第34話「広報動画(前編)」
黒い壁に掛けられた松明は血が滴った様に朱い床を照らし、所々には金色の装飾がきめ細かに施された彫刻達が今には動きそうな雰囲気が醸し出される中でパパンンターッタンタンと扉の中から
中では一糸乱れぬ動きで素晴らしい
『フフ、今日は素晴らしき日だ!瑠璃の君と紅玉の君達と結ばれるのだから!』
両手で其々の二人の美少女の細い
バゴンと音がし扉らが壊れると賢者と騎士と魔法使いの三人が雪崩混んできた
「我こそは
「
「全てを
「「「我ら、
カチンっと音がし
「カッット!!一旦休憩!!」
同時に部屋の中が明るく成り一面、白い部屋が現れフォログラム達が消えた。今日はは、学園内の
「イイね!素晴らしい」
廻しているたカメラを止めた青年はご機嫌だ、
「奈々さんは慣れていない見たいですね」
「ブラウさんは逆に慣れすぎです!こんなの人生で一回の光景だと思っていました」
「あら、奈々さん私は何時でも嫁入り出来る準備をしていますわ!彼が望むなら私は彼の妻に成ります!京都の件から動揺してます?」
「この間のアイツと一緒に京都行ったからって動揺なんてしてないんだから!」
「其れにしては、装甲が厚い最新鋭の空母の装甲を両手の壁ドンで反対側まで焼き切る何て事はか弱い女子がする事では無いですわ!」
「何が言いたいのかな?ブラウさん?」
「言うより此れを見てくださいな!」
名無しさん1:最新鋭空母が名前の通りにバラックになったでござるwww
思いやり予算マシマシキタ━(゜∀゜)━!
名無しさん3:1>乙、側面に巨大な穴ハケン!向こうが見えているww此れが最新のオープンハンガーwww
名無しさん550:未確認情報だが、やったのは女の子の様だ、ソースは俺の友人の友人のメリケン
名無しさん555:[速報!]時代は
名無しさん600:ゴリオン…凄い臭そうですwwww纏めさん僕はヘドロ色で!
名無しさん610:【
名無しさん810:2世紀半前のログを見ると【ゴーリキ】は顔面センターってワードが出てきたwwそういえば、今のイージス艦ってみんな武装中央に置いてるよなww
名無しさん910:
名無しさん960:
「奈々さん?聞こえてます」
「ねぇ、ブラウさん私がこんなゴリラ扱いされた事で動揺するとでも」
「あら、その割には手に持ったそれ大丈夫ですか?」
「フン!貴女の様に
「なんですって!」
フンっと顔を互いに反対に向かせている、其の光景を見ている彼等を見てみよう
***
「朱と蒼映えるね、素晴らしい」
『
「
男女がディスプレイに映っている映像を其々、弄りながら編集作業をしている
どっかで聞いた事がある名前だろうが気のせいだ、世の中には例えば
心当たりがある人は虐められた人から
「だが、実際は
『先輩、まだ
「人口が減っていく中で
『先輩?それ以上言ったら先輩の人生エピローグまで飛ばしましょうか?最高のBADENDで例えばこの挟みで腹部に今すぐ
男の方を向くと同時にメンタル・ギアの映写機から出ている300年前に流行ったフィルムの様な物が後輩に切られ宙を舞った
「ちょ!其処はまだ良いところだけどそれ以外は困る」
抗議を無視し後輩は男に近寄り目の前まで来ると腹に挟みを当て光彩を無くした瞳で
『でも、私の
先輩と呼ばれた男の前で挟みを上に向け切る動作をした後に、後輩は黒いロングヘアに蒼いつぶらな光彩を戻した瞳を見せながらいたずらっぽい顔で
『なーんてね先輩、元演劇部だけ有って中々いい演技できたでしょう?頑張って今までの映像を現像して下さいS・E・N・P・A・I!この広報が上手くいけば、生徒会から予算が沢山貰えるのですから!』
「ア…ア…分かった観音さん」
『仏の顔も三度までですので先輩!そうしないと…分かりますよね?』
男に良い匂いを振り巻き踵を返すと溜まった現像されたデータをメンタル・ギアの挟みで切ったり貼ったりし始めた。
***
同時刻、ようやく船舶の出入りが可能に成り有るタンカーが東京湾に入港した、タンカーにはサン・マルチーニョとプレートを打たれており、ドンドン湾の奥に入っていく
『此れが、我が王国が独自に開発した最新の
「ハイ、プリンス、名は
『そうか、やはり現物は見ると違うな!素晴らしい!見よこの美しいフォルムを先日の[スケルトニア]より大きくそして美しい』
「直ぐにでも、行動を開始しましょうか?マイ、プリンス?」
『イヤ、物事には順番が有る、確実に!一度切りで奪う準備が出来たら世界に放送と同時に状況を開始する』
イケメンの青年は大男を嗜める様に言いながら手の平に羅針盤を置き回転させた
『私が極秘裡に接触したある組織の人間が有る事をする其れが合図だ!組織名は私も知らないが金で確実に動く連中だ』
「了解しました、プリンス…せめて作戦名を付けて戴けないでしょうか?」
『そうだな…
羅針盤は朱い所が北でなく学園がある方を向いた
「素晴らしいです、
大男がイケメン青年に跪き、ライトが照らされ映る
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