簡易人物表

キャラクターがわからなくなった時のための人物表です。


※※※ネタバレを含みます※※※


■綺柊

主人公その1。研究所出身、政府情報室所属のQロット。アイ・イスラフェルの所有物。


■レイ・レシャル

主人公その2。R社の試験搭乗員→副社長。Sロットの亜種で、一般市民。ピストレーゼに乗る。


■レイ・イスラフェル

レイ・レシャルのコピー。クオリアを分割されて作られた。


■エル・イスラフェル

「ノアリア」「アルカディア・下」に登場。イスラフェル系Sロット。史上最強のSロット兵士で、誕生したときから熟練の兵士を倒すことができた。柊の数少ない組織内の友人でもあった。



■綺榧

「アルカディア・上/下」に登場。綺系Qロットの長女。普段は零細新聞社「グリント」の雇われ記者。


■綺枢

「レムリア」に登場。楪世リカのコミュニティを管理していたQロット。殺害された。


■綺楓

「ノアリア」「アルカディア・下」に登場。柊と同じ遺伝子を持つ妹だったが開封事故で死亡し、肉体を利用して柊の魂の一部を与えられて蘇った分身。その後肉体も滅び、人格プログラムだけが残る。


■アイ・イスラフェル

イスラフェル系Sロットの九号。研究所のいちSロットとして生まれるが、「綺桜」という現実干渉性の権化のような存在と繋がってしまったことで特別な存在となる。その後、R社を設立したり、財団に招かれて総帥に上り詰めるなど出世する。


■レン・イスラフェル

「アルカディア・上/下」に登場。イスラフェル系Sロットの一号。Sロットとしては何の才能もなかったため強化兵士となり、政府軍にまざって戦っていた。アイにとっては保護者であり姉のような存在。


■エミ・レシャル

R社の社長とされる人物。本人は「アルカディア・下」に登場。アイの学生時代の級友。


■楪世(しじょう)リカ

「レムリア」に登場。Sロットのカリスマ的存在で、研究所内に「学校」を作った。


■楪世(しじょう)ルリ

「ノアリア」「アルカディア・上/下」に登場。楪世リカの妹。幽子の研究者でもあり、記憶継承体になったり、Qロットを世の中に送り出した。綺系Qロットは自ら設計。


■シオン(エーリュシオン)・エルヴェシウス

「アルカディア・下」に登場。ルリの先代の記憶継承体。Qロットの研究をひそかに行っていた形跡がある。


■ハンナ・ヘンシェル

「アルカディア・下」に登場。ヘンシェル系Sロットの双子姉妹の姉で、威圧感がある方。名前は出ないが「ノアリア」にも登場。


■グレーテ・ヘンシェル

「アルカディア・下」に登場。ヘンシェル系Sロットの双子姉妹の妹で、優しそうな方。名前は出ないが「ノアリア」にも登場。


■ヴィルヘルミナ・ヘンシェル

「アルカディア・下」に登場。ヘンシェル系Sロットで、自分がCUBEに汚染されていることを知って研究所の地下に引きこもった。クオリア分離実験をしていて、「ハンナ」と「グレーテ」に分割されてしまった。

テスタメントとQロットによる研究所の統治を研究しており、その中核となるデバイス「スキューマ」を作った。


■ディアナ・ヘンシェル

「アルカディア・上/下」に登場。ヘンシェル系Sロットで、出来損ないのため強化兵士になった。ルリの実験に巻き込まれて榧を拾い、保護者になった。


■エリス・ヘンシェル(エリス・スタレット)

「アルカディア・上/下」に登場。ディアナの妹。幽子感知能力を持つ。ルリの助手でもあった。


■ノルン・ヘンシェル

「アルカディア・上」に登場。ディアナの強化兵士仲間。狙撃主。


■ノルン(R-13)

「アルカディア・上/下」に登場。どことなく犬っぽい人造兵士。やっぱり狙撃ができるので柊が命名。喋れない。


■クリス・スタレット

「アルカディア・上」に登場。零細新聞社「グリント」の編集長。金髪で榧の好みのルックスをしている。


■技術職員(技術主任)

柊が所属する政府情報室にずっと勤めている栗色の髪の小柄な女性。


■サツマ艦長(クリシウム艦長)

「ノアリア」「アルカディア・下」に登場。壮年の軍人で軍艦の艦長。


番外編


■ユニカ・イスラフェル

イスラフェル系Sロットの二号。優れたシステムエンジニアであり、優秀な兵士である。能力者でもなく強化兵士でもない戦闘員の中では最強クラスの戦闘能力を持つが、その真髄は人工知能の設計である。


■イクス・イスラフェル

イスラフェル系Sロットの二十四号。複数人が作られた。他の現実干渉性を実行する領域を幽子的に確保する「空白」のプログラムを保有している。作中では使用されなかったが一人称は「ボク」という設定。


■綺欅

綺系Qロット。エルドリッジ派に所属し、イクスを管理していた。


■アリス博士

人体が好きという特殊な趣味があり、若い頃はそれを満たすために政府高官の娘という立場を利用した。そこで、自分の趣味や想像を上回るほどの残虐行為を目にし、Sロットを救う者に変わっていった。


■エルドリッジ卿

地球貴族の末裔。楪世家との縁があったとも言われる。特権階級だが目的があるわけではなく、成長する政府や研究所の規模の中で自分の利益と生存だけを求めているだけの人物である。それ故に、他の派閥から強い敵意を持たれることもなく生き延びてきた。しかし、Sロットを人間扱いしないため、Qロットや一部の研究者から恨みを買っていた。

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