第2話 何がそうさせたのか

機械的な或いはコード的な知性が生まれた、あるいは作ろうとするとしよう。一連のコード、或いは思考や想いと呼べるものにある種のバグがあるやなしやをその知性が判断できるとしよう。この時そのバグはその知性が修正するのだろうか。

もう少し別の見方をしよう。機械的な或いはコード的な知性というものは複製ができるという性質を兼ねているとしよう。もしも其の仮定に矛盾や誤謬がなければ、同じ知性が複数存在できる事となる。それらは互いに他を区別するのだろうか。そして互いに内部にバグが存在する事が判明した時に修正も同期して行うのであろうか。


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