両親を生き返らせる為に高校二年生のコヨミは、ディーモンデリラリェイエスという犬型の特殊な存在と魔法少女になる契約をする。
願いを叶える為の条件は『魔物を百体倒す』事。
そして絶対に破られてはならないルールが、コヨミが『魔法少女である事がバレてしまう』事だ。
しかし、魔法少女である事がバレた時、罰を受けるのは彼女ではなかった……。
非常に緊迫感のある物語進行であり、全体的にダークな印象を受ける。
過酷な運命に立ち向かうコヨミが、葛藤しながらも全てが無駄にならないようにと前に進もうとする姿には、読者も哀れみと不安を覚えるだろう。