第16話おまけ シャルル・ド・ヴリトーのステータス

【名前】

 シャルル・ド・ヴリトー


【パーソナリティ】

 ヴォードヴィリアンぶった派手な衣装を身に纏うおじさん一歩手前のお兄さん。

 豊かな体躯を誇る白人。

 時間と空間に干渉する魔術を扱い、常に自分の腕と同じくらいの巨大な万年筆を持ち歩いている。

 使い魔としてティンダロスの猟犬の姉弟“ルル&ハリル”を侍らせており、エクサスに乗らずとも高い戦闘力を持つ。

 また、エクサスに乗った時もこのティンダロスの猟犬が動力源となり彼に奉仕する。

 常に芝居がかったしゃべり方を好み、全ての人の人生を一幕の物語に例えて語る。

 創世記の独占的執筆権を条件に虚無教団の幹部として暗躍する。


【パイロット性能】

▼パラメーター

体力:E

反射:E

知覚:C+

理知:A+

意思:C

幸運:A

アライメント:悪・中庸

SAN 0/75


▼精神コマンド

直感

狙撃

偵察

???

???


【乗機】

非実体概念型エクサス“虚数霊機ヴェルハディス” 

全高:5.55m

重量:3.33t

動力源:ティンダロスの猟犬、写本・エイボンの書

近接主兵装:タクティカルペン

近接副兵装:ティンダロスシューター

遠隔主兵装:従霊召喚

遠隔副兵装:従霊乱舞


▼パラメーター

火力:D

耐久:D+

敏捷:D

出力:B

操縦性:A 

必殺技:A


▼アビリティ

・魔術:B++

魔法使いとして一流の魔術。主に時間や空間に干渉するものである。

長年の修行や恵まれた血統によって人間の力だけで到達できる限界。

全ての判定値に【意思】の値をプラスする。

なお、ティンダロスの猟犬を眷属とすることでこのアビリティは大幅に強化されている。


・猟犬の主:C

使い魔を使役することへの適正。

ティンダロスの猟犬を用いた攻撃の達成値に+2、ダメージに+3dする。


・人間観察:B-

作家として保有する人間への深い洞察力。

三文文士を自称するだけあって多少のバイアスがかかっていることは否めないがそれでも優秀な観察力を持っている。

【意思】の判定値に+3する。



【必殺技】

「其は誰が為の物語」 ランク:C~A

極小規模の因果律改竄を行うことで魔術をより効果的に、そして効率的に扱う技。

例えば何もないところで敵対者が転び、例えば欲しいと思っていた本が偶然立ち寄った図書館に有り、例えば放った魔術の軌道が偶々地形の変化によって逸れて敵に直撃する。

基本的にヴェルハディスの近くに寄れば寄るほど効果は上がり、強力な偶然が彼を守る。

勿論この技にもトリックが有り、ティンダロスの猟犬達が小規模の時空跳躍を行うことで偶然を手繰り寄せている(実質的な因果律の改変を発生させている)だけだったりする。

そういう訳で種が割れると対策は案外簡単な必殺技である。

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