言葉を交わす筈もなかった2人は、だからこそ足りない存在を求めた。

一見なんでも持っている様な少女はそれ故に本物を求め。
一見地味極まりない理屈屋の少年は自分には不釣り合いだと羨望し。

本来、言葉を交わす事もなかったであろう2人は、しかし何の因果か、互いを求め合い、故に、すれ違う。
恋の呪いは、2人を絡めて離さない。


ケータイ小説風の書式と、ちょっとウジウジ気味な主人公が人を選ぶかも知れないので、★2とさせて頂きました。
完結済みなので新着・更新で今後人目に触れる事がないと言うのが、非常に残念に思える作品です。私のレビューが、誰かの目に触れる切っ掛けになればと思います。