夢現境会
第十夜 夢現境会―トラブル・ダブルデート―
「おはよう。田中」
「えっ……! あ、ああ……。お、おはよう。
やけに驚いた反応を見せてから、目を逸らす田中。
「調子はどう。長い間休んでたみたいだけど」
「え、ええと……。うん。すっかり、良くなったかな」
「そうなんだ」
彼の態度はやけにぎこちない。綾見は不思議に思って首を傾げたが、次に彼の発した言葉ですべて納得した。
「……沫倉さんって、僕にそんなに話しかけてくる人だったっけ」
「そうでもなかったね。そう言えば」
夢魔事件の被害者である田中には、記憶処理が施されている。もちろん、処理が必要ないケースもあるのだが、彼に関してはレベル3夢魔やエクソシストエージェントと接触した影響が大きすぎたため、通例によって記憶処理を行った。
だから、彼は夢の中のことを覚えていない。
凌ノ
要するに、夢魔との接触によって本人が精神的な成長をしたのであれば、その事実が消えることはないのだという。一度夢魔に憑かれた人間が、もう一度憑かれることは稀なケースで、心に免疫のようなものができるのだそうだ。
田中は夢の中のことを覚えていない。だが、夢の中であったことが、なくなるわけではない。
「田中、私の名前、憶えてたんだね」
「……そう言えば、なんでだろう。僕、クラスメイトの名前半分も覚えてないのに……」
「それはどうかと思う。もしよかったら、今度遊ぼう」
君が嫌じゃなければ、と付け足してから、綾見は田中の席を離れた。ぽかんとした彼の顔が、こちらの背中を見送る。
夢の中で、彼は綾見の名前を知らなかった。今は知っている。記憶は失ったが、夢の中での経験が心の底の方に残っているということだ。ひとまず、それで納得する。
だが納得できないことはまだまだ山積みだ。彼の両親が所属しているという『夢現境会』という組織。そしてそう、綾見自身が、どうやら田中の夢の中に入れたらしい、あの顛末についてもである。自分と凌ノ井の話を総合する限り、あの状況はそうだったとしか思えないし、田中の話を聞いてもそれは伺える。綾見は、他人の夢に入ったのだ。
ではなぜ、と聞かれると、これがさっぱりわからない。
あのあと、ヒュプノスでも検査を受けたが、やはり理由がわからない。この件については引き続き原因究明に努めるし、検査が必要な時はまた協力してほしい、と棺木から言われ、結局そのままウヤムヤになってしまった。
「よっ、沫倉」
ぼんやりした顔で考え事をしていた綾見に、声がかけられる。
真剣に考え事をしているときも、本当にぼーっとしているときも、綾見の表情は変わらない。外側からは判断がつかないらしくて、よくこうして思考を中断される。
声をかけてきたのは、クラスのイケメン男子・
田中が学校に来なくなったとき、真っ先に見舞いの提案をして、間接的に彼を救う手助けをしてくれた男でもある。
「田中のやつ、治って良かったな」
「うん」
「ま、ご両親は相変わらずっぽいけど。うちの姉ちゃんもな」
そうか、やはり相変わらずなのか。と、綾見は思った。
田中の夢の中にも、夢現境会の姿はあった。綾見も、ナタを持った信者のおばさんに遭遇している。まさか現実でもナタを振り回しているわけではないだろうが、おかげさまでかなり怖い思いをした。
高木の姉も、件の組織にハマっているという話は聞いていた。彼としても他人事ではないのだろう。どうにもキナ臭い組織で、夢魔の絡んでいる匂いもするし、友人としては甚だ不安だ。
「ところで沫倉、話は変わるんだけどさ」
「うん」
「今日暇だったら、放課後付き合ってくんね?」
「ほう」
ここで口から飛び出した『ほう』は、普段よりいくらか、力強い音を伴った。
その時、少し離れた場所のユミがものすごい目で高木を睨んでいたので、なだめるのには少しばかり苦労した。
凌ノ
もっとも、エクソシストエージェントの勤務形態を考えれば、非番の方が多い。一ヶ月の2/3は確実に休みだし。命を懸けて戦うのだから、福利厚生くらいはしっかりしていてもらわねば困る。
にもかかわらず、凌ノ井はこのとき、喫茶スリーピングシープにいた。
「わざわざお顔を見せに来ていただくとは。嬉しゅうございます、凌ノ井様」
「他に行くとこがなくってなぁ……」
「そう言えば、
凌ノ井の脳裏に、あの暑苦しい笑顔が去来する。なので、頭の上あたりを手で払った。
「別に鋸桐がいないから暇なわけじゃないんだ」
『嘘おっしゃいマスター。鋸桐さんと遊ぶためのゲームをしこたま買い漁っていた癖に』
「良いもん。沫倉ちゃんと遊ぶもん」
『遊び相手が同年代の同僚1人を除くと女子高生しかいないっていうのは、大人の男性としてどうなんでしょうねマスター』
「他の大人から羨ましがられるほど得難い環境だと思う」
相棒<
脇では、
もちろん、ただの暇つぶしでスリーピングシープに来たわけではない。いくらか棺木に聞きたいこともあった。まずは、沫倉綾見のこと。彼女が、夢魔の力を借りずに夢の中に入り込んだのは、もはや疑いようのない事実だ。
ヒュプノスという組織でも前例のないことだから、研究チームにもかなり混乱を呼んだらしい。極東本部だけでなく、世界中のヒュプノスで話題になっているということだったが、当の綾見本人は今日も呑気に学校だ。
「残念ながら、沫倉様のことに関しては、まだわかっていないことの方が多いのです」
「そうか。でも、なんかあるよな?」
「はい。記憶処理が通用いたしませんでしたし、沫倉様に特別な何かがあることは間違いございません。ですが、かと言ってあまり結論を急ぐ必要はないかと思われます」
「ん?」
棺木の意外な言葉に、凌ノ井は首を傾げる。
「結論が、沫倉様にとって幸せなものであるとは限りません。また、極東本部としては沫倉様の自由意思を尊重したく思っていますが、他の本部であればそうもいかないでしょう。判明した事実によっては、沫倉様が不利益を被る可能性もございますので」
「なるほどな。そりゃそうだ」
あまり考えたくないことではあるが。確かに、夢魔に頼らず人の夢に入るメカニズムが確立されてしまえば、それは恰好の研究対象だ。綾見がその実験台になる可能性だって、無くはない。そこへ行くと、棺木が言外に綾見を守るという意思を匂わせてくれるのは、ありがたい話だった。
「じゃあもう一点だ、棺木。夢現境会のことなんだが」
「はい」
「調査は進んでいるのか?」
意識改革セミナー〝夢現境会〟。
先日、田中少年に憑いた夢魔を退治する際、いくらかの不自然な点に出くわした。
息子の明らかな不調を前にして、決して病院には連れていなかった両親。そして、レベル3の夢魔が助けを求めた〝マスター〟という存在だ。その〝マスター〟とやらが、夢魔にエサを与えることによって劇的なパワーアップを促した。そのエサもまた、夢魔の幼体であったわけだ。
つまり、夢魔を操る何者かが、田中少年に接触した。そしてその何者かが、夢現境会に連なる者であると考えれば、辻褄が合う。凌ノ井はそのように考えている。
『でも、今のところ夢現境会と夢魔の関連性を決定づける証拠はない。そうですよね』
頭の中で<悪食>が付け足した。
「確かにありませんが、可能性は高いです。今までノーマークだった団体ですので、現在、調査を進めている最中でございます」
「誰が調べてるんだ?」
「本日はエクソシストエージェントの方にも動いていただいております。
『適任ですね』
凌ノ井は、本日の出勤シフトを思い出す。今日は、メインが倉狩。サブに絶脇と、あとその病本がいた。
病本は、現在倉狩と外に出ているという。しばらくすれば戻るというから、凌ノ井はこのままスリーピングシープの個室で待つことにした。
凌ノ井の滅多にならない携帯が鳴ったのは、その時だ。発信元は沫倉ちゃんとあった。
特に遠慮する必要もない。凌ノ井は通話ボタンを押し、携帯を耳に当てる。
「あー、もしもし、沫倉ちゃん?」
『うん。私』
相変わらず平坦な応答が返ってきた。
「どうかしたか?」
『デートに誘われた』
「ほう」
ここで口から飛び出した『ほう』は、普段よりいくらか、力強い音を伴った。
『今日一緒に遊ぶ約束してたけど、少し遅れるかもしれない』
「少し遅れるくらいで済む健全なデートなの?」
『わからない。それで凌ノ井さん、そいつ、お姉さんが夢現境会の信者みたいなんだけど、探りを入れてみた方が良いかな』
「いや、そこは普通にデートを楽しめよ。相手の少年が可哀想だろう」
『そうか。うん、わかった。じゃあそうする』
通話はそこで終わった。棺木は相変わらず、涼しい顔で紅茶を淹れている。
『マスター、寂しいですか? 落ち着かないですか?』
「バカ言え。沫倉ちゃんはしっかりしてるから大丈夫だよ」
でも悪い男に騙されそうなタイプだと言えば、確かにそんな気もする。心配と言えばまぁ心配だ。
綾見のことでしばしモヤモヤを持て余していると、個室の扉が勢いよく開け放たれた。
「ひっつぎくーん! おっはよおおおぉぉぉ――――ぅってあれ、鷹哉じゃん。どうしたの」
「相変わらず元気だなクソババア……」
小指で耳を掻きながら、凌ノ井は疲れ切った顔を向ける。
入ってきたのは、凌ノ井と同じくたびれたコートを羽織った小柄な女性である。すなわち
「お久しぶりです。凌ノ井先輩」
「久しぶり……ってほど、久しぶり、か? まぁそうか。最近シフト合わなかったからなぁ」
ぺこりと頭を下げるこの男が、
このくたびれたコートこそ、倉狩一門の証である。凌ノ井は彼自身がくたびれているのでまぁまぁ似合っているが、病本の方はこれが壊滅的にミスマッチだ。ただそれでも脱がないのは、師匠にあたる倉狩に尊敬の念があるからだろう。
「あー、わかった鷹哉。今日も暇なんでしょう。鋸桐くんがいないしねぇ。もっと友達増やさないとダメよー」
「説教は良いよ師匠。今日はさ、夢現境会のことがちょっと知りたかったんだ」
「なるほどね! じゃあ千羽朗に聞くと良いわ! あたし、本部で用事済ませたらまた出るから」
言うなり、倉狩は部屋に飾られた大きな絵画をガコッと押し上げた。
この個室は全体がエレベーターになっており、地下のヒュプノス本部に直行できる。が、この絵画の裏側にある階段通路を通っても、やはりヒュプノスの本部へ行ける。倉狩は手をひらひらと振って、そのまま階段を降りて行ってしまった。
「……で、病本」
大声を上げるだけ上げて去って行った倉狩を見送って、凌ノ井は正面の後輩に向き直る。
棺木は嫌な顔ひとつせず、開けっ放しになった絵画をガコッともとに戻していた。
「夢現境会について調べてるって?」
「はい。先輩もですか?」
「いや、俺はどうでも良いんだが……」
と、言いかけて、凌ノ井は首を横に振った。
「いや、良くはないな。弟子の友達の家族がハマってるらしいし」
「結構遠いですね」
苦笑いをしながら、席につく病本。棺木が紅茶を淹れると、ぺこぺこ頭を下げてそれを受け取った。
「あまり良い噂はないですよ。胡散臭いって言ってる人も結構います。母体は健康食品会社ですね。色んなサプリメントを販売して、会員に買わせてます。それ自体はあこぎですが、まあ、タチの悪いだけの意識改革セミナーですよ」
『と、言うことは、それだけじゃないんですね』
上から夢魔の声が聞こえてくる。
「そうなんですよ。<悪食>さん」
病本が眉をしかめて、話を続けた。
「幹部クラスの何人かが接触しているところを盗聴したんですが、」
「おまえ顔に似合わずえげつないことするのな」
「先輩ほどじゃないです。で、ですね。盗聴したんですが、どうにも気になる話をしていたんですよ。高次元体との接触とかなんとか」
『おっと、一気に胡散臭くなってきましたねぇ』
楽しそうに笑う<悪食>。
「その高次元体が夢魔だってのか?」
「それは結論を急ぎすぎだと思いますけどね」
病本はそう言って、鞄からタブレット端末を取り出した。盗聴の内容を聞かせてくれるらしい。
どうやら、狭い個室の中で、数人の男女が何かを話しているようだった。食事の最中らしく、少しばかり耳障りな音も混じっている。
『つまりね、
『知ってますよ。
『そのために高次元体との接触が必要なわけですよね?』
『はい。しかし我々の
『だからこそ垣根を取り払うことが大切なのでは?』
『おっしゃる通りだ。
『それでこそ神に認めてもらえる』
『神という言い方はよくない。あまりにも陳腐だ』
『そうそう、高次元体と呼びなさい。我々は宗教団体ではないのだから』
会話はまだまだ続いている。だが、既に凌ノ井の顔はげんなりしていた。
「なんかもう、お腹いっぱいだぞ。病本」
『どうせお腹いっぱいになるならカレーが良かったですね……』
何が嫌かって、彼らの意味していることがある程度理解できてしまうことが嫌なのだ。
マナスだのアストラルだのは神智学用語のひとつだが、このヒュプノスでも専門用語として扱うことがある。神智学で意味するところとはまた少し異なってくるものの、だ。
「まあ胡散臭いのはわかってもらえたと思います」
「かなりな。夢魔のこと言っているのだと思えばそんな気もするし、そうじゃないと思えばそんな気もするよなぁ」
「ですが仮に夢魔のことだとしましょう。これはかなり危険です。彼らの語る
「魂の家族か。田中少年の夢の中では胡散臭いだけ単語だったんだがなぁ……」
その間、なおもタブレットからは盗聴の内容が流れ続けている。バックグラウンドミュージックにするには、あまりにも品がない。思わず耳を塞ぎたくなった凌ノ井だが、不意に顔をあげ、鋭い顔でタブレットを睨みつけた。
「……ど、どうしました。先輩」
「静かにしろ」
何か言おうとした病本を制止させる。気を張ったのは、凌ノ井だけではなかった。<悪食>も、棺木でさえも、タブレットの方に精神を傾けている。それがわかっていないのは、どうやら病本だけらしかった。
『……しかし、その高次元体ですが、ここしばらくは接触に成功していないのでしょう?』
『違崎会長の弁ではその通りです。ですが、他の高次元体には接触できている』
『ですが記念すべきファーストコンタクトの相手です。気にはなりますね。ええと、なんと言いましたか』
『<真昼の暗黒>。そのように名乗ったそうですよ』
がたん。凌ノ井は椅子を蹴り飛ばすように立ち上がった。
「<真昼の暗黒>……だと」
「せ、先輩? どうしたんですか?」
『私から説明しますよ。病本さん』
掠れた声で呟き、タブレットを睨みつける凌ノ井。なおも、中身のない会話が延々と垂れ流されている。
困惑する病本に対して、<悪食>はこう告げた。
『<真昼の暗黒>とは、夢魔のコードネームです。ここ長い間、姿を見せてはいませんが』
「……ということは、まさか」
『はい』
思い当たる節があるような病本に対し、<悪食>は静かに肯定する。
『かつてマスターの恋人を殺害し、姿を消した夢魔。それが<真昼の暗黒>なのです』
学校が終わり、綾見は高木と共に電車に乗っていた。彼は妙にそわそわしつつ、何かを言いたげな素振りを見せている。人馴れしたこのイケメンが緊張するなんて珍しいことだ。綾見は、あまり失礼にならないようにしながら、まじまじと見つめた。
「沫倉、保護者の人はなんだって?」
「普通に楽しめ、と言われた」
「そ、そうか……」
苦笑いを浮かべつつ、高木は頬を掻く。
「先に言っとくけど、これ、デートとかじゃないからな……?」
「あ、うん。実は最初からそんな気はしていた」
あの時、「放課後付き合ってほしい」と高木が言い、それを耳ざとく聞きつけたユミが高木に噛みつかんばかりの視線を送ったものだから、周囲が思いっきり勘違いをした。あそこで高木が大声で勘ぐりを否定することはできたはずだが、結局彼はそうしなかった。
あまり大げさに否定してしまうと、それはかえって綾見を傷つけることになりかねないからだ。高木は死語で言うところのプレイボーイなので、綾見をデートに誘うことそれ自体は、特に不思議なことでもないのだし。
だが、おそらく別の用件だろうな、と綾見もわかっていた。
「夢現境会のことかな」
「うん……。田中のお見舞いの時に思ったんだけどさ、やっぱり、あの団体、異常だよな、って……」
「高木のお姉さんは?」
「昨日、集会に行ったっきり。今朝まで帰ってきてなかったんだ」
「そうなんだ」
高木の家はエリートの家系である。本人がそう断言したことはないが、周りはみんな知っている。官僚だの一流企業だの医者だの弁護士だの。一族全員そんな感じだ。高木は実はそこまで勉強ができないが、既に様々な方面に知り合いを作っているので、たぶん何かしらの形で成功を治めるのだろうな、と綾見も思っていた。
だが、彼の姉はそうではなかったらしい。高木の姉は頭が固く勉強熱心で、逆に言えば人付き合いが苦手なタイプだ。もちろん、一族と同じエリートコースを走るものと思われたが、大学受験の段階で大きく躓いてしまった。以降、2年ほど浪人していて、家族から冷たい目で見られている。謎の意識改革セミナーに手を出したのは、その直後だと聞いた。
「(欲望はある……。いや、でもそんなもの、みんなあるしなぁ)」
夢現境会と夢魔を頭の中でつなげようとしたが、綾見はすぐにそれを取り払った。
「で、ちょっと今日その……。見てこようと思って」
「セミナーを?」
「そう。でも、さすがに1人だけだと不安で……。こう、黙っていてくれそうで、度胸のある奴を探したら、沫倉くらいしかいなかった」
「高木のお眼鏡に適ったなら、光栄かな」
セミナーを覗き、どれほど怪しいものかはっきりさせたいのだと言う。綾見としても望むところだ。どのみち、このまま放っておきたくはない。高木の姉も、田中の両親もだ。
「……確かに、デートにしては、味気ない」
綾見が冗談めかして言うと、高木はまた苦笑いをした。
「そんなに文句言うなら、晩飯くらい奢るよ……」
「じゃあ、カレー屋に行こう。友達から、良い店をいくつか聞いた」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます