第3章~霊夢の過去~

霊夢は私と話す時は、切ない笑顔だった。

私は霊夢に過去のことを聞いてみた。

「私の過去ねぇ、とても長い話になりそうよ」

それでもいい。知りたいんだ。彼女の過去が

――――――――――――――――――――――――――

(ここからの私は霊夢です。)

私は小さい頃に両親を亡くした。

まだ、私は幼くてよく分からなかった。

でも、とても静かな毎日だけということだけは分かっていたのだ。

私は、両親を亡くしてから誰に育ててもらったのかが分からない。けれども、一つ分かることがあった。

私の知っている人では無いことを。

今までは気にしていなかったが、

両親がいないのがいなく、問題になったのは

小学5年の頃だった。

「ねぇ、霊夢ちゃんって、お父さんとお母さん、いないんだってー!」

「何それぇー!やだぁー。ってゆーか誰に育ててもらったんだし」

私はこの会話が聞こえて、その2人の間に

入った。

「ねぇ!どうして霊夢の話してるの?

私のおかーさんと、おとーさんがどうかいたの?私も混ぜてよ!」

この一言がきっかけで私は何故かイジメられるようになったのだ。何でかは分からない。

「れーいーむーちゃん!これ宜しくね」

と、笑いながら言った。机の上には大量の

ゴミが置かれていた。何でかなぁ、と思い

捨てようと思い、集めてゴミ箱に捨てようとしたら足を引っ掛けられて転んでしまった。

でも、我慢強い私は気にしなかった。

その゙イジメ゛は酷くなり、私も不登校になってしまった。

それから今の私へと繋がった。

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