相当頭を捻っただろうなと思わせる、作りこまれた世界観に圧倒される。 おそらく作者は頭がいいに違いない。そしてこの作品に魂を注ぎこんでいるようにも感じた。 それにしてもDOLLと呼ばれる少女達が魅力的であり、同時にある種の不気味さを覚えてしまう。それは得てしてロボットとは人間に牙を向くものだから――。 さてこの物語ではどうなるのか、こうご期待といったところだ。