エピソード31 「そして僕は美少女達の本性を垣間みる」
狭いホテルのツインの部屋に、…
バラバラと、武装した兵士達がなだれ込んで来る。
その数、8名強?
軍用の紺迷彩の化学防護服に全身を包み込み、
2名が部屋の入口を固め、
残る6名が、それぞれ朋花、芽衣、そして僕に取り憑いて、
手際良く、後ろ手に手錠を
そして、各々2丁のFAMAS-G2の銃口が、…
僕達の頭に突きつけられた。
となりの部屋でも、
どうやら数名の兵士達が一斉に、…押し込んだらしい。
蟷螂:「さてと、今日は、
ギスギスの坊主頭はそう言いながら、ホルスターから、…
朋花:「どうして、私達を拘束するの?」
ギスギスの坊主頭が、プラスチック製の前歯を剥き出しにして、…ニヤニヤ
蟷螂:「京橋よ、それはお前が一番良く知ってるんじゃないのか?」
朋花は、ほんの一ヶ月前迄は、此の連中の仲間だった。
彼女は、「鴫野瑞穂が生物兵器による大規模テロを計画している」、…そう言う情報を下に僕の所に派遣されて来たのだ。
朋花:「鴫野瑞穂はテロリストなんかじゃ無い。」
朋花:「貴方達も、知っているはずよ、…本当の理由は何なの?」
蟷螂:「ボロー・マーケットの爆破、タワー・ブリッジの火災、一体何人の人間が死んだと思ってるんだ?」
蟷螂:「お前達は立派なテロリストだよ。」
ギスギスの坊主頭が、軽蔑の眼差しで、…
朋花:「あれは、…鴫野の犯行じゃないわ。」
蟷螂:「興味ねえよ、そう言う事は、…裁判とかで決めてもらえ。」
ギスギスの坊主頭が、僕の顔を見て、…ニヘラと笑う。
蟷螂:「全くよ、」
蟷螂:「お前ら、一体、…何の宗教なんだ?」
蟷螂:「こんなデフォルメ漫画みたいな男にヘラヘラしやがって、…気色悪い。」
何か、酷い言われようだが、そういう此のギスギスの坊主頭だって、
僕と同じくらい残念な部類に入ると、…思われる。
翔五:「でも、そんな自爆装置
銃声:「「バン!」」
ギスギス女のベレッタが、煙を吐きながら 9mmのパラベラム弾を射出する。
蟷螂:「おっと、惜しいな…」
僕の両足の間、床のカーペットに、
無理矢理ねじ込まれたフルメタルジャケットの焦げ跡が、…空いている。
蟷螂:「お前とあ、一切話するつもり
それから、ギスギス女が兵士の1人に目配せする。
蟷螂:「おい、一名、隣の様子を見て来い、…やけに手間取る。」
と、動き始めた兵士1の行方を
瑞穂が、開け放った部屋の扉に、…もたれ掛かっていた。
一体、何時から、…そこに立っていたのかは、…不明、
瑞穂:「全く、騒がしいわね。」
蟷螂:「真打ち登場かぁ?」
ギスギス女が、まるで全てが想定内であるかの様に、
瑞穂の事を振り返りもせずに、ボソリと、…呟く。
瑞穂は、状況を一瞥して、…
瑞穂:「何やってんの?」
蟷螂:「何回も説明しねえヨ、お前も、コイツを殺されたく無かったら、…大人しくしてろ。」
瑞穂は、つかつかと部屋の中に入って来て、
朋花がベッドの上に展げたお土産の「店」を…
瑞穂:「また、変なモノいっぱい買って来て、そのお面、どうするつもり。」
朋花:「いや、可愛いかなって思って…、」
銃声:「「バン!」」
破壊音:「ガシャン!!」
銃弾が、瑞穂の濡烏の髪を
蟷螂:「お前さ、偉い人の話はちゃんと聞いといた方が良いぜ?」
瑞穂:「誰、アンタ。」
瑞穂、挑戦的な視線で、ギスギス女にメンチを…切る!
蟷螂:「誰でも良い、こっち来て床に、…
瑞穂:「馬鹿じゃないの? 汚れるじゃない。」
ギスギス女が、行成り僕の左太股に、拳銃を1発!
銃声:「「バン!」」
芽衣:「きゃあ…!」
翔五:「うっ、ぐうう…、」
ギスギス女は、表情一つ変えずに、瑞穂を睨み続ける。
蟷螂:「俺は、人に舐められんのと、面倒臭いのが、…一番嫌いなんだ。」
だからって、…
と言うか、…仮にも此の連中、公僕じゃ無かったんだっけ、
それより何より! 一体どっちが「一番」なんだよ!、…
と、一応、心の底で突っ込んでミル、…余裕は、既に無い。。。
芽衣:「翔五ぉ!」
芽衣が、真っ青になって、…僕の事を見ている。
兵士3と4が、改めて芽衣の後ろ手を絞り上げて…
芽衣:「あぅ、…痛いぃ!」
蟷螂:「あーあ、お前の
ギスギス女は、拳銃を
瑞穂:「朋花、今、貴方が護衛する筈の時間でしょ。」
瑞穂は、僕の表情をチラ見して、ちょっと困った表情で、…溜息を
朋花:「だって瑞穂ちゃん、この人達、鉄砲持ってんだよ。」
銃声:「「バン!」」
ニ発目の銃弾が、今度は僕の右足の甲を、…打ち抜いた。
翔五:「がああぁxxxああxxぁ…!」
僕は、ジワジワと神経を昇って来る痛み以外、もはや何も、…感じられなくなる。
いや、実際には「痛み」、と言うよりは「苦い衝撃」、、、
全身に、冷たい脂汗が…
蟷螂:「次は顔を撃つ。 脅しじゃねえ。」
こいつ、…メチャクチャだ、
兵士5と6が、今やぶら下がるだけ僕の身体を、無理矢理…引き摺り上げて、 その、半分意識の飛んだ様な僕の頬っぺたに、ギスギス女が、まだ熱い拳銃の銃口を…押し当てる。
芽衣:「翔五ぉぉ!」
芽衣が、ボロボロ泣きながら、…僕の事を見つめている。
兵士3と4が、いい気になって芽衣の後ろ手を更にキツく絞り上げて、…何故だか不必要に、芽衣の胸を。。。。。。
芽衣:「やだぁ…!」
兵士3と4、更に芽衣の。。。。。。。
芽衣:「駄目ぇ…!」
兵士3と4、
芽衣:「もう、いやぁ…!」
瑞穂/朋花、暫し成り行きを見届けて、…
それから、…
瑞穂:「あのさ、うち等スポ根漫画じゃ無いんだから、イチイチ叩きのめされて根性鍛え直してる
瑞穂は、あくまでも朋花に向かって糾弾する。
朋花:「瑞穂ちゃんはそう言うけどさ〜」
朋花は、叱られた子供の様に不服そうに、下唇をチョコんと突き出す。
と言うか、一方的に叩きのめされてんの、…僕なんですけど、…
などと、突っ込んでミル、…余裕は、既に無い。。。
銃声:「「バン!」」
瑞穂に向けて発射された銃弾が、
蟷螂:「
ギスギス女は、拳銃の照準を瑞穂に合わせる。
瑞穂:「だから、アンタ誰よ?」
蟷螂:「だから、誰でも良いって言ってんだろが!」
瑞穂は、至って冷静に、壁の穴を…チェックする。
瑞穂:「あーあ、アンタ弁償しなさいよ。」
そして、瑞穂の後ろから、エマがひょっこりと…顔を出す。
危ない!…来るな、と言いたい所だが、
当然痛くて、それどころじゃない。
エマ:「ショウゴ、痛い?」
エマが、心配そうに、僕の顔を見つめる。
思いっ切り、痛い。。。
それからエマは、何の警戒も成しにトコトコ僕に近づいて来て、
兵士2:「こら、貴様! 動くな!」
日本語だ、、、
エマは、兵士2の警告などまるで意に介せずに、僕の横まで辿り着くと、何時もミタイにチョコんと僕の服の裾を…摘む。
それから、今迄で一番困った表情で、じっと僕の目を…見詰める。
エマ:「痛い?」
翔五:「い、…たい、」
僕は、何故そんな事が出来たのか、自分でも判らないのだけれど、チョットだけ、やせ我慢で、…エマに微笑んで見せる。
瑞穂:「エマ、あんた手を出すんじゃないわよ、」
銃声:「「バン!」」
ギスギス女が再度、瑞穂に向かって発砲するが、再び銃弾は後方の壁に、
蟷螂:「ちっ!」
朋花:「どうすれば良いのよぉ?」
朋花、何故だか半泣きの
瑞穂:「朋花、チョットは頭使いなさいよ。鉄砲はどうやって撃つの?」
瑞穂:「貴方、警官だったんでしょ?」
銃声:「「バン!」」
ギスギス女、更にもう一発!
しかし何故だか、瑞穂には…当たらない。
朋花:「引き金を引くんだよ。…あの人ミタイに、」
瑞穂:「じゃあ、指が無きゃ撃てないでしょ。」
朋花:「えーっ、…そう言う事?」
瑞穂:「そう言う事! チャッチャと片付ける。」
蟷螂:「だぁかぁらぁ、…無視すんなって言ってるだろうが!」
ギスギス女、とうとう、キレて??
僕の頬っぺたに銃口を…
と、拳銃が、…
…溶けてる?
何時の間にか、ギスギス女の持っていたベレッタの銃身が、
無くなっていた、、、
拳銃の金属部分が、未だ真っ赤に…熱を帯びて。。。
蟷螂:「あっっちぃ!!」
3秒経って、、、ギスギス女、溜まらずに拳銃を放り出す。
既に、ギスギス女の右手は、半分、…焦げていた。
蟷螂:「何じゃ! こりゃぁああ!」
朋花:「無理〜!指なんてちっちゃいモノ、狙えないよ〜」
瑞穂:「練習しなさい、いっぱい練習台が居るでしょう。」
朋花、ちょっと真剣な表情になって、
その額に、チャクラの輝きが発生する!
もしかして、…今、拳銃を溶かしたのって…
破裂音:「バァン!!」
突然、芽衣を拘束していた兵士4が、…倒れた。
見ると、兵士4の右側半分が、…溶けて? 無くなっている??
メラメラと余熱の炎が兵士4の身体を包み、
一気に、部屋の温度が…上昇する。
芽衣:「ひぃぃいいい…」
これって、朋花が…やってるのか?
部屋の火災報知器が鳴動し!
スプリンクラーが一斉に、作動する!!
朋花:「難しいよぉ〜、」
瑞穂:「泣き言言わない、…運動部だったんでしょ!」
破裂音:「バァン!!」
今度は、芽衣を捉えていたもう一人の兵士3の下半身が…
一瞬で、昇華(固体が直接蒸発する事)して、
芽衣:「
たいまつの様に燃え上がった兵士3の上半身が、芽衣にぶら下がる、
芽衣:「ひぃぃいいいい! なにぃ、これぇ!」
芽衣、急いで振り払うも、…芽衣の服にも炎は燃え移る、
芽衣:「あっつ! 熱っ!」
見る見る髪の毛は燃え縮まって、身に纏う化学繊維は溶け落ちる、
普通なら重度の火傷を負っている筈、だが、…
ちょっと赤くなっただけの芽衣の皮膚は、その場で見る見る再生、治癒しているらしい。 髪の毛も、燃え落ちた傍から…生えて来る。
今や、芽衣の服は殆ど燃えかすみたいになって、
トランジスタグラマな裸体が、衆目に…晒される。
芽衣:「へっ! ヤダっ! 何でぇ?」
今だ生き残っている兵士達が、一斉に…浮き足立つ。
蟷螂:「下手な事すると、爆破するって言っただろう。」
ギスギス女が、必死の形相で、爆弾の起爆装置を、…見せつける。
流石に、焼け焦げた右手の痛みが酷いらしく、フルフルとその腕が小刻みに…痙攣している。
必死のギスギス女の左手に握られた起爆装置は、指を外すとC-4爆弾が爆発する仕掛けになっている…らしい。
瑞穂:「しょうが無いわね。 エマ、お手本見せてあげて。」
エマは小さく頷いて、
チョコンと人差し指を立てると、その指先に小さな黒い魔法陣が発生! その中心部から、水滴が
蟷螂:「な、何をした?」
ギスギス女、起爆スイッチをブンブン振り回すも、
指から、…離せない。
蟷螂:「何で、俺の指が、…動かねえ、」
エマ、小さくニヤリとほくそ笑む?
朋花:「凄—い、エマちゃん、何したの?」
朋花:「それにナニ? 今の黒い模様…カッコいい!」
朋花、憧れの眼差しで、金髪の14歳美少女を見つめる。
瑞穂:「エマは、水を自在に操れるのよ。 多分、その人の左手の中の水は、結晶化してる。」
つまり、瞬間的に凍結してる、…
ギスギス女、顔面蒼白になりながら…フラフラと後退る、
朋花:「凄—い、私もやりたい!」
瑞穂:「要するに、イメージの問題よ、」
蟷螂:「もう良い! コイツら、…皆殺しにしろ!」
ギスギス女、目が…血走ってる!
銃声:「「バン! 」」
銃身:「「バキっ!!」」
ゼロ距離で発射された筈の銃弾が…
銃身で詰まって、腔発(こうはつ)する!
朋花:「あっち!」
金属製の銃身は瞬間的にその分子運動を活性化されて熱溶解し、…
真っ赤に熔けた鉄が朋花の頬に張り付いて、その皮膚を溶かし、骨を焦がす。
朋花:「痛ったあ〜、今凄く痛かったんだから…」
そう言ってる間に、朋花の顔は、見る見る元通りに…再生して行く。
兵士7:「バケモノ…」
兵士7と8が、朋花を離して、…後退る。
瑞穂:「貴方達は、それぞれ「聖霊」のチートな能力を持っている。 どの位置にその能力を発生させるかは、つまり、イメージで…コントロールするのよ。」
朋花:「イメージって、ナニ?」
瑞穂:「何でも良いわよ、朋花の好きなモノで、貴方は「火の聖霊」なのだから、火の玉でいいんじゃないの?」
朋花:「火の玉?」
朋花は、人差し指で頬っぺたを押さえながら、ちょっと可愛らしく首を傾(かし)げて、…(何時の間にか、手錠が熔けて、外れている)
それから、
朋花が指先で空間を突付くと、波紋が立つように空間に裂け目が出来て…
其処から、ひょっこりと何かが…顔を出した。
それは、…
真っ赤な、…アマガエル?
それは、コロコロと床に
一生懸命立ち上がって、テコテコと二足歩行で…走り出す。。。
瑞穂:「何これ?」
朋花:「うーん、火の玉小僧?…火の玉坊や?」
それは、…
サイズは3cm位と極めて可愛らしい、が、姿格好はまるで、…蛙で、
顔はまるで…鬼?
瑞穂:「イチイチ、貴方の美的感覚に突っ込む気は無いけど、…どう見ても坊やって感じじゃないわね。」
朋花
兵士7:「なんだ、こいつは!」
叩く!
途端に、兵士7は閃光に包まれて!
一瞬で、指が、…いや、腕も小銃も一緒に、…昇華!
爆発音:「「バン!!!」」
発生した超高温の熱が、周囲の空気を爆発させて、
痛みを感じる暇も無く、兵士7を…吹っ飛ばす!
3秒経過、、、兵士7は床を転がり回る。
兵士7:「うぎゃあああxxxあああっxxぁぁ、があぁぁxx…、…うっ、」
既に肘から下は失われ、
上半身の半分が焼け焦げている。
瑞穂:「あらら…」
朋花:「加減が難しいよぉ、」
朋花が空間を指先でチョンチョン突付く
空間に小さな波紋が起こって、中からコロコロと小さな「火の玉小僧」達が転がり出して来る。
5匹、6匹、8匹?
一斉に、自律走行する爆弾達が兵士達の下へ駆けて行って、
兵士達は必死に銃で撃とうとするのだが、的が小さ過ぎて…当たらない。
兵士達、とうとう、死に物狂いで逃げるのだが、
あっと言う間に取り付かれて、…
兵士8:「やめてぇ!」
その肘辺りで、発火!
ぼとりと、銃を持った腕が胴体の半分ごと燃え熔ける。
兵士1:「助けてくれぇ…!」
肩の上で、発火!
一瞬で頭ごと、蒸発。。
兵士2:「来んなぁ!」
払った掌で、発火!
肩から先、腕一本、一瞬で昇華
兵士達の全身は、余熱で燃え移った炎に纏わり憑かれて、…
火達磨になっている。
瑞穂:「小さい割りに、意外と凶悪ね。」
瑞穂:「なんか、私達の方が悪者みたいで…
僕の身体を支えていた兵士5と6は、早速戦意喪失で敵前逃亡を試みるが、何時の間にかその両足は凍り付いていて、床と、…一体化している。
当然、エマの仕業である。
兵士5:「ひいいいぃ、殺さないでぇ…」
兵士6:「おがあちゃーん…!」
軍用紺迷彩の化学防護服が、身動きを封じられて、…泣き叫ぶ。
そして、今や
ベッドやカーテンに火が…燃え移る。
スプリンクラーからはジャンジャか散水されるのだけれど、超局所的(直径3cm)とは言え数回に渡って発生した恒星コロナ並みの超高熱で水分はあっという間に蒸発し、…完全に炭化して内部迄燃え上がった家財道具一式は、ナカナカ簡単には消火出来ないらしい、、、
そんな中でも火傷を負わずに済んでいる僕達の身体は、どうやらエマの冷凍防壁によって護られているらしかった。
瑞穂:「ちょっと臭いわよ!…火、消せないの?」
朋花:「どうやって消すのぉ〜!」
エマが、「ヤレヤレ」と指先を頭の上に掲げると、
スプリンクラーの水は、一瞬で氷となり、…
炎は蒸発潜熱に閉じ込められて、辺りに水蒸気が、…立ち込める。
瑞穂:「誰か、窓開けて、堪んない、…この匂い、」
朋花:「結構死んじゃったね、どうしよう〜、」
僕は、兵士5と6から放置されて、床に
血と肉と泥の混じり合った氷水が、僕の唇を、…濡らす、
エマ:「ショーゴ、…痛い??」
エマが、心配そうに、僕の顔を、…覗き込む。
吐きそうな位…痛いヨ〜
なのに、何故だか僕は、ヘラヘラと…やせ我慢してしまう。
瑞穂:「それで、アンタは助けて欲しい? それとも殺して欲しい?」
ギスギス女は、部屋の隅に追いやられて、…唇を噛み、
蟷螂:「殺せ…。」
両腕を小刻みに痙攣させながら、…虚ろに宙を見上げる、
瑞穂:「良いわ、このまま放置してあげる。」
それから瑞穂は、ちょっと晴れやかな表情で、…嘲笑う。
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