エッセイ 私へ

拝啓


自分のことを苦しめて苦しめて傷つけてしまう私へ


なぜ、どうして、私は私を傷つけてしまうのだろう。


そんなことを考えるのはもうやめにしませんか。


傷つけてしまっているほど、心の中の傷が表面にあふれ出しているんです。


自分が悪くないというわけではありません。


対処の仕方が判らなくて、一番誰もを悲しませる行動に移ってしまっていることは自分でもわかっているのだと思います。


どうして、私を傷つけちゃうの?なんでなの?


そうやって問いただされれば問いただされるほど、「いけないことである」と頭の中に植えつけられるよね。


でもそんなことないよ。


でも傷つけたら自分はその瞬間楽になってもつらいよね。


傷は残るし、せっかく女の子に生まれたのに腕が出せないだなんて悲しいよね。


それでも良くて刃物を持つ子もいるのかもしれないけど、つらいことには変わりないと思うんだ。



一生懸命生き過ぎたら、


一生懸命休めばいいよ



社会のレールっておいていかれると冷たい視線が多くあらわれてくる。


この子ダメな子だって言われるかもしれない。


それでも一生懸命休んでいるうちに、一生懸命生きている人と違うものが手に入るんだよ。


サボってなんかない。


一生懸命前向いて自分らしく歩いてる。



誰かからの「辛いよね。」そういわれる自分に笑えますか?


「大変だね」その言葉になんて返しますか。


「ごめんね」って言ったら相手はなんて顔をしますか?


違うでしょ。


私も相手も見たい顔は心から安心した顔でしょ。


だから私は今、頑張らないことを頑張って生きてるんだよ。

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