第32話「パ-ティ・パ-ティ・バン・バン(後編)」
虚ろな瞳の兵士達は顔を上に向けながら
鋼鉄製の扉や柱さえも
『
右手と左手両手から出したメンタル・ギアの
「あら、この頃の執事は随分、凄いのですねそんな活躍するのは
『それは、其れは、ガールには教育が必要ですね!世の中には
飛び掛かると少女は無表情でガトリング弾を撃ちまくったが弾は
そうしている間に
『教育その一、悪い子は
少女の顔面を思いっきりグーパンで殴るとベキベキとイヤな音をさせながら少女は艦橋の窓から飛び出し甲板の上を削るようにして叩きつけられ甲板に紅いラインを作った
『もう、それで終わりですかガール?全くこの頃は、ちゃんと何でも平等に接する時代が来れて嬉しいです』
「終わるわけないじゃない!やっちゃえ!
右手を上げると甲板を突き破る様にして黒い軍用プロテクタースーツを来た十数体の特殊武装兵士達が現れ
「彼等は高性能のカーボン複合装甲のスーツを着ているわダイヤの糸でも切れないわ!やられちゃえ!」
『全く、持って、どうして人は何でも切って、撃って、叩くって思考しかされないのでしょうか?』
『
触られた兵士達は蚕が繭を作るかの様に包まれ
『本当は蒸して中の蛹を殺すのですが、今は緊急時なので東京湾に沈めて起きます。人間も蚕も空気がないと死ぬでしょう!』
最後の一人が触られると白い糸に絡まり芋虫の様に成った所で
「くっ…さっき、核融合炉の臨海を超える様に設定したわ!!もうこの東京!国も終わりよ!」
『煩い!教育その2、お喋りは口を塞ぐのがベスト』
「うーーうーーー(どうなってもよいの!)」
「
声の主は宙に浮いた
「6つ有った核融合炉喰べて来たよ、凄いエネルギーが有って美味しかった。朝ごはん抜いてきて良かったですー」
「ありがとうございます、お陰様で
呆然としている少女へ
『さて、
少女の腹をボールを蹴るように要領で宙に飛ばし上を見上げると
『
宙を舞っていた少女は白目に成り
『是位、
「もし、操作を切っていなかったら?」
『少女の躰はバラバラに成っていたでしょうね!でも、繋げる事は出来ます!』
「優しいのですね!」
『私は
彼等は甲板に降り立つと騒ぎが終わった事を告げるかの様に自衛隊と米海軍がやって来た。
***
多数の桜が舞い散る中で少年と少女は紅い灯篭が多数並ぶ神社への道を歩いている、此処は京都・貴船神社、縁結び神社としても有名で有り2世紀経った今でも恋を祈願するカップルが訪れている、時代の移り変わりと共に神社の絵馬やおみくじも進化し
『中々、階段多いねーマサ君』
「そうだね!ブラウさん、でもこのくらい深い森の方が情緒が有って良いと思うんだよね、この頃は何でもバリアフリー何てしちゃってこの間なんてね、富士山まで直通のエレベータまで造られたんだよ!僕の企業は断って碓か
そんなたわいもない会話をしていると遂に入口に付いた様だ、2世紀経ち更に荘厳な雰囲気をたたえ水神の神社の名前に恥じない様を醸し出し様々な所から水が溢れ出ている。
そんな中で
二人はおみくじを買い本来ならば
『運動しちゃったらお腹減った、さっき来た所に美味しそうな
***
此方は東京湾に浮いているアメリカ合衆国・
海上自衛隊の隊員と米国海軍の兵士が其々の艦の甲板の上に呆然と立っている
『まさか、第七艦隊の旗艦があんな事に成るなんて…安全保証はどうするんだろう?』
「我が国の
呟いて居たが米国海軍兵士の思い通りには行かなかった様だ…その後、世間は何故、彼等が其処に集まる事に成ったのかを過去の事例を分析していく中である結論に達した!
だが、遂に自分達の目の前に忘れていた
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