セカンダリ・ロール

登場人物-1

登場人物紹介（一部本編主人公による妄想設定を含む）

身長は高校一年生の成長記のため、イメージ。

瀞井 陽太郎（とろい ようたろう）

１８４ｃｍ・かなりの細身

県立高校一年生

　この話に本編があるとすれば、主人公であるはずのキャラクター。

　耳が出るくらいのナチュラルマッシュヘアに、高めの鼻と少し垂れた目が優しそうな印象を与える淡麗な容姿を持つ。

　天然ボケでやや主体性に欠けているが、そのうち芯がしっかりした主人公に成長するために生まれたような少年。

　汀嗣乃、安佐手月人とは生まれてこの方ずっと一緒に兄弟のごとく育った幼馴染。

　ただし、運動音痴で体育は常に下の下の成績。

　深夜アニメは大体チェックし、姉属性を愛するギャルゲーマーでもある。

　呼ばれ方は「よー」、「とろいよー」など。多江は「よーちん」、仁那や依子先生は「よたろー」と呼ぶことがある。

汀 嗣乃（みぎわ つぐの）

県立高校一年生

１５９ｃｍ・筋肉質

　この物語に本編があるとすれば、メインヒロイン。

　大きな瞳に大人びた顔付きが印象的な正統派美少女。

　少しクセがある肩甲骨当たりまで伸びた黒髪が目を惹く。

　性格は小さい頃から粗暴で、男子に負けない鼻っ柱の強さのお陰で同性の友達が少ないタイプの少女。

　生活力のない幼馴染み二人への母親的愛情がかなり重く、家事能力は既にプロ級。

　ファッション・美容は疎いが、中学時代に出会った親友によって見た目は保たれている。

　小学校時代はサッカー部に所属していたスポーツマンで、今もジョギングなどの運動は欠かさない。

　だが、集中力が長続きしないところがあるので成績は三人の中で一番悪い。

　幼馴染のプレーするゲームで金髪ロリっ子キャラに一目惚れしてしまい、その画像やグッズ収集に余念がない。

　親しい友人には「つぐ」、「つぐちゃん」と呼ばれることが多い。

安佐手 月人（あさで つきひと）

県立高校一年生

１６０ｃｍ・中肉

　この物語に本編があるとすれば、主人公の周りにいる親友。たまにサポートキャラ。

　陽太郎と嗣乃とは兄妹のように育ってしまうが、一人だけ十人並みのルックスと低身長に生まれついてしまった残念少年。

　内弁慶外地蔵、コミュ障、中二病発症、友人は数えるほどしかいない不良物件。

　思考に埋没する癖があり、常にものを考えているのでアイディア力だけは異常に高い。

　自分の存在は他人のためにあると信じ込み、自分よりも陽太郎と嗣乃や友人達のためにしか力を発揮できない。

　父親の影響であらゆるアニメ・ゲーム・ラノベなんでも手を出すオタクに成長してしまったことも、友達が少ない原因となっている。

　陽太郎と嗣乃は月人のオタ菌に感染してしまった結果。

　眼鏡っ娘や黒髪（ネイビーで表現されるような黒髪）地味子が鉱物だが、攻略対象ではないキャラが多くて嘆いている。

「つっき」または「つっきー」と呼ばれることが多い。

クリスティニア・フロンクロス（Kristinia Front-Cross）

県立高校一年生

１４８ｃｍ・中肉（足だけ筋肉質）

　この話に本編があるとすれば、隠しシナリオキャラ。

　アメリカ人の父とスウェーデン系アメリカ人の母の間に生まれた完全欧米人だが、生まれも育ちも付き人達が住む日本の田舎町。

　両親が帰化しているため、戸籍上は完全な日本人。

　肩くらいまで伸びた白に近いほど色素の少ない金髪は傷み放題で、顔は丸顔でかなり小さいせいで幼く見える。

　瞳は緑に近い碧眼で、赤く日焼け気味の顔はそばかすが目立つ。

　見た目は完全に白人系だが、低身長と対人恐怖症の気があるほど常にオドオドしている。

　自転車が趣味で、足の筋肉だけはしっかりしている。