当たってるんやが
236:名無しのゲーマー
ふぁっ!?
237:名無しのゲーマー
ガチ恋ニキすげええええ!!
238:名無しのゲーマー
>>235
イッチ、ガチ勢がみんなガチ恋ニキと同レベルとか思ったら駄目やで
ワイもガチってたけどそこまで分からん
239:名無しのゲーマー
ほんとそれ
キャラの性格まで分析してる時点で、ガチ恋ニキはガチ勢の中のガチ勢
240:名無しのゲーマー
もうガチガチニキで十分やん
241:名無しのゲーマー
イッチ、前提はキツいけど勝算はそれなりにある新しい作戦を考えたで
242:名無しのゲーマー
はやっ!?
まだ数分も経ってないんやが!?
243:名無しのゲーマー
ガチガチニキ独壇場スレで草
244:転生したゲーマー
>>241
勝算があるならぜひ教えてくれ!
ちょっと詰みすぎて泣きそうだったんや
245:名無しのゲーマー
>>243
そうでもないで
性格的に陛下がそこまで早まった行動を取るとは思えんし……ヘルパスはエルフだからそれなりにプライド高いしな
それにまずイッチが下手に会話に持ち込まずに逃げの選択を取ったのが最善手すぎた
それで作戦やが、今回はヘルパスの独断やろうからイッチは国王に会わないといけない
多分国王は玉座の間のある階を二つ降りた所にある執務室におるはずや
護衛がおるやろうが……害意がないことが分かれば護衛から攻撃を受けることもないはず
そして国王にあったら、この世界がゲーム世界だってこと以外は包み隠さず正直に全部話すんやで
この時に公爵家の悪事も告げればいい
因みに国王は僅かな機敏で相手が嘘を付いているか分かるから、嘘は絶対あかん
なんで悪事を知っているか聞かれるだろうから、その時は『神の力のおかげ』と言っておけば大丈夫や
実際神の力のおかげでワイらと相談できているわけやから、嘘ではないしな
246:名無しのゲーマー
す、すげぇ……
247:名無しのゲーマー
数分で計画練れるの尊敬するわ
なんでニートやってるんや?
248:名無しのゲーマー
それなwww
ガチガチニキの短所が今のところニートなこと以外ないな
まぁその唯一の短所がデカすぎるんやけど
249:名無しのゲーマー
ワイはガチガチニキみたいに性格とかは分からんけど……国王の護衛のことなら分かるで
多分護衛は一人で、もし視界から消えたら何も考えずにジャンプや
あの女なら絶対最初に必ず足首狙ってくるからな
248:転生したゲーマー
>>245 >>249
マジでありがとう!
みんなもワイに付き合ってくれてありがとう!
ワイが生きてたらまたこのスレで会おうで!
249:名無しのゲーマー
フ、フラグ……いやイッチならフラグもへし折るはずや!
250:名無しのゲーマー
頑張れイッチ!!
ワイは応援しとるで!
251:名無しのゲーマー
気になって見に来たらなんか激アツスレで草
「——……このスキル、貰ってて良かったかもな」
結構マジで。一人ならもっと早い時点で詰んでたもん。
俺は胸が温かくなるのを感じながら僅かに笑みを滲ませると共に、チラッと後方に視線を飛ばす。
「国の盾たる騎士団として、なんとしても詐欺師を捕らえるんだ!!」
「「「「「おおッ!!」」」」」
先頭のリーダー的な騎士の号令に追随する騎士たちが裂帛の声を上げていた。物凄く怖い。
しかし幸運なことに彼らは重そうな甲冑姿のため、俺との距離は縮まっていないどころか徐々に離れていた。
流石ハイモンド。当代随一の天才なのも頷ける。
俺はハイモンドのスペックの高さに感謝しつつ。
「——邪魔だッッ!!」
「ぐはっ!?」
「ば、馬鹿な!? まだ子供のはず!? き、気を付け——がはっ!?」
至る所から現れる騎士たちを、ステータスに物を言わせて避けたりぶん殴ったりしながら、執務室を目指して全速力で駆ける——ああもう多すぎるだろ! たった一人のガキ相手に何人動員してんだよ!! お前ら暇かよ!!
なんてブチギレていると——遂に執務室を発見。
俺は限界を越えてスピードを上げ、
「お邪魔しますッッ!!」
扉を開け放つ。
開かれた扉の先に広がる玉座の間とは一変して以外にも質素な部屋には、30代くらいの金髪イケメンと腰に剣を帯びた黒髪美女——
「——ふむ、虫か」
美女が冷たく呟くと同時、姿が掻き消えた。
しかしながら、攻略法は俺の頭の中である。
「おい、頭が高い——」
「おおおおおおッ!!」
「!?」
俺は彼女の攻撃を見ることもなく無我夢中でジャンプすると。
「——助けてください国王陛下あああああああああッッ!!」
ハイモンドのキャラ崩壊も気にせずに空中で一回転——全身全霊のジャンピング土下座を遂行した。
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は、早くヒロインを登場させたい……(血涙)
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