第15話 ケンタッキーフライドチキン



「お腹が空いたのう……、そろそろご飯が食べたいのう」


 その日も俺は小腹を空かせた異世界王女のミユとその従者、エレノワを連れて街を歩いていた。

 突然、異世界に帰ってしまったかと思ったら、あっという間にこっちの世界に復帰。

 そしてなにごともなかったかのように食べ歩き生活を堪能している。

 そんな好奇心いっぱいで、ちょっと勝手な王女様に今日はなにを食べさせるべきか……。


「またこの像であるか……」


 ミユの足がピタリと止まる。

 ミユの視線の先にはカーネル・サンダースの姿。要するにケンタッキーフライドチキンのお店の前である。


「こちらの世界でも偉人の像を残す風習はあるようですが、もっとも多く目にするのが、このご老人の像ですね。よほどの偉人なのでしょう。やはりこの世界を統べる王なのでしょうか?」


 従者のエレノワもそっとミユの傍らに立ち、ケンタッキーフライドチキンのトレードマークを真剣な眼差しで見つめている。


「うむ……王であるとしても、悪王に違いない。像の数が多すぎる。おそらく圧政を敷き、自らの像を強制的に造らせたのじゃ。王への尊崇の念は自然に出るもの、いくら像を造ったところで、親しみと尊敬がなければ虚しいばかりであるのう」


 ミユはカーネル・サンダースを睨みつけると、小さく左右に首を振る。ミユもまた女王として次代の王位を継承する立場。王位についても自らは決してそのような存在にはならない。そんな決意を感じる。


「さすが姫様。素晴らしき洞察力でございます」


 エレノワが深々と頭を下げ、その自然な尊崇の念を表現する。

 ……残念ながら、その洞察が完全に間違っているのだが。


「これはカーネル・サンダースだね。王じゃないし、強制的に像を造らせてもいないね」


 俺は誤解を晴らすべく、ケンタッキーフライドチキンについて、そしてカーネル・サンダースについて説明する。ケンタッキーフライドチキンは世界百二十ヵ国に約一万八千店もある巨大なグループであること。

 創業者であるカーネルは苦労人で十歳から働き出し、四十種類もの仕事についたこと。そして六十五歳でフランチャイズをはじめ、大成功したこと。

 そしてミユたちが見つめているカーネル・サンダースの立像は日本独自のスタイルで最近はアジアでも置く店が増えていること。かけている眼鏡は本物の老眼鏡で度数も決まっていること。

 異世界の人間にはちょっと過剰なほどのケンタッキー情報をお届けする。まさに情報のパーティバーレルである。

 そんな俺の解説に興味深そうに耳を傾けるミユ。

 

「ほほう。なるほど、わずか一代で、しかも晩年と言える年齢からそのような世界的グループを……。見事な手腕であるのう。言われてみれば、なんとも柔和で親しみを感じる顔をしておる。ポーズも格好いいのう」


 先ほどまで悪王だと決めつけていたカーネル・サンダースの腕を親しげにポンポンと叩くミユ。

 実に都合のいい洞察力だ。


「そこまで急速に発展するということは、よほど美味しいのでございましょうね」


 エレノワのカーネル・サンダースを見つめる目も尊敬のまなざしに変わっている。


「無論、そうであろう……」


 ミユはそう言うと、じっと俺を見つめる。上目遣いで、甘えん坊の子供のような目。

 もちろんこの視線の意味はフライドチキンを食べさせろ、との意味。

 どうやら今日はケンタに決定のようだ……。


「じゃあ、フライドチキン、食べる?」

「答えるまでもない! 万を超える店舗を持つに至ったその真髄、我が舌で確かめようではないか」


 ミユは大きく頷くと、颯爽と店内へと歩を進める。


   ◆


「ほほう。これがケンタッキーフライドチキンであるか。……赤いのう」


 ミユは店内を見渡すと、早速色の感想を述べる。

 異世界の人の特徴なのか、ミユの癖なのかまずは店舗の色味が気になるようだ。


「さようですね。それに雰囲気が明るく、なんとも楽しげですね」


 エレノワもミユに同調して感想を述べる。

 俺にとっては見慣れた店内の様子だが、異世界の人間からすると、そのような印象を受けるらしい。


「我が国にも鶏の肉を商う店は存在するが、このように明るい雰囲気ではないのう」

「たしかに、ケンタッキーフライドチキンに入るまでは気がつきもしませんでしたが、我が国の鶏のお店はどの店も薄暗くて、なんだか殺伐とした雰囲気でございます」


 ミユとエレノワは少し残念そうな様子。

 …………殺伐とした雰囲気!?


「なんで、そんな雰囲気なの?」

「なぜでしょうか……。やはり鶏を処理することで精いっぱいで店内の雰囲気まで手が回らないのでしょうか?」


 エレノワの仮説に大きくうなずくミユ。


「なにせ鶏は石化ガスを吐くからのう。油断すれば命取りである。店を明るくして、鶏を刺激するのは危険すぎる」


 石化ガス? なんだ、その鶏は……。


「……その鶏、美味しいの?」


 俺の感覚だと、基本的に毒ガス的なものを噴出させる動物にはまったく食欲が湧かないのだが……。


「美味であるぞ。こちらの世界のナンバーワンであるケンタッキーフライドチキンであっても、あの美味しさと並ぶのは難しいかもしれぬのう。しっかりとした歯ごたえ、ジューシーな肉汁、口の中が麻痺するようなピリリとした刺激……」


 ミユは異世界の鶏の味を思い出しているのか、ぺろりと舌なめずりをしているが……。

 ……麻痺するようなって、大丈夫か? 石化ガスがちょっと残ってるんじゃないのか?

 相変わらず異世界の食に関する事情は理解しがたいものがある。

 そして、それはミユたちにとっても同じだろう。

 こちらの世界の食べ物はどれも初体験で想像すらできないものばかりのはず。

 ならばフライドチキンを食べてもらって、石化ガス鶏との違いを身をもって体験してもらうしかない。

 まずは注文からだ。

 俺はミユとエレノワを伴ってレジの前へと進む。

 異世界人を含む三名の客を店員さんは笑顔で出迎える。

 店員さんに持ち帰るか、店内で食べるか、尋ねられ、店内で食べる旨を伝える。

 こちらの世界の住人であれば、当然の流れである。

 そしてここから注文に入るのであるが……。

 カウンターには馴染みのメニュー表。バリエーション豊かなセットメニュー、そしてサイドメニュー、デザート類と並んでいる。

 ミユにとっては初見のメニュー表。しかもケンタッキーフライドチキンはメニューが多種多様、すぐに把握するのは難しいだろう。

 ミユは真剣な様子でメニュー表を食い入るように見つめている。


「ふーむ……。この板はつやつやしているのう」


 なんと、メニュー表の素材に気を取られていた!

 記されているメニューを一切読むことなく、プラ板製のメニュー表をツルツルと撫でている。


「違う、違う、なにを食べたいか決めて!」


 メニューの質感をのんびり確かめていると後ろに並ぶ人に迷惑をかけてしまう。

 ケンタッキーフライドチキンのレジでもたもたするのは禁物である。

 しかしミユは慌てることはない。さほどメニューを見ることなく悠然としている。


「むろん。成彦殿に任せる!」


 完全に俺にお任せである。


「やはりはじめての食べ物は成彦様に選んでもらうに限ります」


 エレノワも完全に同意。

 ……まあ、そうなるとは思っていたが。

 ならば、選ぼうじゃないか。

 というか、ケンタッキーフライドチキン初体験でオリジナルチキンを食べない手はない。

 チキンフィレサンドや和風チキンカツサンド、そしてちょっとお腹が空いたときにぴったりのツイスター、どれも美味しいが、やはりまずはオリジナルチキン。いわゆる一般的にフライドチキンと呼ばれているアレだ。まさにこれこそがケンタッキーフライドチキンの本体なのである。

 ……となれば、オリジナルチキンセット、2ピースセットであれば、オリジナルチキンが二つと、サイドメニューでビスケット、コールスロー、フライドポテト、クリスピーのいずれかが選べるセットだ。


 ――いや、違う。これは引っかけだ。


 普段通りひとりで食べるのであれば2ピースセットでいいのであるが、いまは三名。

 三名がそれぞれ2ピースセットを頼むよりも、6ピースバリューパックを頼んで三人で2ピースずつ分けた方が安いのだ。

 しかもケンタッキーフライドチキンはセットを頼むとドリンクもお安くなるのだが、なんと6ピースバリューパックひとつ注文すれば三人分のドリンクがちゃんと割り引きになる。


「6ピースバリューパックを下さい」


 ここまでの思考に必要とした時間はほんの数秒。

 そうすると、当然ながらサイドメニューを選択するフェーズへと移行する。

 6ピースバリューパックのサイドメニューは三つ選ぶことができる、ならば……。


「コールスローふたつとポテトひとつで」


 やはりオリジナルチキンのサイドメニューといえばコールスローが鉄板。

 フライドチキンの油を消して、さっぱりさせてくれる。

 かといって、全部が全部それだけではなく、いちおう一本、二本はポテトもつまんでおきたい。守備を重視しながらも、それ一辺倒になりすぎない、そんな布陣である。

 そして飲み物も三つ、ここもさっぱり重視でウーロン茶。

 これで注文完了だ。


「相変わらず成彦殿の注文は淀みがないのう。まるで鍛え抜かれた剣士の剣さばきのようであるのう。ケンタッキーさばきの達人である」


 傍らで注文する姿をじっと見ていたミユが感嘆の声を上げる。


「……そもそもケンタッキーさばきとやらを聞いたことがないし、なんにも特別なことはやっていないよ」

「いや、一見すると、何気ない注文に見えるが、おそらく成彦殿の脳裏では様々な状況が想定され、瞬時に何手も読み、この注文に至ったに違いあるまい。達人とはそういうものじゃ」

「……なんか、猛烈に恥ずかしいよ」


 そんな会話をしながら、待つことしばし、6ピースのオリジナルチキンとコールスローふたつにポテト、そしてウーロン茶三つがカウンターに登場する。

 準備完了。いよいよ、ミユとエレノワのケンタッキーフライドチキン初体験のときだ。

 近くの席につくと、早速オリジナルチキンの入った箱を開く。


「これはっ! ……非常にいい香りがします……なんとも表現できないのですが」


 開封と同時にエレノワが感嘆の声を上げる。

 俺でなくとも日本中、下手をしたら世界中のほとんどの人にとって馴染みの香り。

 ハーブとスパイス、そして鶏の脂のなんともいえないハーモニー。

 俺にとっては定番すぎて、まさにケンタッキーフライドチキンの香りと表現するしかない香りだ。

 ……これほど食欲を誘う香りもあるまい。正直、俺の食欲もMAXだ。

 そしてそれはミユとエレノワも同じようだ。

 ふたりとも身を乗り出してチキンを覗き込みながら、目をキラキラさせている。


「よし、食べようか」


 俺はふたりに過剰気味なほどたっぷりとっておいた紙ナプキンを配布する。


「ほほう。手づかみであるか。野趣あふれるスタイルであるのう。そういえば、サンダースとやらも優しげにみえて、どこか野生の猛々しさを感じる面持ちであった」


 ……まったくそんな感じはない。むしろ優しさ一辺倒だと思うが。

 しかし、そんなことをツッコむ暇はない。

 待ち切れないと、ミユは紙ナプキンを使ってチキンを掴んでいる。


 ――ほほう。サイを選ぶか。さすが異世界王女。


 俺は内心、ミユの選択に拍手を送る。

 オリジナルチキンは全部で五種類の部位がある。その中でサイは腰の肉。

 もっとも肉のボリュームが多く、そして肉質もジューシーなのだ。

 お店の規定により6ピースバリューパックにサイは一つしか入っていない。

 初体験で躊躇なくそれを選び取るとは………………。

 なんて食いしん坊なんだ!

 一方エレノワはドラムを選んでいる。いかにもチキンらしい形をした脚の肉。お肉の量は控えめだが、さっぱりとした味わいで、なにより食べやすくて、品よく食べることができる。

 こちらもさすがは従者である。

 ちなみに俺のケンタッキー占いによると、パーティバーレルなどチキンが選べる場合の選ぶ部位による性格診断は以下の通りである。


【びっくりするほどよく当たる! ケンタッキー占い】


・ドラム(脚) 大人しく、優しい性格。周りの人に気を使うが、他人の評価を気にしすぎる面も。

・リブ(胸) マニアックで我が道を行くタイプ。こだわりが強すぎで、やや協調性に難あり。

・キール(ささみ) 冷静そうに見えて、内面に熱い気持ちを隠している。そのため誤解されやすい。

・ウイング(手羽) 好奇心旺盛、なんにでもチャレンジするタイプ。気になるととことん熱中するが、飽きると完全に興味を失う。

・サイ(腰) 団体行動より個人プレイが好き。直観力に優れ、感性で生きる。わがまま。


 そんな占いを勝手に作っているのだが、そんなものを披露している場合ではない。まずは味わってもらわないと。

 ついにミユとエレノワがチキンにかぶりつく。


「おおぅ……。美味じゃ……。これは……。美味じゃ、美味じゃ、美味じゃのおおおおう!」


 口の中を駆け巡る初ケンタッキーの衝撃。その美味しさに身悶えるミユ。

 ひと口食べてはのけぞったり、身体をくねくねさせたりと忙しい。


「まことに……。お肉がとてもふっくらとしていて、ジューシーでございます。ほろほろと口の中で自然に崩れて……」


 エレノワもうっとりとした表情。まさに夢心地といった様子。


「じわじわ圧力をかけながらじっくりと揚げているらしいよ」


 俺のプチ情報にエレノワは目を丸くして驚いてくれる。


「なんと、そんな手間を……。我々の世界でも石化ガスを避けるために、鶏の後方からじわじわと接近し、一気に首を掴んで圧力をかけますが……」

「比較が怖いよ!」


 ケンタッキーのオリジナルチキンはすべて国産のハーブ鶏、石化鶏などとは比べるべくもないのだ。


「お肉ももちろん美味であるが、この表面も見事であるのう」


 ミユはすでにチキンをひとつほぼ食べ終わろうとしている。


「なんていうか、独特だよね。ひと口でケンタだってわかるよ」

「うむ。サクサクとしておるのに、同時にしっとりともしておる。こんな不思議なことはない。それにこの味わいと香り。実に独特で……なんとも……美味としかいいようがない」


 少し食べては感心のため息をもらし、またひと口食べては膝を打つ。

 ミユはオリジナルチキンのスパイスの味が特別に気に入ったようだ。


「秘伝の十一種類のハーブとスパイスが美味しさの秘訣らしいけどね。でもその調合がどうなってるのかは、創業以来の秘密らしいんだ」


 いまだに十一種類のスパイスのブレンド具合はトップシークレットで段階ごとに工場を別々にするなどして、徹底して管理されているらしい。


「ほほう、それは、それは……秘伝であるか。さすがはサンダースであるのう」


 ミユの目がギラリと光る。

 やはり異世界の住人は秘密の調合などに興味を持つものだろうか……。


「我々の国では高名な薬師、錬金術師は門外不出の秘伝の調合を持っているものなのです。いわば一流の証しでございます」

「是非ともサンダースの秘伝、我が国の料理人に伝えてやりたいのう」

「だから秘伝だって。絶対に教えてくれないの!」


 なにせコカ・コーラのレシピと並んで二大企業秘密とされているシークレットレシピ。アメリカ本部の数人しか知らないらしいのだから、教えてもらえるはずがない。

 しかしなぜかミユは自信満々の態度である。


「ふふ……、錬金術師どもも口をそろえて、そのように申すのう」


 不敵な笑みを浮かべるミユ。


「姫様は公共の利益のために、そのような者たちに調合法を公開するように要請する任務も行っておりました」


 エレノワがミユの不敵な笑みの理由を説明してくれる。

 ……なるほど。そういうことか。

 ミユの表情から察するに、随分と経験豊富な様子。これまでに何度も錬金術師から調合法を吐かせた経験があるようだ。


「なにもすべての情報を強制的に公開させているのではない。必要に応じてである。知識の独占は学問の進展に悪影響があるからのう。国民生活の向上のために、やむを得ず、である」

「ケンタッキーフライドチキンの秘伝のスパイスはどう考えても、やむを得ずのケースじゃないけどね」

「いや、これはやむを得ぬ事態じゃ。この味を我々の世界で味わえぬのは、なんというか……嫌である!」


 胸を張り、堂々と宣言するミユ。

 ただ嫌なだけかよ! それでいいんだったらなんでもありだろ!


「まあ、ミユがどう思ったところで無理なものは無理だけどね……」

「ふふふ……それはどうであろうか。ケンタッキーフライドチキンに秘伝のスパイスがあるように、我々にも秘伝の薬があるからのう。あの薬を飲んで、黙秘を続けることはできぬ」

「どれほど強い意志をもった方でも堪えることはできないのです。いかなカーネル・サンダース氏でも、口を割らずにはいられません」


 エレノワがまた恐ろしい補足情報をちょい足ししてくれる。


「それに、脛を叩くと激痛がする秘伝の棒もあるからのう」

「どれほど強い脛をもった方でも堪えることはできないのです。いかにカーネル・サンダース氏でも……」

「やめろ、やめろ! カーネル・サンダース氏は亡くなってるし、そんなことを言う人にはオリジナルチキンを食べる資格はない!」


 俺はミユたちの前から、チキンを取り上げる。

 まだ三ピース残っているが、秘伝のレシピを拷問めいた手段で聞き出そうとする輩にあげるわけにはいかない。これは俺が食べる。


「なんと! 成彦殿、酷いではないか!」

 俺の顔を見つめながら、ミユがなんとも悲しげな顔をする。


「酷いのはそっちだ!」

「食べている途中でこのチキンを取り上げるのは、まさに拷問。非道の行いである。返せ、返すのじゃ。そのプルプルなるお肉を、サクサクなる衣を! 絶妙なる味わいを」


 ミユはチキンの入った紙箱を取り返そうと手を伸ばすが、いかんせん小柄な身体。ちっとも手が届かない。

 ついには立ち上がってチキンを奪還しようとするが、こっちも立ってしまえば結局届かない。


「もう、秘伝のスパイスを知ろうとしないね」

「せぬ! せぬから、チキンを! ジューシーかつスパイシーなそれを!」


 おもちゃを取り上げられた子供のように、泣きそうな顔でチキンめがけてピョンピョンと跳ぶミユ。

 どうやら十分に反省したようだ。

 俺は二度とよからぬ考えを持たぬよう誓わせて、改めて三人でオリジナルチキンに舌鼓を打つのであった。

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