第3話 翼と翼
朝の内に自分の家に戻り、家を出てきた時と同様に慎重に玄関の鍵を開けて、体を忍び込ませて、カギを締めて、階段をのぼり、部屋に入って、ベッドに横になった。出てきたときほどに浮ついた気持ちがなかったのは、おそらく翼に会えないからだろうと思った。
横になっていると、ふいに眠気が襲ってくる。きちんとした睡眠を取れていなかったことにくわえて、一人で行かなければならない学校への恐怖が、蛇みたいに私の体にまとわりついている。まぶたが重い。
「寝ちゃおうかな」
このまま、ベッドの一部となって、全ての物事から逃げちゃおうかな。
でも、翼は言ってくれた。
頑張れって、私に向かって励ましてくれた。
だったら、頑張らなくちゃ。翼の応援を無碍には出来ないから。
制服に着替えて、洗面台で髪の毛を整える。ぼさぼさの鬱陶しい髪の毛は、私を守ってくれる防護壁。全身真っ黒は私服と同じ。違うのは、身に着けているのが、戦闘服だってこと。
もっとも、私は戦わずに、護るだけ。
学校にはいつも遅刻ギリギリだった。そうすれば、教室に到着するなりすぐに先生がやってきて、監督者がいないという都合の悪い状況に陥らなくて済む。
教室のドアをひらくと、耳障りな音がした。ゴングだ。私と、その他クラスメイトが、箱に押し込められて、軍鶏でも戦わせるみたいに、大人たちは社会とかいう場所から観覧している。勝ち残ったものだけが巣立ちできるシステムなんだ。
何人かが私を睨みつけるようにして見ている。いつも私をいじめているメンバーと同じだ。獲物がやってきたという目なのか、それとも単なる嫌悪感なのか。すぐにうつむいたから、表情をよく見ることはできなかった。窓際の席に座っている女子生徒は、いつも私を見ていた。彼女だけが、少し異質だと思った。どこがというわけじゃない。なんとなく、皆とは違っている。けれどだからといって、彼女も助けてくれるわけじゃない。それでいいと思う。誰だって傍観者から当事者にはなりたくないだろうから。
私の席には、当然のように誰かが座っていた。
このまま帰ってしまおうかと思った。朝のホームルームが始まる時間だというのに、不幸にも先生は遅れているようだった。
意を決して、教室に足を踏み入れる。一歩が重い。まるで砂漠を歩いているよう。たどり着いた先にオアシスがあるとも限らない。
「あ、あの」
椅子に座っている男子に声をかける。
「そうだ、この前のテレビ見た?」
「みたみた。マジウケたよな」
「やべえだろあれ。マジやべえわ」
きっと気づいていないということはないのだろう。だって、一度目が合ったから。それでも彼は、私を無視して、談笑に興じている。
「あの」
「あ? なんだよ」
それでもなんどか話しかけ続けていると、ようやく反応があった。クラスメイトの目が私を見た。他人に認識されたという事実が私の頭を急激に沸騰させたみたいだった。
「そ、そこ、私の席、なんだけど……」
「だから?」
「えっと……」
「てかさあ、あいつどしたん? まだ来てねえけど」
私を無視して、また彼らは言葉を交わし始める。
「サボりじゃね? ほら、昨日あれあったし」
「ああ、あれな」
「マジやべえよな」
「やべえやべえ」
「あの!」
私の声で、教室が水を打ったように静まり返った。
「あん? なんかしつけえんだけど?」
急に男子生徒が立ち上がり、その高い上背で私を見下ろしてくる。とっさにうつむいたのは正解だった。そのまま目を合わせていたらきっとあまりの恐怖に逃げ出していた。
肩を掴まれた。痛い。強い力に、体がこわばる。
「さっさとうせろよ、な? じゃねえとほら、俺キレると周り見えなくなるタイプだからよ」
「っつ……!」
つま先の痛みは、男子生徒がかかとで踏みつけたせいだった。上履きの上からでも鈍く広がる痛み。更にかかとで踏みにじられ、痛みが増す。
けれど感情は抱かなかった。泣きたくも悲しくもならなかった。自分ではない他人に行われているイジメのように感じていた。遠くから眺めているみたいだ。自分の体が自分の魂から離れていく感覚。男子生徒は私を見ているのに、私は男子生徒を見ていない。彼に見られている自分を見ていた。
「聞いてんのかよ!」
彼の振りかぶった拳は、私の腹を躊躇なく殴った。止まる呼吸。震える体。喉元にせりあがってくるすっぱい液体。足の力が抜け、私の体は教室の床に横たわることになった。
留めに入ってくる生徒は、もちろんいなかった。次に暴力を振るわれるのが自分になるのを恐れているのだ。彼らは分かってる。これは順番なんだと。弾丸を発射したリボルバーは回転し、次の弾丸が装填される。そんな風にして、私という対象の次が自分になるこを避けている。その一番の特効薬は、関わらないこと。男子生徒を怒らせないこと。男子生徒の暴力対象をかばわないこと。
まだ腹の底に痛みを感じていた。呼吸はかろうじて戻っている。視界が歪むのは涙のせいだろう。口からよだれがたれているのも分かった。鼻水は垂れてないと良いなと思った。
「おい、おい、なあ、聞いてんのかよ、おい」
「うぐっ、ぐっ……」
男子生徒の靴がその脚力によって私の腹部に叩き込まれる。トーキックは拳でのパンチと比べ、鋭くお腹の一部分を攻撃してきた。守ろうとした手に靴があたり、切り傷から血が見えた。
「さっさとしゃべれ。おい!」
これが最後だと言わんばかりに大きく振り上げられた足が、私の顔に影を作っていた。あれが重力と筋力にまかせて私の顔に降ってくれば、どうなるかなんて考えるまでもなかった。
翼は来ない。
クラスメイトは見ているだけ。
死を思う。
もしイジメが行き過ぎたら、きっといつかは殺されることになる。
唐突に、翼の顔が思い浮かんだ。
生きているのなら、生きていけば良い。他人をいじめる奴は、死ねばいい。
金色の髪の毛。マニキュアが塗られた爪。輝いた笑顔。
あの日教室から連れだされた私たちを見ていたクラスメイトの顔は、本当に、唐突に起こったいじめられっ子連れ去り事件だけに驚いていたのだろうか。
「おいやめろ」
私の顔面に足が振り下ろされ、鼻の砕ける音、歯が折れる音、その他なにやらぐちゃっとした音が聞こえた――のは、幻聴だった。
足は、私に振り下ろされる10センチ手前で止まっていた。
翼が助けに来てくれたのだと、一瞬喜んだけれど、違った。
別の生徒が、男子生徒の肩に手をかけていた。
「ああ? てめえに関係ねえだろ!」
「もうコレ以上はまずいって」
私の体を心配しているとは思えなかった。
さっきまで怒り心頭に発していた男子生徒が、苦渋の表情を浮かべていた。
舌打ちをして、彼は八つ当たりをするように私の体を踏みつけたあと、私の視界から消えた。
ようやっと、自分の体に自分の精神が戻ってきたように感じた。男子生徒の圧力から逃れるために奥底にひっそりと隠れていた私は、自分の体の痛みを再認識した。お腹とつま先に鈍い痛み。体を起こすと肩にじくじくとした痛みがあった。
「なにやってるんだ?」
いつの間にか先生が来ていた。みんなきちんと机に着いているのに、私だけが床に腰を下ろしたままだ。
「な、なんでもないです」
痛みを顔に出さないように注意しなければならなかった。もし先生に気づかれれば、どうなるか分かったものじゃない。教科書が破かれるとか制服を切り刻まれるくらいならまだ平気だけれど、もし暴行にでもあったら、お父さんもお母さんも悲しんでしまう。ならば一層、殺してくれた方が。
死んでしまえば、こんな辛さもなくなる。なにも感じなくなる。
そっか。それじゃあ、ダメだ。
翼の隣にいられなくなる。
実際ほかの人はどうなのか知らないけれど、もし死んだあと幽霊になってずっと翼のそばにいられるとしても、翼が気づいてくれなければ意味がない。翼の大きな瞳に、自分の姿が映ることに、私はいま最大の幸福を感じている。あの綺麗な瞳に映っていない私は、私の形をした別の生き物だ。翼はその瞳で本当の私を見つけてくれた。だから、翼にはなにか恩返しをしなくちゃいけないな。
もちろん、今日一日を乗り切れたらの話だけど。
どんな理由があったのかは知らないけれど、あの男子生徒が私への暴力を留めたのは、きっと一時的なものだ。先生が来たからやめただけで、やめたということはまだ続きが残っているということになる。それはどの時間だろう。休み時間か、昼休みか、それとも放課後か。
授業が永遠に続けばいいとおもった。
そうすれば、私の身の安全は永遠に保障される。
なににも怯えなくていい時間を過ごせる。
先生の声が、さざなみに聞こえた。周囲には真っ白な砂浜が広がっていて、天空からは眩しい太陽が照りつけている。私を襲うものはなにもなく、私を怯えさせるものはなにもない。
天国はきっとこういう場所なんだろう。人生を全うした人間がたどり着ける場所なのだ、ここは。自分のすべきことを持っていて、自分の果たすべき行いを信じている。そういう人間にしか、天国の扉は開かれない。
翼はきっと天国に行ける。
でも私はダメだ。
きっと、地獄行き。
そうじゃなきゃ、いまこうしてイジメられているわけがない。自分の存在意義が拉ぎ折られるような行為を、神様が許すはずがない。
私はダメな人間なのだ。せっかく翼に見つけてもらったのに、キノコのままなんだ。
だからほら、眼下に広がっていた海原が段々とその潮位を増していく。足元は濡れ、膝まで海の中に浸かっている。腰、お腹、胸、首。あとはもう顔だけになる。50分だけの干潮が終わりを告げて、5分間の満潮。
苦しみだけを味わう時間。
5分で人はなんでもできるのだと、この学校にきてから思い知った。
トイレでバケツの水をかける事もできるし、制服を脱がせて窓の外に放り投げることも出来る。髪の毛をカッターナイフで切り刻むこともできるし、首をしめられて気絶する遊びだって何回もできる。
ただ私は耐えるだけ。
私を使って遊んでいる彼らから、耐えるだけ。
机につっぷしていた私はいつだって、強引に体をもっていかれて、遊びに興じることになる。
今日もそうなる予定だった。
けれど、悪魔の5分は訪れなかった。
机の木目を見ているだけで終わってしまった。チャイムが鳴ってようやくそのことにきづいて、周囲を見た。みんなきちんと席について、授業の準備をはじめている。あの男子生徒も、すでに私のことは眼中にないようだった。
そのまま昼休みも何事も無く終わり、放課後が訪れた。
ホームルームが終わるといつも私は教室に残る。いちど逃げ出して、ひどい目にあったから。
でもやっぱり放課後でも、なにも起きなかった。私の存在が透明になってしまったみたいに、クラスメイトは無視をした。
カバンを抱きしめて、逃げるように教室の外に出た。廊下を走って、玄関に向かった。振り返るとクラスメイトの追ってくる姿を見てしまいそうだった。
本当はすぐにでも学校から逃げ出したかったけれど、気にあったことがって、途中、職員室に向かい、担任の先生に尋ねた。私が虐められていることになんて全く気づかずせっせと業務をこなしている先生は、私の問いに、少し悲しげな目をして応えてくれた。
玄関に向かう。
机の中も鞄の中もそうだけれど、靴の中も注意しなくちゃいけない。典型的なのは画鋲だけれど、以前にはボンドが塗りたくられていたこともあるし、砂なんて当たり前。
そのせいで、靴箱から取り出した靴の中を見る習慣がついていた。
見れば、やっぱり何かが入っている。けれど画鋲でも砂でもなくて、一枚の紙だった。紙といっても、メモ用紙とかプリントではなく、厚紙をちぎった切れ端だ。そこには、あの橋で会おうと書かれていた。
だから私は、あの橋に向かうことにした。万橋。そこで、翼が待ってる。
いつだって川は、轟々と流れている。
あの夜、私たちが星を見上げた日と同じように、あるいはそれ以上に。
翼は、河原にいた。ベンチに腰掛け、チュッパチャプスを舐めていた。遠くに橋が見える。近辺に人は誰もいなかった。
「よっ、来たな」
「う、うん。来たよ」
「あんなので信じたらダメだかんな」
「ううん、信じる」
靴の中に入っていた厚紙の切れ端、その裏には、カラフルな模様と、あの独特なロゴの一部がかろうじて見えた。私を呼び出すために、いちいちチュッパチャプスの箱をちぎってその裏にメモを書くなんて面倒な作業、してくれる人は翼くらいしかいない。
「そっか。チュッパチャプスも捨てたもんじゃないな」
「す、捨てたらダメだよ」
「冗談だよ」
翼が笑顔になってくれたから、私の心も暖かくなった。
「キノコがんばったじゃん。見てたよ」
「うん、ありがとう」
褒められた。胸が暖かくなる。
「でも、ど、どこから見てたの?」
「あたしにはね、秘密の足があんの」
「それって、幽霊だから?」
そういうと、翼は、怒ったような、泣いているような顔で、私を見た。
ふと、思いついたことだった。
あのクラスメイトの視線は、私じゃなく、翼を見て驚いていたんだ。担任の先生は、私がこの学校に転校してくる一ヶ月前に、美空翼という名前の生徒が忽然と消えてしまったことを教えてくれた。身寄りの無い彼女の失踪は、ただの家出だとして処理されてしまっていた。
「翼は、殺されたの?」
口にするだけで恐ろしかった。ただの自分の想像が現実になってしまうのではないかと思った。
でもそうだとしたら、目の前にいる翼は誰なのだろう。
本当に翼が殺されていたとしたら。
ベンチから立ち上がった翼は、私の目の前に立ち、さきほど一瞬だけ浮かべた表情が私の見間違いだったと思わせるくらい綺麗な笑みを浮かべた。
「なんだ、知ってたのか」
「ほ、ほんとなの?」
「どっちだと思う?」
にやりと笑う翼。やっぱり、綺麗だ。
「どっちでも良い」
「なんで?」
「いま、翼ちゃんに会えてるから、幽霊でも、人間でも、どっちでも良いよ。ちゃんと触れるし」
「ふーん。お前にとっては、そこが大事なんだ」
「うん。翼ちゃんは、違うの?」
「ああ。違うよ。生きてるのと死んでるのは、全然違う」
私には分からなかった。生きていても、死んでいても、どっちでも同じだった。違うのは、私と翼が、どんな人生を生きたかだ。でも、イジメられて殺された翼と私が、違う考えを抱くのもまた、面白いなと思う。
「翼ちゃんは、ずっと、こ、ここにいたの?」
「そうだよ。ここじゃなきゃ出来ないことがある。おいで」
翼が手を握ってくれた。私は歩く。翼の少し後ろ。彼女の金色の髪の毛。しなやかな動き。自信に満ち溢れた歩行。その足はどうみたって、幽霊のそれなんかじゃない。ちゃんと靴を履いて、地面を踏みしめて、目的の場所へと翼の体と私を連れて行ってくれる。
「橋に行くの?」
「そうだよ。あれ、見えるか?」
翼の指の先には、もちろん橋があった。施工当時は真っ赤だったと予想できる欄干は、どころどころが風雨にやられて錆びたり剥げ落ちたりして、歴史を感じさせた。そんな万橋の一部に、黒いコートがかぶせてあった。
「なに。あれ」
「こっからはさ、正直キノコには全然関係ないことなんだ。だから、その辺に隠れていてくれても良いし、家に帰っても良い。ここにいたいならそれでも良い。どうする?」
「え……」
そもそも、なにが行われるか分かっていないのだ、決めようがなかった。
「呼んだのは、翼ちゃんだから、翼ちゃんが決めて」
「それもそうだな。じゃあ、隣にいてよ」
「分かった」
けれどその答えを、私はすぐに後悔した。後悔して、やっぱり隣にいて正解だったとも思えた。
コートからはみ出している何かが目についた。
「ね、これ……」
「うん、そうだよ。人間」
とっさに翼の顔を見る。
コートからはみ出ているものは、少なくとも、人間の足であることは確かだった。片方の靴は脱がされていて、靴下は茶色に汚れていた。河原の地面をあるけば、きっとこんなふうになるだろうと思った。
「大丈夫だよ。まだ生きてる。ほら」
コート越しに翼の足が、その誰かを踏みつけた。うめき声で、女の人だということは分かった。いつの間にか私の手は翼の腕を掴んでいた。
「な、なに、やってるの?」
翼は答えず、コートを掴んでいっきに剥ぎとった。
そこには、両手足を縛られて倒れている女性の姿があった。見覚えのある制服と顔が、更に私の不安を加速させた。
「なに、やってるの?」
「見れば分かるだろ。お仕置きだよ。ほら、起きろ」
女子生徒の顔を何度もビンタする。やがて女子生徒は目を覚ました。うつろな目で目の前にいる翼を一度ながめ、それから周囲をみて、私を見て、自分の体を見て、また翼の顔に戻って、女子生徒の顔色が一変した。
「ひぃ!」
悲鳴だった。
翼はしゃがみ、女子生徒の髪の毛をむんずと掴んで、顔を近づけた。
恐怖に怯える女子生徒と、なんだか分からない感情を浮かべる翼。
無言のまま、しばらく過ぎた。
やがて、翼が口火を切った。
「あんた、イジメ、やってたろ?」
女子生徒はまだ恐怖を浮かべていた。
「まさか、あんた、本当に……?」
「うるせえよ。さっさと答えろ。あんた、イジメてたんだろ?」
「そうよ。それが? 別にイジメくらい、どこでもやってるじゃん。私だけが悪いわけじゃない!」
次の瞬間、何の躊躇もなく、翼は女子生徒の頬をひっぱたいた。小気味よい音が鳴った。
「ね、ねえ、翼。もうやめようよ」
「まだだよ」
「も、もういいよ。私、翼にこんなことして欲しくないよ」
翼の目がようやく私を見た。笑みを浮かべていた。
「ああ、違うよ、キノコ。あたしがこいつにこんなことをしてるのは、キノコのためじゃないんだ」
女子生徒に向いた途端、翼はまた凶暴性を取り戻したみたいに、彼女の髪の毛をむんずと掴んだ。地面に顔を押し付けて、こう言った。
「な。お前、翼を殺しただろ」
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