シーカー
●探求者
シーカー。
ミドルアの遺跡に入り、深く潜り、その神秘を掘り起こそうとする者たちのことを指す。
探求者組合の認定が必要だが、その基準は非常に甘い。
低位レベルでは3も離れればまず低レベル者は高レベル者に勝つことは不可能とされている。
上位になればなるほど、レベル差よりはむしろ取得ギフトによって差がついてくる。
レベルの上限は不明。
ブレインたちのレベルは大体二〇〇前半らしい。
●ユニオン
単に「ユニオン」とだけ呼ぶ時は、探求者組合のことを指す。
それ以外にも同系統の職業ごとにユニオンはいくつも存在する。掛け持ち可ではあるが、ユニオン同士が対立すると、両ユニオンから破門されることがあるので注意を。
ユニオンに加入していると、そのユニオンに優位な情報や、様々な援助を受けやすくなる。
入っていて損はない。
●ギルド
共同で遺跡の攻略に挑むことを目的として結成された、シーカーたち自身による個人的なグループ。
その規則はギルドによって異なるが、共有財産の設定やら、色々な特典がある。
様々な特典もあるのだが、ある種のしがらみも発生するため、シーカーの中にはギルドに加わらず、飽くまでも個人で行動する者も少なくはない。
ギルドの中で特に有名なのは『至塔騎士団』と『ダンデライオン』の二つである。それぞれ騎士王サディアスと、獅子頭レオンが率いている。
その次ぐらいに有名なのがフレデリク・ド=リールが率いる『ブラッドムーン』である。
大体、10人以上、多くて30人程度の集団である。しかし、最強のギルドの一つである至塔騎士団は、200人を超すらしい。現在は新規入団者募集はしていないらしいが、至塔騎士団には下位ギルドとも呼ぶべきギルドがいくつも存在する。このギルドの全合計メンバーは1000人を超え、さらに増殖しつつあるのだとか。
なお、サディアスは独自に別の小規模ギルドも作っている。そのメンバーは秘匿されているが、多くが別ギルドのギルドマスタークラスが所属しているとされる。
●パーティ
遺跡・ダンジョンに挑む時の人員の最小単位を指す。
低層より下部は、何が起こるかわからないため、一人で入るのは自殺行為だとされる。
一人で行動するのは小回りが効くが、どうしても取得ギフトが偏りがちになる。そのため、個人個人の弱点を補うため、複数人による攻守物魔バランスの取れたパーティを組むのが良いとされている。
同じギルドメンバーで組まれることが多いが、特に制限はない。
なお、地下ダンジョンに入るには、ユニオンに報告が必要である。
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