1-5 少女と人殺し


 この世界には明確に敵が存在する。

 壁の中の街に住む人々にとってそいつは、『いたはず』の存在だった。

 世界が滅びてから数世紀が経過したこの世界にそいつが生きているということを信じているものは少ない。

 常識的な思考回路をしていればそれは当然の帰結だろう。

 人間は何百年も生きられないのだから。

 それでも人間の数が爆発的に増えることはなかった。

 何故ならば人が定めたシステムを運用するには生存数があまりにも少なすぎた。

 人が減ればそれだけ食料を栽培する手も減る。高度に発達した社会は一個人の出来ることを切り分け過ぎていたらしく、長らく都会だけで生きてきた人間に農耕や狩猟は難しかったし、食肉を育てるための機材と人手も足りなくなっていた。

 略奪をして生き延びようとした集団もあったが、略奪を仕掛ける富裕そのものが失われていたため意味がなかった。

 だから人々は一度文明を放棄せざる得なかったのである。

 それからも人口は緩やかに減少を続けて、結局人類は最盛期の一パーセント程になるまでその数を減らし続けていった。

 そこから人々は緩やかに盛り返して現在に至る。

 それがこの世界が、世界の人類が辿った破滅の歴史であった。



「ケイリ先生。あの、用って何ですか?」


 ジンとの模擬戦から三日が経った。いつも通りの授業を終えたエイリは、薬品の匂いがしみ込んだ白衣を身に着けた担当教師のケイリに呼び出され、職員執務室へとやってきていた。


「用があるのはアタシじゃないんだ、街の統括からの召喚命令だよ」


 アンダーリムの四角い眼鏡をかけ直すように指で押さえつつ、机の上から一枚の紙をつかみエイリへと差し出す。


「この学園の管理者としてではなく、街の統括役として君の召喚を望んでいるようだよ、エイリ嬢」

「そう……、ですか。分かりましたすぐに向かいます」


 召喚状を受け取り、ため息を飲み干すように少女は頷く。

 そのまま背を向けようとしたエイリに向かって女史は躊躇いがちに声をかけた。


「なんだ、その。もしお前が一人で行くのが嫌ならアタシが引率としてついて行っても構わないわけだが」

「ありがたいですけど、平気です問題ありません」

「そうか、それなら……。なんだ胸張って来な」

「はい、行ってきます。でも別にあれです、義父に会うのに気負う必要なんてないです」



 中央特区一番街一。

 そこは壁内の中央地点にして街の全権を司る内政の要所である。

 都合四十人の政務官と一人の統括が詰める街の心臓部である、と同時に壁内で最も煌びやかな街の顔としての機能も兼ね備えている。

 つまり、中央特区とは文字通りの特権階級が住まう街の中枢だ。

 中央特区からさらに二回りほど広い範囲が中央区、もしくは中央商業区と称される街の富裕層が住まう区域。その外側を囲うように西区と東区という区切りが設けられ、そこにはいわゆる一般層が住んでいる。

 区分けそのものから外れた地域として壁内北区画が存在する。北区画にはほとんど人が住んでいない、その理由は農地だからである。壁内のほぼ全ての食料はこの区域から生産されているため、街の生命線といって差し支えがない。もしも何らかの理由でこの区域が封鎖された場合街は崩壊するだろう。


「統括としての召喚命令、か。一体何を言われるのやら」


 七階建ての政務塔、その最上階の扉の前でエイリは呟き、四度軽く扉を叩く。


「中央立第一訓練学舎所属のエイリです。召喚令を受けて参上しました」

「開いている、入れ」


 凄みのある、だけれどやや軽い返答が内側からあった。

 言葉に従いエイリはドアを押し開ける。


「統括、それともパパって呼んだ方がいい?」

「統括でいい。大体お前はもう俺のことをパパなどと呼ばないだろ」


 ダークグレーのスーツをビシッと着こなした街の統治者は娘の態度に呆れを滲ませながら気安く答える。


「失礼しました、統括。それで要件とは何でしょうか?」

「町の南側、未認証区域に賊がいるという調査報告が上がっていてな。現状では彼らは何もしていない、とはいえ放置できる案件でもない」


 執務机の上に積み上げられた資料の山から一枚を抜き取り、眉をひそめながら語る。


「街の治安維持部隊を送ることは出来ないのですか?」

「彼らは起きてしまったことを鎮圧するために存在する。事態を未然に防ぐことは出来ない。疑いだけで権力を振ってしまえばあとに残るのは独裁だけだ」

「それでは私が調査して尻尾を捕まえろ、と? さすがにそれは専門外……」


 エイリの言葉が終わらないうちに統括が口を挟む。


「いや、すでに査定は黒だ。だからエイリ、君には賊の頭を切ってきて貰いたい」

「汚れ仕事、ですか」

「あぁ済まないな。大っぴらに権力を使えない以上私はお前を使わざる得ないんだ」

「いえ、それが私の存在意義、ですから」


 そういったエイリは笑っていた。薄く薄くしとりと張り付けたように笑っていた。


「いや……、私は……」


 街の最高責任者は僅かに目を細めて口ごもる。


「統括、間違えないでください。あなたの大事なものを」

「そうだな、分かっている。足はこちらで準備している、決行は明日未明だ」

「心得ました」

「下がりなさい」


 エイリはただ頭を下げて言葉に従い退出する。

 その背中を無言で眺めていた彼は扉が閉まるのと同時に深く、深くため息を吐き出した。


「分かっていないよエイリ。俺の大事な家族には君だって当然入っているんだ」


 父親はその精悍な顔立ちを歪ませ、忌々しそうに呟き落とす。



 夜明け前、世界には星明りと月明りだけが差し込んでいる。


「ゴーストシステム、ね」


 耐性エネルギーを動力に組み込むことに成功した最新型の自動二輪。その性質からネクストかギフトパス、そのどちらかでなければ起動することが出来ないが性能自体は最新型というだけあり流石の一言だ。最新型といっても設計そのものは旧文明の遺産を流用しているのだが。

 街の中央から南端まで人の足なら丸々一日はかかる距離を僅か一時間ばかりで移動することが出来、エイリは思わず感激していた。

 だが、あまりはしゃいでばかりもいられない。

 目の前には草臥れたようなぼろいアパートメント。

 枠だけの窓からゆらゆらとした火の明かりが見え隠れしている。


「ドンピシャ、だね」


 ゆっくりと息を吐き出しながら柔軟運動をしてエイリは体を整える。

 それからシロツバキとベニツバキを鞘から抜き出して確認し、もう一度鞘へと戻す。


「人数は何人、だったけ?」


 少女は受け取ったデータを頭の中で反芻する。

 敵の数はおよそ三十ほど、リーダーはいかつい顔と大きなピアスが特徴的な三十前後の大男。ほかには特出した人物はなく、構成員はいずれもノーマル。武装の有無は確認されていないため要警戒。


「全員あそこに詰めてるのかな。まぁ全滅させろとは言われてないし、別にいいかな」

 

 少女はぐるりと建物の周りを周回する。

 いくつか隣接しているアパートメントはいずれも補修された形跡はなく、この地震の多い街ではいささか不用心だといえる。


「いや、そもそもそんな対策をするだけの余裕もない、んだよねきっと」


 彼女は自身の記憶と照らし合わせて判断する。

 街の南側に位置するこの場所は投棄区域だ。街で生きていくことが出来ないようなはみ出し者たちがひっそりと暮らす場所。言ってしまえばこの場所はスラム街である。


「懐かしい」


 極力足音を殺して階段を昇っていく。

 今少女が上っている階段は目的の集団が根城にしているアパートメントの真裏にある建物のものだ。最上階まで上がったらそこから屋根伝いに移動して目的の場所へと侵入する。


「あとは、出たとこ勝負だね」


 自分のプランを確認してからエイリは呟き、身を乗り出してロープを付けたフックを屋上へと投げひっかける。

 ぐいぐいと数度引っ張ってきちんとかかっていることを確認し、それから体重を預けて両手で一気に登る。

 ぶら下がり、左右に揺れながら素早く屋上へと上がりきりロープを回収する。


「さて、行きます!」


 屋上と屋上の間は二メートルほど。

 それを飛び越えるために勢いをつけるために駆け出し、そのまま建物のヘリへと足をかけて一息に跳ぶ。

 夜のスラム街にエイリの体が舞った。

 やや余裕をもって着地した少女は階下の窓の位置を確認する。

 ぐっと、両手を伸ばす運動をしてから、ゆっくりと降りるように屋上から壁へと張り付き、勢いをつけてそのまま窓の中へと跳び込んだ。

 建物に入った直後に、目と目があった。

 薄明りの中、彼女は内部の人数を素早く把握する。


(六人、うち二人は仮眠中、ね)

「なっ――!」


 叫ぼうとした若い男に対して素早くシロツバキを抜き放ちのど元を断ち切る。

 声の代わりにひゅぅという間の抜けた音が鳴り、男はそのまま血だまりに伏す。


「て、敵だ――!」


 残りの三人が弾かれたように叫び声をあげ、小さなナイフを構え突撃する。


(単調。全員がこれなら問題はないかな)


 すり抜けるようにエイリの体が動く。

 正面から来た一人目は半歩の動きで体軸とタイミングをずらして対処する。刃を振えばそれをつかまれる可能性が考えられたため、初撃は柄による強打。足元のふら付いたその痩せこけた男の懐へともぐりこみ、左からくる優男へと突き飛ばす。それと同時に左手から詰めてきた軽薄そうな茶髪の男ののど元へと一刀。

 無駄に切る必要はない。相手を無力化するだけならば行動は最小限に留めるべきであるからだ。

 バランスを崩して床に転がっている細い男と優男。その二人へとエイリが向けた視線はただただ冷たかった。


「ひぃっ、――ッ!」


 殺されると思ったのだろう。どちらともなく小さく悲鳴を上げていた。

 躊躇うそぶりを見せることもなくエイリは男たちへと近づいていく。

 形成は明らかに決まっていた。それどころか勝敗さえすでに決している。

 エイリは何も口にしない。

 ただひたすらに冷めた瞳で、立ち上がることさえできない男たちへと視線を注ぎ続ける。

 薄氷のようなそれに色はなく、ただ目の前のやることを淡々と為す。


「うちの仲間をそれ以上怖がらせるのはやめてくんねぇかな」


 腹の底に届くような鈍い声色を響かせて腰に拳銃を携えた筋骨隆々の男が現れた。


(銃を持ってる……、あの形を見るのは初めてだな。治安維持部隊に配属されているものとは形が違う、どこの横流し品だろう……)


 エイリはこの男を知っていた、だから言葉に耳を貸す意味は感じられなかった。

 だから迷わず刃を振う。


「うぁ、ああああああ!」


 一つの絶叫の直後に現れた男は弾け跳び、エイリを突き飛ばそうと動く。

 だが結局男の体当たりよりもエイリの二撃目が早かった。

 別の男の絶叫が残響する。

 それとほぼ同時にエイリの体が突き飛ばされた。


「お嬢さん、やめてくれって言ったじゃねぇか」

「り、リーダー、いてぇ……いてぇよ……」


 斬られた二人は揃って泣き言をこぼす。


「別に殺してないよ、手の腱を切っただけ。私のターゲットはガイあなただけ、標的が出てきたなら殺しは無意味だからやらない、横やりを入れられなくしただけ」


 ガイの体当たりで数歩分後ずさりをしたエイリは淡々と色の乗らない声で告げる。

 それは最後通告の意味もあったのかもしれない。


「こいつらの手はお前さんのせいで今後一生動かなくなったがなッ!」


 男は怒りに声を震わせ、腰に下げたホルスターから拳銃を引き抜き、素早く引き金を引いた。

 発砲音が、鳴り響く。

 だが、弾丸が発射されるより前に決着はついていた。


「リーダー、何事ですか!?」


 アパートメントの別の部屋からゾロソロと集まってきた反乱分子の構成員たちはその光景に動きと言葉を奪われる。


「なぁこの街の統括役ってのはなんだって嬢ちゃんみたいな子供を俺たちの鎮圧によこした?」


 銃ははたき落とされ、仰向けで胸板を踏み動きを封じられ、あまつさえ喉元にシロツバキの透明な刃を突き立てられて、それでもなおガイと呼ばれた男はエイリに問いかけた。


「街の治安部隊は大っぴらに動かせないから、だからアタシがきた。それだけだよ」

「そこじゃねぇよ。なんであんたみたいな嬢ちゃんが始末屋みたいなことをやらされてるんだって話さ」


 動揺を誘うつもりだろうか、とエイリは考えてそれからどちらにせよやることは同じか、と思考した。


「何を勘違いしてるのか知らないけど、アタシは街にかこわれた奴隷でもなければお金で雇われたヒットマンでもないよ。ただコレをすることをアタシ自身が選んだって、だたそれだけの話」

「それは本当にお嬢ちゃんの自由意志、ってやつか?」

「そうだよ。コレがアタシのやるべきこと。あなた達みたいな反逆者を、平和に生きる人たちを傷つけてまで目的を達しようとする人達を、他者を犠牲にすることに躊躇いを持たない人たちを、斬って棄てるのがアタシの役割」


 不穏分子に対して告げる。


「嬢ちゃんそれは違うぜ。俺たちは自由のための立ち上がっただけだ、この街で虐げられてきた連中に自由を教えるために立ち上がったんだ。誰だって幸せになる権利を持ってるはずだからな!」


 直後に発砲音が響いた。

 引き金を引いたのはガイ、ではない。

 入口に殺到して動けなくなっていたはずの構成員の一人だった。

 銃弾は確かに命中した。着弾個所は胴体のど真ん中、おそらく心臓を狙うつもりで外したというのが正直なところだろう。

 だけれど確かに当たったのだ。


「ば、馬鹿野郎! おまえなんてことを――!」

「で、でもガイさん。撃たなきゃガイさんが……!」


 ガイが叫ぶ。彼が掲げていた正義には殺し屋といえど女子供を殺める義理はなかったようだった。


 だが――――、

「敵性アリと確認した」

 エイリに銃弾は届かなかった。

 着弾の衝撃は確かに内臓を揺らしたがただそれだけだった。


「な、なにがァ――!?」


 潜入工作用の耐ショック特殊スーツ、Liquid Metal Suit、通称LMスーツ。エイリが普段から制服の内側に着込んでいるアウターの正体がそれだ。

 瞬間的に強力なエネルギーを受けると瞬時に硬化し、それ以外場面では極めて優秀な柔軟性と伸縮性を実現した夢のような代物。既存の鉱石が耐性化汚染を受けて変質した物体から得られた副産物でもある。


「おい、お前のターゲットは俺だけだとさっき言っていただろう! 頼むから――、」


 ガイの言葉は踏みしめられたエイリの右足からの圧迫によって封殺された。

 そして少女はベニツバキへと手をかける。

 逃げるものはいなかった、逃げる余裕がなかったのだから。

 戦うものもいなかった、エイリと戦いになる人物はいないのだから。

 だから、ガイがせき込みながら立ち上がった時には半分が終わっていた、終わった全ては一様に喉元から血を流していて、近々終わるはずのもう半分は悲鳴と泣き言をあげながら震えていた。


「なぁ嬢ちゃん、それくらいで勘弁してくれないか?」

「り、リーダーぁ……」


 六連式のリボルバーという奥ゆかしい骨董品こっとうひんを拾い上げ、エイリのこめかみに突き付けながらガイは語る。

 エイリの握るベニツバキは正面の男ののど元一寸まで迫っていて、シロツバキの剣先は既にガイの腹部へと差し込まれていた。


「リーダーァ!?」


 壁へと追い込まれていた男は動きの止まったエイリを見てずるずると滑り落ちる。


「お前らはいいからここから出ていけ。あとは俺と嬢ちゃんで話をつけるからよ」

「で、でも!」


 生き残った集団から恐る恐るといったようで、しかし威勢良くもある声が叫ばれる。


「ここに残るってんなら……、そりゃ、っ嬢ちゃんに皆殺しにされたいってことになる、んだぜ」


 深々と刺さった剣先から血を滴らせながらガイが語り、聞かせる。


「俺はお前らが皆殺しにされるのなんか望んじゃいないし、おまえらが嬢ちゃんを殺そうとするのもごめんだ。だから、だから下がってくれ。夢は叶わなくなっちまうがよ、収めてくれよ」


 やり取りにエイリは何も言わず、身じろぎもしない。ただ刃を突き立てたままだった。


「す、スンマセン」


 そういったのが誰だったのか、それは分からなかった。だけれどほどなくそこにいた連中はすごすごと名残惜しそうに、悔しそうに、背を向けて逃げていった。


「見逃してくれてありがとうな嬢ちゃん」

「違う、烏合の衆じゃ集団は形成できない。あなたという頭を失わせられればそれでよかった。それだけだよ」


 ガイの手から拳銃が滑り落ちガンッと音を響かせた。

 その直後にエイリは一歩思い切り踏み込んでシロツバキの透明な刃をその身に押し込み、それから鮮やかに引き抜き、血払いをする。


「さっき、話の、続きといこうか」

「自由と幸福の権利の話?」

「そうだ、よ。街の人間、はみ出し者の俺たちっ、みたいなの、だっって、幸せになる権利ぐらいはあ、るはず、なんだ」

「この街のほとんどの人は自由に生きているよ。多少の格差はあるけど、それに不満を持っている層は少ないし、それと正す意味もないよ」


 エイリの言葉の途中でガイは傷口を手で押さえながら仰向けに倒れ込んだ。

 後頭部を思い切り強打し、貫通した傷口にも強い衝撃が走ったようで、痛みに呻く。


「お嬢ちゃん、はっ、知らないかもし、れないけどな、この辺境、じゃ一日に何人も死、んでる」

「知ってるよ、小さいときはアタシもその死ぬはずだった人間だったから。でも拾われて生き延びた、あたしにとってはそれで充分、幸せだ」

「そうか、嬢ちゃん、は運がよかったんだな。だがな、この街は色んな、ものを隠しすぎてる、んだよ」

「隠しているんだ。あなたは何を知っているの?」

「あぁ、こ、の、せ、か、……」


 途切れ途切れだった言葉がそこでついに途切れた。


「時間切れ、ね」


 草臥れたアパートメントの一室で血と死体に囲まれたままエイリは呟く。

 その表情には突入時と全く変わらず色は乗らない。

 彼の言葉は果たして少女に届いたのだろうか。


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