主人公の動機の転換がすごく印象的でした。人の死を通じて、絶望を感じ動機が変化していく。そこから得たエネルギーは計り知れないものとなる。物語を作る上で、こういった心理転換が必要で、キーとなるものが必要だなということを勉強させられました!ありがとうございます!
「あれ、なんか様子が変じゃない?」途中でそう感じるはずなので、皆様も是非、この作品に騙されてください。よくある異世界召喚モノだと思って読むと、むしろ真逆の展開で絶対にビックリします。それでいてタイトルは真実という、筆者が仕掛けた巧妙な変化球に、読了後スカッとする作品でした。普通の異世界召喚モノに飽きた人にこそ、むしろオススメ!
タイトルを見て期待していたのは、異世界へ行く方法を探して紆余曲折するコメディでした。 しかしながらジャンルはファンタジー。読み進めたらその期待は裏切られました。 でも、面白い。異世界へ行ったって、普通の高校生はこんなもんなのですw もちろん主人公たちは物語の主人公であるがゆえに特別です。悪い意味での裏切りは、ありません。 「サンフランシスコのチャイナタウン」みたいなそういう世界観も好きです。