エッセイ ちいさなしあわせ

好きな花は菫。花言葉は「小さな幸せ」


好きな言葉は「No,rain No, rainbow.」


世界は簡単に変わるのだろうか。


なんだかいつもふと考えてしまう。


こんな自分がここにいることが不思議でならない。


生きていることに違和感を感じるのは幸せなことではないなってやっぱり思ってしまうよ。


物事が全部いい方向に変わるとは限らない。


昔はこんな自分がいるということを想像していたわけではない。


でも予感があったのも嘘ではない。


ずっと、ずっと心の中で抱えてた。


私は私を好きになれないということ。


どうしてだろうか。全部やることなすこと経験すること辛いと感じてしまう。


こんなでいいのか。こんな風でいいんだよって言えない自分がいる。


誰かを失ったときに、もしあの時にこう言っておけば、何てことはあった。


でもその時無意識に悲しむということを忘れて、考えないようにしてしまったのかもしれない。


あの場所へ足が向くことはない。


行けばきっと何かを思いだす。


だから行くことが怖い。


離れてしまった距離は、きっと戻らなくて、


会話しても、時間が経ってしまったことへの後悔がどんどん強くなる。


私のせいで別れたわけではなくても、


そこに間接的な理由があったとしても、


距離はうまく戻せないんだなって思ってる。


そんな別れが多すぎて、


今私の中で処理できなくなっている。


握った手を離さないように、私は一生懸命だ。


離された手をうまくつなぎなおす方法はわからない。


でも数少ない、私の手を握る人の手は握っていたい。


そんな小さな幸せでいい。


そんな風でいい。


それで、私の存在意義が認められるなら楽なのに。


どうして私はそれができないんだろうか。


私は、離してしまったすべての人に、


会いたくてたまらないのだ。

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