練習ことはじめ
雪乃、回想
今日は嬉しいことがいくつもあった。入学式の日に名札に名前を書いてくれたあの人が部活説明会に出ていて、また会いたいと思ってたから驚いて、けど大きな声を出してしまったのは恥ずかしかった。でもそれがきっかけになって、クラスの鳥崎さんが話しかけてくれた。鳥崎さんも入間先輩のことを気にしてたみたいで、一緒にペン字部に見学いこうって誘ってくれて、自分ひとりだと見学とか無理だったかも知れなかったから、声かけてもらえて嬉しかった。ペン字部では名前の練習をして、全然うまく書けなかったんだけど、先輩からはよくなってるってほめてもらえて、ペン字部にはいってよかったと思った。
――これからもがんばろう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます