彼はしがない「かき」人だった

彼は毎日毎日「かき」続けた


そのペンで

そのキーボードで

その筆で

その指で

その頭で


「かき」続けた


ただ一人のために

かつての仲間のために

見知らぬ誰かのために

まだ見ぬ何かのために

言葉も発さず物言わぬそれのために


彼は「かき」続けた


この広い宇宙そら

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