おずおずと言った感じで、オメガの主人公を常に庇い、案内をする騎士団長がいじらしいです。恋に落ちてしまった者特有の恐れや戸惑いが丁寧に描写されていて、心が温まる話です。
前半は明かされていないけれど含みのありそうな2人の過去やレオンへの思いが、背中に添えられる手や瞳の描写で感じられます。後宮で仕えていたオメガの下賜、ドキドキする設定と展開に目が離せません!