天と、緑のてのひら (2)
やがて、大国主の眼差しは輝矢へ注がれる。そのときの眼差しは、幾分柔らかかった。
「おれは、そなたが憎いわけではないのだ。せめて望むとおりの死を与えよう。出雲の手にかかるのが気に食わなければ、剣をお持ちするが」
すると輝矢はしばらく黙ったあとで、あどけなさが残る唇を開く。高貴な顔立ちには、大人びた微笑が崩れることもなく残っていた。
「自刃しろと? これまで辱めに耐えて生きながらえてきたというのに、いまさら。死ぬなら大国主、あなたの手で」
輝矢の物腰は驚くほど落ち着いていたが、彼の声の余韻が消えるなり、たちまち五佐波姫の悲痛な叫び声が稲妻のように静寂を貫く。
「なにを、ばかな! 輝矢や、その男の手にかかってそなたが息絶える姿など……。そんなものを目にすれば、母は狂います! 呪いでこの男を殺せないというならば、剣を構える武将へ姿を戻して、物の怪へ姿を変えても、血を吐いても、この男を……!」
そこまで五佐波姫が叫ぶと、大国主は目の奥で小さく笑う。
それに気づいた輝矢は、背後で、矛の檻から身を乗り出す五佐波姫を気遣った。
「母上、落ち着いてください。これはすべて罠です。あなたをそう仕向けるための。僕はみずから望んで死を選ぶだけだと諦めてください。大国主の独断なんかじゃない、出雲の……」
とうとう微笑を崩して輝矢は母をいい聞かせるが、すぐさま大国主が剣の柄に手をかける。腰に佩いた金色の鞘から、鋭く磨き上げられた刃をすらりと抜いて昼間の陽光に晒すと、不穏な金音を見せつけて脅した。
「口をつぐめ、輝矢。さもなくば今すぐ首を刎ねる」
そういって、大国主が剣の切っ先を白い喉元へ向けるので、輝矢もそれ以上はいわなかった。
とうとう輝矢が剣を突きつけられると、周りに詰めかけた野次馬も、その前でずらりと並んで壁を成す出雲の武人たちも、はっと息を飲んだ。大国主の背後に立っていた高比古は、そっと視線を下げて土を見た。彼は居心地が悪そうにしていて、どちらかといえば、悔しげに唇を噛んでいた。
ひたり、ひたり。剣の切っ先を向けて輝矢の細頸を狙いながら、大国主は輝矢のもとへと近づきゆく。抜き身の刃が輝矢へ近づくにつれて、輝矢の背後で暴れる五佐波姫の悲鳴は、いよいよ大きくなった。
「やめよ、出雲の死神! わが御子に近寄るな! 去れ! 剣をのけよ!」
血がにじむような叫び声が途絶えることは、もうなかった。
でも、その悲鳴が輝矢の耳に届くことはもはやなかった。
輝矢は、自分の首を狙って近づいてくる、剣の不穏な輝きに目を奪われていた。それから、遠巻きに自分を見つめて、呆然となる狭霧の姿に意識のほとんどを向けていた。
ひたり。
「もう一度尋ねておく。狭霧の目の前でいいのだな?」
誰をも従わせる力を持った大国主の声は、鋭い。でもその裏に、輝矢は温かさも感じ取った。それで、輝矢の頬にはふたたび笑みが戻った。
「ええ。そのほうが美しく殺してくださるでしょう?」
ゆっくりと顎を上げ、大国主の黒目と目を合わせた。それから、くすっと笑ってみせた。
「冗談です。……はい。それが僕の望みです。唯一の」
剣で脅かされているというのに、輝矢はそれほど怖がらなかった。
幼な子に敬服するように、大国主は口元に父親じみた苦笑を浮かべた。
「そなたは実に聡明だ。……狭霧の相手にしたかった。これは本音だ」
「光栄です」
輝矢は、大国主をまっすぐに見上げて応えた。
その愛らしい目には、まるで挑みかかるような力を宿していた。輝矢はすでに、みずからの死に挑み始めていた。それを悟ると、大国主は敬意を表するようにわずかに顎を下げた。
「……最後にいいたいことがあれば」
「では、狭霧に」
輝矢は、そっと顔を動かして狭霧の姿を探した。
剣を突きつけられた輝矢と大国主から少し離れた場所に、狭霧は立っていた。
狭霧の目は、一瞬たりとも輝矢から離れなかったが、どうしたことか目の前の光景はぼやけて見えていて、視線が合わない。安曇に支えられているからかろうじて立っていられるようなもので、いつ倒れてもおかしくないというふうに、狭霧は目がくらんでいた。
狭霧は、この場に馴染めずに弱りきっていた。輝矢と視線が合わないのも、目の前で起きている出来事を認めたくないと、現実から目を背けたがっているようだと思った。
「狭霧」
輝矢は丁寧にその名を口に出した。こんなときですら、狭霧を心から慰めるように。
「きみがいてくれれば、僕はなにも怖くない。きみだけが僕の安らぎだから。……きみのことが大好きだった。ありがとう。……さようなら」
狭霧は取り憑かれたように輝矢の唇の動きを追っていた。そして――。
……さようなら。
その言葉を聞くと、ひくっと身体を引きつらせる。
でも、そのときに輝矢は、すでに狭霧から目を逸らしていた。
彼は、強い光を目の奥に忍ばせていた。そして、まっすぐに前を見つめると、そばで剣を構える大国主へ向かって淡々と告げた。
「済みました。いつでもどうぞ」
「……そなたの望みどおりに」
チャッ。大国主が握り直した柄が、危うげな金音を立てた。それは雷撃のように兵舎の庭を通り抜け、そこに集うすべての人を無言にした。その静けさのなか、大国主はとうとう娘へ声をかけた。
それは、配下の武人を叱りつけるときのような鋭い声だった。すぐさま従わざるを得ない、言霊のこもった命令だ。その声で父から語りかけられたのは、狭霧にとってはじめてのことだった。
「よく見ていろ、狭霧。出雲の姫なら乱世を知れ。これが出雲と伊邪那の、真の姿だ」
たちまち身体を強張らせて身構えて、命令どおりに目を見開くが……。次の瞬間。
大国主が剣で宙を薙ぐ。そして……輝矢の命を奪った。
狭霧はぐらりとよろけて、とうとう気を失った。
「狭霧!」
倒れゆく少女の身体を抱きかかえる安曇の声。輝矢の死を悲しみ、大国主を恨む五佐波姫の絶叫。異国の王子の処刑に沸く、武人たちの歓声。それらが、遠のく狭霧の意識の向こうで、寄せては遠のくさざ波のようにこだました。
「狭霧を中へ」
そう安曇へ命じる父の声もそこにあった。
それから、自分のもとへ走り寄ってくる高比古の姿もあった。彼は、これまで見たことのない脅え混じりの表情を浮かべていて、まるで、泣くのをこらえる子供のようだった。
「魂が……!
高比古は声を上ずらせていたが、狭霧にそれは泣き喚いているように聴こえてたまらなかった。
(どうしてあなたが泣いているの? ……魂って?)
目の前の光景は、どんどん遠のいていく。でも、狭霧はやたらと静かに考えた。
それから狭霧は、身体がふわりと宙へ浮いた気がした。地面に倒れ伏す輝矢の身体が、視界のすみに見えた気がした。でも、どうしてか、それを見てもいまは苦しくならなかった。
目の前に、自分に笑いかける輝矢がちゃんといたからだ。
「狭霧、大好きだよ」
狭霧と同じようにふわりと宙に浮き、優しく微笑む輝矢は、ゆっくりと腕を伸ばしてきた。輝矢の胸に飛び込もうと、狭霧も風に乗った。それから……。
足元に遠ざかっていく見慣れた建物や、ぐんぐん小さくなっていく宮の大屋根や、林。それがなぜ遠ざかっていくのか、理由を探そうとすら思えないまま、ただ狭霧は輝矢に抱きついて、抱きしめられて、ああ、幸せだなあ――。出雲も伊邪那もどうだっていい。やっぱりこうしてよかった、と、頬をほころばせて笑っていた。
輝矢と抱き合いながら天を目指している間中、狭霧はずっと幸せだった。
でもやがて、行く手の空に玉虫色に輝く雲が見えてくると、輝矢は微笑んで別れを告げる。
「ここでお別れだよ。僕は向こうから、きみの幸せを願ってるから。出雲や伊邪那の行く末なんかより、ただきみの幸せを」
「お別れって? 出雲って? 伊邪那って?」
狭霧は意味がわからずに首を傾げるが、そのうちに、輝矢の首に絡めた腕がほどけゆく。
「出雲はきみの国。伊邪那は僕の国。きみは出雲の姫だろう? きみは出雲の姫として生きるって決めただろう? 僕と離れて……」
狭霧の腕が離れた輝矢の身体は、一人だけで玉虫色の雲を目指してさらに高みへと昇ってゆく。狭霧から遠ざかりながら優しく微笑み、彼は優雅に手を振るが……。血相を変えた狭霧は、夢中で手足をばたつかせた。
「そんな……。わたしはそんなこと決めてないわ。わたしは輝矢といたいの。お願い、手を離さないで! わたしも一緒に連れていって!」
狭霧は涙ぐむが、小さくなっていく輝矢は、首を横に振って優しく笑うだけ。
「でも、ほら……。狭霧はいろんなものに守られているから。僕と一緒にはいけないんだよ」
そういって、はるか高くから見下ろす輝矢は狭霧の周りをそうっと指差した。仕草につられて見渡すと……狭霧は驚いてしまった。
そこには、狭霧を包み込むように指を広げる緑の葉っぱが空の両側から伸びていた。楓ややつでに似た、掌のかたちをする葉っぱは、天を覆ってしまうほど大きくて、狭霧が天へのぼるのを諌めるように、行く手を阻んでいる。
それ以上昇れないので、狭霧は緑の葉のすき間から輝矢の姿を目で追いかけた。喉から声を振り絞って泣き叫んだ。
「待って、置いていかないで! わたしを一人にしないで!」
でも輝矢は、微笑んだまま手を振って遠ざかる。
狭霧はなんとかして葉の隙間から天へ向かおうとするが……。その葉っぱの緑色は、不思議なほど涼しげで優しくて、そのうえ狭霧をいたわるように指の隙間をわざと広げて輝矢の姿を見せてくれる。まるで、狭霧をそこで足止めしていることを泣きながら詫びているようで……。狭霧はなぜだか葉を恨めなかった。
でも、そのうちにも輝矢は遠ざかる。
「輝矢ぁ!」
幸せな笑みを浮かべて去っていく輝矢の名を呼ぶしか、狭霧にはできなかった。
次に狭霧が目を覚ましたとき、まぶたを開けると、そこには手のひらがあった。天を目指した狭霧を阻んだ葉っぱに似たかたちだったので、狭霧は葉っぱが手のひらに変わったと疑わなかった。
狭霧の顔の上にかざされた手のひらには不思議な力が満ちていて、狭霧の傷を癒すように柔らかく指を広げていた。その指の隙間からは、見覚えのある少年の顔が覗いていた。高比古だった。でも、表情はあまりにも悲しげで……。狭霧がしばらく高比古と気づかないほどだった。
狭霧と目が合うと、高比古はほっと息をつく。
「……よかった。戻ってきた」
「……戻ってきた?」
「あんたの魂は身体を飛び出したんだ。その……死んだ王子の魂を追って」
高比古は、狭霧の顔を包み込むように覆っていた手のひらをゆっくりと引っ込めていく。言い方はおずおずとしていた。死んだ王子という……輝矢の死を話に持ち出すのを脅えるように。
狭霧は、自分の臥所に寝かされていた。
横たわった身体には布団が丁寧にかかっていて、枕元には水壷が置かれて、口を塞ぐように真っ白な布が掛かっている。そこはまるで、病に伏した人のための部屋のようだった。
ここにいるのは、医師のように狭霧の枕元に座る高比古だけで、渡殿と接する木窓からは黄色い光が差し込んでいた。この色は……終わりかけの朝のものだ。おそらくいまは、朝餉を済ませるほどの時間なのだろう。
(なにが起きたんだろう。わたし、眠ってた? 記憶がつながらない……)
ぼんやりとしながら考えるものの……。
狭霧が覚えている最後の記憶は、輝矢が殺された場面だ。父の手によって――。
まだぼうっとしているせいか、そのときほどこみ上げるものがなかった。自分でも奇妙に感じるほど、狭霧は冷静だった。
「わたしの魂が輝矢の魂を追って身体を飛び出した? それって……」
淡々とした口調で高比古に尋ねるが、彼は居心地悪そうに目を逸らした。
「あんたはあの王子の死を認められなくて、生きたまま魂を追いかけた。……生きたまま死にかけたんだ」
「生きたまま、魂を……」
その言葉を、ゆっくりと唇の奥で繰り返す。思い当たる節はあった。やろうとすればすぐに目の裏に蘇るほど、狭霧は眠っているあいだに見た夢を覚えていた。
処刑されて死んだはずの輝矢を追って抱きしめて、二人で天へ昇って、玉虫色の雲を目指した。でも狭霧は、不思議な葉っぱに阻まれて輝矢と一緒にいけなかった。天を覆うほどの大きな葉っぱのことが頭に浮かぶと、狭霧は目を開けたときに見た高比古の手のひらを思い出す。……大きな葉っぱと高比古の手のひらは、とてもよく似ていた。
「あれは、あなただった? 魂を飛ばしたわたしをもとに戻してくれたのは、高比古なの?」
べつに責めたつもりなどなかったのに。見上げても、高比古は目を合わせようとしない。高比古はそれには答えずに、小刻みに肩を震わせた。そのうえ、
「ごめん……、ごめん……」
彼は謝り続けた。狭霧は、高比古の表情を覗いた。
「どうして謝るの」
「わからない」
しばらく黙ると、高比古は懺悔するようにつぶやいた。
「ただ……あんたはあいつの死を心から庇える唯一のやつだったのに。おれはあんたに自分の考えを押しつけた。その結果、あいつから最後にすがるものを奪ったんだ。……おれを襲う怨霊をつくるだけのことを、おれは自分でやったんだ……」
高比古の言葉は独り言に近かった。
そのうえしだいに声は震えはじめて、いつか彼の頬には涙が落ちる。
「大国主にだって。あんたの目の前であいつの首を刎ねるのは、さぞ苦しかったろうに。大国主を責めるな。あなたは父か、王かと、あの人をけしかけたのはおれなんだ。……おれが」
狭霧は寝転んだままで、高比古の頬を流れる涙の筋をぼんやりと見上げていた。
高比古の言葉はわかるようでわからない。わからないようで、わかるような気もする。
でも、そんなふうに謝られても狭霧に高比古を恨む気持ちはこれっぽっちも浮かばない。輝矢を殺した父を恨む気持ちもだ。ただこみ上げたのは、どうしても高比古へ尋ねておきたかった問いだけだ。
「輝矢は野つ子になった? あなたの手を借りないと楽になれない怨霊になった?」
「いや。……泣きじゃくるあんたを見ながら、幸せそうに消えた」
涙をこぼしてはいるものの、高比古の声に震えや嗚咽が混じることはなかった。輝矢の死を悼むような特別な感情も、彼にはなかった。でも、狭霧は彼の言葉を聞けただけでほっとした。
ほっとすると涙が出た。それから、ようやく胸が現実を思い出す。
(……輝矢は死んじゃったんだ。とうさまの剣で、わたしや輝矢のかあさまの目の前で)
事実を何度も胸のなかで繰り返すと、涙は溢れて止まらなくなった。布団のなかで温められてぬるまった腕を引き寄せると、指先で涙をぬぐった。でも、もっと泣きたくて。
そばで肩を震わせる高比古の目を探すと、すがりついてしまった。
「泣いてもいい?」
高比古は目を合わせなかったが、答えた。
「泣きつく相手がおれでいいなら」
それで、狭霧はゆっくりと起き上がる。おずおずと腕を伸ばすと、高比古の胸に頬を添わせて涙をこぼした。泣きじゃくりたいと思って胸を借りたのに、いまの狭霧に溢れるのは静かな涙だけ。それが奇妙だった。
高比古は、誰かを抱きしめるのに慣れているふうではなかった。肩の高さも胸の厚みも抱きとめる仕草も、狭霧が求めたもの……輝矢のものとはまるで違う。それでも彼は、狭霧を慰めようと懸命になっていた。そういう素朴な優しさがいまはちょうどよくて、狭霧ははらはらと涙を流した。
高比古は、おずおずと狭霧の背中に腕を回したが、唇ではまだ謝っていた。
「ごめん……ごめん」
高比古を覆う苦しみは、狭霧を覆うものとはきっと別のものだ。でも、自分と同じように彼が苦しんでいることはわかったので、狭霧は高比古の胸もとで微笑んだ。それから、高比古が苦しみながら自分を思いやってくれているのと同じように、彼を思いやった。
「ごめんね、いやだよね。苦手なんだもんね、誰かがそばにいるのは」
ふと、前に彼からされた告白が胸をよぎるので、狭霧は身体を離そうとするが……。囁かれると、高比古は狭霧を抱く腕にかすかに力を込める。それから、満足そうにつぶやいた。
「……平気だよ。全然違ったから。おれが覚えていたものはもっと残酷で気味悪かったけど……あんたはあったかいから」
高比古の声は、ようやく居場所を見つけた子供のようにほっとしていた。
高比古は、狭霧の髪の上で微笑んだ。
「ありがとう」
感謝の言葉などをかけられるので、狭霧のほうが面食らう。驚いて目をしばたかせるが、狭霧はなんとなく理解した。
高比古は、自分が傷つく前に人を傷つけることで身を守ってきた少年だ。それは、生まれ持った奇妙な力や彼を苦しめた壮絶な出来事のせいで、彼がみずからの身を守るために生み出した知恵だったにちがいない。でもいま高比古は、抱えてきた数多くの鋭い刃先をようやく仕舞える瞬間を迎えたのだ。
その瞬間が、自分のそばだったことが嬉しかった。
……狭霧も似たような想いだったからだ。それで、狭霧も伝えた。
「こっちこそ。……ありがとう」
それから高比古の胸元で、こぼれゆく涙に別れを告げる。
(さようなら……輝矢。それから、無邪気だったわたし。……わたしはこれから、出雲の姫として生きるんだ)
狭霧はいま、自分がべつの人間に変わっていくような気がしてたまらなかった。
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