第29話「繋がる想い」


 真っ先に反応したのはスクイッドエスタムだった。スクイッドエスタムは自身の体への負担も省みない最大能力を使って飛び出した。


 結界が破壊されたことで一直線に進めるようになっている。普段は腕の付け根に隠されている二本の触腕も出し十本全ての手足を地面に着ける。その十本全ての力を最大まで発揮して一気に地を蹴りまるで弾丸のように一直線にデスフラッシュ大佐のもとへと飛び込んだのだった。


スクイッドエスタム「デスフラッ………。改太君…。改太君!!!」


 駆け付けたスクイッドエスタムが見た光景はデスフラッシュ大佐のスーツが砕け散り崩れ落ちる改太の姿と止めを刺さんと今まさに振り上げ振り下ろされようとしているクポの腕だった。


スクイッドエスタム「改太君はやらせないっ!」


 飛び込んできた勢いそのままにスクイッドエスタムがクポに突進する。三人に腕を振り下ろそうとしていたクポはスクイッドエスタムに反応出来ずに吹き飛ばされて転がる。


スクイッドエスタム『スパイダー!バット!三点結界を張る!合わせろ!三…二…一…今だ!』


スパイダーエスタム『はっ!』


バットエスタム『はぁ!』


 先ほどと同じ光の柱が立ち光の膜で今度こそクポだけを囲い閉じ込める。


クポ「クゥゥゥポォォォォ~~~!!!」


 閉じ込めたはずのクポの叫びにより時空震が起こり空間が揺らぐ。四点結界で最も多くのエネルギーを負担していたデスフラッシュ大佐のいなくなった三点結界ではクポを完全に捕えきることが出来ていなかった。


 何より先ほどの結界を張るために大きくエネルギーを消耗していた三人でさらにクポに突進したためにスクイッドエスタムも着ぐるみを損傷し中の本体も怪我をしていた。


 これでは完全な結界を張れず巨大化した今のクポを抑えるなど出来るはずもなかった。それでもこの結界は高い性能を誇るものでありクポもすぐに破ることは出来ない。


 それを察していたクポは少しの隙を突いて時空震を起こし本当に最後の手段を使ったのだった。


スクイッドエスタム「これはっ!空間の狭間にあった拠点群?!」


 クポが起こした時空震によって出来た空間の揺らぎから出てきたのは先ほど強襲部隊が制圧したクポ達の拠点群だった。


クポ「クゥポォ~~~~。合体クポォ~~~!!!」


 完全に制圧しコントロールを奪っていたはずの拠点群はクポの思い通りに動き合体し始めた。そして十の拠点全てが合体しクポを取り込もうと三点結界に張り付く。


スクイッドエスタム『強襲部隊!そこは危険だ!脱出しろ!』


 スクイッドエスタムの指示によりウツボカズラン達強襲部隊は脱出を開始する。


ウツボカズラン『こっちからじゃ何が起こってるかわからないっす。一体どうなってるっすか?』


 完全に掌握したはずの拠点内部がうねうねと動き形を変え大きな振動が起こって混乱していた強襲部隊はスクイッドエスタムの言葉に従いながら現状把握に努める。


スクイッドエスタム『クポは拠点の制御とは別のコントロール権を持っていたようだ。拠点を動かす権限は未だに俺が持っているが拠点そのものを動かせるクポには対抗出来ない。その拠点は合体しようとしている。そのままだと内部がどうなるかわからない。拠点の奪取は諦めて脱出しろ。』


 スクイッドエスタムが掌握したのはあくまで拠点内部を動かす権限だ。船の内部の装置を動かす権限を持っていても船自体を動かせる者が船を移動させることを止めることは出来ない。スクイッドエスタムが掌握した権限ではクポの妨害すら出来ないのだった。


 結界が万全であったならばクポが外部へ干渉する力を封じることが出来ていただろう。だが一度結界に閉じ込めてから結界を破り再度閉じ込めるということをしたせいで一瞬結界から出られていたクポはまた閉じ込められた際に対抗出来るように即座に行動していた。


 そのため三点結界で閉じ込めなおした今でも若干ながら結界外に干渉することが出来ているのだ。一度結界に閉じ込められたために自力では脱出が困難だとわかったクポは本当に最後の手段である拠点を呼び出しこの結界を破ろうと考えた。


 結界の内部からクポ自身が外部から合体した拠点群が結界を破ろうと攻撃を加え続けている。デスフラッシュ大佐の加わった四点結界ならばともかく今の不完全な三点結界ではいずれ破られるだろうことは誰の目にも明らかだった。


ブルー「九条君…。九条君!」


ピンク「しっかりしてください!」


改太「うぅっ………。」


 改太は体中の骨が砕け内臓が破裂していた。全身から血を流しすでに意識はない。ブルーとピンクにはただ改太を抱き締め呼びかけることしか出来なかった。


スクイッドエスタム「どけっ!」


ブルー・ピンク「「きゃっ!」」


 スクイッドエスタムは二人を押しのけ改太の応急処置に入る。


スクイッドエスタム「改太君………。大丈夫…。大丈夫だ………。君を死なせたりはしない!」


ブルー「………烏賊さん。腕が………。」


 スクイッドエスタムの腕の半分近くは壊れ潰れ千切れていた。そのうちの一本からは生身の腕が覗いておりその生身の腕も骨折し血を流していた。


スクイッドエスタム「ボクのことなんてどうでもいいんだよ!改太君!改太君………。絶対助けるから!」


 スクイッドエスタムはこの場で可能な限りの処置を行う。しかし後方支援向きではないスクイッドエスタムにはこの場で出来る治療にも限度がある。


ウツボカズラン『強襲部隊脱出成功っす。……ってここ地球上っすね!?いつの間に帰ってきてたっすか?』


スクイッドエスタム『………強襲部隊は合体した拠点群を結界に閉じ込めろ。』


 ボロボロになった改太を見て頭が真っ白になり冷静さを失っているはずのスクイッドエスタムではあったがそれでもなお離れた所から見ている冷静なもう一人の自分が今するべきことを考え実行していく。


ウツボカズラン『了解っす。』


 脱出に成功した強襲部隊は合体した拠点群とクポとクポを捕えている三点結界ごと全てを覆う結界を張った。これによりクポを覆う三点結界が破れてもまだ外側にある結界でクポを捕えておくことが出来る。


 一先ず三点結界と外側の結界を破ってクポが出てくるまでにはそれなりの時間を稼げる。それほど時間があるわけではないが今すぐどうにもならない事態が起こるわけではなくなったことを確認したコンクエスタムの怪人達は一度秘密基地へと引き下がったのだった。



  =======



 ようやく秘密基地から出てきた救護班に連れられて改太と一緒に基地へと帰っていく。


ブルー「九条君!」


ピンク「しっかりしてください!」


 応急処置を受けながら担架で運ばれていく改太にコケティッシュシスターズの二人が寄り添いながら駆けて行く。


キラーレディ「邪魔です!下がりなさい!」


 二人はキラーレディによって押し退けられ担架はそのまま治療室へと入って行った。


ブルー・ピンク「………。」


 取り残された二人はどうしていいかわからずただ治療室の前で治療が終わるのを待つことしか出来なかった。


ブルー「私達のせいだわ………。」


ピンク「あの時私達さえいなければ………。」


 二人に出来ることはただ自分を責めることだけだった。


スクイッドエスタム「その通りだよ。改太君の作戦に問題はなかった。………君達さえ勝手なことをせずにきちんと指示を守っていればね。」


 そこへスクイッドエスタムが現れる。あちこちが壊れほとんどのエネルギーを使い果たしたその着ぐるみは最早ほとんど機能を失っていた。


 スクイッドエスタムの指摘がさらに二人を追い詰める。その時治療室の扉が開きキラーレディを含めて数人の人が出てきた。


キラーレディ「スクイッドエスタム…。こちらへ…。」


ブルー「あの!九条君の容態は?」


ピンク「九条君は大丈夫なのですよね?」


 二人は出てきたキラーレディに問いかける。


キラーレディ「………貴女達には関係ありません。スクイッドエスタム早く。」


ブルー「そんな…。」


ピンク「せめて容態だけでも…。」


スクイッドエスタム「………。」


 二人の間を通り抜けてスクイッドエスタムが治療室へと入って行くと扉はまた閉められた。


ブルー・ピンク「「………。」」


 二人はただ改太の無事を祈ることしか出来なかった。



  =======



 治療室では懸命の処置が行われていた。


キラーレディ「スクイッドエスタム。あなたの魔法科学だけが頼りです。ですからまずはその腕を治療してエネルギーを補充しなさい。失敗は許されないのですよ。」


 キラーレディの言葉を聞いてスクイッドエスタムはまず骨折した腕の治療と着ぐるみのエネルギー補充を行うことにした。


 本当なら今すぐ改太の治療に取り掛かりたいという不安と焦りがあるが冷静に状況を判断しているもう一人の自分とキラーレディの言葉のお陰で取り乱すことなくするべきことを行っている。


 キラーレディも内心ではかつてないほどに取り乱していた。しかしスクイッドエスタムと同様に冷静に物事を見ているもう一人の自分が取り乱すことなく対処していた。


スクイッドエスタム「改太君にもこれが使えたらいいのにね………。」


 スクイッドエスタムは骨折した腕を治療室にある装置の中に突っ込んでいる。その装置は腕に向けて光を照射し開放骨折しているはずの部分は光が当たるとみるみる治っていった。


 この装置は以前から改太が用意していた治療装置で光の当たった部分の怪我を治すことが出来る。ただしこれにはリスクがあり誰にでも使えるというものではなかった。


 これは自己治癒力を極限まで高めて自力で治す力を引き出すものであって魔法のように何もないところから傷が治るものではない。つまりこの装置で怪我を治療されるということは体力を消耗し弱ってしまうのだ。


 スクイッドエスタムのように腕の骨折だけならばこの装置で治しても少し疲れるくらいで済む。しかし改太のように全身に大怪我を負って弱っている状態でこの装置によって無理やり治そうとすると衰弱死してしまうリスクが高い。


 仮に命は助かったとしても体への負担が大きすぎるため後遺症などの心配があった。軽い怪我ならばたちまち治してしまえる魔法のような装置ではあっても魔法とは違い万能ではない。


 現代医療では手の施しようがない改太を救える可能性があるのはキラーレディが言った通りスクイッドエスタムの魔法科学のみであった。


キラーレディ「もういいのですか?焦りは禁物ですよ?」


 腕の治療を終え着ぐるみにエネルギーを補充したスクイッドエスタムが寝かされ治療されている改太の隣に立つ。キラーレディは出来る限りの処置を行いながらスクイッドエスタムに問いかけた。


スクイッドエスタム「大丈夫。焦ってるわけじゃない。腕も治ったしエネルギーも改太君の治療には足りるよ。」


キラーレディ「そうですか。…それではお願いします。」


 現代医療での処置を行っていたキラーレディはその場所をスクイッドエスタムに譲りその補助へとまわる。とても助かるとは思えない改太を助けるための戦いが始まった。



  =======



 治療室の外でただ待つことしか出来ない二人には一分一秒が途轍もなく長い時間に感じられた。何も出来ないただ待つだけの時間があるために二人はどんどん悪い方へと考えが流れていく。


 改太が助からなかったらどうしよう。指示を守らず勝手なことをした自分のせいだ。こんなことになるのならきちんと指示を守っていれば…。いや、そもそもコンクエスタムに保護してもらわずに彼らは彼らだけで戦ってもらえばよかったのだ。自分達はただの足手まといでしかなかった。


 考えれば考えるほどネガティブになっていく思考に二人の口数はほとんどなかった。


ピンク「もし…、もしこのまま九条君が死んでしまったら………。」


ブルー「ちょっと!縁起でもないこと言わないで!」


 そうは言いながらもブルーとて同じことを考えていた。あの時の崩れ落ちた改太の姿からはとても助かる未来が想像できなかった。ただその言葉を口にしてしまったら本当にそうなってしまいそうでブルーは怖かったのだ。


 その時治療室の扉が開き人が出てくる。


ブルー・ピンク「「九条君!」」


 ベッドに寝かされた改太の姿が見えた二人は立ち上がり治療室へと入ろうとした。しかしキラーレディが行く手を遮る。


キラーレディ「あなた達は入らないように。」


 それだけ言うと扉を閉めようとする。


スクイッドエスタム「いいじゃないか…。入れてあげようよ。自分達がしでかしたことを思い知ってもらったほうがいいよ。」


 スクイッドエスタムの声は暗い。その声と言葉に二人の不安は高まる。


ブルー「しでかしたことって………。まさか………。」


ピンク「そんなっ………。」


 最悪の事態が頭をよぎり体が勝手に震えだす。


キラーレディ「ふぅ………。」


 スクイッドエスタムの言葉を受けてキラーレディは扉の前を開ける。二人はふらふらと覚束ない足取りでベッドへと近づいて行った。


 二人は医療に詳しいわけではない。しかし家族や友人を見舞ったこともあるしテレビ等でドラマやドキュメンタリーで病院や病室の描写を見たこともある。


 それらの知識から考えれば改太ほどの重体であったのなら人工呼吸器や生体情報監視装置が取り付けられている場面を想像する。


 それらが一切ないということはそれらが必要ないということでありそれはつまり常識的に考えて改太はもうすでに………。


ブルー「嘘………。」


ピンク「………。」


 真っ青な顔になった二人はふらふらとベッドへと辿り着く。クポのエネルギー弾を受けてあれほどボロボロだった体は信じられないほど綺麗になっている。


 一見すると安らかに眠っているだけに見える。しかしそのあまりに安らかに眠っているように見えすぎるがために二人の不安はますます募る。


 あれほどの大怪我だった者がこれほど綺麗になるなどありえない。それはまるで死に化粧を施したかのような気がして二人は気を失いそうになった。


スクイッドエスタム「………心配しなくても生きてるよ。」


ブルー・ピンク「「えっ!!!」」


 二人はスクイッドエスタムの言葉に飛び上がりそうになるほど驚いた。


ブルー「ほっ…、本当に…?」


ピンク「よかった…。よかった九条君………。」


スクイッドエスタム「ただし!………いつ目覚めるかはわからない。これから一生このままかもしれない。そしてそれをしでかしたのは君達だよ………。偶々今回は命は助かった。だけど改太君は普通なら助からない傷を負って今もいつ目覚めるかわからない眠りについたままだ。それが一体誰のせいだったのか忘れないでね。」


ブルー・ピンク「「………。」」


 一瞬うれしさが込み上がってきた二人はスクイッドエスタムの言葉で冷や水を浴びせられたように縮み上がってしまった。


スクイッドエスタム「キラーレディ。全員をここに呼んで。あれをどうにかする対策を考えよう。」


キラーレディ「ここでですか?」


スクイッドエスタム「そう…。ここで。ボク達は改太君抜きでなんて何も出来ないでしょ?ちゃんと改太君にも聞いてもらわないと………。それに魔法科学は想いの力だって改太君がいつも言ってたよね…。だから皆の想いの力が集まれば…、もしかしたら奇跡が起こるかもしれない………。自分でも非科学的で馬鹿なことを言ってるとは思うけど………。」


キラーレディ「いえ………。スクイッドエスタムの言う通りです。それでは全員を集めます。」


スクイッドエスタム「うん。」


 こうしてコンクエスタムの全ての構成員に召集がかかったのだった。



  =======



 改太の眠るベッドの周りに全ての者が集まっている。全員が部屋には入れないので廊下にまでずらりと並んでいた。


スクイッドエスタム「デスフラッシュ大佐は今は動けない。だからボク達だけで残った仕事をしようと思う。デスフラッシュ大佐が守ろうとしたこの町をあんな奴に破壊させたりはしない。その対策会議を始める。まずは情報の確認からしよう。」


 スクイッドエスタムが改太のベッドの隣に立ち全員にそう告げる。全員の前にパネルが表示され様々なデータが表示された。


スクイッドエスタム「まず強襲部隊が試した通り召喚された拠点群は生半可な攻撃をしてもすぐに再生してしまって効果がない。」


 スクイッドエスタムが説明した通りクポが拠点群を召喚して強襲部隊が脱出した後にまず破壊を試みた。しかし多少破壊したところであの拠点群はすぐに再生してしまい有効なダメージを与える方法がなかった。そのため結界で覆って捕まえておくのが精一杯だったのだ。


スクイッドエスタム「さらに合体した拠点群はクポを取り込もうとしている。そこにクポが取り込まれたらどのような変化を起こすかわからない。理想としては拠点群とクポを合体させずに各個撃破したい。しかし拠点群を破壊する方法は今のところわからない。クポを先に始末しようにもクポを囲う結界を解けばすぐに合体されてしまうだろう。はっきり言えば現状ではすでに打つ手はないけど誰か考えのある人はいる?」


怪人達「「「「「………。」」」」」


 誰も答えない。それは当然だ。有効な手段があるのならとっくの昔にすでに実行している。何の手段もないからこそ基地に引き下がったのだ。


スクイッドエスタム「内側の三点結界が破られるまでにかかる時間は推定六時間十二分。クポと拠点群が合体した場合にどれほどパワーアップするかわからないけど予想される性能で考えて合体したクポが外側の結界を破るまでにかかる時間は推定四時間から七時間の間だ。十時間から十三時間後の間くらいにはクポが結界を破って出てくるものと思われる。それまでに何とかする方法を考えるんだ。」


 全員の表情は暗い。今のクポを相手にするだけならそれほど難しくはない。質量が大きいので破壊するまでに時間はかかるだろうがコンクエスタムの戦闘型怪人達が集まれば倒せる。


 しかし拠点群の相手をするのは難しい。拠点群だけクポと別の結界に閉じ込めて先にクポだけ始末しようにもクポを囲う結界に完全に食い込んでいる拠点群だけを別の結界に閉じ込めることは不可能だった。


 先に外側にいる拠点群を破壊する方法はなくクポを先に破壊しようと結界を解くとすぐに拠点群と合体されてしまう。いくら考えても解決策は浮かばなかった。


スクイッドエスタム「………改太君。絶対…、絶対君が守ろうとした町は守ってみせるよ。」


 スクイッドエスタムの呟きに怪人達が反応する。こんな時にいつも何とかしてくれていたのはデスフラッシュ大佐だった。だが今はその頼みの綱のデスフラッシュ大佐は意識がない。


 ただデスフラッシュ大佐に頼るだけではだめだ。自分達で何とかしなければならない。今まで無理をして何とかしてくれていたデスフラッシュ大佐のために!!!


 この場にいる者達全ての想いは一つになっていた。デスフラッシュ大佐の想いを守ろうという一つの大きな想いへと………。


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