応援コメント

御礼〜あとがきにかえて」への応援コメント

  • お疲れ様でした。八年?そんなに長い連載だったのですね。話数も多いですし、達成感も半端ないと思います。凄い。

    エグい内容の話も多かったですよね。ブンさんのエピソードが一番印象的でした。

    最終話でのみさちゃんとひろって何歳だろ。クリスマスイブでの妻との会話が相変わらず抹香臭いみさちゃんと(笑)子供のような口調で受け止めるひろ。バランス取れてるなあ(笑)

    私はフレディ推しでしたが(笑)
    キャラみんな最後の時まで不完全で、あがきながら人生を進むのでしょう。

    楽しく拝読いたしました。
    ありがとうございます!

    作者からの返信

     発話からずっとお読みいただき、本当にありがとうございます。

     本作、もともとは如月さんのリクエストから始まったお話だったんですよ。覚えていらっしゃらないかもしれないけど。(笑
     探偵もの、推理ものが読んでみたいという一番苦手なジャンルをリクエストされたので、どうすべかと。

     そんなら探偵ものの側(がわ)だけ使ってしまえという逆転の発想で展開したのが、このシリーズだったんです。発話の猫探しだけは、若干推理要素が濃いめでしょ? この時はまだプロットが未整備だったんですよ。発話だけはリクエスト通りに仕立てたんです。
    # だから、そこだけ異質なんだよね。

     探偵ものは、おおまかにほのぼの系とシビア系に分かれるみたいで、わたしはどちらの要素も取り込むという荒技にチャレンジしてみました。いいの。玉砕したって。そこが楽しいんだから。(笑

    >エグい内容の話も多かったですよね。
     そうですね。泥棒犬、ルパート王子の涙、ブンさんの最期、ミスト事件、そしてラスト。創作だからなあと笑えない、フィクションよりえげつない現実があるってことを最後までひしひしと感じながら筆を動かしてきたつもりです。

     結婚時、みさちゃん37でひろが32。隼人の誕生時にみさちゃん40でひろが35。ひろはびちびちで次子をこさえたかったんでしょうけど、そんな計算通りになんか行きません。月乃の誕生までには一年以上間が空いています。つーことで、第三部はみさちゃん43、ひろ38という設定です。

     根が原則論者のみさちゃんには、ひろのような天然かつ超絶我が道を行くタイプ以外は合わないですよ。自立と協働がぎりぎりでバランスしている危うい夫婦ですけど、子供ができてからは二人ともかなりアクが抜けてきているはずです。フレディと栄恵のでこぼこ夫婦もそうですね。

     フレディは書いていて楽しいキャラでした。欠点や弱点の多い人物ほど、魅力的に書けるんです。そういう意味では、第三部でいじられまくった沖竹所長もめんこいキャラですね。(笑

     一応、ピリオドは打ちましたが、いくつか番外編を編もうと思っています。えとわではフレディの過去に触れた『勲章』を書いていますが、そんな感じで。その時にはまた読んだってください。(^^)/