『ダンテの不思議な旅』6〔メデューサーの恐怖〕後編
~ダンテ対メデュ―サー、神話の戦いが始まる~
(3)イサム仙人の正体
〇地獄 死無夜(しぶや) ヨミ号13番乗り場
猫耳とシッポにを加えた昭和のスチュワーデススタイルのミーナが
人間界から来たばかりの霊を ヨミ号、渡し舟形体(イカダ形体もある)に
案内している
ミーナ「さあみなさん、こっちですよーおミーナのお尻についきてくれるかなぁ」
ぷるんぷるん、プルーン
「おおーおいいともぉどこでもついていくぜぇ」
ミーナ「では整理券受け取ってねェ」
そう言って胸の谷間に挟んだ、整理券を突き出す
ゴクン
ドバー
霊全員、天に向かって鼻血を飛ばす アニメでよく見られる手法である
チンコロリ「カッコ・コロン(その括弧はどう言うつもりだコロ)」
ミーナ「どう言うってサービスよ、だって死んじゃってこれからの事を
思うと」
サタン社 発行の死神ジュース・死亡予約権付をゴクゴク飲みながら
言うミーナ
ミーナ「うん美味しい、やっぱりジュースサタン社に限るね、こっちの死亡予約券
は その辺の子鬼にでもやろう」(やるなよ)
チンコロリ「ダンテコロ(でも、ダンテの前ではそんなカッコ
しなかったコロ)」
ミーナ「そっ、それはーあ あのっダンテの前だと はっ恥ずかしくて」
ポッと赤くなるミーナ
チンコロリ「サテコロン(さては、ダンテにホレてたコロね)」
ミーナ「チンコロのばかァ、そんなんじゃないわよ」
チンコロリ「アヤシイコロ(あやしい)」
ますます赤くなったミーナの表情を、じっと見るチンコロリ
ドドーン
その時 天を揺るがすほどの大きな音がして洞窟が崩れ
それによって、小規模な地震が起こされる
ミーナ「あれはダンテと別れた辺りだ」
チンコロリ「ナニコロン(いったい何が起こってるコロ)」
「ヒャーーまるで地獄じゃないかあ助けてくれー」
それに動揺したいくつかの霊たちが騒ぎ出す
チンコロリ「オチツクコロ(みんな、落ち着くコロ)」
キーン
モーモ「何(あーに)やってんだ、霊たちが興奮してるぞってって
おいっチンポコぉ」
チンコロリ「コロ・コロン(チンポコじゃなくてチンコロリ、コロ)」
モーモ「じゃーそのコロっ、ミーナは」
チンコロリ「イタコロ,ミツケコロン(さっきまでいたコロ・・・
あっ見つけたコロ)
ミーナ「2人とも―後の事よろしくねぇ」
二人に手を振り、亜神(あじん)の岩場の方へ駆けていくミーナ
モーモ「こらぁ霊ほっといてどこ行くつもりだ、仕事放棄していいのか」
チンコロリ「ワカ・コロリ(まぁ行く先は想像はつくコロが)」
〇亜神(あじん)の岩場
岩場の付近にあった高い塔はメデュ―サが引き起こした地震で崩れていた
ガーデェット「誰だ―わしのテントリーを荒らしているのは」
アールマンゼィヨ(巨人族)の生き残りである魔神ガーデェットが頭から
湯気を出して怒りながらやってくる、その視覚に何かが映る
ガーデェット「来たなぁ、我が ロケット・パンツを受けて・・・み・・ろ」
メデューサー「ギャアアアア」
目がキラッと光る
ガーデェット「ウぉぉぉおお・・・」
カチン、カチン
メデユ―サーと目があった瞬間に石化するガーデェット
メデューサー「グワァァァ」
がガーン、ドどどーん
子鬼1♂「うわああああ」
子鬼2♀「アララララら―」
メディーさーの大暴れによって引き起こされた自身に
右往左往する鬼たち
メデュ―サー「ギャオ(ノ・ω・)ノオオオォォォ-おお」
ダンテ「ハイランダ―・ソード」
バッシッ
ダンテは海賊ウーロックの鏡盾でメデュ―サーの姿を映しながら
ハイランダーの剣で戦っていたが何せ直接顔を見れないので
苦戦を強いられていた
ミーナ「おーいダンテェ」
ダンテ「ばかっみーな来るんじゃない」
ミーナ「誰がばかよぉ、馬鹿っていう方が・・ムツぐぐぐぐ」
イサム仙人「ばか、お嬢ちゃん石になりたいのか?」
ミーナ「ウググぐぐ」
ミーナの口を押え、強引に岩の隙間に連れて行く目を閉じた仙人
〇岩の割れ目
ミーナ「まーたバカと言ったぁ、しかし―イサム仙人は良く目を閉じて
動けるね」
イサム仙人「まぁな これでもいろいろ修業したからな」
メデュ―サ「中々やるねダンテ、だがこの魔波(まっぱ)光線には
耐えられまいそれー」
ユルンゆるん,ユル~ン♪
ユルンゆるん,ユル~ン♪
ダンテ「なっなんだこの気の抜けるようなゆるーい音波は,ぁ~あ」
ポトッ
剣と盾を落として、両手で耳を抑えるダンテ
ガガーン、ガガガガー
メデューサが吐き出したユルーイ超音波で地獄中の建物が崩れはじめ
空からは大きな岩や芸術的な建物、おしゃぶりやおむつ あっちゃんのカード
や、まゆゆの写真集などが大量に振ってくる
(なんで地獄に、そんなものあるんだよ)
ミーナ「もーうあの怪物ったら地獄中を破壊するつもりなのかしら ねえ仙人
・・あれッ仙人はどこ行った、あッ居た」
そう言って目の前のきりたんぽの崖の上を指さすミーナ
崖の上にはポニョ?では無く、白い衣服にテンガロンハットを被った
イサム仙人が居た
イサム仙人「聞けっメデューサヨ、地獄を破壊することはたとえ
紀伊国屋文左衛門が許しても、この私がゆるさ~ん(って、ポワトリンか)
ダンテ「あっあれはイサム仙人」
メディ‐サ「黙れぃ煩悩族の仙人ごときがこの私に勝てるおつもりか」
キェー
今度はニワトリのように尖った嘴から破壊弾(ハカイダー)を発射する
メデューサ、だが仙人はそれを交わすことなくグっと握った両拳を
朝礼の時のように前に突き出す
ミーナ「んっ、前に倣えって、何するつもり?」
イサム仙人「ハーァーあ」
まえに倣えの体制から両手をゆっくりと左右に開く」
ハーァーあ、ハーァーあ、ハーァーあ
仙人の声はいくつかの岩に反射していくつにも重なって聞こえる
ドドーン 天馬あっちゃん丸と共に凄まじい「嵐」が吹き荒れ
天からは稲妻(いなずまん)が轟く
イサム仙人「寿限無寿限無ゴボウの擦り切れ 風が吹けばあっちむてホイっ
仙人の姿が段々や野獣に変わる
イサム仙人「ヘ~んしん」
ガガーン、ドシーン
その稲妻が仙人に落ちてきて、その目も眩むような眩しさに、ダンテも
ミーナも一瞬目をそらす」
ピッカー
光の中から 巨大な龍が現れる
ダンテ「あっ、あれはあの時の青い怪物」
ガリューオン「ギャアアア」
メデュ―サ「お前は、ガリューオン」
N『それは魔王の側近中の側近と詠われた、青き獣だった』
ガリューオン「ギャアアア」
メデュ‐サ「グオオオオオオ」
両者の激しく激突する、周囲からはレーザー光線が飛びかっていた
メデュ‐サ「死ねーダンテ」
ドバーン
ダンテ「うわー」
ガリューオン「危ない 乗れダンテ」
メデュ‐サのシッポ攻撃より、一瞬早くダンテを救うガリューオン
メデュ‐サ「目を閉じたままでよく そこまで戦えるとは、なるほど
煩悩族の力を融合させたと言う分けか」
〇ガリューオンの背中の上
ダンテ「ありがと助かったぜ」
ガリューオン「ダンテ今のうちに目隠しをしろ、そして俺の合図で
ハイランダ―・ソードで真っすぐに奴に切り込め、良いか
チャンスは一度だけだ、タイミングは はじめチョロチョロ
中ぱっぱ あっちゃん泣いても 胸を揉めだ良いな」
ダンテ「わっ、わかんねーし ことわざ間違ってるし」
ガリューオン「黙らっしゃい 男はグダグダ言わない
グダグダは美味しい鍋料理を作る時だ、とにかくいつでも行けるように
準備しとけや人間」
ダンテ「おっおおお」
同・地上
ミーナ「ダンテ―ぇ 仙人さーん 何だかよくわかんないけど二人とも頑張ってねぇ
あっそうだ 応援いるかなぁ、お尻フリフリお胸モミモミおならブリブリ
ヨッコランド☆ほいっウぉーお、おおお♬」
突然スクール水着になって、何処からかマイクを取り出して歌いだすミーナ
〇ガリューオンの背中の上
ダンテ「いらねーし目隠ししたから 見えないし、てかっスクール水着かよぉ
もっとその巨乳を生かせよ」
同・地上
ミーナ「なーに良く聞こえない」
同・ガリューオンの背中の上
ダンテ「危ないから その辺の岩場に隠れてろぉー」
同・地上「わっ分かった」
シュン
近くの岩場に隠れるミーナ
メデューサ「メデューサ、百縛りぃ」
N『百縛りとは無数の蛇の髪の毛で相手を縛り、鞭とロウソクで痛めつける
と言うメデューサ48手の一つだった』
ガリューオン「なんの ナンの 南のヨ―コ横浜 横須賀― なんちゃって
ロケッチ・パーンチ」
ドバーン
右腕をジェット噴射で飛ばし、蛇の髪の毛を切り裂くガリューオン
メデューサ「ならば次は奥義千本カンチョウ攻撃」
ビシュゥビシュゥ
体中の触手を手裏剣のように飛ばすメデューサ
ガリューオン「ならこちらは講師(こおし)力ビーム」
両目から黄色い光線が出る
〇ガリューオンの背中の上
ダンテ「どうでもいいけ仙人さんの技、微妙にパクッてない?」
ガリューオン「なんの ナンの 南のヨ―コ横浜 たそがれェ
ホテルのぉ小部屋っと♬」
ダンテ「・・・ギャグ好きねぇ」
小声でつぶやくダンテ
その後もメデュ‐サは 〔タップ細胞攻撃〕や〔4重国籍攻撃〕など
攻め(他人)に強く、受け(自分)に甘い攻撃を仕掛けてくるも
それを黒いウサギやメリさんの卑通治(ひつじ)〔卑劣を押し通す意〕
等の多彩な攻撃で交わすガリューオン
メデューサ「ギャオォォォ」
ガリューオン「グオオオオ」
空中で激しくもつれ合う両者
メデューサ「なつなんだ この太くてかたい触手は・・ん・・・ぐぐぐ?」
(どんな戦い何だ?)
〇ガリューオンの背中の上
ガリューオン「よしッ今だぁ 行けッアムロ 安室奈美恵ナーんちゃって」
ダンテ「アムロじゃ無いし、そのギャグいらないし」
テヤああああ
ダンテ「ハー・イー・ラー・ン・・ダ―(トリトンのオリハルコンの感じで)
ズバーン
目隠しで一直線に メデューサの額にあるニコちゃんマーク(古いぞ)を貫く
ダンテ
メデューサ「ギヤああああ、何故わらわの本当の顔を知っている」
ガリューオン「メデューサよ貴様のデーターはラマォダから聞いて知っている」
メデューサ「オノレぇラマォダ、我が石眼(せきがん)が唯一通用しなかった奴
おーぼーえーて、おれー」
しゅわしゅわぽん
ニコちゃんマークの本体を砕いたことでメデューサの体は7つの毛玉になって
四方に飛び散った、全部集めれば願いが叶うかな?
〇地上
ミーナ「やったね、ダンテェ仙人 あー常識じゃ図れないこーの世界
あー今のワタシラリルレロかきくけこぉー♫」
ダンテ「ミーナ」
ミーナ「おっおじさん」
ダンテがガリューオンからミーナにダイブするところでエンド
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