本編
第1話 2.5次元でいられる距離とその確率論。
1-1
6月。梅雨真っ盛り。季節とともに、俺の気分も絶賛梅雨前線。
「はあ……」
CDお渡しイベントの翌日、俺はまだ告白が失敗したことを受け止めきれずにいた。
「あー、どうしたらうまくいったのかなあ……」
教室の中、一人で呟くように、なおかつ隣の席でスマートフォンを触っている成田
「お前、またなんかやらかしたのか」
画面から目を離すことなく、透はスマホを触りながら、とりあえず俺に返事をする。この『とりあえず』というところがポイントで、透は俺と話をするとき、大体こんな感じで返答をする。聞いていないわけではないけれど興味はない、といったところだ。
「昨日、金元梨紗のCDお渡しイベに行ってきたんだよ」
「へー……ってかまず、金元梨紗って誰だ。あと、CDお渡しイベって何?」
「あー、そっか。透は金元梨紗を知らないのか。声優だよ。数年前にブレイクして、最近は歌手活動も盛んにやってるんだ」
「また声優かよ……お前、本当飽きないよな」
「そりゃ飽きるわけないじゃん!だって、これは俺の生き甲斐だよ?!人生と言ってもいいね。現時点において、アニメは俺の中での最重要項目なの。そのアニメの中で、最も重要な役割を持つのが声優だよ?飽きるとか飽きないとか、俺はそんな次元でアニオタやってないから!」
「あーはいはい、分かったよ。っていうか、それはもう何回も聞いたからもういい。で、CDお渡しイベってのは?」
透はうんざりしたような目つきで一度だけ俺の方を見て、ため息をつきながら質問を投げる。
「イベントの開催日に対象のCDを購入した人に対して、その声優がCDを手渡ししてくれるという夢のようなイベントのことだ。つまり……2.5次元と直接話ができるチャンス!」
俺がドヤ顔で説明してやると、透はより一層目を細めて、俺を蔑むように眺めた。
こんなにも冷たい目で俺のことを見ているが、透は意外と良い奴である。
去年、高校に入って初めてのクラスで、最初に座った席の斜め後ろに透はいた。初めてしゃべった時の会話は、今でもよく覚えている。
「お前、なんか変わってるよな」
「……はい?」
体育の授業中バレーボールをやっている際に、敵チームだった透がネット越しに突然そんなことを口にしたのだ。突然のささやき戦術。その戦術に見事俺はしとめられ、その2秒後には相手サーブが俺の脳天を直撃した。
それ自体は悔しかったが、そんな俺の姿を見て透が大笑いしていたので、なんだか俺もおかしくなって、2人で大笑いした。そんな事件をきっかけにして、俺たちはそれなりに仲良くなった。
もちろん2年になってクラス替えがあったが、透とは偶然また同じクラスになった。だからこうやって、透は今も俺の話を適当に受け流しながらも、飽きもせず聞いてくれている。まあ実際のところ、最初から興味がないってだけなんだろうけれど。
とにかく、そんなこんなで高校に入学して以来、なんだかんだ一緒に学園生活を送ってくれている友人である。
「よくもまあそんなに熱くなれるよな。正直、お前のそういうところ、ちょっとすごいなと思うときはある」
「え?!マジで!?尊敬してるんなら、素直に言ってくれていいのに!」
突然の告白に、俺はテンションが上がる。
「いやごめん、誰も尊敬してるなんて言ってないから。どっちかと言うと、侮蔑してるっていうか」
「真逆?!」
「そ。こいつの将来どうなるのかなーって」
「同級生に将来の心配されるって、それすごいリアルに心配してるやつじゃん……」
俺がまた机にうな垂れるのと同時に、透は満面の笑みを見せる。透は俺の落ち込む姿が大好物だ。ま、確かに笑ってもらった方が、気は軽くなるけど。
「あきら、またなんか落ち込んでるのー?」
右から名前を呼ばれ、そちらを振り向くと、茉希がいた。
「……ほっといてくれ」
俺の心を土足で踏みつけるように入ってくる。彼女は朝原
透と同じく、2年連続で同じクラスの生徒である。1年のときに所属していた委員会が俺と同じで、その関係でよく話すようになった。俗に言う『お節介キャラ』と言っても差支えないだろう。
茉希は陸上部に所属しており、ハードルを得意としているそうだ。俺はあまり興味がないので本人の口から聞いたことはないが、大会でもそれなりに優秀な成績を収めているらしく、全校集会の中で表彰されているのを何度か見たことがある。去年の体育祭でのクラス対抗リレーを見る限り、確かに足は他の女子とは比べ物にならないほど群を抜いて早かった。
彼女の少し茶髪がかったショートカットは、茉希のキャラとよく合っていると思う。ちなみに、本人曰くその茶色は決して染めたわけではなく、本当に地毛なのだという。髪を染めていると思われるのが嫌だそうで、初対面の人には必ず説明しているようだ。もちろん俺も最初、茉希からそう説明を受けた。
そんな茉希だが、昨年の夏、それなりに長かった髪型を、夏休みが明けると茉希はバッサリ切ってしまっていた。さすがの俺も気になってその理由を聞いてみたところ、「もう少し早く走れそうな気がしたから」ということらしい。
体育がそれほど得意ではない俺にはよく分からないが、陸上というのはそういうものなんだろうか。当時の俺は、茉希が長い髪を切ってしまったのが、いくら陸上のためとはいえ、なんだかすごくもったいない気がして、茉希に軽く伝えたところ、一蹴されたのだった。今となっては、その姿は写真でも見ない限り、しっかりと思い出せないが。
茉希は隣に立って、俺に話しかける。
「なに?またアニメの話?」
「……違うよ、今回は声優の話だ」
「ほとんど一緒じゃない、そんなの」
茉希は目を閉じて、やれやれと首を横に振る。
「全然違う。緑茶とレモンティーくらい違う」
「……その例え、どうなの?っていうか、そんな違いどうだっていいの。どちらにしろ、結局オタク話ってことでしょ?」
「ああ、そうだ。否定はしない。でも別に、茉希には関係ないだろ」
「確かに私には関係ないわね。……でも、あんた本当にそれでいいの?」
茉希はぐっと顔を近付け、20センチほどの至近距離の中、疑うような眼差しで俺の目を改めてじっと見つめる。
「な、なんだよ?」
思わず俺は茉希の視線から顔を背ける。いくら茉希とはいえ、さすがにこの距離は照れる。顔は背けたまま、俺は視線だけを茉希の方に向ける。
「あんたももう17歳なんだし、恋人の1人や2人欲しいとは思わないのか、って聞いてんのよ」
「いや、2人はおかしいだろ……って、そんなありきたりなツッコミさせるなよ」
「細かいことはいいの。で、どうなの?」
右隣の机にヒョイと座った茉希は、腕を組みながら俺を詰問する。
「そりゃ、俺だって彼女は欲しいよ。一応、健全な高校生だし」
「ふーん。健全、ねー……?」
含みを持たせたまま茉希は何度か頷く。こいつ、完全に俺のことバカにしてるな……
悔しいので、俺もオウム返しをしてみる。
「そういう茉希はどうなんだよ?」
「……へ?」
「いや、だから、自分は彼氏とか作んないのかって聞いてるの」
「私?……わ、わたしはいいの!今は部活で忙しいんだから!」
「ふーん。忙しい……ねえ」
茉希はあからさまに動揺する。これは完全に俺の偏見だが、スポーツをしている女子は、やはりその根底にスポーツマンシップがあるからなのか、隠し事の苦手な割合が高い気がする。
「華の女子高生が忙しさを理由にかまけて、人のお節介ばっかりしてる方がよっぽど問題ある気がするけど?」
「うっさいほっとけ!ばーかばーか!」
そう言って、茉希はベーッと舌を出す。本人は必死に挑発しているつもりなんだろうが、今時そんな挑発では小学生でも引っかからないと思うぞ?
「はいはいどうせ俺はバカで彼女のいないただのアニオタですよ」
「そんなのみんな知ってるから!……もう、せっかく心配してやったのに、損した気分……もういい!じゃあね!」
そう言い残して自分の席に戻っていく茉希を見送り、透が俺に話しかける。
「暎、あんまり茉希をいじめてやるなよ」
「いや、全然いじめてないし。っていうか、むしろいじめられてるのはどっちかって言うと俺の方だし」
「まあでも、茉希の気持ちは分からなくもないな」
「……どこの部分の話?」
「恋人が欲しいと思わないのかってとこ」
「ああ、そこね……」
俺は思わず鼻で笑ってしまう。これだから一般人は……俺は軽くため息をつき、もう一度改めて透に説明する。
「だから!俺は声優と付き合いたいってずっと言ってるじゃん!」
「いや、『だから!』じゃねーよ……なんでそこ急に強気になってんだよ……?」
「そりゃ強気にもなるよ!だってこの気持ちは嘘じゃないし!俺はいつも本気で言ってるんだから!」
「その割に色んな人に告白して自爆してるんだな、とは言わない方がいいか?」
「う……」
図星を付かれて、俺は少しうろたえる。確かに透の言うことは一理ある。実際に何度も告白をして、フラれているという事実は否めない。
だがしかし、俺もここで負けるわけには行かない。
「……透がそうまで言うなら、分かった。じゃあ、次こそ本命に行くよ」
「いや、これまでのは本命じゃなかったのかよ……今のお前、いつも以上に小者臭がすごいぞ?そのセリフのワードセンス、完全にフラグが立ってる」
よく分からない透の言葉を無視して、俺は新たな決意を口にする。
「……決めた。次は、水沢愛莉にいく」
透は俺の言葉を聞いて、ポカンとする。わりと爽やかな顔のその口も半開きだ。数秒の沈黙を経たのち、透が静かに声を発する。
「…………誰?」
「声優に決まってんじゃん!今の流れだったらそうとしかならないでしょ?」
「……あっそ。もう好きにすれば」
透は俺の言葉に呆れて、疲れ果てたように椅子の背もたれにダラッと座った。
水沢愛莉。
アニメを中心とした人気声優だ。昨年末くらいから少しずつエンドロールで名前を見るようになり、『俺すか』のサブヒロインとして出演したことをきっかけに一気にブレークした。今ではメインヒロインとして抜擢されることもあるほど、今年の声優業界では一番売れた声優としても呼び声が高い。
天性の透明感のある声質に加え、メインヒロインとして抜擢される声優としての技量はもちろんのこと、その容姿も非常にキュートで、今ではいわゆるアイドル声優として活躍している。白肌で黒髪ロングというオタクが最も好むその清楚な外見こそが、人気の所以だろう。
4人組声優ユニット「fine(フィーネ)」の1人でもある。また、最近ではCDのソロデビューも果たした。同い年ということもあるせいか、どことなく親近感があって特別に応援したくなる気持ちを覚える。
つまり簡単に言うと、俺が今一番推している声優だ。
「……暎、ちなみに聞いてもいいか」
「へっ?何?」
水沢愛莉のことを考えニヤつく俺に、透は眉間を寄せて尋ねる。その睨み付けるような眼差しを見て、俺も慌てて表情を戻す。一度軽く咳払いをして、改めて話を聞く体勢を作った。
「お前、何か具体策はあるのか?」
「……具体策?」
「いや、だーかーらー、暎はその水沢愛莉って声優と付き合いたいんだろ?」
「うん、もちろん」
「だったら、水沢愛莉と付き合うために、その具体的な経緯をどうするかとか、そういうのちょっとはあるだろ?」
「…………」
「……もしかしてないのか?」
「…………」
俺は言葉を発することなく、静かに軽く頷いた。そんな俺の無言の発言に、透はため息で返事をする。
「はあ……バカすぎる」
「いや、だってそんなの、イベントに行けば会えるじゃん。簡単なことでしょ?」
「……は?」
透と俺の間に、突如謎の距離感が出来たのが分かった。人が引く瞬間って、こんな感じなんだな。
「……お前、さっきまで自分が落ち込んでたこと、反省してる?」
「もちろん反省してるよ。だから次は、セリフを変えてみようかなとか、CDを5枚くらい買ってみたら向こうも喜んでくれて、上手く話が出来るんじゃないかなとか。そうやって変化していこうって考えてる」
「…………」
「え?なに、どうしたの?透さん?」
「いや、お前が想像以上にクズでバカだったって知っちゃったから、思わず絶句しちゃったんだよ。悪気はない」
「クズってなんだよ!確かにバカって言うのはちょっと心当たりあるけど……」
「お前は十分立派なクズだよ。人を、感情のある物体としてしか見ていない辺りが」
透は首を横に振って、お手上げだと言わんばかりに、俺との会話を放棄する素振りを見せる。
「ま、好きなだけ失敗したらいいさ。俺には関係のないことだしな」
「いや、そんなこと言わないで協力してよ!友達でしょ?」
「俺は人の話を全く受け入れない奴を友達と呼ぶつもりはない」
「う……」
「ということで、この話は終わりだ」
そう言って立ち上がろうとする透を、俺は必死で食い止める。
「わかった!分かりました!俺もちゃんと透の話を聞くようにするから!お願いします!」
今にも土下座せんとばかりに、俺は手の平を真っ直ぐ縦に合わせて透に頼み込む。
透は俺の切なる懇願を疑わしいような眼差しで眺める。その瞳に向けて、ひたすら俺はお祈り申し上げる。
「お願いします……!」
念を押すように言った俺の一言に対し、透はボソッと口を開く。
「……分かった。じゃあ、そこまで言うんなら教えてやろう」
「え?!いいの!?」
「ああ、たっぷり教えてやるよ。そう……現実というものをな」
「……え?」
透はずっと触っていたスマホを机の上に置き、改めて俺の顔を真っ直ぐに見る。
頼み込んだはいいが、いざ教えてもらうとなると緊張する。俺は今一度その姿勢を正して、透の方をしっかりと見つめ、話を聞く体勢を整えた。
「まず、声優や俳優といったいわゆる役者業というのは、どちらも志望人数の母数が死ぬほど多い。これから目指すって人も含めたら、それこそおそらく数万人といったところだろう」
「……そういうもんなのかな?」
「いや、なんでお前が知らないんだよ……とりあえず、まあいい。その数万人の中で、実際に声優として活躍している、つまりアニメのエンディングで名前が出てくる人が何人いると思う?」
「……1つの作品で10人くらい?」
俺の回答に透が小さく頷く。
「もちろん作品によるだろうけど、まあそんなとこだろうな。じゃあ次。お前の言う人気声優って言うのは、どういう声優のことだ?」
透のぼんやりとした質問に、俺は少し考えて、自分なりの主観を述べる。
「えーっと、いくつかの有名作品に出てて、その中でもメインヒロインとかの主役級として活躍している声優?」
「OK、分かった。それは大体、お前が今想像できる範囲で何人くらいいる?」
「そうだね……多く見て30人くらい、かな?」
「まあ大体それくらいだろうな。よし。じゃあ、答え合わせだ」
「はい?」
……答え合わせ?何の?っていうか、今の中に問題なんてあったっけ?
そんな疑問だらけの俺を無視して、透は話を進めていく。
「声優志望の女性の人数を仮に1万人として、人気声優になれるのはそのうちのたった30人だ。それがどういう確率か分かるか?」
「……なんか、いまいちピンと来ないな……」
「じゃあ、理解するベクトルを変えてみよう。さっきのを言い換えれば、1万人のうち、9,970人は人気声優にはなれないってことだ」
「……そうやって言われれば、それがとてつもない確率だって言うのは分かってくるね」
その数字を聞いて、俺はようやく声優業界の厳しさを理解する。
「もちろん本人に実力があれば、そんな数字ガラッと変わってくると思うが、まあ実際に確率だけ見ればそんなところだ。でも、俺が言いたいのは、そういうことじゃない。暎自身がその確率に見合っているかどうかってことだ」
「……どういうこと?」
「まず先に言っておくぞ。これから言う俺の言葉に、お前は傷つく。そして、俺はそれを止めない」
「え、止めないの?!」
俺の言葉に怯む様子もなく、透は淡々と解説を続ける。
「単純にそれだけの母数の中から、極僅かな人気声優としての座を掴むことができた声優。そんな有数の選ばれた女の子がお前を選ぶと思うか?ってことだ」
「う……」
正論すぎて、ぐうの音も出ない。
「お前には何か自慢の出来ることがあるか?尋常じゃないほどのイケメンだとか、アニメ業界で力を持っているとか、単純に死ぬほどお金を持っているとか、お前にそういうものがあるか?自分にとてつもない才能があると感じたことがあるか?」
「……ありません」
「そうだろ?所詮、一般ピーポーなんだよ。じゃあ、結論だ。お前は1万分の30人、つまり選ばれた0.3%にはなれないんだよ」
「ごもっともです……」
数字で理路整然と突き詰められると、何も言えなくなる。ぼんやりとごまかしておきたかったことを、数字はストレートに伝えてくるから、自分の何もなさを改めて知ってしまう。
「現実って残酷だなあ……」
「残酷なのは現実じゃなくて、お前の頭の方だよ」
……今のはさすがにひどくないか?と思ったけど、今はそんなことに突っ込みを入れる気力もなかった。
確かに、夢物語と言ってしまえばそれまでなのだろうとは思う。こんなにも望みの薄いことに時間を使うくらいなら、筋トレでもしてライブ観覧のための体力を付ける方がよっぽど有益なんじゃないかとも思う。
けど、この熱い気持ちは本物だ。どこから湧いてくるわけでもなく、間違いなく俺の心の底から溢れているものだ。たとえそんな現実を見たとしても、俺はやっぱり水沢愛莉とどうしても付き合いたいと思う。
「でも、0.3%だって、ゼロじゃないんだから、やり方によっては何とかなると思うんだけどな……」
「ま、そこまで知ってもなお動こうと思うなら、本当にもう俺は止めないよ。偶然だろうと何だろうと、実際にその0.3%に入っちゃえば結果としては同じわけだし。好きなだけやってみて、それで後悔したらいい。そしたらいくらお前だって、嫌でも納得するだろ」
「……やっぱり後悔することが前提なんですね?」
「当たり前だろ?ま、世の中には失敗までの過程とかプロセスが大事だって言う人間もいるくらいだし、好きにしたらいいんじゃないか?ちなみに、俺は成功しなきゃその過程なんて全く意味がないと思ってるけどな」
過程があって成功するか、成功があってそれまでの過程が認められるのか。そんな哲学的な話を透はさらっとする。
どちらにせよ、それは成功することが前提の話なのは間違いない。それを失敗に置き換えると、途端に目も当てられなくなる。
「とりあえず、俺の頭で思いつくことをやってみるよ」
「ああ。これまで以上の大失敗を楽しみにしてる」
そう言って透は親指を突き立てる。何でもいいけど、俺の不幸を生き甲斐にするのやめてくんないかな……
こうして、無謀にも近い俺の限りない挑戦が始まる。ちなみに、世間ではそういうのを暴走とも呼ぶらしい。
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