しろがねの歌5 ショコラ

 青い湖上に浮かべられた、優美で細い屋形舟。

 そこから、ふわりふわりと花吹雪が散っている。

 赤と白。おめでたい色の花の雨だ。

 小さな男の子ともっと小さな女の子が、はしゃぎながら花びらを宙に投げている。

 その無邪気な歓声が、かすかに聴こえてくる……。


『お兄さま、お口を開けて』

 

 甘ったるい声に呼ばれて、視界がごく目の前に切り替わる。

 我が師の妹、アリージュワルドさんが、僕と同じ屋形舟に乗っている。

 彼女が僕の鼻先に突き出してるのは、フォークに刺された砂糖菓子。

 この茶色いとろりとしたものって、なんだろう……。


『ほら、お兄さま。ショコラトリュフを召し上がれ』

『あ、うん。しょこら……っていうのか……』


 身を傾けて口を寄せると、青い衣がしゃらっと衣ずれる。

 妹さんが、僕にくれたゆたりとした服だ。腰にはきらきら、銀の飾り帯。

 おずおずとお菓子を口に入れる僕に、妹さんが微笑みかけてくる。

 胸元がみえるか見えないかすれすれの、切り込み深い銀色の胴着。ふわりとひろがる白いドレス。きゅっと腰が細くしまった、見事な砂時計のシルエットだ。

 ほんと妹さんほどきれいな人って、この世にいないかもしれない。


『星見の時の、あの薔薇の雲の幻。本当に素敵でしたわ。お兄さまが私に薔薇の花をくださるなんて、本当にうれしかった。私すぐに、あのお庭に植えた花を思い出しましたのよ』


 いやあれは、スポンシオンさまが出したもの。僕がやったんじゃ……

 思わず言いかけた口に、白い人差し指が当てられる。


『お・に・い・さ・ま』

『ひっ?!』


 突然。妹さんのドレスのまん前が、左右に割れる。

 中から出てきたのは、レースのガーターに覆われたきれいな……足。


『あの、ふ、ふともも、まるみえ……なんです、けど』

『ここに、さわって。お・に・い・さ・ま』


 いいい?! いきなりなにをいいだすんだ? ふ、ふ、ふ、太ももを撫でろ?!

 ちょ、ちょ、ちょっと待て! いきなり迫ってくるとかそれはちょっと!

 

『お兄さま、どうかずっとここにいてくださいね』

『や。やめてくださっ……ひいい!』

 

 僕の手をつかんで、その太ももに無理やり押し当てる妹さん。

 あまりのことに、心臓が今にも飛び出しそうで苦しい。


『もう二度と、どこにもいかないでくださいね』


 か、感触が! むちむちって、足の感触がっ……

 ……あれっ?

 え? これ……?


『私と一緒に、ずっとずっとこのお城で暮らしましょうね』


 どろりって……手が、足の中に埋まっていく? どろどろって……え?!

 な、なんだこれ?! 溶けて……る?!

 ひ?!

 い、妹さんの顔が……きれいな顔が……砂時計の体が……ずぶずぶ崩れてく……!


『私、出しませんわ。このお城から』


 低く耳障りな音に変わっていく声。

 妹さんはずるずる崩れて……溶けていって……

 恐ろしい言葉を発した。

 

『お兄さまを、決して出しませんわ』


 



――「うあああっ!?」


 目が覚めた。

 象牙を掘った豪奢な寝台から、がばりと起き上がる。あたりにだれもいないことを確認して、思わずホッとする。

 夢で……よかった。びっくりした。でも、なんて夢だ。

 いや。あれは全部まぼろしってわけじゃない。

 昨日、第三公子殿下の婚約の儀というのが開かれて、夢で視たように異国から婚約者の姫を招いて舟遊びをした。無邪気な年少カップルに誰もが眼を細めていた。

 僕が乗った舟には、夢の通りに妹さんが同乗していた。あの茶色い甘いお菓子を食べさせられたのもほんとのことだ。

 でも、あんなふうに迫られはしなかったし。

 あんなふうに……


『お兄さまを、出しませんわ』


 背筋に悪寒のようなものが走る。

 彼女はなぜ、夢の中でどろどろ溶けてしまったんだろう……


「あ。ショコラっていうの食べたせい?」


 茶色くて甘いあれはとてもおいしかったけど、ぬくもるとどろどろになった。

 いっぱい食べさせられて、鼻が熱くなって鼻血が出た。そう、あれはとても甘いけど……一個食べたらもっと食べたくなる味だけど……大変危険な食べ物だ。

 ハンカチーフで鼻を押さえる僕を見て妹さんは笑ってた。ころころと、上機嫌に。


『あらまあ。お兄様ったら』

 

 とても素敵な笑顔を浮かべてた……。


「う、うん、きっとショコラのせいだ」


 窓から朝日がさしこむ中、青い衣をいそいそと着込む。

 今から一週間前――すなわち星見の宴の翌日。後見人代理となった僕は、寺院へ戻られるスポンシオン様を見送った。そしてちょっととまどいながらも、白鷹州の廷臣団の一員として執務に就き始めた。

 初めて閣議に出席する直前、黒き衣が手元に返されてきた。

 我が師の破門に憤っていた州公閣下の勘気が、星見を視て解けたから、らしい。

 でも糸一本維持するのも精一杯の未熟な僕が、我が師の衣をまとうなんて……。

 おこがましいことこの上なくて、袖を通すことなどできなかった。

 「初心に帰って蒼い衣をまといたい」とつぶやいたら、妹さんがあっという間にこの青い服を持ってきてくれた。

 銀の帯をしめるようになっている、ゆたりとした貫頭衣。導師見習いの蒼き衣とは色合いが違うし、絹の生地で透かし織りが入っている超高級品だ。これを着るのもずいぶん躊躇したけれど、せっかく見立ててくれたのだし、完全に分不相応な衣をまとうよりましだと思って、感謝しながら受け取った。

 そうして緊張のあまりこちこちになりながら、廷臣会議に出席した僕は……大変恐ろしい目に遭った。

 何十人もの大臣たちが居並ぶ会議室で、僕は一所懸命、トルのために熱弁を奮ったのだが。


『我が州と金獅子州との同盟を強化すべきです。そのために古代兵器である『宵の王』を友好の証として、金獅子州公に贈りましょう!』


 並いる廷臣たちを説得するには、言葉を尽くした弁論術も熱意も全くいらなかったのだ。

 僕の主張を聞き終えた大臣が、直後僕に発した質問は。


『了解いたしました、後見人代理どの。それではいつ、金獅子州へ古代兵器を携えた使者を送りましょうか?』

『え……? えええ?!』


 それは。

 まったく予想だにできなかった反応だった。


『あ、あの、反論は? 議論とか、しないんですか? ぼ、僕の意見を無条件に支持してくれるんですか?』

『むろんでございます、代理どの』

『黒き衣の後見人様の予言を最優先とするのが、白鷹州の政でございますゆえ』

『あなたさまの御言葉は、予言と同義でございましょう』


「後見人代理」に向かって、異議を唱える者も、刃向う者も、皆無。

 呆然とする僕に、廷臣たちはさも当然のことのように求めてきた。

 廷臣会議で議論される案件の、すべてに対する裁断を。


『まず蒼鹿州に対する関税引き上げの件について、是か非かを。昨年のメンビズ条約にのっとる策定にて、大陸基本関税保護法が一部改正されましたゆえの議案です。次に州政府が、個人業者に輸入量増加を奨励する物品の候補リストを作成しましたので、取捨を。それと……』


 突然与えられた権力。その強大さに、僕は半ば口を開けて凍りついた。

 

『あ、あ、あ、あの。なんとか条約っていわれてもその。ほご法といわれてもあの』 

『第一案件は、裁可されますか? それとも差し戻されますか?』


「後見人」とは、一体どれだけの存在なのか。

 僕はそれを思い知らされると同時に、おのれの無知さに深く打ちのめされた。

 結局なんにも。

 なにひとつ。

 僕はまともに答えられず――


『あ、あ、明日、まとめてお答えいたしますっ! あ……ショコラって輸入品なんだ……リストに書いてある……』

『ショコラ、でございますか。了解いたしました。ではショコラの輸入量増加奨励は、決定といたします』

『え?! ちょっ……?!』 


 それどころか何気ない一言で、大事なことが決まってしまったことにショックを受けた。


『い、いまのはその! ひとりごとなのでっ』

『ご謙遜はご無用でございます。廷臣一同、黒き衣の後見人およびその代理どのの御言葉は、これすべてすなわち予言と啓示であると、心得ております』

『さよう。今一度申し上げますが、あなたさまの御言葉は、予言と同義でございますから』

『そ、そんな……』

 

 もし僕がしごくおざなりに、何も考えずに結論を出しても。

 もしかしてみんな、その通りにしてくれるってこと? 

 つまり全部僕の思い通りになるっていうこと?

 なにもかも、好きなように?!


『う、嘘、だろ……これ……』

 

 これは、現実の、こと? もしかして夢じゃないのか?

 

 茫然唖然のわが身を襲ったのは。

 この上ない恐怖――。

 

 会議が終わるや僕は即座に、スポンシオン様からもらった水晶玉を出して助けを求めた。

 こわくて、情けなさすぎて、大声で泣き叫びたい気持ちをこらえながら。


『ほうほう。本日はそんな議題がでましたか。その案件は、大陸法第二百五十条に則り、第一大臣が出した提案に沿って処理してくだされ。それから財政の決算処理については……』


 頭頂まぶしき人の声を聞いたとたん、なぜかえもいわれぬ安堵と救いを感じた。

 腰がへなへなと砕けるぐらい、ホッとした。

 声の調子がとても優しくて穏やかだったから、余計にそう感じたんだろうか。

 もし通信用の水晶球を渡されていなかったら、僕は発狂していたかもしれない……

 それから連日、僕は閣議の案件を保留しまくり、あとでスポンシオン様に伺いを立てて、翌日回答する、というサイクルを繰り返した。

 まつりごとの一切を的確に指示してくれる一方で、偉大な白鷹の後見人は、僕に「学習するべき項目」を教えてくださった。


『廷臣用の図書室に、議事録が収められておりますぞ。過去十年分、読んでおきなさい。それから国土をよく知るために地勢学の本と、産業要覧と――』

 

 言われたとおりに図書室に走って。

 指定された本をどっさり持ち出して。必死にページをめくった。

 知らないことが、たくさんありすぎた。

 あまりにも、たくさん。たくさん。たくさん……

 

『こんなレベルで後見人代理って。なんだよそれ……』


 情けないにもほどがある。不相応この上ない。

 大陸諸国の位置関係すら怪しい僕は、ただ、他人の知恵を受け売りしているだけ。

 こんな状態では、閣議の席でいつかきっと、馬脚をあらわしてしまうにちがいない……。


『お兄さまはさすがですわ』


 おののく僕に追い討ちをかけてきたのは、周囲の反応だった。

 前日の案件すべてに裁可を下す僕の様子を聞き及んで、妹さんは感心しまくり。


『後見人代理。つつがなく執務にあたっているようでなによりです』


 なんと正妃さまにまで、広間で声をかけられ。


『ちっ。寺院で黒き衣の導師になったのは嘘じゃなかったのか』


 金髪のゴランスン卿までが悔しげに言葉を投げてきた。

 

『違う……』


 違う。

 違う。

 これは、僕の手柄じゃない――!


 こわくて。

 おそろしくて。

 なぜか泣き喚きたくてたまらなくなって。

 僕はいたたまれずに、急いでおのれの権力をおのれのために使った。

 無知をさらけ出して妹さんをがっかりさせる危険を、犯さないようで済むように。

 すなわち。

 これ以上、人をだまさないで済むように。


『もと黒き衣のアスパシオンたる、後見人代理人。この僕、ナッセルハヤート・フォン・アリョルビエールが、直接「宵の王」を金獅子州公のもとへ持っていくこととします。僕が不在の間は、以前のように第一大臣が、水晶球にてスポンシオン様に直接伺いをたてるように。僕の出立は明日、九の刻とします』





 青い衣の上から、外套をはおる。大きな鞄を持つ。

 さあ、身支度が整った。

 廷臣たちに宣言して、一夜明けた今日。後見人代理に就任してちょうど一週間目の今日。

 僕は、白鷹の城を発つ。

 目指すは金獅子州の州都。

 『宵の王』を入れた封印袋を、香りよい魔力宿る箱でさらに厳重に封印したものが、鞄の中に入っている。

 スポンシオン様には、城からだいぶ離れた地点で報告するつもりでいる。

「いやだめだ」と反対されても、もう引き返せないからと押し切るために。 

 そう。これは「逃走」だ。

 ふがいないと思うけど、とてもこの城にはいられない。

 恥ずかしくてたまらない。

 


「う。重たい」


 鞄の中には、封印箱の他に、本がぎゅうぎゅうに詰まっている。

 スポンシオン様に読みなさいと命じられた本だ。議事録は持ち出し禁止だから持って行けないが、他の本はしばらく借りることにした。

 何も教えてくれない我が師――僕はずっとその境遇に甘えてた。

 自習はしたけれど、全然お話にならないレベル。

 僕がやっていたのは、段階試験に合格するための勉強だけ。課題をこなすための最低限の知識しか、知ろうとしてこなかった。

 スポンシオンさまは、すばらしい師だ。

 僕に見習いと導師の差を見せてくれ、無知を思い知らせてくれた。

 おかげでこれじゃだめなんだと、ようやく気づけた。

 誰かに与えられるのを待つんじゃなくて。

 自分で貪欲に求めて、手に入れないといけないんだと――。


「修行、しないと……」


 宵の王を届けたあと、僕がしなければいけないことはただひとつ。

 

 我が師を、この世に戻す。

 

 兄弟子さまは、反魂はできないとつっぱねる。

 スポンシオンさまも、とりあってくださらない。

 だから僕はもう、人には頼らない。

 黒の技に限らず、ありとあらゆる知識を吸収して。

 僕がこの手で、我が師をよみがえらせるんだ。

 白鷹の後見代理人には、本物の我が師が就任するべきだ。

 あの国のためにも、妹さんのためにも、そうなるべきだ。

 僕みたいになんにも知らない奴が。その資格がない奴が。

 好きに権力をふるうなんて、絶対だめだ。

 僕はこわくてたまらない。

 とてもこわくてたまらない。

 僕の望みがこんなにあっさり叶うなんて。

 口から発するひとことで、まつりごとが動くなんて。

 ありがたいけど。それこそわが天下だけど。

 でもこんなの、きっと、間違ってる――。

 

 深呼吸して決意を固め、ドアノブをまわして扉を開ける。

 部屋の外へ出ようとしたそのとき。


「おはようございます。お兄さま」


 にこやかな顔で妹さんがやってきた。


「あら? もうお着替えになりましたの?」

「うん。あの、本当にありがとう……」


 なんとか兄が喋ってるように聴こえる言葉をさがす。余計な心配をさせないように。

 

「しばらく城を空けるけど、元気でいて」

「九時にはまだずいぶん早いですわ。朝ご飯も食べないで行かれるんですの?」

「うん。できるだけ早く出たくて……」

「お兄さまは本当に真面目で仕事熱心ですわね。自ら金獅子州に赴くなんて。でもだめですわ、ちゃんと食べ物をお腹に入れなくては。せめて、お茶を飲んでいってくださいな」


 妹さんは有無を言わせず僕を部屋に押し戻し、手を打って侍女を部屋に呼んだ。

 銀のトレイに乗せられたお茶のポットとティーカップが、妹さんの前にうやうやしく差し出される。

 妹さんはサッとポットを持って茶色い液体を注ぎ、僕に差し出した。

 この匂いは……


「ショコラ?」


 でもなんだか、柑橘系の匂いも混じっているような。

 固辞しようとする僕に、妹さんは長旅に出る人のための儀礼だからと、やわらかく微笑みかけてきた。


「黄金ショコラ。旅のご無事をお祈りするための、特別な飲み物ですわ。覚えていまして? 十歳のお兄さまが寺院にいかれてしまった朝にも、これを飲んでいかれたでしょう?」

「あ。そ、そうだった……っけ」


 出発時間は九時と自分で決めておきながら、時計の針はまだ七時。たしかに予定時刻よりかなり早い。

 今すぐこの城から消え去りたい――。 

 そんな気持ちをなんとかこらえて、僕は仕方なくカップを受け取り、口をつけた。


「ん……甘い……」

「太陽みたいな色のオランジュエキスを混ぜているから、黄金ショコラっていうんですのよ。ショコラは体の熱源になるし、栄養たっぷりなんですの。だから旅の始めに飲むと、距離が稼げるとかばてないとか、いわれてるんですわ」

「ありがとう。おいしいよ」

「これできっと、兄さまはつつがない旅ができると信じますわ。でも私、実のところとても心配でたまりませんわ。だってついさきほど、早馬がお城に参りましたの。金獅子州の州都近くで、小競り合いがあったと知らせが来たんですのよ」


 なんだって?!


「お兄さまは本当にさすがですわ。星見で読まれた戦は、きっとこのことだったのね」


 州都の近くで戦? 

 まさかそれって、金獅子州公が、トルになにかしたんじゃ……!

 急がないと――!

 慌てて部屋を出ようとした僕の手から、ティーカップがするりと滑り落ちた。


「え……?!」


 がしゃりと、地に落ちたカップが割れる。茶色い液体をぶちまけて。

 そのとき突然、僕の膝がかくりと折れた。

 ぽきりと、骨が折れてしまったように。


「あ……う?! な?!」

 

 立ち上がろうとしても。なぜか手足に力が入らない。

 ぬるりぬるりと、まるで骨が無くなったかのように体がゆるみきっている。

 

「な……こ……れ?!」

「あら、お兄さまどうなさったの? まあ大変」


 妹さんが僕のそばにしゃがみこみ、顔を近づけてくる。


「おかわいそうに。急病になられたのね」

「え……? うう……?」

「なんてことかしらね。ヒルダ、侍医をお呼びして」


 青い顔をした侍女が、だまって駆け出て行く。

 その足音が、だらりと床に伸びる僕の全身にびんびん響いてきた。

 なんだこれは。なぜ急に体が動かなくなったんだ?!


「ああ、かわいそうに。私が看病して差し上げますわ」


 妹さんが哀れみを帯びた顔で囁いてくる。


「だからどうか安心なさって」

「ひ……?!」


 眼の前に寄せられた白い顔を見て、僕はぞっとした。

 妹さんの薔薇色の口元はこの上もなく引きあがり。その頬は紅潮し。

 大いなる歓喜に満ちあふれていた。

 この世でえもいわれぬ幸せと、偉大な勝利を同時に手に入れたかのように。

 その瞬間。

 僕の耳を、優しくもそら恐ろしい囁きが襲った。



「ずっとずっと、このお城にいてくださいね。私のお兄さま」

 


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