日常に近づく不協和音(二)

 応接室は教室がある棟とは別の棟にあり、音楽室などの特別教室が並ぶ棟の一階にある。昼間とはいえ、もう夏休みに入るためか、廊下にはほとんど人はいない。

 やがて喧噪があまり聞こえないところまで来ると、〝応接室〟と書かれたプレートが目に入った。普段は電気がついていないが、今は点灯しており、誰かがいるのは一目瞭然だ。

 遼平は響香に目を配ると、数歩下がり、少し離れたところにある壁に背をつけた。

 そして響香は深呼吸をし、逸る想いを落ち着けてからドアをノックした。中から男性の声が返ってくる。それを聞くと、ゆっくりとドアを引いた。部屋の中には微笑を浮かべ、白スーツを着込んだ薄茶色に髪を染めている青年が座っており、その横にサングラスをかけた黒スーツの男性が二人構えていた。

「失礼します。お呼び出しの方を受けました、倉田響香です。――まずはお話を伺う前に、どちら様ですか?」

 入る前にこのような質問を出すとは、不躾だとはわかっている。だが、警戒するのに越したことはない。白スーツの青年は響香を見て、さらに後ろへと視線を流した。そして穏やかな声で返す。

「やはり警戒しますよか、突然このような呼び出しがあったのなら。しかも夜に襲われかけた後というのに」

 思わぬ発言に響香は驚きを顔に出してしまう。ドアを開けた状態で言われたため、遼平の耳にも入っていた。彼でさえ携帯をいじっていたのをやめ、それに反応して視線を上げてしまったのだ。

 その様子を見ると、青年はニヤリと笑った。

「後ろにいる彼も知っているようだ。手間を省くためにも、一緒に話して上げよう。さあ、お入り。何かあったら、警察でも何でも呼んで構わないから」

 堂々とした様子で青年は手を拱いた。信用できるかどうかは話を聞いてからでも遅くはないだろう。そしてここは学校の中、声を上げればすぐに人が駆けつけてくれる。そう考え、遼平と共に部屋へと踏み入れた。

 茶髪の青年の正面に来ると、二人で並んで座る。そして名刺を差し出された。

「それでは改めてご挨拶を。初めまして、警視庁機密管理局の白鳥彰と申します」

「警視庁?」

ついつい目の前の人物の言葉に対して目を見開いた。響香は名刺を手に取り、それと白鳥を見比べた。

 警視庁ということは、この人たちは教室を出る際に予想した警察関係の人。白スーツで茶髪の刑事など非常に珍しい、本当に警察なのかと疑ってしまうほどだ。一方で、機密管理局というのはいったい何なのだろうか。気になる単語であった。

 一瞬で溢れ出てきた疑問が表情に出ていたらしく、白鳥が尋ねてくる。

「何かご質問でも?」

「あの、機密管理局とはいったい何なのでしょうか?」

「それは公にしたくない情報を管理している局です。私はテレビに出てくるような刑事のようなことはしません。基本的にデスクワーク専門ですよ」

「それならば、どうして私を呼び出したのですか?」

 先日の不審者の件で話でも聞きにきたのかと思ったが、少し勝手が違うように感じられた。彼をじっと見ながら、返事を待つと間を開けずに口が開かれた。

「――それは不審者と遭遇した事件について気になるところがあり、是非ご本人からお話を聞きたいと思ったんだ」

「たかが一個人の不審者相手に、機密管理局とやらが出てくるものなのですか?」

「その不審者が機密対象者かもしれないんですよ」

 白鳥は極めて穏やかな表情で響香を諭した。警戒心を薄れさせたいのだろう。

「よろしければお話をしてくれませんか?」

「どこまでお話を聞いているかによりますが……」

 あまり気は進まないものの、仕方なく事実を淡々と、簡単にあの夜のことを説明した。けれどあの僅かな時間で、かつ真っ暗な闇の中であったため、不審者のことをまともに見られる状態ではない。話しても役立ちそうな情報はないだろうと思いつつ、話していく。

 それにも関わらず、手帳を広げながら、白鳥は熱心にメモを取っている。話を終えると、難しい顔をしながら、顔をノートから離した。

「ありがとうございます。何はともあれ、ご無事でよかったです。それ以後、不審なことは起こっていませんか?」

「はい、特に誰かに尾けられるということは、ありません。夜道はなるべく一人で歩かないようには気をつけていますし」

「そうですか、わかりました。引き続き警戒を怠らないでください。彼らはまたあなたと接触してくる可能性がありますから。ではほかに何か質問は?」

 その言い分が不意に引っかかった。遼平も気づいたのだろう、その違和感に。響香の様子を横目で見ながら、彼は促してくる。

 ――全面的には信用するべき人ではない。

 そう思い、特にそ知らぬ振りをして、違和感の表面上の疑問を投げかける。

「白鳥さんは、その人たちが誰か知っているのですか?」

「そうでなければ、ここに私が直接来ません。ただの不審者なら、別の課にでも頼みます」

「そうですか。では彼らはいったい――」

「倉田さん」

 響香が話している最中で割り込まれる。白鳥は薄らと顔を緩ませていた。

「そろそろ部活の練習が始まるのではないのですか? 遅刻してはいけないと思いますが」

 そう言われて、ちらりと部屋にある時計を見る。あと十分で集合だ。そしてそれを急かすように、白鳥は立ち上がり、響香たちを部屋から追い出そうとした。

 その行動に若干の不快感を出しながら、歩を進める。今の彼の様子だと何も聞き出せそうにないからだ。

 ドアの前まで来ると、くるりと振り返った。一瞬、無表情の白鳥が見えたが、すぐに笑い返された。

「何かありましたら、遠慮なくご連絡ください。また襲われた場合には、普通の警察よりも私に連絡したほうが後々の都合はいいかと思いますので」

「それは私のためですか?」

 数瞬、間が空いた。

「……もちろん、倉田さんのためですよ。本日はお忙しい中、ありがとうございました。ではまたの機会に」

「……失礼します」

 そして遼平とともに廊下に出た。静かにドアを閉めて、振り向きもせず、足早に荷物が置いてある教室へと向かう。

「響香……」

 何かを言うのを躊躇いながら、声をかけてくる。

「なぜだか知らないけど、私、調べられているわね」

 心配そうな声を出す遼平と裏腹に、小さい声ながらはっきりとした発音をする。

 そして生徒でざわめく廊下の寸前で立ち止まり、遼平を真っ直ぐ見つめた。

「……さっきのことは誰にも言わないで。しばらくは様子を見ていよう」

 そう言って、胸の鼓動が速くなり、不安な気持ちでいっぱいになりつつあるのを隠すかのように、無理に笑みを浮かべた。



 白鳥との接触があった後、響香たちは急いで音楽室へと駆けつけた。部員たちは集まり始めていたが、幸い集合時間には間に合った。

 時計の短針が一番上に近づくにつれて、人も増え、ざわめきも大きくなってくる。やがて一番上に向いたとき、現部長である三年生が前に出ると、一瞬でざわめきは消え去った。

「では本日の練習を始めます。よろしくお願いします」

「よろしくお願いします!」

 元気よく挨拶をする。

 そしていよいよ短くも長く、濃い夏が始まった。



 * * *



 発声練習、パート練習、最後は全体での合唱となり、一通りの練習が終わりを迎える頃には、陽が傾き始めていた。

 再び集合し、夏休みの詳細な予定表を受け取ると、その日は解散となった。夏休みは基本的に、平日は練習、土日は休み。さらに詳しくすると、午前は練習、午後はそれまでの出来具合とコンクールまでの日数によってするかしないかを決める予定である。

 そこの加減を最終的に決めるのは顧問の先生であるが、部長やパートリーダーたちである程度の意見を提出する予定だ。

 ほとんどの部員が帰り、夕陽が窓から射し込んでいる音楽室で、響香と遼平は残っていた。絵里はデートがあるからと急いで身支度をし、嬉しそうな顔をしながら一目散に帰っている。

「帰らないのか?」

 壁際にある机で、カレンダーに書き込みをしている響香を見て遼平が聞いてきた。部長から受け取ったメモを見比べながら、響香は黙々と書き進めている。負担を少しでも減らそうと、最近は地味な仕事を引き受けるようにしていた。

「これ終わったら……。先に帰っていていいよ」

「……あのなあ、そう言われても一人で帰すわけには行かないだろう。お前の周りで何かが起こっているかもしれないっていう時に」

 ぶっきらぼうに言い返される。背中から話かけられたため表情は見えないが、何となく少し怒ったような顔が頭の中に思い浮かんだ。やがて手を動かすのを止めると、視線を合わせずに口を開く。

「……ごめん」

「謝るな、響香のせいじゃない」

「……じゃあ、ありがとう」

 本当はメモの部分をすべて書き写したかった。だが、遼平の心配している感情に触れて、考えを変えた。ペンを筆箱の中に入れて、片付け始める。少し驚いたような表情をしている彼を横目で見つつも、支度を終えた。

「待たせてごめん。帰ろうか」

「もういいのか?」

「別に急いでやることでもないから。さあ帰ろう」

 遼平を促して、音楽室から出た。夕陽は沈みかけており、徐々に夜の世界になっていく。廊下はまだ教員や生徒たちが残っており、電気もついている箇所もあるため、比較的明るい。ふと響香は思ったことを口に出す。

「学校ってさ、こんな風に昼間は人もたくさんいて、温かい気分になれるのに、夜は真っ暗なせいかすごく冷たい雰囲気になるよね」

「そうだな。昼が騒がしいからこそ、そういう印象を受けるんじゃないか? だから怪談話とか作りやすいんだろうな」

「もし突然全部の照明が消えたら、本当にホラーよね」

 そんな面白くもない冗談を言いながら、笑い飛ばす。

 だが次の瞬間、準備室や歩いていた廊下が突然暗くなった。

 あまりのことに思わず立ち止まる。よく見れば、別棟の教室や体育館まで暗い。

 始めは闇の中に沈んだように静かであった。だがすぐに人々の慌てた声やざわめきが聞こえ始めてくる。騒然とした状態に、二人は顔を見合わせた。

「ブレーカーでも落ちたのかしら?」

「これだけ一斉にだって? 珍しすぎるだろう」

「そうね、雷が落ちたわけでもないのに。……もう、早く電気ついてよ!」

 先日の暗闇での出来事が、若干ながらトラウマに成りつつある響香の精一杯の心の叫びだった。それが通じたのか、ブレーカーを上げたかはわからないが、再び一斉に電気がついた。すぐにいつも見慣れている明るさが戻ったため、安堵の表情を浮かべる。

「よかった。これで安心して帰れる」

「ああ。だが、一度電気が切れると、パソコンのデータとか面倒なことになっていそうだな」

 そう呟いていると、どこかの部屋から絶叫が響き渡っていた。大方、保存していなかったデータがなくなった衝撃だろう。やれやれと肩をすくめながら、再び歩き始め、校舎の外に出ようとした。

 しかし、突然雰囲気が変わった。まとわりつくような夏特有の生温い空気から、張りつめている冷たい空気へと。

 気味の悪さに、響香は遼平に寄り添った。彼もこの奇妙な空気に気づいたのだろう、そっと響香の肩に手を添えてきた。

「とりあえず、外に出よう。響香、俺がいるから安心して」

「う、うん……」

 普通に歩いているつもりだったが、無意識のうちに足早に進み始める。そしていつしか全速力で走り、下駄箱の前に辿り着いていた。

 上履きから靴にはきかえて、ドアノブに手をかけようとした瞬間、背中から強烈な殺気を感じた。 おそるおそる振り返ると、一瞬天使と見間違うかのような、真っ白い上着を羽織っている金髪の少女が立っていた。見た感じの様子からでは小学校高学年くらいか。フードを被っているため顔は見えないが、どうやら笑っているようである。

「見ーつけた。あなたの本性、見ーつけた。うふふふ、あははは――!」

 そして急に笑い始めたのだ。相手は小さな女の子。だが今まで感じたことのない恐怖に襲われ、顔が強ばりつつあった。そして急に廊下の電気だけが消えた。

 何かが起こるのではないかと悟り、反射的にその場から去るためにドアに触れたが、開けられない。窓や他のドアにも手を付けるが、びくともしなかった。響香と遼平は真っ青な顔で見合した。

「逃がさないよ。やっと見つけたんだから」

 可愛らしい声とは裏腹に発する異様な雰囲気に圧倒される。いったい少女は何者なのか、そしてこの不可思議な現状を作った目的は何なのか、まったく検討が付かなかった。とにかく厄介なことに巻き込まれる前に、一刻も早くこの空間から脱出する必要がある。

 正面のドアは諦めて、別棟の入り口まで向かおうと走り始めた。

「だから逃がさないって。……箱よ、箱よ、ここにある箱たちよ、彼女の進行を妨げたまえ」

 早口で淡々に言い終えると、耐震補強までしてあった下駄箱が、音をたてながら取れると、数個浮かび上がった。そして響香たちの前まで勢いよく飛んできて、目の前に立ち塞がったのだ。

 下駄箱と正面衝突する前に立ち止まると、無常にも先の道は塞がれていた。

 首だけ振り返り、少女の表情を見る。口を尖らせて怒っているようだ。

「もう逃げ道はないわ」

 廊下一面に響きわたるような高くも低い声を出してくる。その言葉を聞いて背筋に戦慄が走った響香は、目の前に起こった出来事、そして少女から発せられる未知の威圧に対して萎縮してしまい、立ちすくんだまま動けなかった。だが視界の中に大きな背中が表れる。その持ち主の彼は囁くように言ってきた。

「響香、俺がどうにか食い止めるから、何とかして脱出道を確保してくれ」

「そんな……、遼平がどうこうできる状況じゃない。いったい何なのかはわからないけど、あの子、普通の子じゃないし……、あの子の狙いもやっぱり私よ!」

 先日の夜の廊下での事件や白鳥と会った後から、今後も何らかの事件に巻き込まれる可能性があるのではないかと薄々と感じ取っていた。ここで他人に迷惑をかけるわけにはいかない。しかし遼平の主張は簡潔で、一方的なものだった。

「とにかく早く行け!」

 背中を強く押されて、響香は脇へと飛び出した。少女の視線がこっちへと移動する。だが視線の間に立ちふさがるように遼平は近づいていった。それを見ると、少女は不機嫌そうな声を出す。

「あなた邪魔。……靴よ、靴よ、彼を襲いたまえ」

 言い終わると同時に、下駄箱の中から次々と上履きが飛び出てきた。それが遼平の全身に次々と叩きつけていく。

「な、何なんだ!」

 襲ってくる上履きに対して、手で振り払い、廊下に叩き落とすが、まるで生きているかのように、再び浮かび上がる。

 何度も必死に遼平は同じ行為を繰り返すが、まったく状況は変わらない。むしろ上履きの数が多くなり、動くことも困難になっていく。

 窓枠に手をかけていた響香は、その様子をちらりと見ながらも、唇を噛みしめて、外に出られる場所を探していた。

 窓の鍵は開けられたが、その窓自体は横にはスライドせず、固く閉まっている。別の方法はないかと辺りを見渡すと、椅子が目に入った。それに手をかけ、思いっきり窓に向かって振り上げた。

 大きな音がして、ガラスが砕け散る――と思ったが、なんと椅子が窓に跳ね返され、その反動で尻もちを着いてしまったのだ。

「ガ、ガラスですら、割れない……?」

 あまりの絶望的な状況に顔がさらに引きつっていく。ガラスは割れず、玄関と校舎を繋ぐ道も塞がれてしまった。いったいどこに活路を見いだせばいいのか、まったくわからない。

「畜生、こんな子供騙しの攻撃に俺が嘆くと思うか!」

 威勢のいい声と共に、遼平は上履きの大群から一歩出て、少女に殴りかかろうとした。

 だが少女は驚きもせず、ただ呟くだけ。

「箱よ、箱よ、彼を潰したまえ」

 その言葉と同時に、遼平の近くにあった響香くらいの高さのある下駄箱がそれに反応して、勢いよく彼に向かって飛んできた。

 遼平は反射的にそっちに向いたが、思わぬものが迫ってくるのに対して目を見開く。そして――逃げるには時間がなさ過ぎた。

 数秒後に起きる恐ろしい状況を思い浮かべた響香は、持てる限りの声を使って叫んでいた。

「やめて、……彼を傷つけないで!」

 塞がれていた先にある廊下にまでも響きわたる声。

 願いを言葉に出して――。

 もう無理だと目を思ったその瞬間、勢いよく迫っていた下駄箱は遼平の目の前で急に止まった。そして廊下のその場に降りて、何事もなかったかのように佇んでいるのだ。同時に上履きからの攻撃もなくなり、廊下に大量に転がっていた。

 その状況に響香たちは唖然とし、突然の攻撃の終わりに目を丸くする。

 一方、少女はぎりっと歯を噛みしめていた。

「大人しく黙っていればいいものの。少し痛めつけなければいけないようね。……ガラスよ、ガラスよ、彼女を――」

「お願いだから、もう何もしないで!」

 その声によって、張りつめていた奇妙な空間がなくなった。そして少女から漏れ出る殺気も小さくなる。

 響香の鼓動は激しく波打っていた。興奮と不安、そして心の奥に潜んでいる何かによって、すぐには治まりそうにない。

 少女はじっと地面を見ながら、小さく何かを呟いたが、何も起こらなかった。その事実に気づくと不満げな表情をして、遼平や響香から離れるように後ろに下がり、窓に背中を付けた。

「ざーんねん。今の状況だとこれ以上、あたしじゃ、まったく太刀打ちできないのね。今日はこれくらいにしておくわ。今度は逃げずに、最初から本気でやろう、セイレン」

 耳慣れない単語を最後に、少女は手すりに手をかけ、飛び降りた。

 一瞬だけ固まっていたが、響香は少女が飛び降りたのを見て、すぐさまその場所へと駆け寄る。玄関は二階ではあるが、あの小さな体で気軽に飛び降りていい高さではない。窓から顔を出し、地面を見下ろしたが既にそこには誰もいなかった。

 いつの間にか陽は暮れ、準備室の窓から光が漏れ始めている。そんなに時間は経っていないようだが、濃すぎる時間だった。

 張りつめていた緊張感がなくなり、腰が抜け、思わず響香は廊下に座り込んだ。

「どうやら助かったみたいだな」

 少し体を俯かせた遼平が近づいてきた。

「そうだね、よくわからないけど……」

 窓から生温い風が吹き込んでくる。その風によって乱される髪を抑えながら、いなくなってしまった少女の道筋を眺めていた。

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