夢の裏 (2)
出発前。高比古は、集合地となった門で大岩に腰かけ、じっと目を閉じたまま動かなかった。
唇がかすかに動き、言葉なのか音なのかが判別しにくい奇妙な声が発せられる。
「……せ、さる……よ――」
それが〈
高比古は苦しそうに吐息して、背中を丸めた。
「駄目だ。どこかで雨が降ってる」
「雨が降るとまずいの?」
「事代の技の悪いところだ。大地の形や、雨や風の流れに左右される」
狭霧は薬師で、薬のことや星読みや作物の作り方など、薬師の技についてはわかるようになった。でも、事代のこととなると話は別だ。
事代という地位につけるのは、霊威と呼ばれる生まれもった才覚をもつ人に限られる。技の継承も、事代としての霊威をもつ人と人の間だけでしか為されようがなく、他の者にはそこで何が起きているのかも知りようがなかった。
そういえば、事代に徹している高比古と長く一緒にいるのは狭霧にとって初めてのことだ。これまで狭霧が一緒にいた時の高比古は、事代というよりは、戦を指揮する策士や、狭霧に技を教える薬師として過ごしていた。
「あの、高比古。今、何をしようとしていたの」
尋ねると、高比古は狭霧を見上げて苦笑した。
「佩羽矢と話そうとしたんだよ」
「佩羽矢さんと? 神事を経て、好きな時に話ができるようになったっていってたけど――」
「ああ。でも、できなかった。おれと佩羽矢の間にあるどこかで小さな嵐が起きている。そのせいか、おれとあいつが離れすぎたせいか――こうなった理由すらわからない」
高比古は、肩を落とした。
「そういえば、遠賀であんたが浚われた時も、おれはあんたを探すことができなかった。あれも地形のせいだ。あんたが匿われた浜里の裏に大きな崖があって、その向こうを探すことができなかったからだ。そのうえ、崖をこの目で見るまでは、おれは結界があると勘違いしていた。おれたちは、崖や嵐を結界と感じることがあると、それもその時に知った。つまり、事代の技というのは、偶然を見極める力なんだ。
高比古は、目元を手のひらで覆ってしまった。
「桧扇来、ここへ」
「は、はい」
呼ばれると、桧扇来は衣の長い裾をはためかせながら小走りでやってくる。桧扇来が自分の足もとにひざまずくのを待って、高比古は命令を伝えた。
「おまえ、今、
「話ですか? 精霊が多くて、ここでは無理です。夜になって風が変わるのを待つか、ここを少し離れたら、できると思いますが」
「おれも同じだ。わかった。では、ここを離れろ。おい、誰か――
高比古は部下の武人に声をかけて、桧扇来の守人役につけることにした。
桧扇来は、目を丸くした。
「わ、わかりました。ですが、いったい杵築に何をお伝えに――」
「大国主に同行している事代の誰かに話をして、今、おれが佩羽矢の気配を探すことができないと安曇に伝えさせろ。理由は不明。でも、思い当たることがあるから、原因を取り除くべくこれから山道を移動する。そう伝えて指示をあおげ」
「はい、わかりました」
桧扇来は従順にうなずく。それを見届けると、高比古は一行に出発を告げた。
「では、いこう」
阿伊を出たのは、武人たちと狭霧だけだった。山の旅に不慣れな
阿伊の離宮を出た一行は、谷筋に沿った野道を通って山奥へと進んでいく。
山奥とはいえ、山と山の間にはひらけた野や、そこに流れる大川がある。出雲の内陸奥深くへ続く野道は、そういう小山の際や谷に沿って続いていたので、木々をかきわけて進むというわけでも、際立って傾斜のきつい坂道を登るわけでもなかった。
ただし、道はかなりくねっていて、遠回りを強いられることになった。
道はやがて、山深くにある小さな里へとつながる。その里を見つけるやいなや馬を駆けさせて先に向かった武人は、一行のもとまで戻ってくると大声でいった。
「話をつけてきました。今、あなたがお泊りになる舘の支度をさせています」
「突然の来訪ですまないと、礼をしておいてくれ」
馬上から高比古が答えると、武人は誇らしげに笑った。
「はい。でも、里者たちはあなたの来訪を喜んでいました。次の武王となられる方とその奥方――大国主と賢王の血をひく御子姫、狭霧様の一行だと教えると、ひどく驚いていましたよ」
「次の武王となる方、か」
部下の言葉を反芻して、高比古は馬上で苦笑した。
高比古は背後を振り返った。そこには、後について馬で進む狭霧がいた。
「それにしても、あんたの名はこんな山里にまで伝わっているんだな。さすがは出雲一の姫君だ」
「……不思議ね。きっと、たまたまよ」
「たまたまは、そう頻繁に起きないよ」
謙遜した狭霧に、高比古はくすっと笑った。
先駆の武人の機転のおかげで、野道をゆっくりと進む一行が里にたどり着いた時、集落の門には里で暮らすすべての民が集まり、道を囲むようにして並んでひざまずいていた。王者をもてなすための、里をあげての歓迎だった。
一行を寝床へ案内したのは、しわだらけの老人だった。里の長で、里者から長老と呼ばれる齢の爺だ。
「高比古様、狭霧様。なにもない粗末な里ですが、どうぞ奥へ」
やがて日が傾き、里の
馬を駆けさせて集落の門をくぐった二人は、すぐさま高比古のもとへ出向いた。首尾を伝えるためだ。
「高比古様、安曇様と話をいたしました」
「ああ、それで?」
「大国主の船団は、石見国の港でいったん休み、今朝、再び
「長門に二度か。いつも通りの航路だな。それで、安曇はなんといっていた」
「高比古様のおっしゃる通りのことをお伝えしましたところ、了解した、とのことです。ですが、三日後の晩までにはその原因を取り除くか、杵築に戻るか、話ができるように策を練って欲しいとのこと」
「三日後の晩――。予定では、大国主の船団が引島に着く日だな。そこで、石土王との軍議がひらかれるんだ。……わかった」
言葉の選び方はいつも通りだが、高比古の口調は疲労のせいかかなりゆっくりだった。
桧扇来と三穂が訪れた高比古の居場所は、里長の住まいだった。高比古と狭霧のために里で一番寝心地のいい場所をと、里長から明け渡されたのだ。
とはいえ、住居は質素で、床は土を固めただけの土間。柱は細く、天井を覆うのは草屋根だ。せめてと土の床には、一行が離宮から運んだ敷布が広げられた。
奥の草壁を背にして高比古はあぐらをかいていたが、仕草はぼんやりして見える。
その場には一行の武人の長、
「二人とも、用が済んだなら我々はもう出よう。高比古様、どうか横になって休んでください」
「も、もちろんでございます……!」
八重比古がいうと、桧扇来が慌てて飛び出していく。その後を追うように、二人の武人も足早に住居を後にした。
三人が出ていくと、住居はあっという間に静かになる。
高比古は、苦笑した。
「なんだかおれ、病人みたいな扱いだな」
「それはそうよ。寝よう、高比古。支度をしよう? 火皿の灯かり、消してもいい?」
結局、狭霧も負けず劣らずの素早さで寝かしつけようとするので、高比古は声を上げて笑った。
「おれは、幼い童か?」
さっそく灯かりを吹き消して、敷布の上に並んで寝転び、一枚の掛け布で二人の身体を覆う。
早々に寝床についたとはいえ、狭霧に眠気はなかった。
狭霧の頭にあったのは「高比古を寝かさなくちゃ、眠ってもらわなきゃ」と、そればかりだった。それで、高比古の上腕あたりに手のひらを置き、ぽん、ぽん……と軽く触れ続けた。
暗闇の中で、高比古はそれを不思議がった。
「それ、いったいなんのまじないだ」
「おまじないなのかな。幼い頃、夜、寝る時にね、かあさまがこうしてくれたの。とん、とん……って、ゆっくり肩に触れてもらうとね、眠くなったんだ。――どう?」
「いいよ。落ち着く――」
高比古は、すう……とゆっくり息を吐く。吐息は、寝息に聞こえた。
でも、いくら寝息に聞こえようが、高比古が寝ついているわけではないと、昨晩とその前の晩を経て狭霧は思い知っていた。
互いの息がかかるほど近くで、狭霧は尋ねた。
「高比古、眠くないの?」
「不思議とな、眠くはない」
たしかに、眠れなくなってから高比古は一度もあくびをしなかったし、眠いとぼやいたこともなかった。でも、仕草は日に日にゆっくりになる。
高比古は、ため息をついた。
「ただ、疲れてる――」
「それはそうよ。眠っていないんだもの。高比古が眠るまでこうしているね。寝よう?」
「ああ」
高比古はくすりと笑った。
口数が減っていくと、長めの吐息はさらにゆっくりになる。
静かになってからちらりと隣を見ると、そこに見えた高比古の顔は、眠っている時のものによく似ていた。
(眠れた?)
よかった――と、狭霧は安堵の息をこぼした。
でも、それは長くは続かない。寝静まったかに見えたものの、ある時高比古の身体はびくっと跳ね上がる。
その後は、いつも通りだ。何かに脅えるふうに高比古は腕をさまよわせて狭霧の背中をかき抱き、自分の胸に、狭霧の額をぎゅっと力強く押し付けた。
「狭霧――いくな」
高比古は狭霧の手首を掴んで、自分の背中に回させる。求められるままに、狭霧は高比古の背中を両腕でぎゅっと抱きしめた。
「大丈夫、ここにいるから。どうしたの、怖い夢を見たの? ――『何か』がいるの?」
なぜ高比古が脅えているのか。狭霧はよくわからなかった。
それを尋ねても、高比古はろくに答えなかった。でも、内緒にしているという風でもない。
「おれもよくわからないんだ。『何か』は、いるよ。おれは、その気配を追って道を進んでいるんだから――。眠ろうとすると、そいつがおれを向くんだ。――狭霧、いくな。ここにいろ、頼む……」
お化けが来たと震える子どものようないい方だった。
安堵を誘おうと、何度も何度も、狭霧は手のひらでゆっくりと肩に触れた。
「どこにもいかないよ。ほら、いるでしょう?」
「わかってる。でも、そいつがおれを向いたと思うと、あんたが消えたと怖くなるんだ」
真昼の落ち着きが嘘のように、今の高比古は憔悴して見えた。何度も恐ろしい瞬間を覗いた後のように、冷や汗をかいてもいる。
狭霧は、おそるおそると尋ねた。
「あの、何か幻を見たりするの? 例えば、わたしがいなくなるような……」
「何もないよ。ただ、巨大で不気味なものがおれを向いて、おれをそばに呼ぼうとするんだ。呼ばれたと思うと、その瞬間に怖くなる」
「呼ばれるだけ? こっちへおいでって?」
「ああ。呼ばれている」
「どんなふうに? 声とか、聞こえるの?」
「声はしない。これは、なんなんだろうな」
話をするうちに、高比古の様子は落ち着いていく。
狭霧を抱き寄せる腕も、はじめは固くなるほど力がこもっていたが、今はやんわりと背中を囲うだけになる。声からも緊張が薄れ、いい方はゆっくりになった。
「御津を見つけてそこにたどりついたら、おれはいったいどうなるんだろう。でも、いかないと……」
「いかなくちゃ駄目なの? 杵築に戻ったり、ここを離れたりしたら――」
「できない。いかないと――」
「そうなの?」
高比古がいい切る理由が、狭霧はわからなかった。
でも、それが高比古の望みならと思うと、せめて彼を楽にしてあげたかった。
「だったら、明日も道を進まなくちゃ。すこし休もう」
背中に腕を回したまま、とん、とん……と、童を寝かせるように手のひらで上腕に触れる。
高比古は苦笑した。
「――ありがとう。あんたも、休めよ」
「ううん、いいよ。わたしなら、高比古が寝つくまでこうしているから」
「いいんだ。おれは、あんたの寝顔が見たい。そうしたら落ち着くから」
暗がりの中で、高比古は一度悩む風に口を閉じた。それから、狭霧にせがんだ。
「なら、一つ頼んでいいか」
「うん、なに」
「なあ、前にさ、歌を歌ってたろ? 須勢理様が生きていた頃、あんたに歌ってたっていう子守唄――」
それはたしか、宗像での話だ。
まだ二人で一緒にいると互いに緊張して、気を遣い合っていた頃。狭霧は高比古の隣で、母がよく歌っていた子守唄を口ずさんだことがあった。
「子守唄? ああ、うん――」
どうして今ごろになってあの子守唄のことを思い出すんだろうと、不思議には思った。でも、断る理由などなかった。
高比古は、その子守唄を聞きたがった。
「あれ、聞きたいな」
「――うん」
それで、狭霧はすうっと息を吸って、ゆっくりとした節のその子守唄を歌った。とん、とん……と、高比古の肩のあたりを手のひらで撫でながら――。
「昼のあいだは ひとつはふたつ。夜になったら ふたつはひとつ。わたしはあなた あなたはわたし。ねんねの向こうで 一緒にいよね。明日になったら また遊ぼ……」
歌が終わると、高比古は狭霧の耳もとで笑った。
「心地いい歌だな。おれが知らなかった感じだ」
高比古は手のひらで黒髪を撫で、それから、つぶやくような小声で囁いた。
「なあ。前にいおうと思って、いうのをやめたことなんだけど……今、とてもいいたくなった。聞いてくれるか?」
「――うん?」
うなずくと、高比古は、自分の顔を狭霧から隠すように耳もとにくっつけた。
「おれ――いつか、あんたと子どもが、二人で並んで寝ている寝顔が見たい」
はじめの言葉を口にしてしまうと、声にあった強張りがじんわりと溶けていく。
言いたかったことがようやく口にできてほっとしたふうに、高比古は続きをいった。
高比古がするのは、まだ見ぬ自分の子の話だった。
「なあ、子どもって、どれくらいの大きさなんだ? そばで見たことがないから、よくわからないんだ」
「少し前に里の赤ちゃんを抱かせてもらったけど……とっても小さくて、軽いよ」
子どもの話をする間、高比古の声は弾んでいた。とても幸せそうで、嬉しそうな声だ。
高比古は親から見放されて育ったと、狭霧は前に彼から聞いた。高比古が病に伏しても、両親はそのまま死んでくれと望み、我が子を我が子と認めることはなく、人ではない魔物として扱ったとか。
そのせいか、高比古は自分の親を嫌っていた。肉親だけでなく、家族というものや、血のつながりによる関係自体を嫌っていて、そんなものは無駄だといっていた。血のつながりではなく、力のつながりによって位を継承していく出雲で生きることを彼が強く望んだのも、そのせいだったはずだ。
でも、今――高比古は、かつて嫌っていたその繋がりを欲していた。
「なあ――、子どもって、生まれた後に、おれが父親だってわかるものかな」
高比古の幸せそうな声を聞くと、狭霧は泣きたくなった。
それは、彼の本心からの望みだ。いや、そう呼んでは軽すぎる、魂の望みだ――そう思うと――。
「絶対に、わかるよ――。その子は、必ず高比古のことを『とうさま』って呼んで、笑うよ……」
高比古の首に腕を回して抱きつくと、自分のものより格段に広いその肩に、狭霧はそっと頬を寝かせた。そうするしか、できなかった。
「涙が、出てくる……」
「涙? どうして」
「わからない。幸せだからかな? わたしも、あなたの子どもにこの子守唄を歌いたいって、そう思ったのかな」
口ではそういったが、実は、狭霧は、もっと別のことを考えていた。
神様が本当にいるのなら一心に祈りを捧げたいほど、未来が頼りなく感じて仕方なかった。
(本当にその日が来ますように。お願い、来ますように)
今の高比古の様子は、普段どおりではない。とても疲れていて、身体も心も少なからず弱っている。そう思うと――。
夜の間、狭霧は目を覚ますたびに高比古の顔を覗いた。
もしも眠っていたなら起こさないように――。息を殺して、まぶたがおりた彼の目元をじっと覗きこむが、そのたびに高比古の唇の端はわずかに上がる。
目をつむっているくせに、そうやって顔を覗くたびに、高比古は狭霧の視線に気づいてみせた。
(やっぱり眠れないんだ)
だから、狭霧は、高比古の背中に手のひらを回して、とん、とんと触れ続けた。
そして、翌朝。草壁の上に開いた小さな窓から淡い光がにじむ頃――。目を覚ました狭霧は、高比古の顔を覗きこんで青ざめた。
眠れなくなってから、四日目。高比古は見るからに弱っていた。ともすれば娘のようにも見える白い肌は暗くくすみ、頬やこめかみには疲れからくる脂がにじんだ。
敷布に頬を寝かせて、高比古は悔しそうにつぶやいた。
「身体がだるい。四日眠れないくらい普通なんだが……」
「それは戦場の話でしょう? 寝る暇がないくらい忙しくしているからよ。でも、今は違うわ」
「まあな。でも、眠れないくらいなら――。だるい……」
高比古が素直に不調を訴えるのは珍しいことだった。いつもなら、たとえ疲れていたとしてもそんなものは気のせいだと無理を通す人だからだ。
「高比古……。いったい、どうしちゃったんだろうね。どうすればいいんだろう――」
高比古には、普通の人と違うところがたくさんあった。
同じ齢の若者とは比べ物にならないほど知恵が豊富で、たくさんのことを知っている。
それに、気力も体力も並々ならぬものがある。少し前、狭霧が高比古から物事を習っていた間、彼は、朝から晩までろくに休みもせずに師匠役を務め上げた。習うほうの狭霧がつらいほどで、三、四日寝なくても平気だと高比古が悔しがるのも仕方ないと、狭霧は思うしかなかった。
そのうえ、高比古は出雲随一の力をもつ事代だ。群を抜いた霊威をもつくせに、気性はほかの事代と違って武人寄り。それは、これまで出雲では類のないことだという。
(ん、事代……?)
そこまで考えると、狭霧はぱっと目をあけて、むくりと起き上がった。
「そうだ、事代よ」
「――ん?」
頬を敷布につけたまま、高比古はぼんやりとしている。
「ちょっと待ってて、いいことを思いついたの!」
狭霧は、目を輝かせた。そして、身づくろいもそこそこに、住居を飛び出した。
(どうして気がつかなかったんだろう。事代の技があるじゃない――! 事代は言霊を使って不思議を起こすわよ。前に紫蘭と桧扇来は、言霊を使って、戦で怪我をした兵を眠らせていたじゃない――!)
あの二人の事代なら、高比古に眠りを与えられるはずだ。
もう何年も前の記憶をたどって名案を思いついたと喜ぶと、朝もやに沈む山里の地面を駆ける狭霧の足は早くなった。
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