『ダンテの不思議な旅』番外編〔南の島の大冒険〕後編

 ~謎の島の驚愕な正体~


後編 魔女たちの誘惑

〇門の中 ダンテの場合

 ダンテは濃い霧の中,はぐれない様に ミーナの腰をしっかりと?掴んでいた

ミーナ「ああ、ダンテそこは腰じゃなくて胸ぁああん」

イサム「お前等仲が良いのもいい加減にせぇよ」

 すると段々、視界が晴れてくる

ダンテ「フーゥ、やっと出口についたぞ」

女性の声「どうしたのよダンテ、いきなり胸なんか掴んだりして」

ダンテ「ごめんごめんミーナ・・あれっ声が違うぞ この声はどこかで」

 よく見るとそこはダンテが地獄門を通る前に居た深い森だった

同・石ノ森

 森の中央ではダンテがミーナ以外の長い金髪髪の女性の両胸を

 掴んでいる

ダンテ「あれっ、君はベアトリーチェ死んだはずじゃあ」

ベアトリーチェ「何言ってるの最近は戦争が無いからってダンテが気晴らしに

 この森に誘ってくれたんじゃないの」

ダンテ「そっそうだっけ、何か大切なことをしてたような気がするんだが」

ベアトリーチェ「だからぁあたしを襲おうとしたんでしょ」

 チラッ

ダンテ「そっそだっけ?」

ベアトリーチェ「そうよ森にこーんなナイスバディ誘った目的は他にないでしょ」

 チラッ、チラッ

 盛んにダンテの股間を気にするベアトリーチェ

ダンテ「そう言えば こいつも ナイスバディだったな・・・ところでベアトリーチェ

 さっきから何 人の股間バッカ気にしてるの?」

ベアトリーチェ「いえっ別にたいしたことはないんだけどさあ ダンテ前に 私が

 理想の女性だって言ってくれたじゃないそれなのに その女性が胸をこーんなに

 広(はだけ)てあげてるのに、なんて ボッキしないの

 それとも理想が変わった?」

ダンテ「そっそうか そうだよね お前が理想だったんだよね・・・」

ベアトリーチェ「だった だとぉ」

 異様な目をして問うベアトリーチェ

ダンテ「えっ今俺だったと言ったけ? だった だった そうなんだよな

 さっきから 頭に浮かんでいるシルエットは」

ベアトリーチェ「もちろん私よ、喜びなさいダンテ 私があなたをメロメロ

 にして、あ・げ・るホッホッホッホッホッホ」

 パッ

 衣服を全部脱ぎすて、ダンテに迫るベアトリーチェ

 ダンテ「いっいや その、あのねまず落ち着こうよ、ベアトリーチェ

ベアトリーチェ「あーらなに遠慮してるの、コーんな事も あーんな事も

してあげるのにぃ」

 そう言って惜しげもなくカパッと股を広げAⅤ女優顔負けの仕草で、ダンテに迫る

 ベアトリーチェ

〇門の中 ミーナとチンコロリの場合

 ギュッ

ミーナ「もーうダンテったらそろそろ出口だからもう話してもいいわよダンテ」

 クルッ

 そう言って振り返るミーナ

ミーナ「あれっここは何処よ」

チンコロリ「んしょんしょそれよりミーナ、何でそんなカッコしてるコロ」

 服の中からピョコっと顔を出して言うチンコロリ

そこはどこか広い荒野だった、ミーナはメイド服を着てそこに立っている

ミーナ「いらっしゃいませぇ、お客様 何になさいますぅ なーんてやってる

 雰囲気じゃないわね

 ガバー、バババババ

 異次元にゲートが開き、そこから無数の怪人たちが現れ、それを無数の仮面の戦士が

 迎え撃っていた

 ビビーィ、ビビ―ン

 飛び交うレーザー光線

チンコロリ「いっ言ったいどうなってるコロ」

 ミーナの脳裏にDゲートと言う言葉が浮かぶ

ミーナ「頭の中で声が聞こえる Dゲート そうか あのゲートが Dゲートね」

 ドドーン

ディケード「Dゲートを始めよ」

2号「うぉおおお」

Ⅴ3「あああああ」

555「ウォおおおお」

1号「お前らを認めるわけには烏賊―ん、ライダーキック」

 怪人たちを倒した仮面の男たちはやがて巨大な空間の中から現れた 赤い魔人の影響

 で 仲間同士互いに戦い始める」

 N『そこはライダー大戦の世界だった』

 ゴーぉ

 空からはワンセブンの肩に乗ってなでしこがやってくる

なでしこ「宇宙からぁ、真野ちゃんがキタ――(゚∀゚)――!!」

スーパー1「スーパーライダー月面キック」

カブト「クロック・アップ」

 スーパー1の蹴りが決まる直前で時間を停止するカブト」

カブト「ライダーキック」

スーパー1「うぉおおおおお」

 時間を解除され 遠くの場所に吹っ飛ぶスーパー1

ファム「いっ行くわよ」

なでしこ「くっ来るかぁ」

 しばらく見つめ合う真野ちゃんと香里奈

ファム「・・まっ、負けた」

 地面にへたり込む現在の香里奈

 (なんのこっちゃ)

マリバロン「こいRX決着をつけよう」

RX「高畑いやマリバロン望みところだ、アクロバッタぁ」

 ブーン


アクロバッタが駆けつける

〇オートバイで走りながら

RX「RX」

マリバロン「おのれぇ、マリバロンパワー」

 全身から火を放ち、RXに向かっていくマリバロン

RX「デコピン」

 パーン

マリバロン「くっクライシスの大幹部ともあろうものが デコピンかよぉ」

 ドーン

 ひっくり返り、手足を交互に前に突き出しながら爆発するマリバロン

ひろみ「あっあっああんゾルさま 早く その太くて長い棒をください

 ん・・・あぐぐぐ」

 チュパチュパ

ゾル大佐「おっおお、おおおおお」

 山の隅ではゾル大佐と島田陽子が激しく濡れ合っていた

 ミーナ「ヒぇーえここは何なの、もしかして私kabanaiさんの

趣味の世界に 入りこんじゃったの?」

チンコロリ「いったいどうなるコロ」

渡「おおーここに居たか、探したよ、さあカブっと言ってくれ」

チンコロリ「なんだかよくわかんないけど、噛めばいいコロね」

 ガブッ

渡「変身」

 体中が鎖で包まれる

チンコロリ「はちゃあ?」

 (なんのこっちゃ)

〇ふしぎな島

ローラ「仙人様ぁ食事のあとは 私を召し上がりください」」

イサム仙人「うひょおおお、それはケッコウ、娘さん君の金髪は、あのペロッと

 舌を出すタレントさんそっくりじゃな」

ローラ「私は向こう岸にある大草原の小さな家に住んでいるローラと言います

 そう ですが仙人様は下が好みですか」

 そう言ってペロッいやガバっと下を出すローラ そこから長い管が仙人の口元に

 伸びる

イサム仙人「いやそう言う意味のような違うような」

 にゅるにゅるにゅる

 股間から吸盤のような物が伸びる

 ローラ「さあ仙人様 それをお口へお入れください」

イサム仙人「あの君体は一体うーん、いかん疼いてきた こいつら何か 

 誘惑キラッ光線を出しまくっとる ああ烏賊ん金柑 熱燗でいっぱい

 やッやりたくなってきた」

 ブローネ「さあ仙人様、さあ」

 そこにはブローネを始めとする美女たちが全員裸で仙人を誘っていた

同・石ノ森

ベアトリーチェ「さっさあ,ダンテさまおいでください、何遠してるの

 こんな絶世の巨乳美女に誘惑されたら男冥利に尽きるってやつでしょう」

ダンテ「そうだけど、巨乳も美女も間に合ってる俺にはミーナが

 ミーナ・・・そうだミーナだ たけてくれミーナ―」

同・大戦の世界

蜂女「死ねぇ娘」

ミーナ「きゃあああ、バロム爆弾パ-ンチ」

 パーン パーン、ズバーン

蜂女「ウォおおおおおお」

 吹っ飛ぶ蜂女

チンコロリ「おおっ、ミーナにはそれがあった」

蜂女「うううううう」

 コロン

 襲い掛かった蜂女を爆弾パンチで倒した後 ガムテープで縛って丸めて

 お尻に太い棒を刺すミーナ(おっ恐ろし)

ミーナ「たくゥって こんな世界いやよぉダンテ助けてぇ」

 助けてぇ たすけてれー

 二人の叫び声が重なる

 ビビビビビビビィ

フーちゃん「ダンテ ミーナ イーちゃん みんなぁ目を覚ますフー」

イサム仙人「んっ」

ダンテ「ここは「門の前?」」

ミーナ「あたしたち言ったいどうなったの」

イサム仙人「どうやらフーちゃんが目覚まし音波で夢から目覚めさせてくれたらしい」

ダンテ「夢?」

イサム仙人「そうじゃセイレーンの魔女たちがわし等を永久に夢の世界に

 閉じ込めようとしたようじゃ フーちゃんがおらなんだら

 わし以外は危ないとこじゃった」

ダンテ「わし以外?ほんとですかぁ 真っ先に危なかったんじゃあないですか」

ミーナ「そうそう」

イサム仙人「「そんなことはないぞ、美女の島での誘惑などなんてことはない」

ダンテ「へーえ美女の島の夢みていたんですか」

イサム仙人「いやそれは まぁなんじゃあ 人の事より お前たちは

 どんな夢見たんじゃあ」

ダンテ「俺は最初の森に居た」

ミーナ「私は何かゲームの世界に居たみたい」

ダンテ「ゲームと言う単語が俺には分からん」

チンコロリ「みんなぁ大変コロ、門が消えてるコロ」

 そこにはあったはずの門が無くなっていた

ダンテ「いったいこの島は何なんなんだ」

 ドドーン

イサム仙人「おおっ島が揺れる」

ダッダ―ン

ミーナ「きゃああああ」

イサム仙人「おおおおおおお」

 島の揺れに呼応してミーナががけ下まで飛ばされ

 続いて仙人が飛ばされてくる

ミーナ「うわっ仙人が降ってくる」

イサム仙人「あれエエエ」

 ブちゅううううう

ミーナ「バロム爆弾 ビンタ」

 パン+1000回

イサム仙人「おろろろろろ」

  バタン

 倒れたミーナと重なった際唇が触れたため

 怒りのミーナの往復ビンタを受けて失神する仙人

ミーナ「もーう全く油断ならないんだからこのスケベ仙人」

イサム「いっ今のは不可抗力だろが、それにダンテならええんか」

ダンテ「あっあはは」

ミーナ「ポっ」

 駆けつけたダンテにポッと頬を赤く染めるミーナ

 「グぉォォォン」

イサム仙人「なっ何の声じゃ」

 「ギヤアアアア」

 と鋭い声がして島から大きな顔が覗く

ダンテ「ヒぇーぇこいつは何だぁ」

チンコロリ「みんなぁこの島の秘密がわかったコロ、どうも変だと思って上から

 見てみたら、こいつは大きな亀コロ」

イサム仙人「何っ亀 するとこの島は そうか魔女たちはアーマケドンの背中に

 住み着いていたのか」

ダンテ「アーマケロン?」

イサム仙人「この宇宙が始まる前からここに住んでいる大亀じゃ」

ダンテ「宇宙が生まれる前から住んでいた、仙人わけわかりません」

ミーナ「あたしも」

チンコロリ「おいらもコロ」

イサム仙人「何っ君たちはそんなこともわからんのか、つまりじゃなあ

 この大亀はかつては白い世界(百空)に漂っていた混沌(カオス)の

 一部であると考えられておる」

ダンテ「でっその亀の好物は」

イサム仙人「人間の生体エネルギーじゃ、おそらくセーレンの魔女たちは

 甲羅の上をに住ませてもらってるお礼に 人間を呼び寄せてこいつに

 与えているっていう訳じゃな」

ダンテ「わけじゃっってそんな仙人落ち着いてる場合じゃあ早く逃げないと」

アーマケロンの顔「ブワー」

ダンテ「あああ、吸い込まれる」

ミーナ「さっさっきより強い力が」

 ピッ、ピッ、ピッ

 再び白い液がミーナの顔にかかる

ミーナ「ああっ仙人様ぁ、早くその太くて長いものをくださいぁああ」

 液を舌でペロッと舐めながら言うミーナ

ダンテ「みっミーナ、それはもう良いって」

ミーナ「ごっゴメン、つい」

セイレーンの魔女「ここの島からは誰も抜け出すことは出来ぬぞ、ほっほっほっほっほ

  どう映像 映りいいオーケイ ジャーまたね ぷり~ん」

  蛭の髪の毛のパーマに一つ目の蜘蛛の顔、上半身は巨乳下半身は人魚 しっぽは蜥蜴

  二つの玉の中心に黒い太い棒(セクシャル・チーコ)?と言う妙な杖を持った魔女セイレーン

  が3Ⅾ映像で現れ、杖を擦りそこから出る液体をべロッとしゃぶりながらキュートなお尻をフリフリ消えていく

  (映像様に入念な化粧(メイク)をしている)

ミーナ「ムっ、私だってぇ負けないんだからぁ、ぷり~ん」

 魔女に対抗して、負けずにお尻を左右に振るミーナ

ダンテ「いちいち、対抗しなくていいから」

ミーナ「あら、そうなの?」

イサム仙人「いいか2人とそのコロとか言う奴、しっかりとわしに

 捕まるんじゃ、いくぞぉチェンジ・ガリューオン」

 ドドーン

イサム仙人「ゴーおォォォオオォ、脱出」

 バサッバサッ、バサッ、バサッ

 キュウうウウウウウウン

 しかしアーマケロンが吐き出す吸引光線(レシポルド)が強力な事と

 元々 島(こうら)に強い引力があることが災いして 引力権から

 抜け出せずにいた

ダンテ「ガリューオン様,飛ばない見たいですけど」

ガリューオン「仕方ないフーちゃんスーパー合体じゃ」

フーちゃん「フーフー」

 海カブトのフーちゃんが 頭 胴体 脚部の3つに分かれる

ガリューオン「チェ―ンジゲッター」

 バシーン バシーン バシーン

 ツバサに変形してそれぞれガリューオンの両腕と腰にくっつく

ミーナ「すッ凄いスーパー戦隊みたい」

ガリューオン「行くぞ合神(がっしん)

 翼がガリューオンに同化する

 キュイン吸引キュイーン

ガリューオン「脱出パーフェクト」

バサッバサッ、バサッバサッ、バサッバサッ、

チンコロリ「仙人ガンバルコロ」

ミーナ「ガルちゃん頑張ってェ」

 チュッと背中にキスをするミーナ

ガリューオン「おおーお、フンギャラモギャラのロボ根性」

 バサッバサッ、バサッバサッ、バサッバサッ

 大きく舞い上がり,アーマケロンの引力権を抜け出すダンテ達

ミーナ「あッみんなぁ、あれを見てみて」

ダンテ「あッあれがお宝か」

 アーマケロンを指さして言う、ダンテ

  その亀の首の回りは、たくさんの巨大な金銀財宝で覆われていた

  キーコ、キーコ、キーコ

 遠くの海には霊を死者の国へ直接運ぶ カロンの舟が見えた

ミーナ「おーいカロンさーん 研修でお世話になったミーナだよぉ

  私の事覚えてるゥ」

 ガリューオンの背中からカロンに手を振るミーナ

ダンテ「地獄にもこんな美しいところがあったなんて、思いもよらなかった」

ガリューオン「ダンテよ、お前が現世に帰ってもこの光景は忘れぬことじゃ」

ダンテ「忘れない、忘れるもんか」

ミーナ「ダンテ」

ダンテ「ミーナ」

 抱き合う二人

イサム仙人「こりゃお前たち何かと言うと 直ぐくっつこうとする」

ダンテ「いっいや、これは」

ミーナ「ひがまない、ひがまない」

イサム仙人「フン、誰がひがむかっ、では帰えるぞ」

  バサッツ、バッサ

 翼を大きく羽ばたかせ上昇する、ガリューオン、ブタ・トンボ

 (ヘルガデム一帯に生息している全長7メートル程の豚の顔をした虹色の体の蜻蛉)

 の群れが東の空を虹色に染めていた

  バサッツ、バッサ

N『こうしてダンテ達の、南の島での大冒険は終わりを迎えたのだった』

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