第14話:ヒーロー達の女子寮潜入

 俺は上の空といった気持ちで、ぼぉ~っと授業を受けていた。

 先生の言葉が右から左へと通過していく。


「――ヒーローの力とは、僕たちに内在されたエネルギーであり、

 それ故に、僕たちの変身姿は個人の潜在意識に左右されることになります」


 朗々と語る電極先生の声、キラキラと動く電子黒板、左から差し込んでくる太陽の光――。

 そして、お泊り会。


「――通常の人間は、変身装置によって内在されたエネルギーを活性化させて、変身を果たします。ただし、こうしたエネルギーを自律的に活性化させる人間も極稀ですが、存在すると確認されています」


「――次回は、そうした自律変身について学んで行きましょう」


 電極先生が授業終了の合図を出す。

 同時にチャイムも鳴り、俺たちは号令とともに休み時間に突入する。


 俺はおもむろに隣の席を向いて、何故かすでに早弁を開始してるあゆに話しかける。


「んー? んーんんん?」(訳:なに? 宗太くん?)

「なぁ……あゆ、もし仮に、お前が男だとしてな」

「んんん?」(訳:男?)

「もしも、――女子寮に泊まることになったらどうすると思う?」




 冷静に考えたら、とんでもないシチュエーションなんじゃないかって思えてきた。

 俺の眼前には、狗山さんの女子寮がそびえ立っている。

 学園から出て、数分もすれば到着できる、三階建てのお洒落な建物であった。

 隣にいる美月が緊張しているのがわかる。彼女の様子を見るかぎり、間違いなく俺は付き添い役として呼ばれたんだろう。

(……しかしなぁ、それでも女子寮か)

 そう、女子寮。

 女子寮である。

 しかもお泊り会である。

 部屋は一つきりである。


「そして、俺は15歳の男子高校生であった」

 なんだろう? 良いのだろうか倫理的に考えて。

「そ、そーちゃん、先陣は任せたよ……。私は後衛で魔力の回復とかしてあげるから」

 いや、そこは女子のお前が行ってくれないととマズイ気がするんだが。

 狗山さんは、閉鎖的なお嬢様学校で純粋培養された存在であると聞く。

 世間知らずなのだろう、ついでにいうと美月への恋で盲目になって、俺の性別とか気にならなくなっているのだろう。

 そうでもないと、困る。俺としても困るのだ。


「じゃ、じゃあ行くぞ……美月」

 仕方ないので、俺も勇気を出して、中に入っていくことにする。

 守衛さんには話は通っているらしく、問題なく通過することができた。


 問題は、この守衛さん、性別は女性なのだが、体格が筋骨隆々で戦争帰りのアメリカ軍人(男の方)みたいな姿をしていた。もし許可なしに侵入していたら、片手で捕まえられて身体の骨を軒並み折られていたことだろう。

「HAHAHA、狗山チャンノ、オオ友達ナラ、大歓迎デ~ス!」

 何か背中をバンバン叩かれた。

 心臓が飛び出るかと思った。

 なんで片言の人が守衛さんやってんだよ。


 俺たちは女子寮に入ると、その恵まれた環境に驚かされた。

 女子寮と聞くと、古臭い西洋風の木造建築みたいのをイメージしていたのだが、その実態は高級ホテルみたいな内装をしていた。

 一階は、共有スペースになっているらしく、団欒室や食事をするエリア、共同浴場や何故かゲームセンターも存在していた。

「……旅館かよ」

 そう突っ込みたくなってしまった。

「あっ、そーちゃんゲームやろう、ゲーム」

 美月は緊張感よりも、高揚感の方が増してきたみたいで、俺の袖を引っ張ってそんなことを言ってきた。 

「ああ、それもいいが、先に狗山さんに挨拶を済ませてしまおうぜ」

 しかしその誘いを断り、美月の手を引っ張りながら、二階へと美月を促した。

 俺も遊びたい気持ちはあるし、テンションもあがってきていた。


 だが、それよりも一階にいる女子達の視線が痛かった。

 別にじーっと見られるわけではないが、何となくチラチラとこっちを観察されているのがわかる。何だか気を使われてる感じだ。


 女の子達は、プライベート空間ということもあり、俺が女子寮に入室した直後には、油断してダラけた格好をしていた。


 制服の女の子は上のボタンを外して、暑いのかスカートをパタパタさせてたし、

 ソファーに頭から寝転がって、お尻をつきだしているパジャマ姿の女の子はいたし、

 下着姿ギリギリの女の子が脱衣所らしき場所から出てくるのが目に入ったし、


 ぶっちゃけ目の毒だった、つか無防備過ぎて申し訳ない気持ちになってくる。



「早く行こう、早くっ!」

「そう?」

 美月を引っ張りながら、俺たちは二階へと登っていった。



「ここが、そうかな?」

「みたいだな」

 俺たちはインターホンを押して、少しだけ待つ。

 二階にあがっても、女の子達が俺の顔を見てくるのがわかった。

 当然といえば、当然だ。男が女子寮にいるだなんて、普通はありえない、水族館にシマウマがいるようなものである。

 アクビをかきながら廊下を歩いていて、俺と目があった瞬間に態度を正した女の子もいた。油断してるところを見られて恥ずかしいのだろう。

(葉山達も呼べばよかったかな……)

 俺は今更ながら後悔していた。

 狗山さんからの招待状には、友達を連れてきても構わないとの旨が書いてあった。

 あゆや、クラスの友達にこの話を持ちかけるか悩んだのである。


(そいで実際、あゆには相談したんだよな)

 あゆは即効でオッケーしてくれるだろうと思ったら、どうやら用事があるためで来れないようであった。

 秘密特訓だ――と彼女は言っていた。おそらく彼女も彼女なりに、成長する手段を模索しているのだろう。

 場合によっては、夜から参加できるかもと、さっきメールで書かれてあったので、もし何かが起きた時は緊急要因として召喚することとしよう。

「頼むぞ……あゆ」

 もし寝室で事件が起きたりしたら、俺は守れる気がしないんだぜ。


 ――ガチャ。


 俺が強く拳を握り締めていると、扉が開けられて中から狗山さんが現れた。


「さあ、よくきてくれた。狭い場所だが、どうかゆっくりしていってくれ」

 よし、戦いの始まりだ。

 美月を守り抜かなければいけない。




「アイスティーしかなかったけど、構わないかな?」

 狗山さんはそう言って、キッチンから3人分の紅茶を持ってきた。

「ああ、お構いなく」

「ありがとう、狗山さん」


 狗山さんはスポーティな私服姿であった。

 ラフな上着に、裾の短いデニムのショートパンツを装着している。唯でさえ、長い脚がより一層強調されていて、見ているこっちが恥ずかしくなってしまう。


「カッコエエ服装や……」

 美月は憧れの眼差しを送っていた。

 ちなみにコイツはフワフワした名称のよく判らん私服を着ている。

 ワンピース的な何かの上に、カーディガンを羽織っている。

 地味な森ガールみたいな感じだ。森ガールがどんなものかよく知らないけど。

「森ガールって、実際に密林に入ったら帰ってこれなそうだよな……」

 少なくともサバイバルには不向きだろう。熊とかに食われそう。



「ちょうど食事の準備が終わるところだから少しだけ待っててくれ。手狭でなければ良いのだが、自分の家だと思ってくつろいでほしい」

「て、手狭……?」

 ぶっちゃけ、室内は俺たちのアパートよりも格段に広かった。

 整理整頓もきちんとなされており、余計なものなど何一つ落ちていない

 まるでマンションの一室みたいであった。



「おかしいよ、そーちゃん。この部屋、甘い香りがする……女の子の香りがする」

 そして、同じ女の子代表として、美月が衝撃を受けていた。

 確かに室内には桃のような、心地いい香りが漂っている。

 香水か何かだろうか、しかし、俺は馬鹿にしたような口調で美月に語りかける。


「何言っているんだ、美月。可愛い女の子の部屋というのは、自然と甘い香りがするんだ。当然だろう?」

「ま、マジで……? 初めて知った……」

 美月は、青天の霹靂といった様子で驚いている。

 っていうか、私はどうなるの、制汗剤の香りしかしないよって呟いている。


「いいか美月、女子力って言葉があるだろ。あれな、所有者の女子力が一定量を超えると、周囲に芳香作用を引き起こすことができる」

「マジですか!?」

「ほら、バトル漫画でもよく見かけるだろ?『アイツ……! オーラが身体中から溢れ出しているっ!?』って。女子力にも同じ効果がある。ついでに甘い香りもする」

「なん、だとっ……」

 顔をオサレな劇画調にして驚いてきた。


「さらに意識の高い女子になると、背後から大量の薔薇を出現させることができるようになる。女子力を具象化させる能力者だな。ハート型のウィンクで男性を恋に落とすことができるのは、放出系能力者だ。女子力を弓矢状にして飛ばすんだ」

「し、知らんかった。すげぇ一味違う女子はすげぇ……」

 無論、冗談であった。

 どのみち、美月にはない力だろう。

 お菓子は作れるが、基本的に料理はできないし、掃除や洗濯も苦手だ。

 女子力……5、ただのゴミか、と言われても仕方ない感じであった。


「……無理だよ、そーちゃん。褒められたもんじゃないけど、私が誇れるのって、自意識の高さくらいだもん」

「本当に褒められたもんじゃないな、お前」

 というか可哀想なだけであった。

 まずは人間性の改革から始める必要があるのかもしれない。

 自意識の高い学生、美月瑞樹。


「お待たせしたぞ、二人とも」

 そう言って、狗山さんが料理を運んでくる。

 シンプルイズベスト、一人暮らしの王道、カレーであった。



「カレーそれは神の料理……!」

 美月は大喜びであった。

「うむ、好物と聞いていたのでな」

 狗山さんがイケメン顔で笑う。歯をキラッって光らせてもおかしくない。

「うん、ありがとうっ!」

 美月が素直に笑顔で返す。美月は子供舌なので、カレーとかハンバーグとか唐揚げとか、子供が好きそうなものは大抵好きなのだ。

 そして飯をやると警戒心が緩む。


 ニッコリと可愛らしい笑顔を浮かべてきてくれる。


「……おおおおおおっ! い、いや、当然のことをしたまでだ」

 狗山さんのイケメン顔が5秒で崩壊して、顔中真っ赤にさせていた。

 すぐに表情崩れるなあこの娘。

「み、美月さんが好きだと聞いたから、作ったまでのことだっ! ……か、勘違いするでないぞっ!」

 ついでにツンデレに見せかけた、ツンデレじゃない台詞まで吐いていた。

 つーか逆ツンデレ?


「…………くっそ、可愛いではないか。新島くん、君はいつもこんな笑顔を見ているのか? 羨ましいな、くそぉ」

 肘をつつきながら、小声で話しかけてきた。

「いつもじゃないよ、もっと気を許すと今度はワガママになってくるから」

 しかし、美月が上辺じゃない笑顔を浮かべている時点で、狗山さんはだいぶ美月との親交を深めているのだろう。


「でも、よくわかったな。美月の好物なんて、聞いたのか?」

「フフ、そんな恥ずかしいことできるか」

「純情か」

「美月さんの食事は逐一チェックしてるからな。そこから統計を立てて解析して、分析して推論をいくつも立てて、カレーなら鉄板だろうという結果を導き出したのだ」

「七面倒なことをしてるなぁ、アンタも」

 というか頭が悪かった。

 美月は食事中に人と話す習慣があまりないため、一人でひょいひょいと食べ進めていく。


「うまいね! そーちゃん!」

「ああ、結構ガチで美味いな、俺にはこの料理の腕の方が羨ましい……」

 カレーは単純な料理な分、よほどの実力差がないと味に違いが出ないと思う。

 しかしこのカレーは普段、俺が自分で作って食ったりするのよりも、遥かに濃厚でコクがあり美味かった。

「狗山涼子、侮りがたし……」

 俺は感心してしまった。


「そういえば食後にケーキも用意したんだった。よかったら食べてくれ」

「ケーキ!」

 美月が瞳を輝かせる。

 おお、よくわかってるじゃないか、狗山さん。美月の好きなモノを完璧に揃えてきてやがる。

「ありがとうっ! デザートにして一緒に食べよう!」

 美月がニコニコ顔でそう言うと、狗山さんは照れた様子で頭をかく。


「ははっ、もし、口に合えばでよいのだが……お菓子作りは、初めてだったのでな」

 狗山さんは恥ずかしそうにしながら、そうはにかむ。

 口に合えば――ってことは、自作のケーキか。

(おぉ……)

 わざわざケーキまで自分で作ったのか、すげぇな狗山さん。


「よくここまでやったな、狗山さん」

 俺は素直を褒め称えることにした。

 なかなかできたもんじゃない、すると狗山さんは恥ずかしそうに笑った。

「ははっ、新島くんにそう言ってもらえるならば、占めたものだな。――ああ、勘違いするでないぞ、美月さんのためにやってることなのだからな、これは」

 そんなことはわかってるよ。



 俺はちょっとだけ感心を超えた、『感動』に近い感情を抱きつつあった。


 おそらく狗山さんは前もって準備を重ねてきたのだろう。

 美月の好きなモノを一から調べて、その為に必死に料理までして。

 こんなお泊り会まで企画して、一人じゃ美月が不安だろうから俺にまで声をかけて。

 何のために? 決まっている。


 ――すべては美月を喜ばせるために。


(なんつうか……狗山さん、めっちゃ努力して、美月に好かれようとしてんじゃん)

 本気だ。

 デートプランを徹底的に組む、男子高校生ばりに本気だ。

 この狗山涼子は本気で、美月瑞樹に惚れているのだろう。

 俺はこうした認識を、より強固な形で、再認識することになった。



 ――ふと、隣の美月を見る。

 こうした完璧な歓迎に彼女はどう思っているのだろう。

 ちょっと引いてしまう? いいや、そんなことはないはずだ。

 友達の家に招待されただけで、ここ数日間、大喜びで一人で部屋でダンスを踊っていたような女だぞ。(俺は洗濯物を取り込む時に、偶然その光景を発見した)

 付き添い役の俺ですら、ちょっと感動してしまったのだ。

 当人である彼女が、素直に、この歓迎を受けとめていたとしたら――。



 美月は、まるで隕石でも降ってきたような、衝撃的な表情をしていた。


 驚天動地、前代未聞、未確認飛行物体発生、そんなワードが彼女の頭の中をかけめぐっていることは想像に難くなかった。


 ぼお~っと狗山さんの顔を見つめて、瞳を僅かにだけ湿らせている。

 頬を薄いピンク色で染めて、口が信じられないといった様子で半開きになっている。

 高温で溶かされたガラス細工の飴のように全身が緩んでいくのが見て取れた。


(……あ、こいつ本気で感激してやがる)

 と、思った途端、美月はテーブル越しにゆっくりと狗山さんの手を握りしめた。


「ほ……」

 ポツリ、と言葉が浮上した。

 続いて彼女にしては本当に珍しい。感情的なお礼の言葉が飛び出してきた。


「ほ、本当にありがとう、狗山さん! 本当に、本当に……私みたいな存在のために、こんなに夢みたいなことをしてくれて、本当にありがとうっ! 大好きだよ!」


 前のめりになり、テーブルを境界としながらも美月と狗山さんの顔が接近する。


 狗山さんはビクッ!と身体を震わせる。

 まるで美人の女性に抱きつかれた、男の子みたいなリアクションだ。


「はっはっはっ、当然のことをしたまでだよ、美月さん、はっはっはっ……はぁはぁ」

 おいおい、目が血走ってるぞ、大丈夫か。


「ううん、そんなことない。私ってあんまり良い子でもないし、友達も少なかったから、そーちゃん以外の人にここまでしてもらったのって、生まれて初めてかもしれない! ――本当にありがとう、涼子ちゃん!」


「「涼子ちゃん!?」」


 俺と狗山さんの言葉がハモってしまった。

 すると、美月がビックリしたように、握っている手の力を弱めて離す。


「えっ……やっぱり、馴れ馴れしすぎたかな……私たまに人との距離感がわかんなくなっちゃうから」


 肩を落として、しょげたような声を出す。

 その様子に狗山さんが焦って言葉を繋ぐ。


「い、いいや、そんなことないぞ、美月さんっ! むしろ凄く嬉しいぞ、もっと呼んで欲しいぞ、もういっそのこと着ボイスにして一晩中ずっと聞いておきたいくらいだぞっ!」


 狗山さんが両手をアタフタと振って取り乱しながら、煩悩ダダ漏れの弁明をする。

 そうして、離れてしまった美月の手をもう一度、引き寄せて、握り締める。


 強く握り締める。


「うわわっ……」


 美月が驚くように赤くなる。


「――私は嬉しい。すごく嬉しいんだ。美月さんと、ようやく距離が近くなった気がして……だから安心してくれ美月さん。馴れ馴れしいだなんて、そんな悲しいことは言わないでくれ」


 真っ直ぐにな視線で見つめながら、そう言ってくる。


「う……わ……は、はい……」


 美月は耳まで朱色に染めながら、小さい子供みたいにコクリと頷いた。


 狗山さんはその様子を見て優しげに微笑む、凛とした瞳も今は柔らかさを含んでいる。

 怪獣との戦いには決して見せない表情だ。大切な誰かといるときだけ現れる狗山涼子の姿。


 二人は視線を交わして、お互いにニッコリと笑い合う。心と心がようやく通じ合ったような不思議で、そうしてちょっとだけ温かい気持ちに包まれる。


 そして彼女たちの距離は接近する。瞳と瞳が交差して、ゆっくりと顔を近づけていき、吐息と吐息が重なるようになって――


「――何だこの見ていて微笑ましい光景」

 さすがに俺は突っ込んだ。


「うわっ!?」

「うおっ!?」


 二人は神速としか呼べない速度で瞬間分離を果たした。

 ちょーはええ。

 おかげで、美月の方は後頭部をガンッとタンスにでもぶつけてしまっていた。


「い、いったぁ~! ………あれ? そーちゃん、いつからそこに?」

「ずっとだよ」

 ついでに言うと、一緒にここに来たよ。

 どんだけ二人だけの桃色空間に侵食されていたんだよ。

 俺の憮然そうな声色に対して、美月が何を思ったか、こんなことを言ってきた。


「…………もしかして、嫉妬した?」

「してねぇ」

 先ほどの二人に劣らぬ即答だったはずだ。


 そして、俺たちの女子寮潜入は思いもよらない方向へと展開していくこととなる。

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