二人の武王 (3)

 安曇は、軍の後尾へと向かった。


 そこで後方を任された騎馬兵を集めて、戦の始まりを待った。


 やがて、出雲の軍勢が長門の王宮を取り囲むと、宣戦布告を告げる先駆けの軍使が黒山となった人垣の中から一騎飛び出していく。


 軍使は、無人となった門前の広場を横切って王宮の門へ近づき、声を張り上げた。


「長門の民よ、よく聞け。我々は先ほど、長門の軍と大和の船団に寝込みを襲われた。古くから出雲の友と名乗りし長門の民が、出雲に、ましてや、出雲の武王、大国主に刃を向けるなど、許されまじき大罪。よって、攻め入る。皆殺しにされたくなければ、王とその一族、ことごとく大国主のもとにひれ伏せ。この後、忠告はない」


 王宮の囲いとなった杭柱の向こう側には男も女も大勢いて、外の様子を窺おうと不安げに見つめている。


 話し声はなく、大勢が集っているくせに王門の前の野にはほとんど物音がなかった。くるりと向きを変えて戻ってくる軍使の馬の蹄の音が、たったったっ――と響き、余韻が薄れていく。


 軍使が要望を告げると、長門の王宮はじわりとざわついた。


 その動きを、囲い込む出雲軍はじっと凝視している。


 静けさの中、先頭で馬に乗る大国主は、くっと喉を鳴らした。


「『忠告はない』と、忠告は済ませた。――余計な時を与えるな。進むぞ。出撃の合図とともに王門を破り、中に攻め入る。狙いは王の館。逃げられる前に捕えよ」


 かちゃり――。武王が腰から剣を抜く音が、鋭く響き渡る。


 武王の腕が横に上がっていき、抜き身の剣が掲げられると、出雲軍は陣形を保ったまま、王門に向かって前進を始める。


 群れをなした狼が縮こまる鼠をいたぶるように、出雲軍はじわりじわりと囲いを狭くしていく。


 すると、王宮の方角から、人々が息を飲む気配が漂ってくる。敵の恐怖を誘いつつ、すみやかに出撃できるように、出雲の軍勢は敵との間合いを詰めていった。


 海上の戦を見越していたため、出雲軍は馬を連れていなかった。そのせいで駆兵はほとんどおらず、歩兵ばかり。


 人が走る速さは、いつもほど早くない――。


 歩兵ばかりの自軍に有利な場所まで陣を進めさせると、大国主は歩みを止める。そして、剣を高く掲げた。


「船を奪われた恨みを果たせ。王家一族を捕えるまで、退くな。裏切り者に制裁を下せ!」


「裏切り者に制裁を!」


 主の号令に、軍が呼応する。そして、地響きのような唸り声とともに、軍勢をなす兵たちが一斉に駆け出した。


 神と称えられる奇妙な気魄をみなぎらせて、大国主は部下たちを導いた。馬に乗っていたが、後をついてくる歩兵と足並みを揃えるべく、決して速く駆けすぎることはなかった。


 しかし、たった一人、歩兵の群れと大国主までを追い抜いて先駆けをした若い武人がいた。佩羽矢だ。


 佩羽矢は、敵陣にまで轟く大声を上げ続けた。


「いけ、いけ! 裏切り者に制裁を! 全員ぶっ倒すまで、退くんじゃねえ!」


 門前の野にはいまや、高見台や王宮を囲む柵の上から、弓を構えた兵が放つ矢が雨のように降りしきっている。しかし佩羽矢は、迷いも見せずに、矢の雨の中のわずかなすき間を見つけて突き進んでいく。


「呪い持ちをなめんじゃねえよ。俺が先に道を切り開く。全員、ついてこい!」


 歩兵からなる軍勢を率いる大国主と、そこから軽快に飛び出した佩羽矢。


 長門の王宮から出雲軍に狙いを定めていた弓兵たちは、目を白黒とさせて狙うべき相手を探し始めた。


「な、なんだ、あの若者は……。敵は、出雲の死神だけではないのか?」


「あの姿を見ろ! あの若者は、武王の後継者に違いない。先日、武王の娘姫を娶った男だ」


「次の武王? あんな恐ろしい形相をする武人が、次の長になるのか――」


「それより、どっちを狙えばいいんだ? 出雲の死神か? それとも、世継ぎの若者か――」


 王宮の高みから出雲軍を狙っていた矢の向きが、乱れ始めた。


 そこに、出雲の軍勢は速さを保ったまま突き進んでいく。


 門前まで行きつくと、盾を構えた前衛の陰から、木の丸太を抱えた歩兵たちが駆け出す。


 丸太は王門の扉にぶち当てられ、ドォン!と、重いものがぶつかり合う音が鳴る。


 閉ざされた王門は壊され始めて、盾をもつ兵の陰からは、次に弓兵が前に出る。大弓を構えた兵たちは、つがえた矢の先を上方、杭柱の上にいた長門の弓兵に向けた。


 ひゅん、ひゅんひゅん!


 矢が放たれ始めると、杭柱の上にいた長門の兵たちは崩れ落ちるようにして背後へ下がった。


「うわっ」


「逃げろ、ここにいちゃ矢の的になる。囲いから降りろ!」


 矢の応酬がはじまり、唸り声や指揮をとる大声が入り乱れている先陣とは打って変わって、後尾の安曇が任されたあたりは、まだ静かだった。


 戦に混じる時を待って、安曇は、歩兵より高い場所から戦況を見つめていた。


 そこから先陣までの間には兵が大勢いるので、少し遠い。細かなところまでは見えなかったが、遠目にも長門の王宮には混乱が生じていた。


 落ち着いているのは出雲軍で、取り乱しているのは敵だ。


 すうと息を吸い、安曇は共に後尾を守る騎兵たちへ告げた。


「王門が開いたら、歩兵を追い越して早駆けで中に入る。敵にとっての二つ目の脅威となればそれでよい。走り回って気を引き、翻弄しろ。考える隙を与えるな。大弓を構えろ」


 命令が下されると、騎兵たちは背中に手を伸ばして大弓を引き抜く。


 かん、きっ、ぎっ――。弓の持ち手に巻かれたなめし革を強く掴む物音が、蹄の音の連なりに加えて勇ましく揃った。


 ほどなく、前方の気配が変わる。瞬時にして殺気が満ち、出雲の軍をなす兵たちの目が前を向いた。


「門が開いたぞ、進めぇ!」


 王門で響いていた轟音がやみ、号令とともに、うわあ、という勇み声が怒涛のごとく轟く。


 歩兵が駆け足でなだれ込みはじめ、どろどろどろ……と地鳴りのような音が生まれる。


「いくぞ」


 部下の一団に命じて、安曇はみずから馬を走らせた。


 騎兵の一団が動き始めると、門前にたかっていた兵たちをまとめる武人たちが道をあけさせる。


「安曇様の一団を通せ! 通り道をあけろ!」


 一団が操る馬の蹄は強く地面を蹴り、砂塵を巻き上げた。勇ましい獣の足音を響かせながら、安曇が率いる騎馬の一団は歩兵の隙間を通って王門から中へと入り込んだ。


 王門の中は、先に入った兵たちと長門の兵たちとで、すでに争いが起きていた。見渡す限り、あちこちで兵たちが刃を交わしている。両軍は入り乱れていたが、どちらがどちらかということは、兵の顔や姿勢を見ればすぐにわかった。勢いに圧されて逃げ腰の長門軍と、攻めの姿勢を崩さない出雲軍は、明らかに違っていたからだ。


 がっ、ががっ、がっ――。獣の群れの足音と共に、騎馬軍を率いた安曇は、長門の王宮をところ狭しと駆け続けた。向かった先は、王宮の裏手だ。


 敵と刃を交わす兵たちの脇をすり抜けながら、安曇の一団は王族の背後を目指した。


「逃げ道を封じろ。戦意をなくせ。急げ。先陣には穴持様がいる。あの方は待たないぞ? 早くたどり着かねば、我々抜きで、さっさと王手をとってしまわれる」


 もっとも多くの兵がいるのは、王の館へ続く道の上だった。山蟻の列が黒く細く連なるように、出雲の兵たちは先陣がいった道筋をたどっていたからだ。


 安曇も同じ道をたどったが、あえてまっすぐ先へはいかなかった。


「回り道をしろ。敵に逃げ場があると思わせるな。騎馬の速さを生かせ」


 安曇に託されたのは、前方を目指す本軍から敵の注意を逸らすことだ。


 まっしぐらに王の館を目指す歩兵の軍団を横目で見つつ、手綱を操り、部下たちを急がせた。そして、王の館の近くまでいくと、道を曲がって裏道をいった。


「脇から回れそうだ。挟み込め」


 挟み撃ちにしようと十字路を曲がったが、その時、ちょうど王の館の前の広場では出雲軍の先陣と長門王の護衛軍との戦が起きていた。


 百戦錬磨の主を気にかけることはなかったが、ふと、馬に乗って戦う若者の姿が目に入ると一瞬目を止めた。


 佩羽矢だった。歩兵ばかりの一団のなかで馬にまたがり、憤怒の形相をして、ほかの誰よりがむしゃらに剣をふるっている。


 すぐに目を逸らしたが、その時、安曇には腹の底から笑いがこみ上げて、肩が大きく揺れるほどだった。


「どうしました、安曇様」


 隣を駆ける武人から不思議がられるので、馬で駆け抜ける疾風越しに安曇は笑いかけた。


「どうもしないが――若さというのは新鮮だなと、そう思ったんだ」


 長門の王宮に攻め込んだ出雲軍に、遠慮はなかった。


 手加減も情けもなく、力を余すことなく発揮して、かつての友国を潰そうとした。


 やがて、勝利の雄叫びが王宮の方々でこだまする。


「長門王を捕えた! 兵ども、降伏しろ!」


 王宮をなす館の数々には火が放たれ、長門の兵たちは、地面に力なく膝をつき座り込む。逃げのびようと王門から走り去っていく一団があれば、出雲の兵に取り押さえられた者もいた。


 火のついた館から長門王を囲んだ一団が出てくると、大国主と、その守りを務める武人たちの一団も引き揚げ始めた。


 早期決戦の短い戦だ。戦に慣れた武人たちは疲れも見せずに、凛々しく大国主を囲んでいる。


 その後ろにひょこひょことついていく若い青年がいた。戦装束は優美で副将並だが、周りにいる武人たちとは裏腹に、馬の手綱の引き方はおぼつかなく、馬上でぐったりとしている。


 安曇は吹き出した。


(佩羽矢だ。根尽きたのか)


 手綱を操り、そばまで歩み寄った。


 自分のもとへ近づいてくる安曇に気がつくと、佩羽矢はぼんやりと顔を上げた。


「安曇様――」


 つい今までの形相とは人が変わったような、不安げな表情をしている。安曇は、苦笑した。


「いいたいことは山ほどあるが、今回はあれでよしとしようか。及第だ」


 佩羽矢ははじめきょとんとしていたが、しだいに目をしばたかせて、頬を緩ませていった。


「及第って、それ――」


「ああ。大国主が二人になったかと思った。敵を脅かすにはちょうどよかったぞ? おまえのおかげで、私はゆっくり考え、動くことができた。穴持様もだ。助かった、ということにしておくよ」


「助かった? 本当ですか? 俺、お役に立てましたか?」


 佩羽矢の顔が、ぱっと日がさしたように明るくなった。


 それを目にした瞬間、安曇はふいに胸の奥がちくりと痛んだ。


(この顔は――異国から出雲へやってきた者が『ここで生きよう』と決めた時の顔だ。いや、戦に身を置くのだから、『ここで死のう』という決意か。今、私は、この若者に死に場所を決めさせてしまったのだ)


 安曇の心配をよそに、佩羽矢はにんまりと笑っている。


「なんだか力が出てきました。嬉しいなあ。俺、もっともっとがんばりますから!」


「頼もしいな」


 安曇は、苦笑いをした顔を保つほかができなくなった。感慨深かった。


(自分の居場所を得た者の顔でもあるか。こういう顔をむかし、私もしていたのかな――)


 ついと顎を上げて、天を見上げた。


 昼を少し回った天の色は、柔らかな青色をしていた。絹布のように薄い雲が白く広がり、するすると風に流されている。


 戦場となった地上の風景とはうってかわった、爽やかで、青い空だった。






 戦の喧騒が薄れ、済ませるべき用事が済むと、大国主は、野営地に張られた自分の天幕に安曇を呼び寄せた。


 戦装束を解くことなく、上座であぐらをかく大国主には、いまだ牙をおさめきっていない獰猛な獣じみた気配があった。真正面に安曇が腰をおろすと、大国主は膝にひじをつき、背を丸めた。


「杵築と話はできるようになったか」


「まだですが、いま、事代がふさわしい場所を探しにいっています。おそらく、間もなくかと」


「わかった。ならば、越へ急使を送り、船をありったけつくれと頼め」


「――失った戦船の代わりですね。……出雲の鍛冶にも伝えないといけませんね。船と引き換えにする鉄玉が必要になります」


「船の代わり? 長門の民でよかろう。奴婢としてくれてやれ。越は、大陸とも取り引きをしている。倭の国の奴婢は大陸では珍しく、引く手あまたと聞いたことがあるぞ?」


 獣が牙を剥くように、大国主は暗い笑みを浮かべる。


 安曇は、眉根をひそめた。


「奴婢、ですか――。あまり賢明ではないと思います。かつて倭奴が滅びの道をたどったのは、大陸からやってくる鉄玉欲しさに、引き換えとなる奴婢を得ようと近隣の国々を脅かしたせいです。近しい者を奪われる痛みは、たやすく癒せるものではありません。恨みはつのり、長きにわたって出雲を呪うでしょう」


「ああ、そうだ。だから、王族と兵に関わる者たちだけでいい。報復ではなく、牽制だ。おれがなんのために長門の王宮を焼いたのか、よもやわかっておらんわけではあるまい? 出雲に逆らえばどうなるのかを思い知らせろ。王宮の館には虜囚が大勢おろう。――そいつらを、船の代に大陸へ売り飛ばせ。神岬の浜に、奴婢小屋を建ててやればよいのだ。長門王がもくろんだとおり、栄える港になるであろうよ?」


 暗い笑みを崩そうとしない主の前で、安曇は息をつき、話を区切った。


「おおむね、御意。しかし、詳しい話はのちほど――」


 話しておかねばならないことは、ほかにもあった。


「ところで、穴持様。引島の石土王は――」


「長門まで大和の船団が進めたということは、間違いなく、引島の砦はその先に攻められただろう。――彦名か高比古に、様子を探らせろ。運が良ければ、石土なら、自分で血路を切り開く」


「我々が援軍として引島に向かうことはない――。そのようにお考えでしょうか」


 安曇がうつむくと、それを宥めるように、大国主は薄く笑った。


「おれを責めるか? それとも、失望したか」


「まさか、そんなことはありません。今、我々がいってもすでに遅いとしか、私も――」


「ああ、そうだ。遅い。それに、おれもまだ死の淵を歩いているところだ。おれが今すべきは、ここにいる兵を一人残らず出雲へ連れ帰ること――足を踏み外せば、すぐさま死の底へ転がり落ちるこの暗い淵を回って、生の国側の淵まで、たしかに辿りつかせることだ」


「死の淵、ですか――」


 反芻した安曇の前で、大国主は奇妙な微笑を浮かべた。男盛りの武王の顔ににじんだのは、孤独と呼ぶべき寂しい陰だった。


「つくづく思う。武王とは、敵を攻めるものではない。攻めた後に引き際を見極めて、退却を命じるものだ」


「退却……それに、死の淵――ですか」


「ああ、死の淵に、死の匂い。おれは、人一倍死の匂いに敏いからな。たぶん、誰よりおれがその淵を見ている。そんなものは、もう見飽きたというのに――。戦で勝つというのがどういうことか、考えたことがあるか? おれは、死なないということだと思っている。たとえぎりぎりでも命を繋いで故郷へ帰ることが、勝利の意味だろう。――おれは、おれが連れてきた連中を出雲へ連れて帰らなくてはならん。それができなくては、おれは武王でもなんでもない。だから、これ以上は攻めずに帰る。許せよ、石土――」


「穴持様……」


 安曇は、言葉を失った。


 主の言葉に胸を貫かれたと感じた。言葉ではなく、主の意志の強さにだ。


(穴持様がいれば必ず勝てると思うのは、この方がつねに、誰よりも先に一番まずい光景を視て、そこへいかないように我々を導いてくださるからだ。この方は、いつも独りで、死の世界にいるのだ。ずっと、独りで――)


 思わず、突きのぼってくるものがあった。


 ひそかに鼻をすすると、すかさず大国主がからかってくる。


「どうした。泣いているのか」


 安曇は、目を逸らした。


「ほんの少しです。いけませんか」


「別に。今は戦の旅のさなかで、男しかおらず、男が女の代わりに飯を炊き、衣を洗う場所だ。男が女々しく泣こうが、誰も構わない」


「もう済みました。少し、胸を打たれたのです」


「胸を? なぜだ」


「あなたに頼りすぎていたと――あなたが、あなたに従う全員の命を預かるということがどんなことかを、軽く考えすぎていたと――命の重さを軽んじていたのは、私だったと――」


 答えながら、安曇はいくどか深くうつむいた。


(長門の王宮を焼いたのも、虜囚を奴婢にしろとの命令も、すべて出雲を守るためのものだ。この方はいつもこうで、みずから悪役を買って出る。それが出雲を守るすべだと、この方が理解しているからだ。出雲の死神は、裏を返せば、出雲を強靭に守る守護神――。この方に守られているのを、当たり前のように感じていた。つねにそばにいて世話を焼いていたつもりが――まるでそんなことはなかったのだ……)


 安曇が黙ると、大国主は怪訝に黒眉をひそめた。


「命の重さ? おれは、姿形のないものを信じない。だから、おれが守るべき者が誰かという区別はあるが、命の重さのことは考えたことがないし、たとえ知らずのうちに考えていたところで、おまえがその優劣を決めるのはまだ早い」


 鉄の板と革をつなぎ合わせた上物のくつで、じゃっと地面の砂を掻き、立ち上がる。出雲の山々でとれた玉石で飾られた宝剣の柄を握って、がちゃりと金音を立て、大国主は安曇に背を向けて、東の方角にそびえる山に向かい、睨みつけた。


「そんなことより――出雲は、あの山の向こうだ。帰るぞ」


 何かが決まるとするなら、故郷へ全員を連れて帰った後だ。結果がすべて。そして、何かを決めるのは武王と呼ばれる自分ではなく、周りにいる人間だ――。


 大国主の背中は、無言のうちにそういっていた。


(はい、それが力の掟です。主が従うべき強い者かどうかを決めるのは、人です)


 安曇は、ゆっくりとうなずいた。


「はい、穴持様。一人残らず連れて、帰りましょう」


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