第6話 列車砲 組み撃ち、火縄銃
ラーク王国の拡大政策、内海でも大国に数えられた。
で、ラーク王国上層部は他力本願型のアミト王国の人々、悪魔差別主義者のネル教国の人々、また群雄割拠と戦国乱世を兼ねた地方の人々、この法治を徹底し、ひたすらに抑止。
セシン先鋒軍は大軍ではないが、火炎瓶攻撃が厳しく、制空権確保は絶対の扱い。
また天馬騎兵は対魔に強い、またタミルの許可で、処女しかいないユニコーン部隊を創設、様々に運用が開始された。
セシンの勤務が3年目になった位、タミルは妻と息子に囲まれ幸せいっぱい。
「セシン将軍、内海東方に暗黒帝国が興りました」
「なるほど、歴史上に一石か」
地下世界レアアースは世界単位に戦争が頻発する戦乱期。
「タミル国王陛下、スノーシュー女王国と戦乱期を生き残るしかないです」
「ふむ。すると難民か」
宰相はうんざりした顔、歴史上の戦乱期、ラーク王国周辺に関所、砦、基地、飛行場を整備。
困る難民の扱い、スノーシュー女王国はうんざりした難民、セシンは難民を雇用した鉄道を主張、この為にラーク王国内は鉄道工事のバブルで、凄い好景気。
セシンの部下達の特殊技能、この為に盗賊ギルドは言わない、冒険者カンパニーは言わない。
「旦那さん、領地の全員を加えたら早くない?」
「すると秩序が壊れるな、数は御せんからな」
「火縄銃は一応は採用ね」
「どうした?」
「簡単よ。私も全力なの」
「なるほど、歴史上にある戦乱期、終わりには平和はあると言う」
東西に長いラーク王国、この対岸のセルム王国も長い、この東方は暗黒帝国と争い、魔王軍も本格的に侵攻開始、ラーク王国内に反乱軍が興る。
「嫁さん、反乱軍だ」
「誰がするの?」
「わからない、反乱軍が興るとは、ネル教国の意地か、アミト王国の意地か、群雄割拠地方の終わらない闘争か」
「旦那さん、よく考えて、どんな女も幸せいっぱいなのよ。どんな男が反乱軍するの?」
「アミト王国の旧国王」
この反乱軍に斥候、この他に教育が普及したラーク王国は科学の始まりがあり、この象徴的な扱いに列車砲、軍の上層部は悩んだ。
「なるほど、小型列車砲か」
火薬式の大砲を多数搭載した列車砲、レイモンド侯爵は喜んだ、だが軍は悩んだ。
国民向けに戦争をテーマにTRPG、この列車の列車砲が使えないとわかるも国民は意地でも列車砲を生産。
争いは対岸のセルム王国、この反乱軍の扱いはセルム王国も無関係ではない。
法治を徹底したラーク王国、またタミル国王は政治が上手く、外交もよく、軍は強いし、様々な悩み事が解決した訳で、またセシンの人気が相変わらず、またラーク王国に亡命もちらほら、戦乱期にラーク王国は徹底した防衛体制を敷く。
陸軍本隊を再編成した形に方面軍、また水軍は拡大中。
「ラーク王国タミル国王陛下、内海の海賊に私略海賊船許可証を提案します」
タミルは歴史上に初めてになる海賊を軍に受け入れる政策を許可、盗賊ギルド経由に海賊船が集まる。
「ラーク王国セシン将軍、内海の海賊だ」
「海賊に私略海賊船許可証を出す、代わりに世襲制、頭は一人」
この形に海賊船が参戦、この海賊達の提督が初老の頭、内海でも航海術に優れ、また人望もあり、この他に海賊船達の提督より。
「ラーク王国セシン将軍、セシン将軍領に同性愛者の婚姻を許した理由は?」
「領主の勝手だ」
平等、公正、公平、正義、様々に叶えるセシンの活動、またセシンは水軍の将軍を兼ねる、主な防空、領海、国境警備と多岐に及ぶ。
「そうか、いい為政者だ」
「昔にオカマの友人がいてね」
「なるほど」
マルボロという私略海賊船達の提督、またラーク王国では奴隷は即時解放、また列車砲の呪いが付きまとい。
「で、列車砲は?」
「レイモンド侯爵の趣味だ。軍が特に作る意味はない」
「なるほど、歴史上の新兵器、だがラーク王国が発祥国に対し、活躍を聞かないな」
「列車砲はいらない、もういらない」
国民的に人気の列車砲、だが軍の全員は悪夢、悪魔側は貴重な兵器と認めている。
「ラーク王国水軍と先鋒軍と私略海賊船団となる、ラーク王国と敵対する側を襲え」
「すると港は?」
「後が怖い」
水軍が紹介した側を私略海賊船団がばらばらに狙う。
また列車砲が好きなラーク王国の人々、歴史上に希に見る失敗作、同量の火炎瓶が役に立つ位。
ネル教国の人々、アミト王国の人々、群雄割拠地方の人々、ラーク王国の元々の人々は共通語に列車砲好き、この為に列車砲が盛ん。
上級貴族社会は割りと列車砲を買ってる。
また鉄道バブルに順調なラーク王国は、歴史上に絶対数が少ない、超大型の列車砲600㎜を完成させ、国王タミルは何に使うと聞いた。
またラーク王国では火縄銃が狩猟用に盛ん、兎に角に器用なラーク王国の人々は、様々に工業が盛ん。
他にラーク王国は徹底した食を楽しむ文化、農業も大型化し、農園を築いてる。
またラーク王国では商業が盛ん、善くも悪くも内海の中継地、また奴隷は即時解放の為に内海の希望。
ラーク王国陸軍、水軍、先鋒軍、私略海賊船団、近衛を合わせた計34万人、方面軍は1万位の少数。
「ラーク王国の民と貴族の悪い癖だ。列車砲好き、火縄銃好き、器用、善くも悪くも食が中心、どうしても」
ガイドブックが光る、追加された大気の鎧、指揮下に一定の防御力と矢や、弾を無効化する鎧。
「追加か」
「大気の鎧ね、旦那さんの成長力も相変わらずね」
戦乱期の税収は貴重、またセシンに仕官した一人の学者。
「私は兵法を研究する学者です。セシン将軍の指揮下に学びたいと思い、仕官しました」
「すると制空権?」
「兵法全般です」
「すると参謀かな」
参謀に兵法学者のアト、この為に霊峰からおりてきた蛮族が列車砲の迎撃を食らい、慌てて撤退、また列車砲の被害にレールの工事。
「次から火縄銃にしてくれ」
被害がでかかった列車砲、また地底から現れた蛮族に火縄銃の嵐、この為に民衆の主体は銃兵となる。
また火縄銃の拳銃をセシンが販売、護身用に様々に買う。
セシンの拳銃は口径が10㎜×25拳銃弾、ドングリ型の形状で、使いやすいと人気になる。
魔力式の銃は進歩したも、火薬式の銃は未発達、この形に民衆に浸透する。
「アト、銃兵を束ねてくれ」
このアトは銃兵達に雇用価格を交渉、日帰りなら銀貨2枚に成立。
銀貨2枚の銃兵達を隊の100人に整える。
「助言な、最年長を指揮官、銃の名手を指揮官、色々と指揮官を試すといい」
銃兵達は100人隊として演習に参加、魔力式のライフルを持った魔法使い隊と交戦、この為にアトは初の遠距離戦にライフルを実感。
「アト、組み撃ちを教える」
射手、掃除役、装填役の3人で撃つ戦術、この為に高速な弾幕がはれた。
組み撃ちは民衆に浸透、色々と傭兵を雇用する様々が銃兵は雇う。
戦乱期にラーク王国の民は銃兵として傭兵、またセシンの拳銃は護身用に買われた。
またセシンの製紙弾薬は売れた。
名産の銃、内海でも有名な銃兵大国、ひたすらに使うので、セシンが黒色火薬に化学素材を混ぜた無煙火薬は爆発的に売れた。
「防衛体制になるが、ラーク王国の民は銃兵が普通、また列車砲好き、器用、ひたすらに使うので、名手が多い、また蛍撃ちによるも撃つ銃兵も多い、そんなラーク王国の悩み事が列車砲好き」
「民が乱用する兵器ではないです」
「そうなんだよ。軍も大量にあるので、買うかもしれない」
「銃兵の支援ですね?」
「そう、国王タミル陛下も、城下町が煙いと言う位に多い」
「で、なんで器用なんです?」
「ラーク王国は工業大国、銃兵の多くが技術者なんだ」
「なるほど」
「傭兵とは言うも、実際は技術者の監視に近い、所謂の諜報だな」
「ふむ」
「ラーク王国は列車砲好き、銃好きに集まった、この形に民衆は手を組んでる、例としては、ラークとアミトとネルの共闘だな」
鉄道の事、アトは好景気と傭兵部隊が派遣され、技術者の監視を行っている、このラーク王国の強かな点がある。
スノーシュー女王国の女王が秘匿していた私生子、このセシン経由にタミルに仕官した。
「なるほどね。意外だな、浮気か」
「銃兵隊の将軍に置きます」
「ああ。銃兵ならいい、問題が解決するな」
技術者を兼ねた銃兵、様々に技術力を高め、様々な品を生産する。
「あの、技術を盗むのは」
「問題はない、ラーク王国も敢えて技術力を盗ませる、即ち口径の統一、それをラーク王国がとる」
「なるほど、セシン将軍はセシン共和国元国主、ユミトリテヲ夫人以外とその」
「ある、浮気はお互いに許してる」
「なるほど、大人って色々」
またタミルは歴史上の初の銃大国、列車砲大国、この為に侵攻は難しい問題となる。
逆にスノーシュー女王国と友好国のラーク王国は、初期は防戦を展開、反乱軍は貴族の軍と交戦し、様々に逃げている。
「あのセシン共和国元国主セシン将軍、我が国は持つでしょうか?」
「まあ、グリフィン次第かな、時代は銃だ、列車砲だ、典型的な槍歩兵は全滅するしかない、騎兵、弓兵は変わらない時代、今は力の統一だ」
「統一ですか」
「タミル国王陛下は内海の北側統一を考えている、今は力を蓄える」
銃兵隊の将軍、この銃兵隊に手榴弾を支給、この複製が検討された。
一方、スノーシュー女王国
「スノーシュー女王国の友好国ラーク王国と血縁に結ばれ、グリフィン、銃、様々な品、我が国は貧しい、雪が降る以上は雪の保護色に技術力を投じよ」
スノーシュー女王国は南下非干渉政策中、だがラーク王国と血縁を結び、様々に力を蓄え、また北側統一を考えているタミル国王と似たり寄ったりで、スノーシュー女王国は北の海までの征服活動を継続中。
またセシン共和国元国主セシン将軍と呼ばれ、政治家は引退したが、タミルに政策も聞かれることも多い。
「銃兵、手榴弾は複製していい、最初に複製した者に金10kgを与える」
銃兵達は聞いた、金10kgは平民の年収の約2倍、技術者達はレースを始める。
先鋒軍直轄銃兵隊、将軍はスノーシュー女王国女王の私生子ハルカ、この組み撃ちに、計算と観測、射程距離はよくて100m、魔力式のライフルに比べれば粗悪品、だが火縄銃好き、列車砲好きの集まりに、ハルカもこの熱気が好きだった。
「真面目な性格か」
「負い目があったみたいだな」
「普通に浮気を双方が認める夫婦は希だし」
「色々と言いたいが、今は踏ん張り時だ」
銃兵隊は約5000人、携帯食糧を見るとつまみにしてることがわかる位にたべる。
先鋒軍直轄銃兵隊の為に移動は馬、このハルカは1日で成長した力を実感、また大気の鎧が厚く助かる。
「スノーシュー女王国女王の男子は?」
「私生子の私だけです」
「するとスノーシュー女王国女王の跡継ぎは王女?」
「そうなります」
「姉妹達と反りが合わんのか?」
「私生子の私が王女方に並ぶのも困ります。スノーシューは女王を中心とした国家、男子禁制です」
「なるほど、ハルカはスノーシュー女王国を相当に考えたか」
「はい」
先鋒軍直轄銃兵隊は追加した1万、先鋒軍は1万に回復、計2万を率いる。
「家のポチなんだが」
「魔獣ダイヤウルフをポチと飼うのは先鋒軍位です」
「だってな。戦力だ」
わかるハルカ、魔獣ダイヤウルフは賢い、また群れの頭は一匹、魔獣ダイヤウルフは一匹に兵5人位の戦力になる。
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