第6話「会長と副会長のお茶会」
此処は副会長の部屋、
「どれも、役に立たないわ、男は取り敢えずゲームソフトを上げれば喜ぶとか、露出の多めの服を着て腕を胸で挟んだり耳元で褒めて上げれば男は上も下も元気に成るとか!そもそも、此等の本の前提は男が女性の事を憎からず思って居るというのが前提な訳で
少女は自分の制服の胸の所を見てみるが、残念ながら少女の胸は北海道で見る風景の山も何も無い地平線のフラットである。寄せても寄せる肉が無く、露出の多い服と言っても少女は学校と
通常の男子生徒からはそういったピシッとした姿は美しく人気が有り、女子生徒からも凛とした美しさが有るとファンが多数居る。
そして、家の服は執事とメイド長が勝手に補充し、フリフリ、キラキラが付いたパジャマやネグリジェの局部以外を隠しただけのスケスケの寝間着が置いてある。少女は未だに少しフリフリの付いたパジャマを着て居るだけだが、因みにネグリジェと使用用途を見た瞬間の彼女の顔は
それ等の恥ずかしい物はクローゼットの一番奥に何時も隠しているがメイド長の
「ナナちゃん、美味しそうなケーキが有るよ、一旦仕事終えて、コッチに追いでよ」
先輩に言われ少女は急ぎ承認が必要な資料を目を通して、承認し最終承認者の
***
どうしてこうなったのだろう?2人しか居ないハズの生徒会のテラスには追加で2mの身長に金髪ロングに黒目のムキムキのボティのスカートを履いた人物が居る。その人物は、
「私が作った、超純プロテインチーズケーキよ召し上がれ」
フォークで取ったケーキを
今の状況は傍からしてみれば、ムキムキのスキンヘッドが筋肉を鳴らしながら
其れは遡る事20分前、書記の彼女が
「今日はいい天気だし、テラスでケーキ食べよう」
提案した事がきっかけで有り、テラスで準備を行い4人でさあ、食べようとした時に、書記の彼女が指輪型情報端末を見て会計の
「このケーキ美味しいね」
「そうだね、沢山買ってきたから食べてね」
「貴方が買ってきたなんて珍しい、どういう風の吹き回しから」
「うーん、書記さんに買って来てって頼まれて買ってきたんだけど、居なくなっちゃったんだよね」
「ふーん、先輩がね…」
「所で、このケーキの凄い所は通常は機械で自動製造じゃなくてね、職人が一個一個丁寧に生産しているだよ!この頃のケーキは何でも機械で造れるし材料次第では魚で出来たケーキも出来るんだ。そして、其れの
「そういうのも有るのね…」
片や熱心に機械に付いて説明し片や冷めて聞いている、
「あら、美味しそうな匂いがしてると思ったら、お邪魔しますわ」
その声により達する事が出来なかった。声の
そして、何時の間にか
「此れは、
切り分けながら説明すると
さて、
***
此処は警視庁公安部の建物地下の対策室暗闇の中で
「おい、[ライター] [マネー]は何をしている!![ミスター・プロテイン]が乱入しているぞ!!」
「[タブルエッジ]の体温が急上昇中、摂氏1000度まで上昇中、[タブルエッジ]が持っている銀のフォークが溶けています!!」
「[タブルエッジ]溶けたフォークを見て体温を下げた模様、37度まで急落、[タブルエッジ]フォークを変えMの方向へ移動中」
「[タブルエッジ]、新規のケーキを切り取り、Mの口へ挿入開始、体温再び急上昇摂氏500度まで急上昇!!持って居た皿とケーキが溶けました!」
衛星通信画像から送られくる情報を元に報告が飛び交っている。その間にも中継されているフォログラムには顔を赤くしながら
ムキムキマッチョの
「[ライター]と連絡が付きました、[ライター]は状況を確認、此の儘観察を続けよとの事です!」
「何だと!此の儘だと[ミスター・プロテイン]にMの興味対象が移る可能性が有るのだぞ!アレは男はだぞ!!」
対策室内では怒鳴り合いをしているが、その間にも映像の中では
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