第2話ある夏の出来事。

ミーン。ミーン。と。ジリジリジリと。蝉の声が蔓延する中、僕は神社へ向かっていた。

まだ、祭りまでは二、三時間ほど、時間があるとゆうのに、正直なところあまり良い気分ではなかった。

あ〜〜〜と、ため息混じりのような(実際は混じっている)声を出しながら、神社の階段を一つずつ登って行く。

多分、とゆうより99パーセント僕より先に来ている彼女は、待ち合わせ時刻十五分前に来た僕を、遅い!と言って、責めるだろう。そんなことを考えていると、ますます気が進まない。足も進まない。

「ななーーーっ! 早く早くっ!」

あえ!?!びっくりしてそんな感じの声を出してしまった僕は、まだまだ続く階段の先を見上げる。なんだが眩しい。

「ほーらっ、早く早くぅーっ!」

さっきまでの暑さと倦怠感が、まるで嘘のように身体から、すぅーっと抜けていく。

全く、いつもそうだ。その声を聞くとなんでも許してしまいそうになる。

その声の向こうに笑顔があるならなおさらだ。

てっきり怒られるかと思っていたけれど、どうやら思い過ごしのようだ。

僕は二段飛ばしで階段を駆け上がる。

先を見上げると眩しくて、だんだんと近づく彼女の笑顔が眩しくて、うまく顔を上げることができないまま、必死に息を切らした。

「もぅ〜遅い! 遅い遅い遅い遅いおっそ〜いっ!」

階段を登りきって、彼女の足元を見ながら息を整える僕に、彼女は何故か、拗ねた子供のように言った。

「いや、まだ、集合時間より、全然、ハァハァ」

「集合時間なんてただの飾りだよ。大事なのは自分がいつ集合したいかでしょ?」

正直なにを言ってるのかさっぱりだった。多分これ以上なにを言ってもうまく丸め込められそうな気がした。いつもの僕とタクちゃんの会話からすると、立場がまるで逆転したみたいだ。

「それに、私は、集合時間よりも早く、ななに会いたかったよ......」

体を起こして、彼女の方を見ると、彼女は顔を逸らしながら、少し顔を赤くしながら言った。

「それは、その、ありがとう......ございます」

うまく言葉がでずに、顔を逸らして、僕はなんとか、間を繋ぎとめるように言った。

「なんで敬語なわけ! もう〜バカバカバカーッ!」

さっきよりも顔を赤くした、彼女が目をつむりながら言う。

「ばっ、ばかはないだろ! ゆ、ゆうが照れるようなこと言うからだろ!」

体を何度も叩く、彼女の拳を手で受け止めて、僕は言った。

「あたしだって、気づいたら声に出てたってゆうか......別に、ほんとのことだし......」

今にも抱きしめたくなるような身体をくねらせながら、視線を下に落として彼女は言った。顔が下に向いていても、耳が赤くなっているのがわかる。

心臓の鼓動のせいで、言葉がでない、気づけば、喉はすっかりカラカラだった。それでも、何か言わなくちゃ。何か言わないと、彼女がどこかに行ってしまう。そんな気がした。

「俺も、ずっとゆうに、会いたかった。だから、ゆうが、集合時間よりも早く会いたい。って言ってくれて、嬉しかった............だから、顔見せて?」

高鳴る鼓動を必死に抑えて、僕は言った。心臓の音、もしかしたら聞こえているかもしれない。同じくらい彼女もドキドキしているんだろうか......彼女の手はなんだが少し震えている。

「ずるい......」

下を向いたままの彼女が言う。

「ずるいよ、ななは」

ゆっくりと顔を上げた彼女の目には涙が流れていた。

ドクンッと心臓が大きく跳ねる。

「イカ焼きおごってよね」

涙を拭きながら彼女は言う。

「ああ、その前にラムネな、喉からからだ」

それから僕は、彼女の頭を優しく撫でながら、身体を寄せてきた彼女を抱きしめた。

心臓の鼓動のはまだ鳴っていたけど、さっきまでの緊張は不思議と感じなかった。


そもそもが、だ、祭りが五時半からなのに、僕らは、まだ四時もきていないのに、神内をうろついているのだろうか。

褒めるタイミングを逃した、彼女の白のワンピースを見ながら、少し後ろを歩きながら空を見上げる。

どうやらまだまだ日は落ちそうにない。熱中症にならないといいけれど。

わぁ〜とか、おお〜とか、目を輝かせながら、彼女は屋台(準備中)を見て歩く。

先週の学校の帰り道でのことだ。

「集合時間は三時半です。時間厳守です。」

腰に手をあて、彼女はなぜかドヤ顔で言った。

「は? 祭りって五時半からだろ? ......一応聞いておくが、なんでそんなに早く行く必要が?」

くくく、と笑う彼女を見て思う。大体こうゆう時の彼女はめんどくさい。

「よくぞ聞いてくれたね、暁月くん。さすが我が弟子よ」

「いいから早く言え」

「ふっ、何故だと?愚問だな、そんなこともわからないようじゃ、まだまだだよ?」

イラっ。

「普段は活気ある出店の準備するところが見たいとか?」

「えっ?!」

急に慌てたように、彼女は声を上げた。

「あわよくば、屋台のおじさんに試食させてもらったり、味見させてもらえるかもしれないとか思っちゃったりして?」

「そそ、そんなこと、違うわよ!」

まさかと思ったが、図星かよ......

「安心しろ。多分他のみんなも一度は思ったことあるよ、多分」

ゆうの肩に手を置き、慰めながら言った。

「ちがっ、だから違うって!それに多分ってなによ!しかも二回も!」

拳を握りしめながら、必死に訴える彼女の姿を見て、僕は思わずにやけてしまう。

「わっ、わらうなー!」

今度タクちゃんになにかお礼しないとなー。まさか、ゆうがタクちゃんと同じこと考えるとは、タクちゃんはあの時まだ小学生だったからわかるけど。思わず吹き出して笑ってしまった。


あの後、機嫌収めるの大変だったんだよなー。まぁこうして、喜ぶ顔が見れたから良かった。

「ななーっ!」

境内に続く階段に座っていた僕の方へ、出店の方から彼女が走ってくる。

「見てこれ!」

彼女の手には、まるで太陽で汗をかいたかのようにキンキンに冷えた、綺麗なブルーのラムネが握られていた。

「どうしたのそれ、まだ売ってないよね?まさか」

「そう。そのまさかだよ!ラムネ屋の大将に貰ってきた!」

「お前は天才か!」

すると彼女は、ラムネを自身の頰にあて、冷た〜いと、目を閉じ、一人でに癒されていた。

ラムネの雫が、彼女の頰から首筋へとつたって、静かに流れていく。

「はい、先に一口あげる」

そう言うと彼女は、先程まで頰に着けていたラムネを、こちらへ渡してくる。

「いいの?」

僕はそう言うとラムネを受け取った。

「いいのいいの、後から私も一口貰うから」

彼女はそう言って、嬉しそうに微笑んだ。

「そっか、ありがと」

僕はラムネの口元の包装を剥がし、ビー玉を飛ばして開ける、キャップを取り出した。それからそのキャップを使って、勢いよくビー玉を瓶の中へ押し込んだ。ビー玉とラムネの弾ける音が鳴り、少し溢れたラムネを口の中へ含んだ。冷たいラムネが口の中を刺激してそのまま喉へ伝う。潤すとゆうよりまずは、炭酸の刺激が心地よかった。キンキンに冷えていたのがより美味しく感じた。

「どう? どう? おいし?」

ゆうが嬉しそうに聞いてくる。

「うん、めっちゃおいし」

そう言うと、ゆうは、それは良かった。とまた、嬉しそうに微笑んだ。

僕はゆうにラムネを手渡す。今度は、それを受けとった、ゆうが、ラムネを勢いよく飲んだ。

ゴクゴク。とゆうの喉をラムネが伝う音が聞こえてくる。

カランッ、と瓶の中のビー玉が転がる音がして、ゆうが口を開ける。

「ぷはーっ!」

炭酸を飲んだ後のおきまりのセリフを言った後に、続けていう。

「なつだーっ!海だー!」

思わず、笑ってしまう。海だー!って、なつだーっ!もおかしいけど。

「ラムネで夏に目覚めた?」

僕は笑いながら、ゆうに聞いた。

するとゆうは、もう一度、ラムネをこちらへ渡しながら言った。

「うん。目覚めたね。夏に」

「そっか、全部飲んでいい?」

小さく頷いた彼女から、ラムネを受け取り、残りのラムネを飲み干した。先程よりも炭酸は強くなくて、時折ビー玉が飲み口を塞いで、邪魔したけれど、それもなんだか、懐かしくって、あっとゆう間に全部飲み干してしまった。

「確かになつだーっ、海だー」

確かにその通りだった。来年もこうやって、彼女と一緒に、ラムネを飲めたらいいなと思う。

「そうだ、海に行こうよ!海!」

目を輝かせる彼女を見て僕は言う。

「海かー、良いね」

すると彼女は、思い立ったが吉日のごとく、祭りそっちのけで、これから行くのではないか、と言わんばかりに、計画を立て始めた。

祭りが始まるまでの小一時間。僕たちは海についての計画を立て、それまでに必要なものを一緒に買いに行こう。とか、夏の他の予定は、とか、夏休み前のテストのこととか、テストが終わったら、何故か僕が彼女にアイスクリームを奢ることとか、予算はどれくらいか(アイスクリームの)とか。どうでも良いようなことを話した。どうでも良いことのはずなのだけれど、彼女との会話は楽しく、気がつけば、あっとゆう間に1時間は経過していた。さっきまで、準備をしていた屋台もいつしか、いつもの見慣れた屋台になっていた。

「それじゃあ、行こっか」

僕はそう言って、彼女の左手をとった。彼女は少し驚いたように、それからまた、嬉しそうに微笑んで、僕の右手を握り返した。

それから僕たちは、屋台を回って、まず一番にいか焼きを食べた。

この七夕祭りは、七月の下旬にある、夏祭りよりも、規模は小さいが、七夕祭りとしては、屋台もでるなどして、それなりの賑わいを見せている。

よそからすれば、七夕にのに?と思われるかもしれない。それでも、子供の頃からある、この七夕祭りは、下旬にある夏祭りより、なんとなく、好きだ。

それから僕たちは、屋台で遊んだり、ところどこで、食べたり、飲んだり、充分に屋台を満喫した後で、大きな笹がいくつも立てかけてある神社の境内に行った。

境内には子供や、その家族。たくさんの人が笹の葉に、願い事を書いた短冊を結び着けている。

まだ立て付けられていない、笹の葉に僕たちも、お願い事を書いた短冊を結びつけることにした。

「ゆうは何をお願いするの?」

「ふふ、秘密」

「そうゆう、ななは?」

「えー、秘密、かな」

「えー、気になるじゃん、教えてよ〜」

「ゆうが先に教えてくれたらね」

僕がそう言って、笑うとゆうは、いじわる。と、お願い事が見えないように笹の一番上のところへくくりつけた。

「どうして、一番上なの?」

と、僕が聞くとゆうは。

「なんとなく、一番上の方が、一番最初に願い叶えてくれそうじゃん?」

「......確かに」

微笑む彼女の顔を見て、思わず納得してしまった。そんなことはないと思うのだが、たまに彼女の言うことには、妙な説得力がある。

僕は、笹の一番下のところに、短冊を結びつけた。

「え〜、どうして一番下なの?」

不思議そうな顔をしながら、彼女は言った。

「なんとなく、これで、僕の方が先に願いが叶ったら、一番下につけても、願いが叶う順番は変わらないってことが証明されるじゃん?」

僕は笑いながら、彼女に向かって言った。

「なにそれー!」

彼女はそう言うと、腰に手を当てふくれっ面になった。それを見て、僕はまた笑う。

「私の願いは、そんなすぐ叶ったかわかるような願いじゃないから、わかんないもんね」

物憂げな表情をしながら彼女は言った。

「そうなの? でもそれってなんか矛盾してない?」

僕がそう言うと彼女は、少し声を大きくしながら言う。

「いいの!それでも早く叶ってほしいの!」

怒ってるのか怒ってないのか、わからない彼女を見ながら、僕は微笑んだ。

そして心の中で、まぁ、俺もそんなすぐ叶うような願いじゃないんだけどな。と口には出さずに言った。

二人の短冊が結びつけられた、笹が立て付けられるのを見届けてから、僕たちは神社を後にした。

時刻はまだ七時だったが、あまり、彼女を遅く帰らせてはいけない。と思ったので、拗ねる彼女を説得して、彼女の家まで送ることにした。

「まだ帰りたくないやい、まだ帰りたくないやい」

少し急ぎ足で前を歩く彼女を、自転車と一緒に少し後ろを歩く。

「また、夏祭りがあるんだからいいでしょ。それに、もう屋台だってしまってたし、今日は楽しかったじゃん」

彼女の機嫌をこれ以上損ねないように、言葉を選んだつもりだったが、どうやら、うまくいかなかったらしい。前を向いたまま、横目でこちらを見ながら彼女は言う。

「なにさ、大人ぶって、全く、今日は今日、明日は明日だよ。今日は今日なんだから......」

立ち止まって、下を向く彼女の右手をつかんだ。今日は今日......か。その言葉はなんだか、僕の胸を少しだけ、痛ませた。

「今日はありがと。今までで、一番楽しい七夕祭りだったよ。ゆうだったから、ゆうだったから、今日も幸せだった」

僕がそう言うと、彼女は黙ったまま、僕の左手腕に抱きついた。そのまま自転車には乗らず、歩いて夜の街灯が照らす道を二人で進んだ。

それから僕たちは、特に会話もせず、お互いの温もりを感じていた。まだ七月の上旬とゆうこともあって、夜はまだ涼しい。

「自転車......乗る」

そう言うと彼女は、僕の左腕から離れ、サドルの後ろへ座った。

僕は彼女を乗せて、2人分のペダルを漕いだ。山沿いのカーブを進んで、その先の角を曲がったら、彼女の家だ。

背中にある、彼女の体温を感じながら、ゆっくりとカーブを下って行く。

すると、カーブの先で、なにやら、人が集まっている。

赤色のランプが点滅して、赤色で照らされた場所へ段々と近づいて行く。

どうやら、警察みたいだ。少し先で、乗用車が斜めに止まっている。

「どうかしたの?」

後ろでしがみつく、ゆうの手がより強く僕のシャツを握った。

「なんだろ、事故、かな」

自転車のスピードを緩め、僕たちは歩いて、赤色に照らされた、人混みの方へ向かった。

何かを囲うようにして、30人くらいの人が立っている。その中に警察の人が見えた。

「何かあったんですか?」

僕は身近にいた、おばさんに聞いた。

「交通事故よ、交通事故。男の子が急に飛び出してきたんだって」

おばさんはそう言うと、震えながら涙目に訴える。

「まだ、若いのに、ほんとにかわいそう。もう助からないって......」

横で、腕を掴んでいるゆうに、聞こえただろうか。ここからじゃうまく見えなくて誰だかわからないけど、こうゆうのは、好奇心で見るべきものじゃない。それにゆうにも見せたくはない。

とりあえずゆうを家まで送ろう。事故の詳細は明日にでもわかるだろう。

気の毒だけど、 僕がここにいても、何もできやしないのは事実だ。

端に止めてきた自転車を取りに行こうと、ゆうを連れて行こうとすると、気がつくと、ゆうは僕の腕から手を離して、事故の現場の方を見ていた。

「ゆう、見ちゃだめだ、ほら帰るぞ」

僕はそう言うと、ゆうの手を掴んで、その場を離れようとする。

しかし、ゆうはその場から離れようとしない。正確には、離れられない。といった感じだ。

「ゆう? どうした?」

ゆうの横顔を見ながら、僕は尋ねた。

するとゆうは、涙を流しながら、怯えるように、眼孔を開いたまま、こちらを見て言う。

「だって......クちゃんが」

周りの音のせいでうまく聞き取れない。それになんだか、ゆうの様子がおかしい。すぐにでもこの場所から離れるべきだと思った。

「いいから、とりあえず帰るぞ」

ゆうの手を取り、引っ張る。けれど、やっぱりゆうは動かない。無理やり連れて行こうと思った時。ゆうの言葉に耳を疑う。

「タク......ちゃんが」

ゆうの言葉をきいて、身体が凍りつく。

拓美?なんで今拓美が、拓美は友達と......。

振り返ってゆうの方を見ると、前にいた背の高い男の人が、その場から離れた。その隙間から、見えた横たわる少年の姿を見て、僕は言葉を失った。

「加賀美さんとこの息子さんらしいわよ、まだこれからなのに......」

「加賀美さんのご両親にはもう連絡してあるの? 可哀想に......」

加賀美、周りから聞こえてくる、その聞き覚えのある苗字を聞いて、僕は気が狂いそうになった。加賀美?それは、拓美の苗字だ。そんなはずはない。きっと人違いだ。

気がつけば僕はその横たわる少年の前に来ていた。

見慣れた......服、ほとんど笑った以外のところを見たことがない顔、男の子にしては細い身体。加賀美拓美。違うとすれば、一つ。全身傷だらけで、身体や頭から出血している。こんな現実ありえない。ありえないありえないありえないありえないありえないありえないありえない!

「拓美!!!」

すかさず僕は拓美に駆け寄った。何度も身体を揺すって、何度も名前を呼んだ。

「拓美!返事しろ!おい!拓美!」

拓美の身体は今までに触ったことがないくらい冷たかった。それでも、認めたくなかった。周りの大人たちは、こんな重傷の身体を揺する僕を止めようとしない。なぜだ、なぜだなぜだ!!!

「救急車呼んでるんだろ、いつくるんだよ! 早くしないと拓美が」

誰も僕の言葉に対して言葉を返そうとしない。なんで誰もなにも言わないんだ。このままじゃ、拓美が。

「拓美! 拓美! 拓美!」

何回も、何回も呼び続けた。途中で誰かが止めに入ったかもしれない。そのあとの記憶は曖昧だ。そのうち救急車が到着して、拓美は運ばれて行った。

何もできずに、ただ、その場に立ち尽くしていた。うまく息ができない。何をどうすれば、何も考えられずに、だんだんと苦しくなっていく。

ゆう、心の中でゆうの名前を呼んだ。あたりを見渡したが、ゆうの姿はどこにもなかった。


そのあとは、一体どうやって家に帰ったのか、そもそも夢だったんじゃないのか。

気がつくと僕は自宅のベッドで朝を迎えていた。

日付は四月八日金曜日、一年と三ヶ月。僕は二回目の始業式の朝を迎えていた。

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本日はお日柄も良く、君に会いに行きます。 @chicashi

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