「岩窟王」
僕の安アパートの周囲に、ぞくぞくと各種の資材が荷台に載せられて、運び込まれていた。「岩窟王」は二百個以上、袋詰めの「くらやみ乙女」は実に数百キログラムもあった。まずは、アパートの周囲の道路をぐるりと囲むように、「方陣」を墨汁や白墨で描いていく。それの周囲に各種ソリッドを、教授の作った設計図通りにびっしりと配置していくのだ。教授と僕とホタルコちゃんは当然として、教団のスタッフもこの作業に加わっている。
幹部達は、教授が組んだ「設計図」を覗き込み、誰もが釈然としないという表情をしている。教主がみなの疑問を代表するように質問した。
「これは一体……? 『見慣れない構造』をしているようだが、本当に動くのか?」
「ええ、動きます。見慣れないのも無理はありません。これは、『アアア』に上書きされている『六芒形フォーマット』の方ではなく『本来の』フォーマット上で動くものですから」
何だって!?
「む? それは、どういうことだ? つまり『七芒形フォーマット』に対応して作動するとでも?」
「ええ、そうです。私は、この『アアア』が本来持っている『基本階層フォーマット』の、概略程度は把握できていますから」
それは、爆弾発言だ!
さすがにはったりなんじゃ……
だって、大国バハロウの最高の頭脳集団を持ってしても、「アアア」の「基本フォーマット」すら解析できなかったのだ。たった数日で、概略を掴んだ? 「七角形の外形の定義」も教授は知っているんだろうか……
「それより、そろそろ『第一外装』は組みあがるようですな。そこの『岩窟王』を配置すれば、閉じます。見てて下さい」
と解説をしながら、教授はボードをいくつか操作している。
ちょうど幹部の一人が、地面に白墨で「P」という文字を描き終わった所だった。その隣の空いたスペースに「岩窟王」を配置した。それで、装甲の一番外側の「構造部」が「閉じた」らしい。
固唾を呑んで幹部達が見守る中、十秒……二十秒……と、時間が経過して行く。
しかし、何も起こらなかった。
「何も起こらないでは無いか! このイカサマ師め!」
痺れを切らしたスタルトが、鬼の首を取ったように叫んだ。
しかし、教授はスッと片手を上げて、それを制す。
直後に、「くらやみ乙女」を山盛りにした湯飲み茶碗の一つが、カタカタと振動を始める。
「どうやら、来たようですな」
振動は、どんどん早くなっていく。続いて道路に描かれた「方陣」が、にぶい光を放ち始める。地面からは細かい振動がピリピリと伝わってくる。
凄い! 動いてる?
教授はやっぱり天才だ。
「こ……これは!」
一斉にどよめきが起こる。
流石の幹部達も目を丸くして、その様子を凝視ていた。誰もが教授のすることに、説得力を感じずにはいられなくなっただろう。
「お願いだ。我々に、この都市の本来の『基本フォーマット』の構造を教授していただけないか?」
教主は興奮気味だ。もはやマドゥやエシャのことなどは、意識の外らしい。
「今はそれどころではありませんな。この件が解決したら、幾らでも講義いたします。この調子で、引き続き、『装甲』の内側を構築していけばいいでしょう」
それから数時間後。
エシャの寝床を取り囲むようにして、「最も内側の装甲』が組み終わった。この後は全体の調整を再度行って、「法学装甲」が完成するのだ。
教授が教主とスタッフ達に言った。
「協力ありがとうございました。後は、我々に任せて下さい。ここは危険ですので、私と助手だけが残ります。みなさんは聖堂に避難していて頂きたい」
「なるほど、分かった。よろしく頼む」
もはや、教主と幹部は教授に全てを丸投げするしかない。「基本フォーマット」を把握していない彼らは、ただの足手まといなのだ。
それにしても、教授はどうやって、「七芒形フォーマット」を解析できたのだろう。どうしても、これは聞かざるを得ない。
「でも、ドクター、一体どうやって、『フォーマット』を解析できたんですか? 何気に、これって、凄い事ですよ!」
「では少年、おさらいしようか。フォーマットの大前提が『世界の等分』である以上、角度もまた、きっちり同じ数で割り切れる図形でなければならない。よって、『七芒形』なんて形は、本来は採用する意味が無いし、常識的に『七芒形フォーマット』も存在し得ない。ここまでは良いな?」
「はい、でも、事実それは存在したんですね? マドゥが構築したのは『七芒形の外形』を定義した『七芒形フォーマット』だった」
「そうだ。つまり、『正七角形という形を、フォーマット上で定義する方法』が存在したことになる。それは何だろう」
僕には、まるで見当もつかない質問だ。教授は、僕に考える時間を与える事も無く、講釈を続けた。
「最初に思いつくだろう方法は『小数』を使う事だな」
「え?、しょう……すう……?」
「『小数』だ。五十一度と五十二度の間に無数に存在する、半端な数を表記するシステムだな。およそ四百年前には、ほぼ絶滅した概念だ。こうやって、三百六十の右にも、無数にゼロが存在すると仮定して……七で割り進めていくのだな……」
教授は、紙の上に、サラサラと「三百六十割る七」の計算を続けて行った。
「ああ、なるほど。それを続けていけば、きちんと答えを出せるんですね……って?それ、いつまで続くんですか?」
教授が行う計算は、延々と答が続いていった。
五一四二八五七一四二八……いつまでたっても終わらない。
「『永久に』だ。答は『一四二八五七』のパターンが繰り返されるから、三百六十割る七は、『永久に割り切れない』のだ」
「それじゃ、外角の定義はやっぱり出来ないですね……」
「その通り。物理的な城壁については『おおむね七角形』に築かれていれば問題ない。しかし、フォーマット上の『定義』は、全く理論的に別だ。『約五一.四二八五』といった『近似値』でもいけない。『定義』する外角は、完全に三百六十の七等分に等しくないといけないからだ。結局、『七芒形フォーマット』は、どうやっても常識的には有り得ないのだな」
「常識的には? つまり、そうではない方式があったわけですね。それが知りたいんですよ」
「あいにくと、今の所は『限りなく百%に近い仮説』があるだけなのだな。実際に教典を特定するまでは、結論を口にする事もできないな」
「そう……ですか」
僕は、一応そう言っておいた。しかし、教授はきっと、種明かしを小出しにして楽しんでいるだけなのだ、という確信も持っていた。
どこまでも人を食っているのだ、この人は……
☆ ☆
午後7時、すっかり日が落ちた頃に、全ての作業が完了した。
僕らは、「法学装甲」の「第一外装」よりもさらに外側にある家を貸してもらって、そこの室内で待機することになった。既に、エシャを中心に半径百メートル以内の住人には全員退避してもらっている。今の「アアア」のフォーマットの状態では、戦闘が始まった場合、都市のダメージコントロールが機能せずに、建物内部に被害が及ぶ可能性が大きいのだ。
教授は星座盤の上で青い粉末を燃やす、例の操作を頻繁にするようになった。そろばんもフル回転だ。ホタルコちゃんの方は、例のガラスのオブジェを組み上げる作業が終盤に差し掛かっているようだ。
「あの……ドクター」
「何だ、少年?」
「僕は、実はドクターを誤解していました。これだけの『法学装甲』を組んでくれるなんて。心の冷たい人だと思っていましたけど、エシャを守ることについて、やっぱり真剣に考えてくれていたんですね」
「ん?この仕事をきちんとやり遂げる能力と、私個人の人格が素晴らしいかどうかは、全く関連性が無いわけだが? 例えば、脅威の的中率を誇り、人生相談では見事な道徳を説く有能な占い師が、酒に酔った途端、素っ裸になって道の真ん中を全力疾走し始める、といった例は良くあるのだ」
「い……いや……そうですね……確かに、それも論理ですけど……」
「断っておくが、私は酒を飲んでも裸にはならない。断じてならないので、今言った例には該当しないわけだが」
……いや、誰もそんなことは期待……いや思いませんけど……
一体、何なんだろうこの人は……という思いに再び囚われてしまった。結局、仕事を美しく完遂する事だけが目的なんだろうか…… 教授の事を見直した直後だっただけに、余計に失望を覚えた。
「あれ、マサトさん。それうまく行ってるんじゃないですか?」
ホタルコちゃんが、僕の前にある方陣を指差して言った。僕は僕で、例の素材反転の最終課題に取り組んでいた。「基本特性」が「青」である銅版を、特性が正反対で「オレンジ」の亜鉛板に変換していたのだ。見ると、確かに方陣の上の金属板は色が変わっている。
ようやくやり遂げたのだ。これで、教授が出した課題は全てクリアしたことになる。これで、低級ソリッドなら、どんなものでも変換できるはずだ。僕としては、達成感というよりも、退屈な訓練から開放される喜びのほうが大きかったのだけれど。
「良くやったな少年。もう、君は眠ったほうがいいだろう。明日の朝には戦闘になるからな」
え? 明日の朝には戦闘? 「戦闘」なんて聞いてないけれど……?
「あの……エシャは大丈夫なんですか?」
「ああ、大丈夫だ」
余りに無感情で、事務的な言葉だった。そろそろ僕は、教授に文句の一つも言いたくなった。
「大丈夫……ってそんなに安請合いしていいんですか? 敵はとんでもなく恐ろしい奴なんでしょ? エシャは明日には、身体を奪われて死んでしまうかもしれないんです。そりゃ、あなたには他人かもしれないけど、僕にとっては大切な子なんだ。そんなに冷静でいられませんよ。僕、ちょっと彼女の様子を見てきます」
「そんな事はする必要が無い」
「何故ですか!」
「君には何もできないからだ」
「何も出来ない……って、そんな事は問題じゃないですよ。確かに、僕には能力が無い。でも、これは心の問題なんだ。エシャだって、気持の支えが無くちゃ心も身体も持たない。僕以外に、誰があの子を支えろっていうんですか。やっぱり、あなたは冷血漢だ! 見直して損した。優秀な学者なのかもしれないけど、『論理』とか『合理』でしか物を考えられない、欠陥人間だ!」
そう吐き捨てて、僕は、家を飛び出した。
「少年、すぐに戻って来い。それから、装甲に手を加えるな」
教授の声が背後から聞こえたが、僕は聴く耳を持たなかった。真っ暗な道路を横切り、アパートの玄関をくぐると、エシャの寝室へと入っていった。
思った通り、床にはびっしりと方陣やソリッドが複雑に配置されていた。その中心には寝床が敷いてあり、顔色が一層悪くなっているエシャが横たわっている。何とも、異様な光景だ。判っていることだったけれど、心が締め付けられた。
「大丈夫かい、エシャ」
エシャはゆっくりと両目のまぶたを開くと、消え入りそうな声で呟いた。
「マサト……くん?」
「教授が、君を守る強力な装甲を組んでくれたんだ。もう大丈夫だよ」
「あり……がとう、マサ……トくん」
「いや……ごめん、エシャ。僕は何の力にもなれていない。僕が組んだ装甲が頼りなかったから、君はこんなになった……僕の力が足りない……からだ……」
話しているうちに、自然と涙が滲んできて、嗚咽で喉が詰まってしまった。
泣いた所で仕方が無いし、我ながら情けないことだけど。
「そんなこと……無い。マサトくんがくれたアミュレット……あれがあると、わたし……安心するもの……」
僕は、ポケットの中の青いクルミのロケットを触った。この装甲を組む前に一旦はエシャの寝床から外したけれど、もちろんこれは肌身離さず持っているのだ。
「お願い……あれをわたしに握らせて……」
エシャの言葉は、容赦なく僕の心を罪悪感でえぐった。結局、僕が彼女に送ったロケットは、何の役にも立たなかったのだ。きっと効果としては、教授が配置した、「くらやみ乙女」一粒にも及ばない。それでも、それを心の支えにしてくれるエシャ。せめて、今出来るのは、こんなことしかない。僕は、ロケットを、エシャの固くなった右手の中に握らせてあげた。これで、彼女の心が落ち着くのなら、それでいいんだ。
エシャの手は、やはり氷のように固く、冷たいままだ。
「あの夏の日の記憶」が、嫌でもフラッシュバックする。
あの日に握った、エシャの手の平のぬくもりが。
後ろ髪を引かれる思いで、エシャの寝室を後にした。教授たちが待機している家に戻ろうとして道路に出たが、直後に僕の足は止まってしまった。ホタルコちゃんが、アパートの玄関の外で、立っていたのだ。まるで、僕を待っているように。
「ええと……どうしたの? こんな所で……」
「ソリッドの制作が、やっと終わったんです」
例のガラス細工のことだ。あれだけの作業を、結局一人だけでやってしまったんだから、つくづく凄い子だ。
「ああ、そうなんだ。良かったね。ご苦労様」
「だから、少しお散歩しませんか? 向こうに公園があるみたいだし」
「ええ、いいですよ。僕のほうも、何とか教授の課題をクリアできたし」
公園とは、僕の家からさほど遠くない場所にある、小さな児童遊園のことだ。救貧院の傍でもあるので、頭痛が軽い日には、そこでよく遊んだものだ。
月光がたおやかに満ちた夜の公園には、僕ら以外には誰ひとりいなかった。
ホタルコちゃんは、僕の少し前をポテポテと歩いている。相変わらず、手先は器用なのに、歩き方は何故か不器用なのだ。
「マサトさん、疲れてないですか? 随分色々なことが起こりましたから」
「いえ……疲れてはいませんけど、驚きました。予想もしていない事が色々判明したから。僕は、結局何も分かっていなかったんだって思いました」
ホタルコちゃんが、まるで夜のデートに誘うような事をした目的は想像がついていた。さっきの僕と教授のやり取りを聞いていたからだ。彼女なりに、何か僕に言いたい事があるんだろう。
「そうですね。私は、今度のことで、改めて思いました。『教典』って『本来は』どういうものだったんだろうって」
しかし、ホタルコちゃんが切り出したのは、思いもかけない話題だった。
「教典……ですか? 僕は、考えた事もないです。都市には、教典があるのが、当たり前だと思っていましたから」
「教授は前に、こういうことを言ってました。本来、教典とは、信仰的世界を物理的世界につなぐための『橋』の役割だって」
「『橋』……ですか?」
恥ずかしながら、その表現は僕には抽象的すぎて、すぐにはピンと来なかった。
「信仰的世界は、本来は人間一人一人の心の中にしかない、純粋な信仰その物です。本来は、それを具現化させることが目的で、目に見える『本』と言う形で、文字で読める形で教典を作るんです。教典という「橋」をかけることで、心の中にしかない世界を、「フォーマット設計」という手段を使って、物質世界に具現化することが可能になる……教授は、そう言ってました。私もその通りだと思います」
なるほど、確かに言われて見れば、そういうものなのだろう。しかし、本来はそうだとしても、今日知った「アアア」の実態は、それとはかけ離れている……と感じてしまった。
「でも、現実には『目的』と『結果』の『逆転現象』が起こっていますね」
そうだ。正にそういうことなのだ。
都市を発展させ、戦争に勝たなければならない。だから、強力な「フォーマット」を構築しなければならない、という現実的な目的が最初にあるのだ。その為には、どのような内容が記された教典が存在すればいいかという、純粋な技術論が後に続いている。そうして、教典が作られたり、改訂されたりすると、「結果的に」それを所持する住人達に、それに基づいた信仰が生まれたり改宗させられたり、といった事態が起こっているのだ。
この順序は逆さまだろう……何かが間違ってる……と、僕の頭でも思ってしまう。
「そういう、疑問を感じた事で、教授は教団組織に関わることを止めて『夜歩く』ことになったんです」
「教団に関わらないから、『夜歩く』……んですか?」
「実はこの通り名は、教団の立場からつけられた、蔑称なんですよ。『信仰の光が当たらない夜』を歩く女、ということです」
「なるほど……そういう意味だったんですか……」
それは、僕が知らなくて、ホタルコちゃんが知っていた、教授の一面だった。しかし、それでも僕は、教授のことが良く判らなかった。むしろ、一体なんであんな人になってしまったのか、よけいに判らなくなってしまった。信仰を否定した事で、「合理」と「論理」一辺倒に走ったということなんだろうか。
その時、突然ホタルコちゃんは足を止めると、僕に真正面から向かい合った。
それは、彼女がこれまでに見せた事もない、深刻な表情だった。
僕の心臓が、ドクンと大きな鼓動を一つ打った。
「あの……これから先、どんなことが起こっても、わたし達を信じてくれますか?」
脈絡の無い、思いもかけない言葉。
咄嗟の事で、僕はどう反応すればいいものか、判らなかった。
いつの間にか、ホタルコちゃんは僕の右手を取って、両手の平で包み込んでいる。
「ええと……ホタルコちゃん?一体……」
当惑する僕には構わず、ホタルコちゃんは続けた。
「お願いです。目の前でどんなことが起こっても、自分の心をしっかり保って下さい」
「僕の……心?」
僕の両手を握る、ホタルコちゃんの柔らかな指に、僅かに力がこもる。
「それから、あなたは決して一人ではありません。それだけは忘れないでください……」
その真剣な顔に気圧されて、僕は何も答えられなかった。一体、彼女がそんなに真剣に、何を訴えたいのか、まるで理解できなかったからだ。
「それだけです……」
最後にそう言ってから、彼女は静かに手を離した。同時に、僕の手を包んでいた彼女の温もりが、冷たい夜風に溶けて消えた。
「そろそろ、戻りましょう、マサトさん。眠って明日に備えないといけないですから」
いつものように、ほんのりと口元をほころばせながら、ホタルコちゃんは僕に背を向けた。
その後、ベッドに横になったが、僕はいつまで経っても寝付けなかった。様々なことが、グルグルと頭の中で渦を巻いて、一向に静まらないのだ。エシャのことが心配だったのはもちろんだけど、僕には何もかもが分からなくなった。教授のことも、ホタルコちゃんのことも。
人の心というものが、分からなくなってしまった……
教授は、部屋の隅で小さな明かりを点して、徹夜で作業を続けているようだった。ソロバンと鉛筆を使いっぱなしだ。コマを弾く音と、鉛筆で紙を叩く音が間断なく響いている。昨日はあんな事を言ってしまったけれど、熱心に仕事には取り組んでくれているのだ。それは分かっている……
でも、僕はどうしても教授に対して、何か釈然としないものを抱いてしまっているのだ。
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