第10話おまけ これまでのキャラ紹介

※こちらは第十話までのキャラ紹介となります、ネタバレ注意



▼佐々 佐助(さっさ さすけ)


 言わずと知れた主人公。猪突猛進の策士、理想に燃える現実主義者、人間不信なお人好し。

 一度はミ=ゴに家族もろとも殺されてしまったが、ニャルラトホテプの化身・チクタクマンの導きによりスーパーロボット・ケイオスハウルのパイロットとしてアズライトスフィア(ドリームランド)でサイボーグとして生まれ変わった。

 現在はチクタクマンと共に世界中に散らばったニャルラトホテプの化身や庇護下の神々を探している。

 パイロットとしては機体の装甲を生かした突撃戦術を得意としているが、機体性能と自分の技量を鑑みて最も合理的な戦術が突撃だからそうしているだけである。

 医師として働きながら男手一つで自分を育てた父を尊敬しており、彼が積極的に人助けをしたがる理由になっている。

 将来の夢は漫画家……だった。

 犬派。



▼ナミハナ


 ヒロイン。あるいはもう一人の主人公。

 アズライトスフィアに生まれた人間で、エクサスの部品を生産する大企業の御令嬢。

 才能と闘争心に溢れ、ビジネスと戦場をこよなく愛する生粋の湖猫である。

 戦闘により佐助の判断力を、優れた直観によって佐助の善性を、それぞれ見抜いて彼を自らの相棒として雇い入れる。

 ギルドナンバーズと呼ばれる人類側の対邪神決戦兵器であり、愛機のラーズグリーズに乗れば単騎で邪神を討ち取ることも可能。

 恋愛に関しては案外奥手で、佐助に対して自分の気持を打ち明けられずにいる。

 だが自分の好意は伝わっている筈だと自信満々。



▼チクタクマン


 佐助に機械の身体を与えた邪神。

 人間の心を深く知り、人間の中に紛れ込む為に佐助に協力している。

 最終目的は人間と邪神による戦争の集結、そして父親であるアザトースの覚醒阻止である。

 現在はニャルラトホテプとしての力を高める為に他の化身を探している。

 英語交じりのラジオパーソナリティのような話し方をする。

 人間の感情に疎い部分が有り、時折佐助に困惑されているのだが気づいていない。



▼アトゥ


 古くより人間に崇め建てられてきたニャルラトホテプの化身。

 あらゆる生物の痛みと命を吸い上げて自らの魔力に換える大樹の邪神である。

 現在は美しい黒髪を伸ばした東洋人とも西洋人ともつかない美女の姿で顕現している。

 自らを神であると強く規定しており普段は尊大な態度をとるが、追いつめられると口調や性格が幼児化する。

 自分を口八丁だけで打ち負かした佐助を痛く気に入っており、彼の体内に根付いて普段は力を貸している。

 何時か彼を自分だけのものにするべく神視眈々と狙っている。



▼マーチ


 蒼髪赫眼でセーラー服に似た制服を着た湖猫ギルドの事務員兼受付嬢。ロリ。

 自分が可愛い少女だということを自覚してわざとらしくそれを強調したり、隙あらばナミハナをおちょくったりする性格の悪い女の子。

 依頼選びのセンスはギルド随一で、依頼を受ける湖猫が頑張ればギリギリなんとかなる任務を押し付けることに定評がある。

 写真記憶の持ち主。

 年齢にそぐわない能力を持つ孤独感故にナミハナのことは結構嫌いではなかったりする。



▼ケイ


 シルバーでダンディーな執事のオジサマ。

 ナミハナの父親に仕えていたが、ナミハナが家を出る時に父親の命令で彼女の世話をすることになった。

 そもそもナミハナの教育係を務めており、彼女にエクサスの基礎を教えたのは彼である。

 非常に優れた魔術師であり、使い魔を駆使して巨大な城の維持管理及びナミハナのエクサスの整備まで一人でやってのけている。

 若い頃はナミハナの父親と共に七つの海を駆け巡り湖猫として大暴れしていた過去がある。

 生身で戦ってもエクサスを圧倒する。

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