ポテトサラダ
本日のお題は『ポテトサラダ』です。
お弁当では脇役……と見せかけて、嫌いだという人をあまり見かけないほどの人気者です。
ポテトサラダもお雑煮のように家庭ならではの様々な顔を持つ料理ですね。皆様のご家庭の味はどんなポテトサラダでしょうか?
私の母はきゅうり、たまねぎ、にんじんを必ず入れてくれました。じゃがいもはごろごろと残し、あまり潰しません。味付けはマヨネーズと塩コショウでした。
私のポテトサラダは『マッシュポテト』に近い感覚です。
まず、茹でたポテトにとろけるチーズ、なければバター一欠片を混ぜてひたすら潰すんです。冷蔵庫に練乳があるときは少量足します。そのうち、チーズが溶けてねっぱねっぱと音を立てて丸まっていきます。
そこにマヨネーズを加えて滑らかにしたツナや、きゅうり、コーン、たまねぎ、マカロニなどそのとき家にあるものを入れます。コーンだけの日もあるし、ツナがないときもある。きゅうりとたまねぎのときが多いですね。
味付けは塩コショウで調え、仕上げにパセリをふりかけて出来上がりです。
とろけるチーズを入れるとコクが出るというのは、マッシュポテト好きのカナダ人の友人が教えてくれました。教わったとおりにしてみたら、いつものポテトサラダが全然違う味になったので驚いたのを覚えています。
母がごろごろとしたじゃがいもを好んだ反動か、私は滑らかに潰したマッシュポテトの方が好きなのです。
たまには母のようにごろごろしたじゃがいものサラダにしようかなとも思うときもありますけれど、毎回やっぱり潰してしまいます。
何故なら、翌日に残ったポテトサラダを食パンに挟んでサンドイッチにするとき、あんまりごろごろしていると食べにくいのです。
母はよく多めに作って、翌朝にポテトサラダのサンドイッチを出してくれました。それが嬉しかったんですね。その習慣は、そっくりそのまま私にも受け継がれました。
翌日のカレーじゃないけれど、私は当日の出来立てよりも、翌日のポテトサラダで作るサンドイッチの方が好きかもしれません。
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