第2話 たんてい見習い?

気がつくと顔が濡れてる感じがした。

うん、濡れてる感じじゃなくて濡れてる。

徐々に感覚が戻ってきて目が覚めてきたが顔が明らかにぬれていてレクサスは吠えて自分の体の上に何かいるのが見える。

ぼやけてた視界も良くなってきて目の前にいるやつが誰だかすぐわかった、見た目中学生自称スーパー探偵のチビが自分の体の上で仁王立ちして手にはジョウロを持っていた。

それを見てこの状況の全てを瞬時に理解した流徒は本日1回目の は? を発動した。


「なぁ‥ お前朝から何してる、」


その言葉に優奈はニヤリとした


「今日は何をするか分かってるね?そう探偵2日目の訓練さ!起こしても起きないしレクちゃんにも手伝ってもらったけど起きないから水を与えれば元気になるかなーって」



「頭おかしいだろアンタ‥ 普通に起こせよ!! 俺は植物じゃねぇよ人間だよなんだよ水を与えれば元気になるかもって発想がもう中学生以下だわ」


「中学生以下だなんて失礼かも!!普通に起こして起きないから水を与えたんじゃないか!感謝したまえ」


その言葉を聞いてドブを見るかのような目で優奈を睨みつけ起き上がった。


「わかったから部屋から出て行け、着替える。」


手でシッシッとやり煙たがるように優奈を部屋から追い出した。


「ちょ、ちゃんと着替えたら下降りてきてよね?」


分かってますわかったから部屋から出てくれと言わんばりの顔をし手でシッシッと煙たがり朝から頭のおかしい探偵の行動に2日目にして限界を感じてきた。


レクサスが流徒の足元に体を擦り付けてきた。


キュュ~ キュュ~


「そうだな、まだご飯食べてなかったもんな。そうだレクサス あの頭のおかしい探偵擬きとあんま仲良くしちゃダメだぞ~、レクサスまで頭がおかしくなる。」


そう、 レクサスの為にも自分の為にも早く働いて金を返しこのアパートと探偵擬きとおさらばしないと身がもたいだろうな。

そう思いながらレクサスにリードを付け部屋の鍵を閉めアパートの階段を降り事務所のドアを開けた。


「おーい、準備出来たぞ」


開けてみるとそこには優奈と知らないおばさんが泣き崩れながら優奈にしがみついていた。



「早くケイタの居場所突き止めてよぉぉぉぉぉ!浮気してるかもしれないしゃないのぉ!」



ドアを開けるまでその泣き声が聞こえなく開けた瞬間この光景が目に入り朝から優奈にジョウロで水を与えられそれから下に行ってみればこの状況。

分かるだろうかこの気持ち、早く出て行きたい‥




探偵見習い初日がこの朝から猛烈ヒステリックなおばさんの恐らく浮気調査が始まってしまうのかと思いながらゆっくりドアを閉め端っこにある椅子にレクサスを抱えて座った。


優奈というものの頑張ってフォローしてるがもはや耳に入っていないようだ。依頼主のおばさんは一方的に泣きながら調査して調査してと優奈の両腕をガッシリ掴み威圧がとてつもなかった。


「大丈夫!大丈夫ですって!このスーパー探偵高木優奈にお任せください必ず彼氏さんを見つけ出してみせます!」


とか言いつつ流徒の方を向き何回も目で合図してくる。

やめてくれその合図、全てを君に任せた!かのような合図で見られても探偵見習いにそんな目で合図する探偵もどうかと思う。危ない人達になるべく絡まれたくないから目をそらした。


それを見た優奈は目を細め渋い顔して舌打ちした。


「あぁ!そうだ!そこにいる彼も探偵の見習いで今日一緒に調査に参加させますのできっと早く見つかりますよ。ワンちゃんもいますのでその彼氏さんの匂いなんかついたものってありますか?」


優奈はそう言った。最低だ、こいつ最低だ、まだ探偵でも何でもない昨日依頼主側だった奴に向ける言葉ではない。


「なら頼もしいわ!是非あなた達にお願いするわ。それで彼氏の匂いが付いた物なんだけ ‥ っど」


ガサガサとキャリーバックから何かを出してきた。

そして出てきた物を見て優奈と流徒は 唖然とした。依頼主のおばさんはキャリーバックから彼氏の靴を出してきて優奈に堂々と渡してきた。



「あぁ‥成る程。よしっ、早速レクサスに嗅がせて追跡してみましょう!さぁレクサス~ 嗅いでごらーん。」


そう言い靴を前に出してレクサスに近寄ってきた。


「やめろっ!レクサスにそんな変なの嗅がせるな!鼻が腐ったらどうしてくれるんだ。」


それを言った瞬間優奈が流徒の耳を引っ張って


(何変な事いってんのよ!依頼主よ依頼主!今後は失礼のないように振る舞う事!ここで働いてお金を稼ぐならちゃんとする事。いいね??)


耳元で小さく怒鳴ってきた。

依頼主に失礼のないようにと言いつつ金を持った依頼主を手放したくないだけだろう。本当‥ クズ


「それとその彼氏さんの特徴とか色々細かく教えてくれませんか?あとこちらの書類に

名前と住所記入お願いしますね」


優奈が色々な事務仕事をこなしてる間レクサスと一緒に事務所をでてため息をついた。


ワンッ!


しばらくすると優奈が事務所のドアを開けて出てきた。


「いなくなったと思ったかも、逃げちゃ駄目だからね」


別に逃げはしねえよ、そう思いながら早くしてくれと言わんばかりな顔をしてやった。


「じゃあ坂田さんは連絡があるまでなるべく自宅で待機しててくださいね」


これだけ言ってるにも関わらず坂田さんはまだ泣いており優奈を話そうとしない・・・


(あの発狂してたおばさん坂田さんっていうのか・・・



ナイス坂田さん、このままこのアホな探偵擬きを連れ去ってくれ・・


優奈は事務所の鍵を閉め坂田さんを上手い事引き離し調査が始まった。


「さてと、始めますかな?」


優奈はいつも通りのワークキャップと安定のドヤ顔で事務所を背に向け仁王立ちし始めた。


「この時を一体どれだけ待ってた事か‥ 今まで1人で依頼をこなして来たが仲間がいるっていいね。

よし、探偵見習いとしての初仕事はまずメモ帳とペンを持って聞き込み調査だ!」


と言ってペンとメモ帳を渡された。


「また聞き込み調査かよ‥ こんな事して意味あんのかよ。なぁレクサス」


ワンッ!


妙にレクサスもやる気のようだ。

こんな聞き込み調査で簡単に見つかるとは思っていなく、見つからず依頼主には泣きながら帰って欲しい‥


レクサスはひたすら町中の匂いを嗅いで探索、流徒はペンとメモ帳を持ってダルそうにしながらも淡々と聞き込み調査を始め優奈は商店街入り口付近の八百屋さんと世間話しをし始め‥



「いやーあたしも安心ですよ新人さんがはいってくれて


「そりゃ優奈ちゃんの探偵魂が新人さんにも届いたんじゃなはっはっはっはっは




は?


サボり始める自称探偵優奈。先輩先輩言い張って付いて来いとでも言うのかと思いきや普通に後輩を働かせて自分はサボりだすとは‥ やはりクズ。


ガシッ、


「おいクソチビ、お前何してるんだ?」



優奈の肩のシャツをシッカリ掴み振り向かせた。


レクサスも吠えている。



「あ、ぁ‥ これも立派な聞き込


ゴンッ!


優奈の頭にゲンコツが1発入った。


「いっったぁあー! 酷い!暴力だ!」




頭を抑え涙目になった


それを見ていた八百屋さんのおじさんはニヤニヤした目でこちらを見てきたがそんなのはどうでもいい、無理矢理優奈を引っ張り真面目に聞き込みをやらせる探偵見習い。


「よし、手分けして聞き込みはやめだお前サボるし。一緒に聞き込みして回ってやればお前もサボれず俺もレクサスの面倒が見やすい。」


流徒の提案にあからさまに嫌そうな顔をするスーパー探偵さん。


「しっかたないかなぁ~、そんなにあたしと聞き込みしたいのか。」


そう言う間も無く流徒からペンとメモ帳を渡された。


「ぶっ飛ばされる前に真面目にやれ、まずはそこの花屋から聞き込みな。ちなみにお前なんかと聞き込みしたいんじゃなくて金が欲しいだ!け!だ!」


そろそろ限界だ、このスーパー探偵は反省どころか笑って誤魔化そうとしだした。気がつけば立場は逆転していて流徒が優奈に指示をしていた。


「ちょっと!あたしが探偵!流ちゃんは探偵見習い!わかる?見習い?なんで流ちゃんが指示してくるのよ!」


「仕方なく指示してやってんだろうが!だいたい見習いに任せて店のオヤジとくっだらねぇ会話してる奴のどこが探偵なんだよ!見習いはお前だろ!見習いからやり直せこのチビ!」


「チビって言うな!このバカ!ちょっと話してただけなのにすぐ怒る事ないじゃん!この短気!てかお前って言うな、あたしには優奈って名前がちゃんとあるの!バカ!!」


段々声が大きくなり商店街全体に響きだし店の人おろかお客さんからの視線も受け目立ってきた。


「バカバカうるせぇー!チビチビ!こんな調査俺とレクサスだけで充分だっての!お前は事務所に帰って牛乳でも飲んで身長伸ばしてこいっつーの!」


「あーーもーーいい!流ちゃんなんか知らない!!!あたし人で依頼主の彼氏探すから。」


そう言うと優奈はドシドシと流徒とは反対方向へと歩き出し商店街を出てしまった。


・・・


取り残された流徒はざわざわした商店街中の人たちから視線を浴びた状態のままで逃げようとしたその時


「やぁ坊ちゃん少し座らないか?」


そう話しかけて来たのは八百屋のおじさんだった。

‥‥


返事はしなかったが八百屋のおじさんの所へ近づいた。

おじさんは小さな椅子を用意してくれて座るよう手で指示しその椅子に座るとおじさんは店の奥に行き何かを取ってきた。

何故か切ったメロンを持ってきはじめた。


「あ、ありがとうございます」


出されたメロンを爪楊枝でついてモグモグ食べ始めた。正直お腹空いてた、、


ずっとおじさんは流徒を見て何か言いたそうな顔をしている。

「食べてる最中すまないが、君は優奈ちゃんの新しい探偵さんかい?」


「まぁ‥そんな感じです。探偵見習いって言われて一緒に依頼をしてたら見習いの俺を放ったらかしにしてサボりだすしとんでもないですよ、もう」


「がっはっはっはっはっ ぐはっ

まぁ優奈ちゃんはいつもそんな感じだい。あの子に何があったかは知らないがこの町の事をいつも考えてるんだ。それに町の人と立ち話も探偵の仕事の一つだい。」


「全然そうには見えないけど‥


「やっと仲間が増えて嬉しいんだろう、坊ちゃんもあんまカリカリせんと気長に付き合ってやり」


「‥ まぁ、 なんとかします・・・・


「きっと今頃依頼の為に町中さがしてるだい。君も行ってあげなさい。」


そう言われ溜め息をつきながらもトボトボと商店街を出てあのスーパー探偵擬きを探しに行った。


ひとまず事務所に戻ってないかどうか確認する為に事務所に戻ったが鍵は開いておらずまだ町のどこかにいるようだった。


(全く‥ チビ探偵が


先ほどおじさんに貰った優奈がよく行くと思われる場所が書かれたメモを頼りに中華料理屋に保育園や工場など回ったがどこへ行っても見てないと言われ宛て先がなくなってきた。


(はぁ‥ 酷い事言っちゃったなぁ‥


優奈は公園のベンチで体育座りをし遊んでいる子供達を見ていた。


途中までは依頼主の彼氏を探していたが探すのをやめこの公園でボーッとし始めて30分経った頃だった。


「あれ?優奈ちゃんか、どしたんこんな所で」


話しかけてきたのは情報屋の太ったお兄さん【 南 翔太 】さん だった。


「あー南さん、うん たまにはここでボーッとするのもいいかなーって。



そのセリフを聞いた南は腕を組み笑った。


「高木流徒くんならさっき中華料理屋の前で何かしてたよ?」



物凄い勢いで反応した。探偵より探偵見習いの方がよっぽど探偵としてしっかり仕事をしてると思った。


さっきよりも頭が下にいく。


「優奈ちゃん、見習い放ったらかしの探偵が探偵されてちゃダメかなーってオイラ思うよ。頑張ってな探偵さん」


‥ うん


そう小さな声で返事をした。



「じゃあオイラは帰るよ、まったね~」


普通あの見た目ならキモオタで汗だくで典型的なキモがられる人だが本当にいい人だ、その時改めて思った。

この町の人はいい人ばかりだ


バチッーーン!


優奈は自分の頬を両手で叩き気合を入れ直し立ち上がった


(よしっ、


そう思った時だった。


「うひぇぁぁぁあっ!!!」

首に衝撃が走った、とにかく冷たい物が首にあった ‥ いや当てられた感じがした。


振り返ると流徒がいた。


なぜかその時はバカみたい嬉しくて自然と口がにやけてしまう。


「 悪かった、言いすぎた。でも早く依頼をこなさいとマズイ、手伝ってくれ。」


「あたしもごめん、酷い事いっぱい言った。また一緒に依頼やってほしい。」


こんな感じで喧嘩は静かに収まりまた2人で協力して依頼を達成する





はずだった








30分後



「だ!か!ら!あたしが探偵なの!流ちゃんは み!な!ら!い!わかる?まずはあたしの言う通り基礎からやればいいのにどうしてわっかんないのかなぁ~!!」


「だからそのちゃん付けやめろって言っただろうが!基礎基礎うるせぇんだよ!俺がレクサスと一緒に歩きまわってお前は聞き込みしてればいいだろうが!お前あれだろ、カッコつけたいだけだろ?」


「カッコつけてなんかないもん!基礎が出来てない人がまともに仕事出来るわけありませーーん!」


「お前よりは基礎出来てるわ!お前より人間出来てるわ!」


ワンッ! ワンッ!


「あーーー!もーー!どうして流ちゃんは人の言う事が聞けないの?」


「お前の言う事聞いてたら1日があっという間に終わ




「あの!優奈ちゃん、優奈ちゃん!」


突然どこからか優奈を呼ぶ声がした。



突然優奈に声がかかり振り返ると1人の人物がいた



「ぉあ!燐くん!どうしたのこんな所で!



燐くん? ‥くん?


どう見ても女の子だろ



にしてもめちゃくちゃ綺麗だ‥



優奈に声をかけてきた人物はこの町の優奈がよく買いにいくお弁当屋さんでバイトしている荒川 燐だった

男の子である。


流徒のどストライクだったみたいで釘付けな流徒



それを見た優奈はしかめっ面をした



「ちょっと、流ちゃん。燐くん男の子だからね



「わりぃ、俺は信じねぇぞ



「可愛いとか思ってんでしょ流ちゃん変態かも



「は、んな事思ってねぇし



ケッ、


喧嘩最中にさらに喧嘩になる要素が増えた



「こちらの左の方は?




「あー紹介するかも、今日から新人見習い探偵として入った高木流徒くん!さっ、流ちゃんご挨拶は?



「新人はお前だ、チビ探偵が。



高木流徒だ、よろしく




「こちらこそ!よろしくねつ




眩しい


今確実に眩しかったぞその笑顔



絶対男の子じゃない女の子だ、だって可愛すぎる



「なんな流ちゃん燐の時とあたしに対する態度違くない?



「なんか文句あんのかよ




「なんか文句かって?あるに決まってるかも!!雇い主のこのあたしに楯突こうったてそうはいかないかも!



「さっきから楯突いてきてるのはお前だろうが!少しは黙れよ!




「あーーーむかつく!!このーー!



「ちょっと2人落ち着いて!ここ商店街だしみんな見てるし、ひとまず事務所で話し合ったら?ね?




「燐ちゃんナイスアイディアだ




「だから燐くん!男の子!


「お前より女の子らしさあるしいいんだよ




「‥ ほ、ほぉ、そこまで言うとはいい度胸だ‥ 事務所で決闘かも。


「あぁいいぜ俺が論破して終わりだ



事務所に3人で向かいながらも2人の喧嘩は止まらずエスカレートしていき燐が入る隙もない




「2人は本当に昨日知り合ったばかりなの?


随分と仲良いんだね‥




「いやぁー仲良くないんだよ巻き込まれただけなんだー



「なーに燐くんの前だからっていい子ぶっちゃって、あーあー探偵の名が泣く泣くみっともない


「そういえば2人は何してたの?探偵中?」





あ、



しまった。


2人は依頼を受けて町で調査していた事を忘れていた。


「急いで彼氏さんを探さないと!」


「ごめんね?仕事の途中を邪魔しちゃって」


「そろそろ暗くなってきたし今日はもう帰ろうぜ



「うーん、仕方ない。帰ったら坂田さんに報告してもっと色々聞いたりしてみるかも



3人では商店街をでた



「なんか、誰か泣いてる声しないか?



「確かに‥ 交番の方からだ





商店街を出て少しした所に交番がある


交番から泣き叫んでるような声が響き渡ってきた。


「なんだろ?交番の方からだ」


「交番からなら気にする事ないだろ、 ここ右か?」


「うん、右だよ。 ‥ あ


「あ、あれさ、あの人だよね。


優奈と流徒が揃って 「あ」と言って見た先には依頼主が交番前で泣き叫んでいた。


聞いた事ある泣き声でまさかとは思ってたが我慢出来ずに交番に行ってたようだ、そして思った。


なぜ探偵事務所を訪ねた後に交番に行くのだろう




「ケイタ!!!!!どこに行ったのょぁぁぁぁ




燐はおどおどと少しずつ下がっていく。

「じゃ、じゃあ僕はここで、またね」


流徒と優奈は空いた口が塞がらなかった。


優奈がカクカクしながら燐の方を振り向いてきた。


「いや、もうあたしたちも帰るから一緒に帰ろうか


「そうだな、俺らも帰えろう。


「明日から本格的にやろう


うん、最初から思ってたけど2人とも一切口にしなかった事がある。


この人面倒くさいしとにかくうるさい。


帰り道も相変わらず流徒の目はキラキラしていた。


「燐ちゃん何か飲むか?なんだったら一緒にファミレスでも行こうか」



チッ



大きな舌打ちが聞こえた


優奈が横から凄い形相でこちらを見て舌打ちを連発してくる。


「なんだよ、」



「別に‥


これはまた喧嘩の前触れだ、これ絶対そうだ、またスーパーチビ探偵さんが突っかかってくるパターン。




この探偵生活続く気がしない、




このあと夜中まで優奈と流徒の口喧嘩は続いた


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

探偵もどき @oyumaru

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ